服部京子のレビュー一覧

  • 夜明けまでに誰かが

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    「自由研究には向かない殺人」シリーズのホリー・ジャクソンの新作ということで飛びついた。

    キャンピングカーという密室の中で姿なき犯人を巡る息詰まる攻防と、隠された「秘密」とは何か、という二重のサスペンスにのめり込んだ。さすがにこの作者は物語の構成がうまい。
    ラストの伏線改修も爽快。この作者には今後も引き続き期待。

    物語がほぼキャンピングカーの中とその周囲だけで展開するので、映画化にはうってつけの題材。

    「自由研究・・・」と同様、一見良好な人間関係の裏のドロドロしたものを描くのはこの作者の特徴ですね。
    またやはり前作と同じく、女の子同士の友情の絆が強調されているのは女性作家らしいなという感じ

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    2025年10月09日
  • 自由研究には向かない殺人

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    読みやすく、ストーリーも面白かった。
    主人公・ピッパのキャラクターがさっぱりとしていて、それが作品全体のスッキリした雰囲気を作り出しているように感じる。

    事件についての説明的な内容や、関係者との会話内容など、少し現実感に欠けるギミックも、「自由研究の資料」として提示されることで、その説得力や納得感を増しているところが、良いアイデアだなと思った。

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    2025年10月07日
  • 自由研究には向かない殺人

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    イギリスの高校生の少女が、学校の自由研究課題として自分の街で5年前に起きた殺人事件を調査する話。
    いや殺人事件が高校生の自由研究に向いてるわけないだろって。

    今まで海外のミステリーはアガサクリスティみたいな古典を多く読んでいたけど、それらに比べてこれはめっちゃ読みやすい。
    高校生の主人公視点のため砕けた文章も多く、自由研究という体裁のため必要な情報を適宜まとめてくれる。
    ユーモアというか、ジョークもたくさん。

    あと海外の小説は登場人物の名前覚えるのが個人的には大変なんだけど、本作は高校の友達やらその家族やら事件関係者やらで登場人物がめっちゃ多い。
    しかもニックネームとか使うから混乱する。

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    2025年10月04日
  • 夜明けまでに誰かが

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    前作からの作者のファンですが、この作者、ストーリーを引っ掻き回し読者をイライラさせる嫌なやつを描くのが上手すぎる!!このキャラクターのせいで何回も今日はもう読むのやめようかなに何回もなって中々読み進まなかった!
    それでもストーリーが進むば続きが気になって、ブツブツ某登場人物に文句を言いながら読み終えました。
    秘密と罪悪感を抱えても、せめても大切な人や周りの人を守りたい、良き人でありたいと密かに願って行動しようとする人達が結果的には辛い思いをする展開がズーンと来てしまった(某登場人物との対比でますます)
    子供にとっての親の存在って良い意味でも悪い意味でも強すぎて、、、10代なんて特にだよね。

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    2025年10月04日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    読むのが辛すぎて、読み切るのに1ヶ月もかかってしまった。
    まさかのピップが殺人犯になり、しかもその罪をマックスになすり付けるとは、、、衝撃すぎる。
    読みながら、(ピップもうやめて!まだ戻れる!)と思い続けたが、ピップはやり遂げてしまった。
    ピップには本当に本当の普通の幸せを取り戻してほしかったな。
    本作も面白かったが心臓に悪い展開でした。

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    2025年09月30日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    2作目までで、ピップに感情移入し過ぎて読むの辛かった

    良かった点
    ・これまで事実と思われたことの真実
    (アンディの日記HH、ジェイソンから逃げる本当の理由、サルへの気持ち)
    ・ピップが警察への不信感を募らせていく描写の丁寧さ

    嫌な点
    ・チャーリー・グリーンあっさり過ぎる
    ・ピップの件だけ鋭いホーキンス
    ・ピップが人を殺してしまった

     『カーテン』『名探偵の掟』とか既にあるから、名探偵の主人公が犯人になるのはまあ、、、って感じやけど、別の奴に罪をなすりつけるのは、、、。いくらマックスとはいえ結構ショックやった。ただ作者の源流に司法制度への警鐘、怒り、失望があったようなので、ピップにその代弁

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    2025年09月25日
  • 自由研究には向かない殺人

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    ネタバレ

    ラ、ラヴィ〜〜〜〜( ; ; )
    ピップが自由研究を断念せざるを得ない唯一の理由をラヴィが言い当てたシーンでピップに感情移入して泣いてしまった。

    なんやかんやあって2人で捜査再開!となったこの辺りからページをめくる手が止まらなかった。食事も忘れるぐらいのめり込んで、ラスト一行のセリフでの締めくくり、最高だった。たまらない経験だと感じた。

    バーニーだけほんとにつらい。最後まで信じたくなかった。
    しばらくはいろいろなレビューを読むだけで楽しめそう。

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    2025年09月25日
  • 自由研究には向かない殺人

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    高校生のピップは自由研究の題材に5年前に起きた17歳の少女アンディ・ベルの失踪事件を選ぶ。公式には交際相手のサル・シンが犯人で自殺したとされているが、ピップはそれを信じず独自に捜査を始める。友人たちの証言やアンディの“裏の顔”、町に隠された秘密を掘り下げるうちに、脅迫や危険な関係が次々と明らかになり、想像以上に複雑で陰惨な真相へと近づいていく物語。

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    2025年12月23日
  • 自由研究には向かない殺人

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    自由研究と聞いて日本人がイメージするものとは若干の隔たりがあるEPQ。それもそのはずで、文化や仕組みが違うとなかなかパッと認識できないんだけど、ピップたちはかなり優秀な若者らしい。

