服部京子のレビュー一覧

  • 自由研究には向かない殺人

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    本屋で何気なく手に取った作品だったが、現時点で今年出会った中で一番の作品。物語自体はシリアスだが、暗さを感じさせないカラリとした明るさに救われる。調査を進めれば進めるほどに増える容疑者、深まる謎。本作がデビュー作とは!
    ミステリー好きには是非読んで欲しい一冊。

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    2026年07月24日
  • 優等生は探偵に向かない

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    「自由研究に向かない殺人」の続編。自由研究も良かったが、こちらの方がより面白く深みがあった。冒頭から前作のネタバレになる裁判が繰り広げられているので、先に自由研究を読んでおいた方が良いです。「正義」というものに対してピッパがどんな答えを出すのか、次作に持ち越されたようなので、近いうちに次作も読もうと思います。

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    2026年07月23日
  • 自由研究には向かない殺人

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    高校生の女の子が5年前に自分の街で起きた殺人事件の真相についてを自由研究のテーマにするといういまだかつて聞いたことがない内容にグイグイと引き込まれていった。

    主人公が取材や調べたことがテキストやボードなどでまとめていくうちに読者も主人公と一緒に事件を追っている錯覚におちいるぐらいよく出来ている。

    犬好きには後半きついところがありますが、580ページの長編でもハラハラドキドキの連続で長さを感じさせません!

    ちょいちょい入れてくるアメリカンジョークもクセになります 笑

    欲を言えば、やっぱり轢き逃げの事件は私情を入れずにちゃんと公にするべきだったと思うけど、そこは刑事じゃなく女子高生って立場だからこその見解なのかな。

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    2026年07月21日
  • 優等生は探偵に向かない

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    『自由研究には向かない殺人』の続編。
    前作同様、かなりサスペンス要素の強いミステリー作品。さらに今作では正義についてやSNS上での他人の意見について主人公のピップが思い悩み葛藤するシーン等が多々あり前作以上にピップの成長をひしひしと感じた。
    また、他の登場人物もそれぞれに様々な悩みや思いを持っている姿が書かれておりその点もこの作品の魅力だと思った。
    ピップやラヴィが今後どうなっていくのか続編を読むのが楽しみ!

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    2026年07月11日
  • 卒業生には向かない真実

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    中盤から衝撃の展開になって、不安で不安で仕方なかった、、
    こんなミステリ初めてで。
    1番言いたいことは警察がとんでもなく無能なのに、なんでピップを追い詰めることに関しては有能になるの?ってことかな。
    犯罪者を野放しにしてそいつらの表の顔しか見ないで。
    深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いてるって言葉が過ぎった。
    1度踏み入れるとそれがどこまでもまとわりついてくる感じ。
    警察がやらなきゃいけないことをなぜ毎度毎度ピップがやらなきゃいけないのか憤りをずーっと感じてた。
    最低すぎる。
    ピップとラヴィと仲間たちの絆が素晴らしかった。

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    2026年07月09日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    1301冊目、ピップの強さと弱さが同じ根から生まれ、互いを照らし合うように際立つ物語だった。彼女は強いからこそ真実を追い、弱いからこそ壊れ、壊れながらも愛する者を守るために前へ進む。そのアンビバレンツさが、ただの探偵役ではなく、生身の人間としてのリアリティを与えている。事件が終わっても罪悪感や倫理の揺らぎは消えず、むしろ静かに彼女を締め付ける。その姿が痛々しくも人間的で、読者は彼女を責められず、ただ応援したくなる。勝利でも敗北でもない“重さ”を抱えながら生きるピップの姿が深く心に残った。⑤↑↑

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    2026年07月08日
  • 記憶にない殺人

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    親友が殺された夜、ドレスは血に塗れ、彼女の爪には親友の皮膚が挟まっていた。自分が親友を殺してしまったのか?その時の記憶はまったく無かった。
    そんな田舎町の事件は、5年も経てば忘れられる。しかし、人気ポッドキャスターが取り上げたことで、主人公は暗い過去へと引き戻されていくミステリー。

    読者を揺さぶり続けるというより、どんどん味付けが変わるような印象。当たりの海外ドラマをみつけたような気がした。ポッドキャストのインタビュー形式の会話が間に入るのが、上手いテンポを作っていたのかもしれない。

    文句なしに面白い。今年読むべき一冊なのは、間違いないだろう。

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    2026年07月01日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    あぁ、もう本当に余韻....。前作もだったけど最初から面白いのに後半によくここまでダダダっと押し寄せるように全ての感情を揺さぶってくるなぁ。最後はとても複雑な気持ちになった。なにが悪なのか、正義なのか.....正しさとはなんぞやと考えさせられる内容なのに、なぜか文章に重たさはなくとても読みやすくて面白い。あとしっかり世の中の理不尽さもあり "全てスッキリ!万事解決! "とはならないのも前作と同じくよかった。そうだよね、世の中そんな全部丸く収まることないもんね。にしてもローレンどうした!男に染まるタイプね!

