服部京子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ゲラ版先読みに当選して完読。
ただただ面白かった。
400ページ以上あるにも拘らず、読み始めると一気に読んでしまうほど。
ただ、ミステリというより、青春ミステリーとして楽しんだ方がいいかなと。事件を通して成長していく四人がとても魅力的。真面目な優等生ブロンウィンの大切な人を守るために周りを止められても諦めない姿。誰にも頼らないネイトは自分の弱さを受け止めて、彼氏に依存していたアディが自分らしさを見つけて強くなり、優しいヒーローのかわいらしさ。本当に四人がとても好きになる。
次々に明らかになっていく秘密にドキドキやきもき。
誰が犯人だろうと気になるけれど、彼から事件を通して変わらない大切なものを再確認したり、全てを失ったり。この経験が四人の青春の、少しでもなにかを得ることのできた事件でありますように。
ブロンウィンこそ映画全シリーズ全部見るまで我慢できるのかしら…(笑)
とにかく楽しかった。面白かった。そして四人がとても好きになった。
発売されたら、文庫本を買ってまた読みたい。 -
Posted by ブクログ
君は僕の宝物
たった一人の友達
出会って最初はこう思ったんだ
君みたいなやつは知らないね
僕にとってはどうでもいいのさ
けれどさ―何故か放っておけなかったんだ
傷ついた君を
誰かを待ち続ける君を
君は僕の宝物
君は僕を待ってくれるたった一人の家族
一緒に過ごすうちに途中から思ったんだ
傷ついた君は―とても誰かに似ているということに
誰かを待つ君は―とても誰かに似ているということに
そうして―僕は気づいたんだ
君は僕自身だってね
君を大事にすることは―僕自身を大切にすることだってね
君は僕の宝物
僕は君と似た者同士
君を大事にして初めて僕は自分を大事にすることを知ったよ
どうか傍にいて
もう君なしでは生きていけないよ
だから僕は願うよ
これからもずっと一緒に生きていこう
君をこれからもずっと大事にしたいんだ
君は僕の宝物
初めて出会えた自分自身
君は僕の宝物
ずっと大切にしたい宝物 -
購入済み
人間以上の心の結び付きが素晴らしいです。
世の中は名誉やお金で幸せを図る事が当たり前なのに、心の結び付きがどんなに大切な事か、本当に教えられました。 -
Posted by ブクログ
既に、表紙のボブの姿からして、惹きつけられた(そして内容も)魅力的な一冊だった。
2007年早春のロンドン、バスキング(路上演奏)で暮らしていたホームレスの青年ジェームズが、出会った茶とらの野良猫ボブ。
麻薬中毒からの更生中でもあった彼の生活は、徐々に変わっていく。
ボブに怪我の治療を受けさせ、傷がいえる2週間だけと自ら言い聞かせていたが、ボブはジェームズの元を離れず、やがて彼の路上演奏の仕事についていくようになり、人々の関心をひくようになる。
ボブが賢い魅力的な猫だということだけでなく、あくまで対等に、尊重してつき合うジェームズの姿に、ボブへの愛情がひしひしとあたたかく伝わってくる。
人の本質的な素晴らしさは、見かけや境遇ではかられるものではないということもあらためて感じる。
そして、ボブを家族に迎えたことで、真摯に自身とも向き合い、本気で中毒から抜け出す勇気を持ち、周囲にも心を開き、他者との繋がりや絆を回復させていく姿には、心打たれる。
ボブとジェームズの姿に、外国人観光客が写真を撮らせてと…知らぬ間に、ユーチューブで有名になり、やがて出版社の目にとまり、私たちにこうして本が届いたわけで、そのいきさつなどは、また、新作に書かれているようで、読みたくなるが、そちらの翻訳はまだらしい。
待てずに、ペーパーバック(原作)を読むという気持ちもわかるなぁ。
翻訳者の服部京子さんが述べているように、“猫好きをくすぐるハートウォーミングな物語の枠を大きく超え”ている一冊、おすすめです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ毎回、主人公に過酷な運命を背負わせてしまうホリー・ジャクソン
これほどまでに“悲劇のヒロイン”という言葉がピッタリな主人公がいたのだろうかと考えてしまった。
ジェットに余命を与えてしまった犯人に、もしかしたらこの人?いや、この人!?と、二転三転する展開にハラハラドキドキ。
余命一週間という期限の中で、少しずつ不調を表していく身体に鞭打ちながらビリーと解決に向けて奔走する姿は痛々しくて悲しい。
それなのに、、、
危険な目に遭いながらもようやく真相の一歩手前まできたのに、まさかそこで寿命が尽きるなんて…
奇跡なんて起きないんだなぁ…と。。
その後、ジェットの意志を継いでビリーが真相に辿り着くけれどまぁ最悪な結末で終了。。。。
なんでこんなことに…って思ったけれど、そもそもの始まりはジェット母とビリー父の不倫なので遅かれ早かれ最悪な未来は訪れていたのだろうとは思う。
ただ、“ジェットの死”というのはその中でも最悪な未来だろうな。
ジャック・フィニーはルークに撃たれ、ダイアン・メイソンはおそらく不倫がばれて、たぶんだけど何かが吹っ切れてしまってそうなルークはソフィアの悪事(薬の中身が塩)をバラしてしまいそうな気がするからここも離婚、それにジェットと仲直りもできず逆恨みしたままなソフィアの未来もどす暗そう。
なんだか誰も救われなかった気がするけど、唯一のハッピーはビリーが長年の恋を実らせ、自信をつけれた事かなぁ〜
でもやっぱり腕の中で愛する人を亡くし、父親は目の前で撃たれ、撃った犯人は異母兄弟だと思うとビリーもなかなか重い運命を背負ってるなと思う。
これ、ジェットは襲われず、もし何も起きなかったとしたらビリーとはなんの関係も生まれないし、ジェットはずっと落ちぶれた生活で、ルークともソフィアとも両親とも不仲のままの生活だったと思うから、ジェットにとってはどっちの人生も辛くて救われないよね!?ってなるから、ほんと気持ちが落ち込んじゃう、、
なのに読んじゃう。
今回もいろんな感情を引き出してくれたホリー・ジャクソンには拍手を送りたい。
次回作も楽しみだー -
Posted by ブクログ
ピップは五年前の女子高生失踪事件を自由研究の題材にする。
一番初め、先生から倫理違反になる事はしない、関係者家族には接触しない、と言われているにもかかわらず、
初っ端から被疑者の弟に接触する。。。この時点で意気込みを感じて読んでる側はワクワクしてしまう。
ピップは頭が良くて、行動派で、かなり無茶な事をする。
でもそこがハラハラしておもしろい。
ラヴィとの関係も段々深くなって、ニンマリしてしまう。
主人公の作業記録が読めるので、まるで一緒に事件を追っている気持ちになった。
コツコツと積み重ねた情報から真実に辿り着くところがよかった。
誰が犯人か、も面白かったけど、なぜそうなったのか、がよく練られていて、集めた情報が伏線になって綺麗に嵌っていくところも凄く面白かった。