服部京子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
かわいい表紙に惹かれて購入した翻訳ミステリ。
でも、ストーリーの舞台はは第二次世界大戦中のロンドン。
ナチス・ドイツ、ヒトラーによるユダヤ人制圧の最中のこと。
この本を読みながら、改めて当時の悲惨さを思い浮かべると気持ちも沈みがちだが、フィクションとして興味深く読ませてもらった。
実在した歴史上の人物も何人か登場したり、実際に諜報員が使ったと言われる暗号も出てくる。(もっと複雑だったらしい)
そんなシビアな状況で、事件を解決していく主人公が、13歳の少年パーティと仲間たち。
相棒の救助犬リトル・リーと一緒に、活躍する姿が頼もしい。
ちょっと失敗するところが、読み手も気持ちが緩んでいい。
-
Posted by ブクログ
あらすじが面白過ぎた。
究極のクローズド・サークル。
登場人物が少ないのも読みやすい。
6人のうちの誰かが秘密を抱えている。
みんな怪しい、はじめから。
6人のうち誰か、1人とは言ってないもんなあ。
謎解きする暇もないくらいページを捲る手が止まりませんでした。
6人みんなが、闇も魅力も抱えて…
オリヴァーは最初から最後までクズだった。
どう生きてきたら、あんなに自己肯定感の塊になれるのか。
どういう思想を持っていたら、あんなに自分以外を蔑ろにできるのか。
ホリー・ジャクソン3部作を読み終わってしまって萎れていたところ、今作も最高でした。次作も期待。
-
Posted by ブクログ
『自由研究には向かない殺人』(ピップシリーズ)の著者、ホリー・ジャクソンさんによる極限サスペンス。
高校生のレッドは友人達とキャンピングカーでの旅行中、人里離れた場所に迷い込み立ち往生してしまいます。
しかも、何者かに車のタイヤと燃料タンクも撃ち抜かれて動けなくなる事態に。
携帯も繋がらず、絶望的な状況の中、狙撃者は「メンバー6人のうち、一人が“ある秘密”を抱えている、命が惜しければそれを明かせ」と要求してきて・・。
物語はレッドの視点で進みます。
レッドは警察官だった母親を失っていて、その死に対する悲しみと最後に交わしたやりとりを悔やむあまり、常に罪悪感に苛まれている状態。
前半はそんな