服部京子のレビュー一覧

  • 自由研究には向かない殺人

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    なかなかのボリュームでしたが、後半以降は一気でした。
    危ない橋を渡りながらも調査を進めるピッパ。
    ついに事件が解決した!と思ったら、全面解決から少しずれていた。
    ここからさらなるどんでん返しがあり、全面解決する。
    私の推理は思いっきり外れてましたw。
    しかし、アメリカの学生ってやっぱり日本とは違うなと感じます。

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    2026年08月18日
  • 自由研究には向かない殺人

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    ネタバレ

    主人公が強力な推進力を持っていて、グイグイ読み進められた。
    事件の真相に迫るにつれ、深みにはまって危険に近づいている感じがとてもリアルで臨場感があった。終盤、さらなる展開があったのも良い。
    読んでいると、自分が調査している錯覚に陥るほどのめり込んだ。突飛なトリックや大どんでん返しがある訳ではないが、リアルリティを担保する為にはやむなしか。

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    2026年08月13日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ポッドキャストやSNSをうまく使う現代的なところは前作と同様におもしろいけれど、過去に起きた事件を調べていた前作と違い、現在進行形の事件を解決しようとする今作は初めから緊張感がある。その分、高校生らしさや明るさが少し減って、重苦しさがあった。

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    2026年08月10日
  • 自由研究には向かない殺人

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    主人公のピッパがひたむきに自分の信じたものを証明しようと奮闘し続ける姿に、ミステリとはまた別の軸で感動を呼ぶ作品であった。

    ある少女を殺したとされる青年は、その人となりを知っていれば、そんなことをするはずがないと多くの人が思うであろうところ、公的権力が「こうである」と判を押すことで、またメディアが囃し立てることで、いとも簡単に大衆はコントロールされ、その青年が犯人であると信じてやまなくなってしまう。
    こうした世間の冷たい目に晒されながらも、それに抗うように最後まで奮闘し続けるピッパの姿が、今の時代のなかで輝きを放つのである。

    物語の魅力としては、ピッパが事件の真相に近づいて行く中で、出てくる登場人物の誰もが犯人である可能性が出てきたり、あらたな一面が見えてきたりと、わくわくしながら読むことができた。

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    2026年08月10日
  • 夜明けまでに誰かが

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    まさに手に汗にぎるサスペンス。キャンピングカーで友人3人とお目付け役の大学生2人と旅行にでていたレッドは、電波がとどかず、パンクで身動きが取れず、さらに外にはレーザーサイト付の狙撃手という絶望的な環境におかれることになる。狙撃手の狙いは6人のうち誰かがかかえる秘密を知ること。互いに秘密を抱える6人の疑念、焦り、いらだち。物語はレッド視点で描かれますが、序盤から細かい伏線がちりばめられていて、終盤に怒涛の如く回収していく展開は見ものでした。衝撃的なラスト、そして読者の想像にゆだねられるエピローグもよかったです。

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    2026年08月08日
  • こうしてぼくはスパイになった

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    1944年2月、ナチス・ドイツの空襲が続くロンドンが舞台。
    主人公は13歳のバーティと相棒の救助犬リトル・ルー。
    バーティとアメリカ人少女エレノアと、ドイツから逃げてきたユダヤ人少年デイヴィッドの3人と1匹が二重スパイの正体を暴くために暗号を解いて活躍する。

    書店や文学作品がいい感じで使われているところや、バーティがお兄さんとお母さんと離れて暮らしているらしいこと、行方知れずになっていたエレノアの家庭教師のこと、といった伏線がうまく回収されているのがよかった。

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    2026年08月08日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    今回はどんでん返しは少なめ。殺人後の工作がそんなにうまくいくのかなと思い心配になりながら読み、ヘッドホンの件で終わったと思うがなんとか乗り切り最後はハッピーエンド。警察がちょっと無能すぎる感あるが全体的によくまとまっていて良い作品です。周りを絶対に巻き込まないってところが今までにない感じ。