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    2026年06月26日
  • 夜明けまでに誰かが

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    解説にあった「誰かオリヴァーをぶん殴れ」
    これにつきる。まあ、いなかったらこんな盛り上がりはなかったのでやむなし。
    中盤からずっとハラハラドキドキ。この歳にして暗い闇を抱えてる人物が何人もいて大丈夫か?と心配になる。
    レッドは心のモヤモヤが晴れて母への罪悪感が消えて暮らしてほしいしアーサーと話せてたらいいなと思う。

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    2026年06月22日
  • 夜明けまでに誰かが

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    自由研究シリーズですっかりホリージャクソンが好きになり読んだ本書。
    やっぱり好きだな!外国の方特有の会話だったり行間だったり、日本には無い部分が感じられて大好き!

    ストーリーが進むにつれて、キャラクター達の過去や隠されていた秘密がどんどん出てくるけど、最後の最後、、、!あーそうなるのね!
    ラストまでの伏線回収が怒涛のように押し寄せて、もう目を見開きながら読んじゃった、ドライアイ。
    オチは海外ドラマのようで私は大好き。

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    2026年06月21日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    単なるミステリーを超え、人間の弱さと痛みが複雑に絡み合う物語だった。「正義 vs 悪」という単純な構図は崩れ去り、真実とは常に誰かの犠牲や喪失の上に成り立つものだと痛感。ピップは優等生らしい論理性と正義感で事件に向き合うが、彼女が見つけたのは“悪人”ではなく、壊された人生を抱えた人々だった。記者を殺した彼自身もまた深い被害者だった。ピップは真実を追うことで他者の傷を暴き、自分も傷ついていく。読後、正義という言葉の軽さと人間の複雑さが胸に重く残った。人の痛みが分かる彼女こそ司法の道に進むべきだと感じた。⑤

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    2026年06月18日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    自由研究に向かない殺人の続編。
    前作のあるシーンが今作につながっているところや、
    SNSを駆使して犯人の正体に迫っていくところなど
    どうなってしまうんだとページを繰る手が止まりませんでした。

    そして読後感はピエールルメートルを読んだときのように重く、ただのハッピーエンドでないところもすごく好きでした。
    事件は終わったけど主人公の何かが永遠に変わってしまうという、前作にも劣らない衝撃があります。

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    2026年06月16日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    今回の事件は、友人のコナーの兄ジェイミーの捜索といううものだった。前回の事件から引き継がれている感情や周りの人間との関係性が、ピップを助けまたは苦しめていると感じた。

    当然のことながら、この失踪事件はただの失踪にとどまらず、過去のティーンエイジャー殺人事件とつながる大きな物となっていた。

    前回同様インタビューを使い、今回からはポッドキャストを使用することで、広く情報を集めているのが、ほかの探偵ではあまり見ないもので面白かった!

    最終的には、ピップの心にさらに大きな傷跡が残る結果となったが、周りのラビやカーラ、両親の支えのもと、高校生らしく幸せな日々を送れるようにと切に感じました。

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    2026年05月26日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ネタバレ

    1歩外に出たら殺されるシチュエーション、なぜか犯人に自分たちの行動が筒抜けになってる、が積み重なって追い詰められてく様子がめちゃリアルだった。
    どんどん追い詰められて、精神的に参ってきて、疑心暗鬼になって、半狂乱になる人もいて、何が正解で何が間違いか分からなくなる状況。心拍数上がりまくりでずっと読んでた。
    細切れで読んでたけど、絶対これは一気読みするべきだった。心拍数が収まるとスリリングさが半減しちゃう気がする。

    最初はただただ脱出劇たと思ったけど、過去に対する後悔や懺悔がとめどなくでてきて、罪の意識の話だな、と思った。親が殺されたのが自分のせいだと思ってしまってる主人公、痛々しくて可哀想だった。悪いのはどう考えても犯人なのに。

