服部京子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
舞台は現代アメリカの高校。
放課後に教師に呼ばれ反省文を書かされた5人。うち一人が死亡する。彼はインターネットで同じ高校の生徒たちの秘密を記事にしていた。そして同じ場所にいた4人も秘密を知られていたことが発覚し、警察に事情を聞かれる。生徒たちのからも距離を置かれる4人は、身の潔白を証明するために、誰が嘘をついているのかを調べ始める。
出てくるみんなに秘密があり、嘘がある。そして魅力的で癖もある。
章ごとに語り手を変える群像劇で、事件を機にまわりからの視線の変化に緊張したり、強がったりと、とにかく面白い。何を書いてもネタバレになりそうで、形ばかりしか書けないけど、すごい面白い。 -
Posted by ブクログ
ゲラ版先読みに当選して完読。
ただただ面白かった。
400ページ以上あるにも拘らず、読み始めると一気に読んでしまうほど。
ただ、ミステリというより、青春ミステリーとして楽しんだ方がいいかなと。事件を通して成長していく四人がとても魅力的。真面目な優等生ブロンウィンの大切な人を守るために周りを止められても諦めない姿。誰にも頼らないネイトは自分の弱さを受け止めて、彼氏に依存していたアディが自分らしさを見つけて強くなり、優しいヒーローのかわいらしさ。本当に四人がとても好きになる。
次々に明らかになっていく秘密にドキドキやきもき。
誰が犯人だろうと気になるけれど、彼から事件を通して変わらない大切なもの -
購入済み
人間以上の心の結び付きが素晴らしいです。
世の中は名誉やお金で幸せを図る事が当たり前なのに、心の結び付きがどんなに大切な事か、本当に教えられました。 -
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既に、表紙のボブの姿からして、惹きつけられた(そして内容も)魅力的な一冊だった。
2007年早春のロンドン、バスキング(路上演奏)で暮らしていたホームレスの青年ジェームズが、出会った茶とらの野良猫ボブ。
麻薬中毒からの更生中でもあった彼の生活は、徐々に変わっていく。
ボブに怪我の治療を受けさせ、傷がいえる2週間だけと自ら言い聞かせていたが、ボブはジェームズの元を離れず、やがて彼の路上演奏の仕事についていくようになり、人々の関心をひくようになる。
ボブが賢い魅力的な猫だということだけでなく、あくまで対等に、尊重してつき合うジェームズの姿に、ボブへの愛情がひしひしとあたたかく伝わっ -
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ネタバレこの作者さんの作品は、【自由研究には向かない殺人】のピップや、【夜明けまでに誰かが】のレッドなど、性格に違いはあれど、機転の効く頭脳明晰な主人公が、あらゆる媒体を駆使して令和の謎解きを展開するのが魅力的だ。
本作で主人公に据えられたジェッドは、なんと犯人にたどり着けないまま死んでしまう。これまでの作品を愛読してきた自分には、雷が落ちたような衝撃だった。なんという消化不良…と思ったが、これはジェッドに対する作者の優しさかもしれないとも思った。犯人は彼女の愛する人の父親。もしも真相を突き止めてしまっていたら、2人はあんなに美しい最期を迎えられただろうか?ジェッドは、ビリーと謎解きすることで、これま -
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ネタバレすっきりと終わった前作に対し、続編の今作は「続きますよ」感がつよい!!!
ナタリーの家に入っていくジェイミーを見たというトムノヴァクの証言はなんだったのか?マックスの家を荒らした犯人はピップだと断定されたのか?スタンリーの家に侵入したラヴィとコナーはお咎めなしなのか?気になることがたくさんある。
余談だが、作中で出てきたインスタアカウント"LaylaylaylaM"を調べたら別人の同名アカウントが出てきて、その投稿のコメント欄に"Hello charlie. found this page from the book"というコメントを見てしまった。とんだ -
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ハロウィンの夜、何者かに殴打され生死の境をさまよったジェット。奇跡的に助かったものの、後遺症から余命1週間を宣告される。
彼女は幼馴染のビリーと自分を殺した人物を見つけるべく捜査を始める。
被害者が一命をとりとめて、犯人を探し出そうとするという設定はもちろん斬新でおもしろい。でも、それ以上に死というタイムリミットが制約からいつしか無敵感と潔さに変わっていくところが新鮮だった。
「いいでしょ、もうすぐ死ぬんだから」の圧倒的なパワー。生前(という言い方をあえてする)何かを成しとげなくてはという強迫観念にも似た強い気持ち。この二つが合わさったジェットはさながら暴走機関車。
「やりすぎだろ、おいおい -
Posted by ブクログ
ネタバレハロウィーンの晩に何者かによって自宅で頭を殴打された主人公は、それが原因でやがて脳内に手術で動脈瘤が形成される。手術は不可能で、その破裂により余命は1週間と宣告された主人公は幼馴染と共に捜査を始める。。。
タイムリミットミステリーでページを捲る手を止められない面白い物語だったが、女性主人公と歳の近い男性バディ、頼りにならない無能な地元警察、真犯人は幼馴染の父親など、「自由研究には向かない殺人」とほぼ同じ構造なのは残念。それを差し引いてもお勧めしたい作品ではあるのだが。
「自由研究には向かない殺人」を読んでいなければ、間違いなく⭐︎5つの作品。 -
Posted by ブクログ
【2026年100冊目】
ハロウィンのバカ騒ぎの夜、ジェットは殺された――後頭部を殴られ、意識を取り戻しはしたものの、余命は一週間だと告げられる。限られた時間の中、友人のビリーと共に捜査を始めたジェットだったが……私を殺した犯人は、私が探し出す。「自由研究には向かない殺人」で一世を風靡したホリー・ジャクソンの最新作。
最初は主人公のジェットのことがあまり好きになれなかったのですが、犯人探しが進むにつれ、ジェットの心情も深掘りされていき、どんどんと「頑張れ!」という気持ちになっていきました。
腎臓に疾患があるというハンデを持ち、何かを成し遂げるという経験をしたことがなかったジェット(唯一達成