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    2026年07月25日
  • 自由研究には向かない殺人

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    初めて読んだ海外翻訳文学がこの『自由研究には向かない殺人』でした。とにかく読めば読むほど容疑者が増え、途中から紙に人物相関図を書きながら主人公と一緒になって作業ノートを読みながら最後まで頭に酸素が足りなくなりながら犯人を追いかけた数日間でした。若さ故の無鉄砲さ、ハラハラドキドキさせられると共に、主人公の常に公平な視点であろうとする姿にハッとさせられる。これだけ没頭できるミステリ小説に出会うのって、本当に稀だなあ幸せだなあと思います。続編もあるとのことですが、この数日間かなり頭を使ったので少し休憩しようかなあと思います。

    ⚠️動物が亡くなるシーンがあります。事故的という言い方も正しくはないのかもしれませんが、私自身結構キツかったので、ペットを飼われているもしくは飼われていたことのある方は読む時にそう言うシーンがあるのかと頭に入れておくといいかもしれません。

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    2026年07月24日
  • 自由研究には向かない殺人

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    主人公のピップはクリスティ作品に出てくるタペンスに似ていると思った。好奇心旺盛で、危険がわかってても好奇心の方が勝って首を突っ込んでしまい、実際何度か危険な目に遭うので、読んでいてハラハラさせられます。 分厚い本で前半は長く感じたけれど、後半はスリリングな展開であっという間でした。

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    2026年07月23日
  • 卒業生には向かない真実

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    まさか、こんな結末を迎えるとはシリーズ1作目を読んだ時には考えられなかった。
    最初は青春ミステリーのような爽やかな様相からだんだんとティーンエイジャーが抱える問題や社会の闇までこのシリーズを通して様々な読書体験をさせてもらった。

    途中、中々文字だけでは状況を把握するのが難しい場面がありそこが少しマイナス。
    ただ、今作を含めたシリーズ全体を通して本当に読んで良かったといえる作品だった。

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    2026年07月21日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    前作のラストから完全に地続きの世界観で、ピップとラヴィの関係性や、街を揺るがした事件のその後の空気を生々しく味わえる見事な続編です。
    ​そして、ドラマ版と比較した際の「原作ならではのバランス」も非常に興味深いポイントです。
    ​原作小説では、マックスの性的暴行事件の裁判が裏で進行しているものの、あくまでメインはジェイミーの失踪事件の捜査にあります。そのため、ドラマ版のようにマックスの裁判を重厚に描き、あの強烈なラストシーンをアクセントとして機能させていた構成を観た後だと、原作のマックスへのフォーカスの薄さに少し物足りなさを感じるかもしれません。ドラマ版の方が、マックスという存在がもたらす胸糞悪さと緊張感がピップの精神的負荷としてより立体的に機能しており、エンタメとしてのメリハリが効いていたと感じます。
    ​とはいえ、小説版はインタビュー形式の書類やSNSのログがそのまま紙面にレイアウトされている面白さがあり、チャーリーの正体が明かされるシーンの静かな衝撃は原作ならではの凄みがあります。ドラマ版のあの素晴らしいアクセントを頭に残しつつ、ピップのより内省的でダークな心理戦をじっくり活字で掘り下げるという意味で、シリーズのファンなら大満足できるクオリティの一冊です。

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    2026年07月20日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ネタバレ

    「とりあえず誰かオリヴァーをぶん殴れ。話はそれからだ」

    大好きな大好きな「母さん」と逝くことができて、幸せだったろう。

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    2026年07月19日
  • 自由研究には向かない殺人

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    とても読み応えがあり面白かった。かなり読み終わるのに時間はかかるが、読み進めていくにつれ新しい情報がどんどん増えていき、目が離せなかった。特に中盤からは怒涛のストーリー展開で、読み進める手が止まらなくなった。登場人物がかなり多いため整理しながら読む必要はあるが、それ以上に価値がある素敵な作品だった。ただかなり長いので、もう一度読むことはないかなといった印象。

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    2026年07月19日
  • 夜明けまでに誰かが

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     いやぁ、読ませるなぁ。548ページの物語をほとんど31フィートのRVの中で過ごすわけだけど(しかも、登場人物はほぼ6人!)全く飽きさせることなく、ドキドキさせるんだからスゴい!

