服部京子のレビュー一覧

  • 優等生は探偵に向かない

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    『自由研究には向かない殺人』の続編。
    前作同様、かなりサスペンス要素の強いミステリー作品。さらに今作では正義についてやSNS上での他人の意見について主人公のピップが思い悩み葛藤するシーン等が多々あり前作以上にピップの成長をひしひしと感じた。
    また、他の登場人物もそれぞれに様々な悩みや思いを持っている姿が書かれておりその点もこの作品の魅力だと思った。
    ピップやラヴィが今後どうなっていくのか続編を読むのが楽しみ!

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    2026年07月11日
  • 余命一週間の探偵として

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    #余命一週間の探偵として
    #ホリー・ジャクソン

    自分の余命が残り一週間という、究極のタイムリミットを前に展開するサスペンスミステリ。刻一刻と迫る期限。テンポもよく中だるみも一切なし。こちらもページをめくる手が止まらない。今年読んだ作品の中で、時間あたりの消費ページ数の第1位かもしれない。
    ピップシリーズとも共通するご近所さんミステリが今回も健在。やっぱりホリー・ジャクソンは、タフな女性主人公の描写が本当に上手い。ジェットの強さを目に焼き付けておきたいよ。
    そして、今回も作者の謝辞が最高でグッとくる。これからも最高の作品たちを期待したい。

    #読書好きな人と繋がりたい

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    2026年07月11日
  • 卒業生には向かない真実

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    中盤から衝撃の展開になって、不安で不安で仕方なかった、、
    こんなミステリ初めてで。
    1番言いたいことは警察がとんでもなく無能なのに、なんでピップを追い詰めることに関しては有能になるの?ってことかな。
    犯罪者を野放しにしてそいつらの表の顔しか見ないで。
    深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いてるって言葉が過ぎった。
    1度踏み入れるとそれがどこまでもまとわりついてくる感じ。
    警察がやらなきゃいけないことをなぜ毎度毎度ピップがやらなきゃいけないのか憤りをずーっと感じてた。
    最低すぎる。
    ピップとラヴィと仲間たちの絆が素晴らしかった。

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    2026年07月09日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    1301冊目、ピップの強さと弱さが同じ根から生まれ、互いを照らし合うように際立つ物語だった。彼女は強いからこそ真実を追い、弱いからこそ壊れ、壊れながらも愛する者を守るために前へ進む。そのアンビバレンツさが、ただの探偵役ではなく、生身の人間としてのリアリティを与えている。事件が終わっても罪悪感や倫理の揺らぎは消えず、むしろ静かに彼女を締め付ける。その姿が痛々しくも人間的で、読者は彼女を責められず、ただ応援したくなる。勝利でも敗北でもない“重さ”を抱えながら生きるピップの姿が深く心に残った。⑤↑↑

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    2026年07月08日
  • 余命一週間の探偵として

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    (一足お先にプルーフで読ませていただきました)

    ホリー・ジャクソンの新作ということで楽しみにしていた一冊。600ページ超の大作ながら一気読みだった。

    ハロウィーンの夜に突然の襲撃に遭った主人公が、余命一週間の間に自身の殺人事件を解決しようと奮闘する、強烈な物語に序盤から引き込まれた。
    著者の他の作品と同様に、家族や親友など近しい人たちの関係性や過去の出来事が徐々に明かされていく過程はスリリングで見事。

    原題は“NOT QUITE DEAD YET”
    残された時間の愛おしさ、無常さ。
    死にゆく者と死なれゆく者の後がない心理に胸を締めつけられた。
    限りある時間をどう生きるかという問いを深く突

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    2026年07月07日
  • 自由研究には向かない殺人

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    青春ミステリーの傑作。
    題名にある通りミステリーと自由研究を融合させていて、メモや相関図、インタビュー、事件の記事等様々な小道具が登場し臨場感を出している。遊園地の体験型アトラクションみたいな小説。
    また、主人公のピップがとても良い!正義感が強く、仲間思いで勇敢な彼女に読み進めていく内にどんどん惹かれていった。

