服部京子のレビュー一覧

  • 自由研究には向かない殺人

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    ネタバレ

    5年前に起こった少女失踪事件。交際相手の少年が彼女を殺して自殺したとされていたが、その少年サルと親しかった少女ピップが自由研究のテーマにその事件を選び、関係者への接触を通して真実に迫る。
    翻訳本だけどすごく読みやすい。怪しい人物が多すぎて全然展開が読めなかった。高校性の交際関係トラブルから生じた事件と結論付けられた事件に薬物、性的暴行、誘拐、轢き逃げ、殺人とかなり闇の深い事件ということが発覚していく。さらにその各事件に知人が関係しているということもあり、高校生のピップが背負うには重すぎる事件だった。そしてサルが犯人ということで片付けられたことでラヴィ・シンたち一家が受けた扱い。そもそもこんな一

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    2026年01月26日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    前作から闇堕ちした主人公の視点をトレースするのはきつい 
    闇堕ちした時の心情、発覚を恐れる不安な気持ちと一時的な安堵の気持ちとの振幅の大きい気持ちの揺れがストレートに表現されていて、自分も気持ちが不安定になってしまい、一気には読み進めることができなかった

    ハッピーエンドといいたくないけと、司法制度への批判が大きなテーマだとすると、この結末も必然なんだろう

    でも、真実はいつか発覚する、という、このシリーズの大きなテーマを思うとモヤモヤする

    また読み返すと思う

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    2026年01月25日
  • 夜明けまでに誰かが

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    人里離れた場所で何者かに狙撃され、孤立無援のキャンピングカー内で話が展開するソリッド・シチュエーション小説。 狙撃犯から、6人のうちの誰かが抱える、ある秘密を明かすように伝えられてからの展開はちょっと冗長すぎる気がしたけど、この辺りは海外小説ゆえなのか翻訳を通して読むからなのか。 それでもある出来事からラストまでの構成は意外性からどんでん返し、エピローグまでは一気読みさせられた。同作者の別作品も要チェックや!

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    2026年01月22日
  • 卒業生には向かない真実

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    あとがきを読んで、主人公が作者の代弁者になってしまったんだなと感じた
    それを差し引いても面白いシリーズだった
    この後、ピップは幸せになれたんだろうか

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    2026年01月21日
  • 自由研究には向かない殺人

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    ネタバレ

    先が気になってなかなか長編だったけど一気に読んでしまった。17歳のビップが勇敢で頼もしくてよかった!!
    途中ハラハラさせられるところも多かったけど、最後は予想もつかない展開でそうだったのか!!となってしまった。
    途中でバーニーが死んでしまったのは犬好きとして本当に辛くて、、、そこはいらなかったのではとなってしまった。。。

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    2026年01月18日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ところどころ翻訳もの特有なのか、文化の違いか、年代の違いかわからないけどめちゃくちゃ読みにくかった。何言ってんだろう?何だろうこのノリは?みたいな。でもキャンピングカーに閉じ込められて脅されて、発砲があってから緊迫感があって、どうなるのかドキドキして面白かった!最後の方ちょっと泣きそうになるほど。ずっとオリヴァーにイライラした。全ての元凶のあの人は、裁きを受けて欲しかった‥!

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    2026年01月17日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    正直、中盤頃から「自分はいったい何を読まされているのだろうか?」と思い始めた。
    相変わらず、警察が無能すぎたから起こった事件で、別にトリックがどうとかそういう作品ではなく小さい町で起こる人間関係


    睡眠剤を飲まなくては過ごせないピッパ。目の前でスタンリーが撃たれたことが身体から離れないピッパ。ストーキングされるピッパ。

    いきなりスラウの殺人鬼の話題が復活。またの名はDT(ダクトテープ)キラーこの殺人鬼はピッパの言うとおり、1巻にもスタンリーとのやりとりでちらっとだけで出てくる。この殺人鬼がピッパをストーキングしていた。
    この殺人鬼はアンディの実の父親ジェイソン。ジェイソンに捕まるピッパ。拘

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    2026年01月15日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ネタバレ

    2026年、一冊目の読書。
    (正確には年末から読み始めて、今日読み終わった)

