【感想・ネタバレ】闇夜の烏 栄次郎江戸暦30のレビュー

あらすじ

奉行所に脅迫状!

牢の頭を解き放たぬと、どこかでひとが死ぬ。
「闇夜の烏」と名乗る脅迫状の主は、いったい何者か?
犠牲者をこれ以上出さぬために、栄次郎は南町同心の鏑木真一郎に力を借すが…。

矢内栄次郎は、南町の筆頭与力・崎田孫兵衛から相談を受けた。商家から二千両以上を盗んだ盗賊の頭が捕まり、手下の「闇夜の鳥」と名乗る者から、三日以内に頭を解き放たなければ、どこかで人が死ぬという脅迫状が奉行所に届き、既に一人死んだというのだ。三味線の名手で抜刀術の達人の栄次郎は、南町同心の鏑木真一郎に協力し、犠牲者が出ぬよう奔走するが……。

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スッキリ

栄次郎の一人舞台という感じだった。今まで、隠そうとしてきた出自をも利用して、奉行所の同心と、彼が手札を与えている岡っ引きの犯罪を、暴いていく。読後は、スッキリする。

#スカッとする

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2024年09月22日

Posted by ブクログ

青柳剣一郎のシリーズと双璧とも言えるこのシリーズ。
時の権力者が旅芸人との間に設けた男児が主人公。

三味線に魅せられ、武士でありながら隠れて三味線を習い続け、今では舞台にも立つ名取。

そして居合の達人でもある。

育ててくれた父親のお節介な性分に強く感化されてそだった栄次郎。

今回も事件に助力を壊れたきっかけで、結末まで没入。

小杉健治の計算され重ねられたシチュエーションと謎の深さは読む者を惹き込む!!

0
2024年03月28日

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