【感想・ネタバレ】幻の男 栄次郎江戸暦26のレビュー

あらすじ

賊が奉行所に妙な要求。
塚本源次郎を探せ! さもないと人質を殺す

賊は頭巾の浪人ら五人。人質は船宿の客たち十二人。
謎が謎を呼ぶ源次郎の正体。はたして実在の男なのか?
栄次郎の探索が始まった。

大川端の船宿『船幸』に賊が押入り、客ら十二人を人質に立て籠もった。捕物出役の奉行所の同心に奇妙な要求をしてきた。塚本源次郎という男を探し出して来い。二十八歳、細身の苦み走った顔──これ以外、わかっていない。探し出して来ないと、人質を殺す。折しも通りかかった 矢内栄次郎は、やむにやまれず事件にのめり込んでいく。はたして栄次郎の探索は……。

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汚い!

汚い!お家の再興を餌に、弥三郎を利用して、多分、秘密を知られた隠密を殺させ、使い捨てにした。冬二、音吉、弥三郎。何か悲しい話ばかりだった。

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2024年05月16日

Posted by ブクログ

第二六弾
たまたま通りかかって事件に奇妙な事件の裏に
また奇妙な押し込みも
背後に巨悪も、全てが解決したわけでなく?

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2022年03月13日

Posted by ブクログ

養父なのに、受け継いでしまった「お節介病」で、偶然通りかかった立て篭もり事件に遭遇する栄次郎。
今回も事件に関わる。

二重にも三重にも過去の事件が関わっていた。

栄次郎の面白いところは、その推理がすぐに解決には向かわなくとも、想像をいろいろな角度に変えて探索するところ。
読者はいつも栄次郎と共に事件の捜査をしている気分にさせてくれる。

事件は万々歳の解決とは言えず、栄次郎は疑問を抱えたまま次巻へ。

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2022年01月08日

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