    自由研究には〜のシリーズが好きだったので、楽しみにしていた作品。

    道に迷い、正体不明の狙撃者に狙われ、キャンピングカーの中に閉じ込められた6人。
    この中の誰かが抱えている秘密を明かせと要求され、1人、また1人と秘密を明かしていく。。

    正直、途中で中だるみをしてしまったが、終盤は一気に読み進めて、最後主人公が撃たれて母との思い出を回想するシーンには涙した。

    ただ、狙撃者の仲間だった人物は、明らかに怪しかったから、やっぱりな、という感じで意外性はなかった。ここにもう少し意外性があればもっと面白かったかな。

    突っ

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    2026年01月10日
  • せつない動物図鑑

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    ユーモラスな絵とこれもユーモラスな文の組み合わせ
    子供に読ませたい本
    クジャクのオスがモテるふりをしてメスをひっかけるくだりは面白かった

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    2026年01月08日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ある意味同時間並みに一気読みすべき作品。キャンピングカー搭乗者の誰かが外の狙撃者と通じているが、得てして狙撃者が暴走し、自由研究の最終巻の緊迫感が全編にわたり維持されることで、サスペンスフルなページターナー状態となる。一方で搭乗者の1人オリヴァーのエキセントリックな態度はあまりに極端な独善で読み手を全員敵にしてしまうのはなかなかすごい。事件が起きた理由自体はさもありなんという内容で、結構な無理設定ではあるが、一夜の凝縮な物語としてしっかり読ませる。

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    2026年01月05日
  • 夜明けまでに誰かが

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    以前に読んだ、自由研究の3作品が非常に面白い物語だったので、読みました。
    期待をしていた通り、面白かったです。
    若者のそれぞれの人間性が交差して、脱出計画や秘密探しが進んでいく感じでした。
    ただ、オリバーが自分以外の考えを受け入れなかったり、強行突破して不幸を起こしたり・・・。
    久々にこんなクズキャラにあった気がします。

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    2026年01月04日
  • 夜明けまでに誰かが

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    前半はヤングアダルト感が強くて、今回のは自分に合わないな...と思ったのですが、
    読み進めていくうちに緊迫感が増していく。4人に起きた事柄が重大さを増すにつれて前半から描かれていた4人のキャラ(嫌な奴は嫌な奴らしく)と秘密(それぞれに何かあるなと思わせて)が増幅されてぐいぐい引き込まれ、最後は一気読みでした。

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    2025年12月31日
  • 夜明けまでに誰かが

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    500Pを超える大作だった。

    主人公のレッドは春休みに友人3人とお目付け役の大学生カップルとキャンピングカーで旅に出る。
    途中道に迷い未舗装の場所へ入ってしまい、そこで狙撃を受ける。
    タイヤはパンクされ、燃料タンクも狙撃され空っぽに。外には狙撃犯。要求は6人の中で抱えている秘密を暴け、というもの。

    閉じ込められた車の中で極限状態に陥っていく姿と要求されている秘密は誰のどんな秘密なのか、狙撃犯は誰なのか…

    終盤になるにつれ想像以上のオリヴァーの変貌ぶりとどんどん秘密と真相に近づくワクワク感が止まらなかった。
    たくさんの人が撃たれましたね…
    結末は、もう今後6人が集まることはないでしょう。

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    2025年12月27日
  • 夜明けまでに誰かが

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    『自由研究には向かない殺人』のホリー・ジャクソンの新作。

    高校生のレッドは友人のマディ、アーサー、サイモンの3人と、
    お目付役の大学生でマディの兄オリヴァーとその彼女レイナ
    の6人で
    キャンピングカーに乗り旅行に出掛けていた。
    だが人里離れた場所で何者かに狙撃され、車に閉じ込められてしまう。
    午前零時、狙撃者から連絡が。
    その人物は6人のうちの誰かが秘密を抱えている、
    命が惜しければそれを明かせと要求してきた。
    制限時間は夜明けまで。

    ハラハラしっぱなしの展開だった。
    とにかくオリヴァーのクソ野郎っぷりに終始イライラさせられたが、
    二転三転する秘密の内容に、しっかりと最後まで楽しめた。

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    2025年12月26日
  • こうしてぼくはスパイになった