    インタビューや調査結果を文章にまとめるスタイルは自分の中ではかなり新鮮で、追いかけている事件が5年前に起きたもの、というのもあまり体験したことのないタイプで面白かった。挿絵(?)があるのも入り込みやすいポイント。
    徐々に判明していく哀しく、残酷な事実と襲いくる不安や恐怖にドキドキしながら読んでいた。ピップとその同級生たちの会話がまさしくティーンエイジャーといった印象でそことのギャップ、というよりそれがあるからこそ

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    2025年09月17日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    物語の導入に、前作の流れを説明してくれるのは親切

    警察がめちゃくちゃ無能なだけで、正直警察が本格的に取りかかっていればもっと早く解決していた事件ではある
    それを何の権限もない現役高校生が調査するから調査に様々な困難が生じる。本作の謎解きにおける関門はほぼそういう類のもので、凝ったトリックなどはない。他人のなりすましくらいである

    面白いのは、現役高校生が小さな街で、このような事件を解決しようとするそれに付随する事件外のトラブル、主に人間関係のトラブルである。
    1人の若き才能が本気を出すことによる、周囲からの妬みやっかみ嫉妬。今作ではpodcastもやってしまっているので全英、全世界から気分の

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    2025年09月17日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    ピップが序盤から精神的にぎりぎりで、これからどうなっちゃうの?という気持ちだったけど、まさかの展開に驚愕。

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    2025年09月08日
  • 自由研究には向かない殺人

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    面白かった!
    初めて長編ミステリー小説を読んたけど、読みやすかったしいつのまにか自分も謎を解きながら読み進めてた。
    Netflixで先にドラマを見てたから読みやすかったのかも。

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    2025年09月08日
  • 優等生は探偵に向かない

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    前作と変わらず、ストーリーのテンポがよくて先が気になって一気に読んでしまう。
    調査方法が現代的で馴染み深くてそこも読みやすいし、途中に挟まれている周辺地図や図解があったりして物語に入り込みやすい。

    失踪事件の調査とだけあって明るい話ではないけれど、ピップ×ラヴィコンビの掛け合いが唯一の癒しだった。

    「自由研究には向かない殺人」のあらすじは最初のページに振り返りとして書かれているけど、細かい場面の伏線回収等もちょこちょこ出てくるので、前作を読んでから本作を読んだ方が絶対にいい。

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    2025年09月07日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    ピップの利己主義で融通の利かなさを感じてしまい、やっぱりこの子苦手だと思った。
    話としてはめっちゃ面白い!あとすごく薄いのですぐ読み終わる!

    いまの世の中はあまりにも理不尽で正義がなされてないってのがこのシリーズの作者のメッセージなんだろなー。

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    2025年09月07日
  • 自由研究には向かない殺人

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    ネタバレ

    高校生の主人公ピップは、自分の住む町で起きた17歳の少女の失踪事件を自由研究に取り上げる。町民の多くは交際相手の少年が彼女を殺して、自殺したと考えていたが、少年と親しかったピップは無実を証明するために関係者にインタビューを始める。最初は登場人物の名前を覚えるのと文化の違いに苦戦したが、調査が進むにつれてテンポよく読めた。真相に近付く程、引くに引けない状況になり、さらに精神も極限状態になる悪循環で、優等生と思われるピップが危険な綱渡りをする姿に若さゆえの過ちも感じつつ、彼女と周囲の明るさに支えられた。

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    2025年09月05日
  • 自由研究には向かない殺人

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    学校の自由研究として殺人事件の解明に取り組むというプロットからして面白く、事件を捜査していくピップの行動力と推理力に惚れ惚れしてしまった!
    とにかく飽きさせない展開に、青春ミステリならではの爽やかさもあって非常に読みやすい内容だった。

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    2025年09月05日
  • 優等生は探偵に向かない

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    自由研究には向かない殺人事件の続編。前作の記憶が曖昧な状態だったけど、冒頭10ページくらいでめちゃ×2丁寧なネタバレ振り返りがあったので助かった笑。友達の兄の失踪の謎を追いかける本作ですが、緻密に巡らされた伏線の怒涛の回収は見事だったし、全く想像できなかった結末だった。しかし、切ないラストです。。前作の事件を経て成長したピップ、今回の事件でも挫けず再起する姿を見たい。ということで続編面白いので読む!

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    2025年08月29日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    自由研究には向かない殺人シリーズ3部作の前日譚。
    3部作を読んでいなくても楽しめる。読んでいても楽しめる。短い物語りだが、手の込んだ推理が楽しめる一冊

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    2025年08月18日
  • 優等生は探偵に向かない

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    「自由研究には向かない殺人」の続編。高校生ピップが友人から、失踪した兄の捜索を頼まれる。ティーンエイジャーの明るくノリの良い友人関係と、SNSでのデマや孤立などがリアルに描かれる。
    前作に比べ、より重く、苦しい展開ではあるが、思いがけない結末を迎える。ピップと共に粘り強く事件を見届けてほしい。

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    2025年08月12日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    【2025年94冊目】
    試験がひと段落した高校生のピップは友人に誘われ、マーダーミステリーに参加することに。頭の中は次に取りかからなくてはならない自由研究のことでいっぱいなピップは、最初は気乗りしないものの徐々に謎解きゲームにのめり込んでいく。自由研究には向かない殺人シリーズ前日譚。

    3作目がものすっごく分厚かったこともあって、手に取った時思わず「薄っっす」と呟いていましたが、薄くても中味は充分濃くて楽しく読めました。登場人物名と、それぞれがマーダーミステリーでなりきる人物名が混ざった状態で書かれているのでたまに混乱しましたが、本編よりも限られた数しかキャラクターが登場しなかったので何とかな

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    2025年08月08日