    頼れるリーダーだったオリヴァーが、追い詰められてどんどん独裁的になってきて、いくら追い詰められたとはいえ、イライラした。これはもう将来モラハラ男決定。人の話は聞かない、自分の考えがいつでも何でも正しいと思ってる、とりあえず怒鳴り散らかす。人の本性って怖い。

    マディのすべてを知った上でレッドに寄り添う心情を考えたら泣けてくる。自分の親が親友の親を殺すなんてよく誰にも言わずに自分の心の中だけにとどめて過ごせたな、と思う。

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    2026年05月22日
  • 卒業生には向かない真実

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    「自由研究には向かない殺人」シリーズ3部作堂々の完結!1作目の自由研究からここまで話が繋がってくるとは。。自由研究→2作目ポッドキャストときて3作目はどんな新規テーマでくるのかと構えてたら、第一部にてまさかすぎる展開。。第二部はこの先の展開を思うと哀しすぎてとにかく胸騒ぎが止まらない中、最後は堂々の締め括。全作違う楽しみ方ができて充実した読書タイムを過ごさせてもらいました!

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    2026年05月14日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    3部作の前日譚を読み終えて、やっとピップシリーズを制覇した感じ。
    この本を手にした時、「薄っ」とビックリしたけど、内容は今までに体験したことのないストーリーで、面白かった。
    そして、ラストは見事にシリーズへと繋がっている。

    ピップが始めた自由研究から、思いもよらぬ展開が次々に起こるのだが…。
    この本を読み終えて、ピップの置かれた状況をまた思い出し、複雑な気持ちになった。

    とにかく、ピップシリーズは、これを含めて4冊とも読むべし。
    できたら、内容を覚えているうちに、続けて。

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    2026年05月12日
  • 卒業生には向かない真実

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    ピップシリーズ、完結編。
    いやー、まさかの展開にびっくり。
    ピップの取った判断、行動は、結果としてどうだったんだろう。
    それからも、起こったかもしれない悲劇を、食い止められたのかもしれない。
    連鎖を断ち切れたのかもしれない。

    しかし、しかし…
    よく、まぁ、作者は思い切ったストーリーを作ったもんだ、と感心する。

    ただ、ただ、すごい。

    ピップの仲間たちがいいなー。
    みんなの愛情を感じる。
    今まで、ピップがたくさんの友達を助けてきたから。

    これで、ホントに終わり?
    もう少し、続きが読みたい気もするし、もう静かに平和に暮らして欲しいとも思う。

    とにかく、面白かった!

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    2026年04月21日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ネタバレ

    感想がいきなりネタバレで申し訳ないけど、あーよかった〜ってエンド。
    よかった、このエンドでよかったよ〜

    なんか、読みながら小規模ながら構成が「方舟」に似てるなーって思って、途中からドキドキしてたから。
    え、もしかしてこれ?ってね。

    小規模な、方舟。
    これはキャラクターの数だけじゃないし、場所でもない。
    構成がね、コンパクト。脇見をせずにまっすぐ進むし主人公も最初から最後まで正しくひとり。
    ただし、そのドッキリ度はなかなかのもの。
    ジグザグジグ。
    こんな感じで物語が揺れる。

    最後の最後が犯人からのメールってのが、うーん。
    主人公の反応が見たかったな、と思ったんだけど、それは余韻を残したってことなんだろうか。

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    2026年04月19日
  • 卒業生には向かない真実

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    三部作の最終章を今読み終わりました。こんな展開を予想できる人は誰もいないと思いました。このシリーズ作品は、どれも分厚い文庫本です。読み始めるのを躊躇する人がいるかもしれませんが、後悔はさせないから是非読んでほしい。ピップ(主人公)と共にこの町で起こる事件を追いかけ、時を忘れて没頭する体験を味わってみてください。今まで出会ったことのない作品でした。

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    2026年04月11日
  • 優等生は探偵に向かない

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    シリーズ2作目、と言うことで読んでみた。
    前作も読みやすく、面白かったけど、今回も著書のセンスが光っていた。

    ハラハラ、ドキドキのストーリーに、いろんな謎解きも楽しめる。

    手助けせずにはいられなかった、ピップの優しさ。
    独自の頭脳と行動力で、調査を進める。
    ホントに高校生?

    そして、またしてもピップに襲いかかる恐怖。

    一旦、事件は解決したものの、まだ続いている!
    3作目も早く読まないと。

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    2026年04月08日