【感想・ネタバレ】明烏の女 栄次郎江戸暦8のレビュー

あらすじ

栄次郎を尾行する女の出現が、連続失踪事件の予兆であった。田宮流抜刀術の達人で、三味線杵屋流の名手、矢内栄次郎は、深川の遊女おしまから妹分おさんの行方を調べてほしいと頼まれ、早速、着手するが、やがて第二第三の失踪事件が浮上し、しかも自分の名で、女達が誘き出されたことを知る。誰が? 何の目的で仕組んだ罠と犯行なのか?

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ぞーっとする

げに恐ろしきは、女の情念。お染みたいな女に好かれてしまったのは、迷惑を通り越して、恐怖?不気味?幽霊に取り憑かれたより、たちが悪い。読んでいて、ぞーっと、背筋も凍るような心持ちだった。

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

名取のなった栄次郎はこの頃師匠と一緒に舞台の地方として出演が多くなっている。
座席では、役者ではなく、栄次郎こと仵屋吉栄に女達からの熱い視線が集中するほど、人気ぶりだ。
ともすると常軌を逸した贔屓筋がいる。
このところ、後をつける女がいたり、度々会う機会を作る女も出てきた。
そんな中、栄次郎から呼び出され行方不明になった女が三人も続くという事件が。

妖気漂う美女ではあるが気味の悪いお染という女がいた。鬼女であると師匠でさえ近づくなと、助言を。
心の師匠と仰ぐ春蝶に相談すると、芸人というのは芸が作る色気が出て、それは女を虜にするのだ、と。
栄次郎自身はそんな風には感じてなくとも、芸の域が高まってきた栄次郎が黒紋付で三味線をかき鳴らす様子は妖艶な域まで達していた。
大活躍!かっこいい栄次郎がそこに!

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2019年04月25日

Posted by ブクログ

シリーズ第八弾
栄次郎の芸も磨きがかかったか?
彼の追っかけ、ストーカーの女と結構面白い設定
極めつけは盗賊と女房に後継者にと策をめぐらさせる

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2013年03月27日

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