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    2026年07月01日
  • 記憶にない殺人

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    親友が殺された夜、ドレスは血に塗れ、彼女の爪には親友の皮膚が挟まっていた。自分が親友を殺してしまったのか?その時の記憶はまったく無かった。
    そんな田舎町の事件は、5年も経てば忘れられる。しかし、人気ポッドキャスターが取り上げたことで、主人公は暗い過去へと引き戻されていくミステリー。

    読者を揺さぶり続けるというより、どんどん味付けが変わるような印象。当たりの海外ドラマをみつけたような気がした。ポッドキャストのインタビュー形式の会話が間に入るのが、上手いテンポを作っていたのかもしれない。

    文句なしに面白い。今年読むべき一冊なのは、間違いないだろう。

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    2026年07月01日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    あぁ、もう本当に余韻....。前作もだったけど最初から面白いのに後半によくここまでダダダっと押し寄せるように全ての感情を揺さぶってくるなぁ。最後はとても複雑な気持ちになった。なにが悪なのか、正義なのか.....正しさとはなんぞやと考えさせられる内容なのに、なぜか文章に重たさはなくとても読みやすくて面白い。あとしっかり世の中の理不尽さもあり "全てスッキリ!万事解決! "とはならないのも前作と同じくよかった。そうだよね、世の中そんな全部丸く収まることないもんね。にしてもローレンどうした!男に染まるタイプね!

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    2026年06月26日
  • 夜明けまでに誰かが

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    解説にあった「誰かオリヴァーをぶん殴れ」
    これにつきる。まあ、いなかったらこんな盛り上がりはなかったのでやむなし。
    中盤からずっとハラハラドキドキ。この歳にして暗い闇を抱えてる人物が何人もいて大丈夫か?と心配になる。
    レッドは心のモヤモヤが晴れて母への罪悪感が消えて暮らしてほしいしアーサーと話せてたらいいなと思う。

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    2026年06月22日
  • 夜明けまでに誰かが

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    自由研究シリーズですっかりホリージャクソンが好きになり読んだ本書。
    やっぱり好きだな!外国の方特有の会話だったり行間だったり、日本には無い部分が感じられて大好き!

    ストーリーが進むにつれて、キャラクター達の過去や隠されていた秘密がどんどん出てくるけど、最後の最後、、、!あーそうなるのね!
    ラストまでの伏線回収が怒涛のように押し寄せて、もう目を見開きながら読んじゃった、ドライアイ。
    オチは海外ドラマのようで私は大好き。

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    2026年06月21日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    単なるミステリーを超え、人間の弱さと痛みが複雑に絡み合う物語だった。「正義 vs 悪」という単純な構図は崩れ去り、真実とは常に誰かの犠牲や喪失の上に成り立つものだと痛感。ピップは優等生らしい論理性と正義感で事件に向き合うが、彼女が見つけたのは“悪人”ではなく、壊された人生を抱えた人々だった。記者を殺した彼自身もまた深い被害者だった。ピップは真実を追うことで他者の傷を暴き、自分も傷ついていく。読後、正義という言葉の軽さと人間の複雑さが胸に重く残った。人の痛みが分かる彼女こそ司法の道に進むべきだと感じた。⑤

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    2026年06月18日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    自由研究に向かない殺人の続編。
    前作のあるシーンが今作につながっているところや、
    SNSを駆使して犯人の正体に迫っていくところなど
    どうなってしまうんだとページを繰る手が止まりませんでした。

    そして読後感はピエールルメートルを読んだときのように重く、ただのハッピーエンドでないところもすごく好きでした。
    事件は終わったけど主人公の何かが永遠に変わってしまうという、前作にも劣らない衝撃があります。

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    2026年06月16日
  • 自由研究には向かない殺人

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    京極夏彦並みの分厚さで読み切れるかな、、、?と少し不安に思っていましたが、しっかり飽きずに読み切れました!文章だけじゃなく、海外小説のあるあるな登場人物の多さをカバーする図式化がありがたかった!