     高校生のレッドは友人たち6人で旅行に出掛ける。道に迷った先で不運なことにタイヤがパンク。携帯の電波は通じない。スペアタイヤを入れ替えた矢先、全てのタイヤがパンクした。
     パンクの原因は石でも釘でもなければライフルだった。

     なぜ、自分たちが狙われた?誰もが狙われる理由もわからないまま、RVの中はパニックに。そんな中、狙撃者からトランシーバーが届き、どうやら狙いはある情報だった。

     6人の中の誰かが秘密にしている情報。それぞれが語り出す秘密。一体誰のどんな秘密を知りたいのか。事態は思わぬ方向に進んでいき・・・。

     これ、どうなるの!?ずっと気になってしょうがないままあっという間の548ページ!脅威のリーダビリティー。そういえば、『自由研究には向かない殺人』も571ページもあっという間だったな。それにしてもオリヴァーがムカついた笑

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    2026年07月16日
  • 夜明けまでに誰かが

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    どんどん後味が悪くなっていきながら、謎が解けていくところは、著者ならでは(?)と言えそう。何を信じていいやら。。。優しさの裏には何かがある。人間不信になりそう。

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    2026年07月13日
  • 自由研究には向かない殺人

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    ミステリー特有の「登場人物を見失う煩わしさ」がなく、中盤まで続く捜査日誌やSNSのやり取りといったレポート形式によって、読者もピップと同じ町で一緒に推理しているような臨場感が味わえました。また、ドラマ版ではカットされてしまった「サルがピップのいじめを助けたシーン」など、サルの優しい人柄やピップの動機を裏付ける原作ならではの重要な描写がしっかりと描かれている点も必見です。読み進めながら、ピップ役はドラマ版のエマ・マイヤーズが本当にぴったりだと改めて感じました。
    ​身近な人々の裏の顔が次々と明かされていく展開は読んでいて辛くなるほど引き込まれます。
    そして物語の終盤は、これまでのレポート形式は無くなり、とても動きのある文章へと切り替わります。真犯人は誰なのか、最後まで読み手を惹きつける二転三転するスリリングな展開がとても見事で、ぜひ読んでみて欲しいと思える一冊です

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    2026年07月09日
  • 夜明けまでに誰かが

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    グイグイと読ませるくらいスピーディな展開で楽しめた。解説にあった、とりあえずオリヴァーを殴らせろは激しく同意。こいついなければもう少し平和に進んだけれど、それはそれで面白くないから難しいところ。完全懲悪ではないけれど、あったかい気持ちで終わるラストはよかった。

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    2026年07月08日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    しっかりと前作の続きとして展開され、そこへ新たな事件を絡めて行くというストーリー運びがとても魅力的。
    ピップも単なるヒーローでは無く、批判の声にも晒されており、ポッドキャストやSNSを駆使する現代の探偵としての苦労もリアルだった。
    メッセージアプリのやり取りなど、そのまま落とし込んだ作風も現代的で良かった。
    何が正義で何が悪なのかといった深いテーマ性に昇華されているのも、前作よりさらなる衝撃を与えてくれた。

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    2026年07月06日
  • 自由研究には向かない殺人

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    フェアネスというのを大事にしているなと感じた。情報へのアクセスというメッセージもそうだが、ピッパの姿勢もそうだし、物語の進め方も公平性が大事にされている気がする。情報の出し方にずるさ(?)がなく、一緒に進んでいっている気がしたし、長さを忘れてしまうくらい一気に読めた。

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    2026年07月05日
  • 夜明けまでに誰かが

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    面白かった
    伏線が最後に事件の真相になりすべてが明かされるのは圧巻!
    自由研究には向かないシリーズの方が個人的には好きだけど、とても良かった

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    2026年06月18日