服部京子のレビュー一覧

  • 優等生は探偵に向かない

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    1作目が面白くて読み終わった日に
    2作目を買いに行きました。
    2作目も面白くワクワクしながら読みました。
    ピップのスカッとする行動や
    大胆な行動が一層引き立てていると思います。

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    2025年07月21日
  • 卒業生には向かない真実

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    シリーズ三作目。

    前作での事件の結末により、常に幻や恐怖に苛まれ、眠れず疲れ果てた日々を過ごすピップ。ドラッグに依存しかけたりして、見ていられない。
    そんな状況を乗り越えるために、新たな事件を解決すべきと考えるけれど(それも何だろうな…)、その前に自分が事件に巻き込まれてしまう。

    今回はホラー感やサスペンス感が強くて、ドキドキしっぱなし。
    ピップが巻き込まれた事件の犯人は、半分いかないうちに判明するけど、犯人との対峙が本当に怖くて、いくらピップでも無事では済まないんじゃないかとハラハラ。
    そしてその後も最後のページまで目が離せない。

    ちょっと心臓に悪い感じのドキドキだったなぁ。勇敢な少女

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    2025年07月07日
  • 優等生は探偵に向かない

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    シリーズ一作目を読んだのが二年前だったようで、だいぶ頭の中がリセットされてピップのいる世界に戻ってきてしまいました。面白いのですが、読む時は連続して読んだ方が楽しい作品だと思います!
    と言いつつ、三作目はまだ購入していないので、年内にはピップと再会できればと思います。

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    2025年07月04日
  • 優等生は探偵に向かない

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    シリーズ2作目。ストレンジャーシングスなど時代を映しだす事柄や、若者たちが使うGPS時計などデジタルツールをリアルに使いこなしての事件の探究は、前作同様素晴らしい。そこに前回の事件で負った葛藤も加わり深みが増したか。続けてシリーズを読んでいきたい。

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    2025年06月28日
  • こうしてぼくはスパイになった

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    戦時中のロンドンが舞台。
    大人ができなかったことを、子供たちが力を合わせてやり遂げたことに感動。小さいわんこの活躍にキュンとする。
    暗号解読部分もあって、謎解きが好きなヤングアダルトにおすすめしたくなる。

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    2025年06月22日
  • 優等生は探偵に向かない

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    シリーズ二作目。

    前作は過去の事件を探る話だったけれど、今回の事件は失踪の真っ只中で、さらに緊迫感が漂う。
    前回の事件の裁判も行われていて、裁判に行ったラヴィからその情報も明かされる。

    最初こそ、もうこんなことはしないと断っていたピップだけど、今回もどんどん危ないことに首を突っ込んでいって、あーもう心配でたまらないったら。
    新たなトラウマと向きあうことになるピップ。本当に気の毒で仕方ないけど、次回はきっと乗り越えて幸せに暮らせるようになると信じて。

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    2025年06月19日
  • 卒業生には向かない真実

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    三部作読み切りました。物語がだんだん怖くなっていき、主人公がまさかの行動に!
    この作家なかなかの力量です。

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    2025年06月08日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    三部作完結!
    衝撃の完結!!
    衝撃だったぁ ぁ ぁ!!!

    ────そして、ずっと苦しく悲しかった。

    前作を読んでから、時間が経っていたので「なんだったっけ?」と思いながら読み進めていましたが、あっという間に話にのめり込みました。

    ピップ自身を取り戻すには、正義が行われるには、これで良かったのだろか。
    仲間を感じながら、ラヴィと共にであったとしても、ピップが潰れてしまわないかと辛かった。

    『自由研究には ───』での感想でも書きましたが、小さな町の大きな悪に対して、悲しい真実に対して、ピップはどこまでも正しくあろうとした。
    そんなピップが戻ってきて欲しい。笑顔になって欲しい。

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    2025年06月04日
  • 自由研究には向かない殺人

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    長らく積読していたこちらをやっと読み終わった。
    相変わらず海外の本だと名前がなかなか覚えられず何度も登場人物のページに戻った笑

    そのままの流れでドラマも。
    小説とドラマの違いを見つけるのも楽しい。
    そして何よりエマ・マイヤーズが可愛い

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    2025年09月22日
  • こうしてぼくはスパイになった

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    少年がスパイになったのか??とワクワクしながら読む。
    大人顔負けの暗号解読に1人ではムリな事でも知恵を出し合い、時には大人に相談するという信頼と友情とそして戦時下でも生きていく強さを持つ大切さを感じることができる。今は戦時下ではないが物価の高騰に加え、働き方改革で残業が制限されて貧困にピッタリの現代でも生きる力や子どもたちのたくましさをこの本から得られたらなぁと思う。

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    2025年06月02日
  • 優等生は探偵に向かない

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    前作の続編で、SNSやインスタを使用した。情報集めやフィットビットの情報を元にした足取り調査など現代のメディアを縦横無尽に活用して、事件を解決してます。終わり方はやや悲劇的で救いがないが、なかなか面白かった。

