あらすじ
御徒目付矢内家の次男栄次郎は、田宮流抜刀術の達人で三味線の名手である。冬のある日、師匠の杵屋吉右衛門に呼ばれ“東次郎さんが半月以上顔を見せずに心配”と言われ、兄弟子東次郎宅を訪ねるが、まったく相手にされず疑惑と焦燥に苛まれる。一方、旗本坂本家は作事奉行の要職にあり、次男の東次郎は、父東蔵を囲繞する巨悪に苦闘していた……
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今回は、脇役で
今回の話は、東次郎が、お家の為に、悪人達と戦い、その中に、盗人の敵討ちや、深川の川並達との友情も有りの話で、栄次郎は、脇役で、ちょっと出ただけだった。こういう、違う視点の話も面白かった。
Posted by ブクログ
今回は、栄次郎の兄弟子で、旗本の次男坊坂本東次郎の事件。
東次郎の父親は清廉潔白な作事奉行坂本東蔵。今上野寛永寺の本堂修繕の作業を任されている。それが、事故が多く滞っていた。
実は裏には大きな悪事が潜み勘定奉行と収賄関係にある山川屋が関係していたのだった。
東次郎は町人に身をやつして、盗賊の親方「鹿島の藤太一味」に潜入しようとしていたのだった。
当初は山川屋と結託してると思われていたが、実は鹿島の藤太の仕業に偽装して火盗改と勘定奉行、山川屋の一味が暗躍していた。
今回は栄次郎は脇役ですが東次郎の大活躍!