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    第二次世界大戦中のロンドンにおいて、少年少女+救助犬が難読暗号の解読に挑む、推理×友情×アニマルセラピーを味わえる一挙両得以上の物語だと思った
    軽く読めるものの戦争背景はハラハラで、暗号問題も読者挑戦ができて楽しい

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    2025年12月07日
  • 優等生は探偵に向かない

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    街の、何年も前の殺人事件の真犯人を解決したピップのその後の物語。
    よくある推理ものだと、ヒーロー扱いや軽い嫉妬くらいだけど、この作品はその辺の描写が良いなと感じた。
    「自由研究」で逮捕された真犯人である、昔から知る親友の父親への葛藤。自分の捜索のせいで失われた愛犬への悲しみと申し訳なさ。単なる「被害者家族」ではなく、歪さを指摘された遺族からの疎ましげな眼差し。小さな街をかき乱されたと恨んげに見つめる人々の視線。マックス・へスティングの裁判。
     イギリスの小さなまちの片隅で、ピップの人生は「自由研究」のあとも続いているんだと感じられた。

    もう探偵ごっこは二度としないと違うピップだったけど、友人

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    2025年11月13日
  • こうしてぼくはスパイになった

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    歴史物の児童書を多く書いているデボラ・ホプキンソンの作品。歴史部分をかっちり描いているので、子どもの本らしいほわっとしたところもありつつ、とても軽快にさわやかに読める。オーバーロード作戦のDデイ前夜の様子をイギリスの視点から見るというのは、わたしにはなかなか新鮮で面白かった。

    と同時に、いつも食べ物が欠乏していること、不可抗力の出来事でも深い心の傷を負ってしまうこと、誰のことも信じられなくなってしまうことなど、戦争の残酷さもきちんと描かれている。

    じつは、スパイものってちょっと苦手なので(うそをつかなきゃならないし、裏切りも必ず入ってくるので)どうかなと思っていたけど、スパイじゃなかった(

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    2025年11月05日
  • 優等生は探偵に向かない

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    関わったであろう人々へのインタビューに、それと調査内容をベースとしたPodcast。さらにはSNSの活用としっかりと現代が舞台になっていて、やっぱり斬新というか新鮮さがある。けど王道パターンを崩しているわけでもなくて、本当によく出来ているなと。

    前作からほぼ地続きになった続編で、舞台は当然リトルキルトンだし、登場する人もほぼ同じ。物語冒頭ではマックスの件がまだ続いている。これってちょっと不思議な感覚というか、あんまり経験がない展開かもしれない。人間関係の移り変わりが物語上かなり重要だったりもするし、そこが面白さの一つでもある。逆の作用として、アントみたいな人は出てくるたびにより一層嫌いになっ

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    2025年10月19日
  • 卒業生には向かない真実

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    ピップ・フィッツ=アモービーは、高校を卒業したばかりの少女。かつて二度の事件を解決した“天才女子高校生探偵”として知られるが、その経験は彼女に深い心の傷を残していた。
    前作での連続殺人事件の後、彼女は不安障害やPTSDに苦しみ、過去の事件の記憶にたびたび悩まされている。大学進学を控えながらも、心の平穏を取り戻すことはできず、ポッドキャストを通じて事件を語ることだけが日常の支えとなっていた。

    そんなある日、ピップのもとに匿名の脅迫メッセージが届く。
    「前にやったように、また人を殺すのか?」
    送り主は彼女の行動を監視しているかのようで、次第に彼女の家の前に奇妙な足跡が現れ、誰かが後をつけている形

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    2025年12月23日
  • 優等生は探偵に向かない

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    舞台は、イギリスの小さな町・リトル・キルトン。5年前、この町で高校生の少女 アンディ・ベル が失踪し、まもなく同級生の サル・シン が自殺した。警察は「サルがアンディを殺害して自ら命を絶った」として事件を終結させたが、サルの罪を証明する決定的な証拠は見つからなかった。
    高校生の ピップ・フィッツ=アモービー は、この事件にずっと疑問を抱いていた。サルは誰からも慕われる優等生で、彼が殺人犯だったとはどうしても思えなかったのだ。

    大学進学を控えたピップは、卒業研究(課題)として「リトル・キルトン事件」を再調査することを決意する。彼女はサルの弟 ラヴィ と協力し、当時の関係者に取材を重ね、SNSの

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    2025年12月23日