服部京子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★5 事件に巻き込まれた高校生たち 嘘がヤングアダルトから大人へ成長させる #誰かが嘘をついている
■レビュー
どこにでもいそうな現代の高校生たちの青春群像劇。殺人事件に巻き込まれてしまった若者たちの苦悩、果たして彼らの未来はどうなるのか。
面白いっ ★5 登場人物たちが良すぎ!
ブロンウィン:優等生で真面目、妹思いのお嬢様
ネイト:素直になれないワルで、世間からの疎まれ者
クーパー:イケメンスポーツマン、学校一の人気者
アディ:彼氏にべったり、自分に自信がない女の子
もう、これだけでワクワクするでしょ。
特に超推しなのがアディ。
彼女は辛いことがいっぱいあったけど、この事件で成 -
Posted by ブクログ
とても素敵な本だった。
ホームレスで麻薬中毒という人生のどん底にいた青年ジェームズが、一匹の野良猫に出会ってからの物語(実話)。
一匹狼だったジェームズにとって、猫と生活を共にすると決意したことによって生まれた責任感と幸福感が、自分に自信を持たせ、人生を立て直す大きな転換となった。この辺の転換と心の動きが、私の家にも猫がいるだけに、とてもよくわかる。それくらい猫には不思議な力と魅力があるということ。
これはイギリスの本だけど、一度社会からドロップアウトしてしまうと、そこから立て直すのは難しい…というのは日本でも本当に同じことだと思う。イギリスでは政府がホームレスを支援する義務があるらしいけ -
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購入済み
とても、面白かった!
イギリスの小さな町の秘密を明かす物語。
寝る間を惜しんで読みたくなるようなミステリでした。
5年前の事件をSNSやデジタルデバイスを駆使して調べるのが、現代のミステリという感じで面白かったです。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレおすすめ作品。
アメリカン・ドリームを胸に韓国から移住してきたパク一家の営む高濃度酸素摂取による医療施設ミラクル・サブマリン。
とある夏の夜、自閉症の子どもや不妊症治療の患者への処置を行っていた最中に悲劇が起きる。
酸素ボンベの近くでの放火を原因とする火災を伴う爆発事故。
死者2名、重傷者多数の大惨事に。
一年後、法廷で訴追を受けていたのは亡くなった子どもの母親エリザベスだった。
いわゆる法廷ミステリの部類だが、一味違う。
渡米韓国人の苦難、障がいを持つ親の生活と揺れ動く胸の内、目まぐるしく局面の変わる法廷劇。
いずれの要素についても著者自身の経験に基づき、よく書き込めているかつ、バラン -
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Posted by ブクログ
*ネタバレ設定にしていませんが、きっと内容に触れています
TVでやってた「リモートで殺される」が相当イマイチでw
でも、そういう会話している中に嘘が紛れていて、次第に事の真相が明らかになっていくみたいな話が読みたいんだよなーと思っていて、思い出したのがこれ。
だって、「誰かが嘘をついている」だもん。そうなのかなーって思うじゃんw
と、思って読んだら、そういう話じゃなくて、残念!
と、思っていたら、なにこの話、面白ーい!w
謎の洋館も、嵐の孤島も、もったいぶった変人名探偵も出てこない。どんでん返しもない。
そこがいいんだよなー!(爆)
読み始めた時は、肝心4人が、秀才の女の子、天才 -
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Posted by ブクログ
舞台は現代アメリカの高校。
放課後に教師に呼ばれ反省文を書かされた5人。うち一人が死亡する。彼はインターネットで同じ高校の生徒たちの秘密を記事にしていた。そして同じ場所にいた4人も秘密を知られていたことが発覚し、警察に事情を聞かれる。生徒たちのからも距離を置かれる4人は、身の潔白を証明するために、誰が嘘をついているのかを調べ始める。
出てくるみんなに秘密があり、嘘がある。そして魅力的で癖もある。
章ごとに語り手を変える群像劇で、事件を機にまわりからの視線の変化に緊張したり、強がったりと、とにかく面白い。何を書いてもネタバレになりそうで、形ばかりしか書けないけど、すごい面白い。