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    2026年06月07日
  • 自由研究には向かない殺人

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    単行本で571ページ分!自分は短い本をたくさん読みたい派なので、長い!長すぎる!読みきれないと思っていたが全然そんなことなく。
    あっとういう間に読み切ってしまった。どんどん謎が解かれていく感覚もたまらないけど、ラヴィの真っ直ぐな感じがすごい好き!!
    ミステリーでありながらヒューマンストーリーも感じられる、とても読み応えがある本だった!面白いの一言に尽きる。

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    2026年06月02日
  • 自由研究には向かない殺人

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    話題となっていただけあって面白かった。
    小説の構成にとてもこだわりを感じでピップと同じ目線で推理をしているような、とても没入感のある読書体験ができた。
    フェアな視点の大事さを伝えてくれる本。
    続編もあるみたいだから続けて読んでみようと思う

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    2026年06月01日
  • 自由研究には向かない殺人

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    ネタバレ

    名前が上がってくる人みんなが怪しく見えて最後まで犯人が分からなかった。自由研究にしては壮大な研究だなって思った。
    海外の作品だから名前覚えられなくて登場人物ずっと見返した。異文化ギャップがすごかったけど面白かった。
    ラヴィっていいよね。

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    2026年05月27日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    今回の事件は、友人のコナーの兄ジェイミーの捜索といううものだった。前回の事件から引き継がれている感情や周りの人間との関係性が、ピップを助けまたは苦しめていると感じた。

    当然のことながら、この失踪事件はただの失踪にとどまらず、過去のティーンエイジャー殺人事件とつながる大きな物となっていた。

    前回同様インタビューを使い、今回からはポッドキャストを使用することで、広く情報を集めているのが、ほかの探偵ではあまり見ないもので面白かった!

    最終的には、ピップの心にさらに大きな傷跡が残る結果となったが、周りのラビやカーラ、両親の支えのもと、高校生らしく幸せな日々を送れるようにと切に感じました。

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    2026年05月26日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ネタバレ

    1歩外に出たら殺されるシチュエーション、なぜか犯人に自分たちの行動が筒抜けになってる、が積み重なって追い詰められてく様子がめちゃリアルだった。
    どんどん追い詰められて、精神的に参ってきて、疑心暗鬼になって、半狂乱になる人もいて、何が正解で何が間違いか分からなくなる状況。心拍数上がりまくりでずっと読んでた。
    細切れで読んでたけど、絶対これは一気読みするべきだった。心拍数が収まるとスリリングさが半減しちゃう気がする。

    最初はただただ脱出劇たと思ったけど、過去に対する後悔や懺悔がとめどなくでてきて、罪の意識の話だな、と思った。親が殺されたのが自分のせいだと思ってしまってる主人公、痛々しくて可哀想だ

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    2026年05月22日
  • 卒業生には向かない真実

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    「自由研究には向かない殺人」シリーズ3部作堂々の完結!1作目の自由研究からここまで話が繋がってくるとは。。自由研究→2作目ポッドキャストときて3作目はどんな新規テーマでくるのかと構えてたら、第一部にてまさかすぎる展開。。第二部はこの先の展開を思うと哀しすぎてとにかく胸騒ぎが止まらない中、最後は堂々の締め括。全作違う楽しみ方ができて充実した読書タイムを過ごさせてもらいました!

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    2026年05月14日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    3部作の前日譚を読み終えて、やっとピップシリーズを制覇した感じ。
    この本を手にした時、「薄っ」とビックリしたけど、内容は今までに体験したことのないストーリーで、面白かった。
    そして、ラストは見事にシリーズへと繋がっている。

    ピップが始めた自由研究から、思いもよらぬ展開が次々に起こるのだが…。
    この本を読み終えて、ピップの置かれた状況をまた思い出し、複雑な気持ちになった。

    とにかく、ピップシリーズは、これを含めて4冊とも読むべし。
    できたら、内容を覚えているうちに、続けて。

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    2026年05月12日