服部京子のレビュー一覧
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何者かに襲撃され、残された余命はわずか1週間。意思疎通や身動きは取れるものの、自分がその立場だったらと想像するだけで恐ろしい。しかし、主人公のジェットは、とにかくたくましい。
心強い幼馴染のビリーとともに、限られた手がかりから事実を一つ一つ積み上げ、課題を整理しながら謎を解き明かしていく。過去作同様、事実確認にはデジタルツールが存分に活用され、ジェットが自らの余命をカラリと語るため、物語全体に暗い悲壮感がない。むしろ、期限があるからこそテンポが良く、余命を盾にした法スレスレ(あるいはアウト)の大胆な行動には、不謹慎ながらクスッと笑わされてしまう。
だが、ただのアップテンポなノリでは終わら -
Posted by ブクログ
死を前にした人間がワガママになるのは、いけないことなのか。
すごく"死"とは正反対のバイタリティを感じた。
謝辞にあるように、きっと事あるごとに私はジェットの強さを思い出すだろう。
自らの死をカウントダウンするなんて、どんな気持ちなんだろうか
最悪が更新されていくなんて、どんな気分なんだろうか
『死にたくない』どんな想いで発したんだろうか
節々で、涙がとまらなかった。
人間関係が複雑に絡み合っていて、何を信じたらいいか分からなくなってしまう本作だった。
ホリー・ジャクソン著の翻訳済み作品は全て読んできたけれど
そういった表面上に現れないような澱みを書くのがうまいなあ、と -
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あまりにも凄すぎる。
タイトルからしてすごい。
探偵こと主人公ジェットは、タイトルどおり物語の序盤で「殺される」。
頭を3回も殴打されたことで、1週間後に死ぬかすぐに手術台の上で死ぬかの二択を選ばなくいけなくなるジェット。1週間の余命と闘いながら幼なじみのビリーとともに「自分の殺人事件」の犯人を探す…というストーリー。
ビリーがね…もうね…ほんと…
この作者の描くワトソン役の男の子、ほんといい。
『自由研究には向かない殺人』シリーズのピップとラヴィも素敵かわいいコンビで、ジェットが余命1週間なのがほんとつらい。
ストーリーの面白さもいいし、ラストもよかった。
主人公はピップに似 -
Posted by ブクログ
ネタバレ閉じ込められ系サスペンスミステリーの傑作。
アメリカサイズのでっかい(31フィート、ほぼ9.5メートルの全長て)キャンピングカーに閉じ込められた、大学生2名高校生4名、何者かにタイヤ4本とガソリンタンクをライフルで狙撃されて立往生してしまう。犯人の要求は「6人のうち誰かが持っている秘密を明かせ」
閉じ込められて、いきなり全員の疑心暗鬼に持っていかず、まずは逃げ口を徹底的に排除していくんやけど、その中でリーダー格の大学生オリヴァーの無能さと危うさを徹底的に書き上げていく。
俺も大概組織のリーダーに向いてない(会社でも趣味でもやってみたことはあるが、都度迷惑をかけてきた思い出しかないトホホ) -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ3作目(番外編を入れると、4作目)。前2作はネタバレあり。
マックス、ピップに対して名誉毀損で訴える。
レイプ魔だと言った。
マックスはベッカにクスリを盛り、レイプ。その行為がアンディ・ベルを死においやった。
死んだ鳩が私道に置かれる。
ピップのランニングの歩道に描かれた
死にゆく女の子
DTキラー、新たな被害者。ダクトテープで手首や足首だけでなく回まで巻く。目や口もふさがれ。
被害者はロープで首を絞められ殺害。
もう犯人は捕まっている。
母親は冤罪を訴えている。
ピップはその母親に情報を聞いてみることに。
犯人と思われているビリー。ジェイソン・ベルの会社で働いていた -
Posted by ブクログ
ネタバレ余命一週間の探偵として
「ジェットならどうする」
それまで「あとで」を口癖にさまざまなことを中途半端ににしてきたけれど、ジェットは命が残りわずかとなったときに覚悟が決まったみたいだった。(それでもすごい優秀な気がするけど)
仮に私が同じ窮地に立たされたらすぐ覚悟が決まるのだろうか?たぶん答えはNoな気がする、あたふたしてたまに忘れてふとした時に「死にたくない気持ち」が込み上げて慌てるのが目に浮かぶ。そういう意味では彼女はとてもキマってる人間だった、「あとで」ができなくなった彼女はすごいパワフルだったし何より活き活きしていたと思う、特に最後はやりきって終われたんじゃないかと思う。あのハロウィンの