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    2025年06月01日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    ピップにまた会えるとは思わなんだ。明るくて、少し攻撃的、憎めないピップ健在でした。帰りの車で自由研究のテーマを決めちゃいましたか。ここから始まる三部作。ラヴィとの出会いも実はここからなんだと分かりました。短編でしたが推理ロジック満載の内容でした。

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    2025年05月24日
  • こうしてぼくはスパイになった

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    戦争の厳しい現実と負の歴史… 子どもたちの生き様と成長を描いた物語 #こうしてぼくはスパイになった

    ■あらすじ
    第二次大戦後期のロンドン、ドイツからの空種が続いていた。13歳の少年バーティは、いつも救助犬のリトル・リーと一緒に民間防衛隊として任務を務めている。

    ある日バーティが急いで自転車を漕いでいると、アメリカ人の女の子とぶつかってしまう。喧嘩別れをしてしまう二人だったが、バーティはそこに落ちていたノートを見つけるのだった…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    子どもたちが大活躍する物語、しかもスパイものってのにワクワクしちゃいます。

    しかしやっぱり戦争ってのは罪作りですよ、無限の可能性が

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    2025年05月21日
  • 優等生は探偵に向かない

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    前作に引き続き怒涛の展開でハラハラしっぱなし。ピップやりすぎじゃ!?って心配になる。テクノロジー駆使してるのが現代っ子って感じ。にしても現代怖いな...
    ラヴィとの関係性もよかった!
    前作と地続きなのが素敵。

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    2025年05月20日
  • こうしてぼくはスパイになった

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    東京創元社「創元 初夏のホンまつり2025」にて購入。

    第二次世界大戦中のロンドン。空襲警報が鳴り響く中、偶然諜報員のものとおぼしきノートを手に入れた民間防衛隊の少年バーティ。ノートには暗号文が書かれている。
    ノートはアメリカ人の少女、エレノアが彼女の家庭教師でフランス人のヴィオレットから預かったもので、ヴィオレットは行方不明になっていた。
    バーティはエレノアやシャーロック・ホームズ通の友人デイヴィッドとともに、暗号を解読しようとする……といったお話。
    実際に作中と同じ手順で暗号を解読することもできるようになっており、子どもだったら喜んでやったかもなあと思う(ただし、解読したところで英語の意

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    2025年05月19日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    ネタバレ

    「受験生は謎解きに向かない」を読んだ。これでシリーズの本を全て読んだ事になる。
    非常に好きなシリーズなので、読み終わってしまったことに対する喪失感がある。
     
    このシリーズの良かった点の一つ目は謎解きの楽しさがあるということだ。
    主人公が様々な情報を使って、真実へ近づいてくという過程は読んでいて自分自身も楽しむことが出来る。
    主人公自身も頭の良さに自信があり、謎解きに対して楽しみを覚えているという点も共感できる。
    伏線をきちんと張り、三部作を通じて、登場人物が重要な役割を巻をまたいで持っているということも良かった。
     
    次に良かったと思う点は、謎を解くだけでは上手くいかないという点が現実的であ

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    2025年05月06日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    これで本当にシリーズ終わり、、寂しい。まだ闇を知る前の、普通の女子高生のピップと仲良しグループが、ジェイミー・コナー兄弟の家でマーダーミステリゲームをするお話。2作目を読んでアントもローレンも大嫌いになったけど、本当になんで仲良しグループにいるんだ?と思うくらいむかつくやつ。ゲームの結末とピップの推理はシリーズ本編の真相を仄めかすような内容で、本編を読んだ人はすごく楽しめると思う。ほかにも本編を読んでいると「この後こんなことになるなんて...」と思うところがあって、前日譚として面白かった。ホリージャクソンさんの他の作品も翻訳出版されてほしい!

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    2025年05月02日
  • 卒業生には向かない真実

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    シリーズ完結作にして最高傑作爆誕。
    単なる勧善懲悪や良心の呵責に訴えるようなチープなミステリではない。
    中盤からの展開は神懸かっている。衝撃的すぎて心情が追いつかない。この先、歴史に残るような作品になるに違いない。
    大人になったピップのシリーズも読んでみたいと切実に思うし、脳内では完全にエマワトソン、というかハーマイオニーで再生される。

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    2025年04月26日
  • 車椅子探偵の幸運な日々

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    SL 2025.4.1-2025.4.4
    ミステリ仕立ての思索に富んだ作品。
    いろいろ、もろもろ考えさせられる。障害者に対するわたしたちの態度、考え、偏見。障害者自身の想い。家族の気持ち、生活。家族ではない周りの親しい人たちの関わり。
    ダニエルが、大切な人を失う前に自分が先に逝ってしまうからラッキーだと言うのは切ない。
    でも、誰かに自分を助けさせるのは、そのひとのためにきみができる最高のことだとも言う。

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    2025年04月04日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    ネタバレ

    やや短いけれど、読みごたえはあるし、展開も先が見えず面白い。ただ、ラストの落ちは、ビップ同様納得がいかない。世の中理不尽なものだと言いたいのだろうか。

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    2025年03月30日