服部京子のレビュー一覧

  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    前作までと比べてかなり攻めた完結編となっており、非常に好感が持てる。

    今作では、ストーカーの犯人が中盤で分かってしまいこの後どうするんだろう?と思ったが、その後が特に面白かった。

    殺される寸前の緊張感を上回るほどの、後半の圧巻のクオリティ。これまでに引き続き、自分がピップになった感じで読み進めてしまった。

    とにかくこのシリーズは没入感がすごい。主人公ピップのキャラクターが抜群に良いからだろうか。どんな時でも読者が応援できる人物だからかもしれない。

    一巻から伏線が張られていたのもいい。

    賛否両論あるようだが、ラストの展開は個人的には好きかな。

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    2026年09月11日
  • 余命一週間の探偵として

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    今年読んだ本の中で一番面白かった!
    最近集中力が落ちてきたのと遅読なので600ページ越えのミステリーで身構えたけど、さすがホリー・ジャクソンは読みやすい。もちろん翻訳の良さもあると思う。気付いたら夢中になって読んでた。

    ジェットは犯人を見つけるために不法なことまでやってしまってハラハラしつう、死ぬまでになんとか犯人を特定してほしいと願いながら読む。実は序盤から犯人が分かってしまっていたけど真相や動機を知るとほろ苦い気持ちになった。

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    2026年09月09日
  • 余命一週間の探偵として

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    ハロウィーンの夜に何者かに頭を殴られ、重傷を負った27歳のジェットは辛くも一命をとりとめる。しかし負わされた傷のせいで、一週間後には脳動脈瘤が破裂し死に至るであろうことを宣告される。最期の一週間を過ごすか、それとも可能性の低い手術に賭けるか。ジェットが選んだのは、残りの一週間で自分を「殺した」犯人を見つけることだった。スリリングで切ないタイムリミットミステリです。
    持病のせいで仕事も辞め、モラトリアムな生活を送っていたジェット。「時間はたっぷりとある」「あとでやる」と口癖のように言っていた彼女にいきなり突き付けられたタイムリミットはあまりに過酷です。誰が犯人なのか、そしてなぜ自分が襲われたのか

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    2026年09月05日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    うわわわわ、これも一気読みでした。500ページを超える分厚さを感じさせない。SNSを使った捜査に長け、情報を集めて整理していく過程がテンポ良くて癖になる。目的は果たされたが犠牲もあった。誰かは野放しになり、犯人も捕まっていない。この先の対決あるか?気になりすぎるので忘れないうちに次を読みたい!

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    2026年09月05日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    前作以上に面白かったかもしれない。
    事件自体が現在進行中ゆえに緊張感があるし、一つひとつのやりとりが非常によかった。
    「近づいてきたわね」のシーンやナタリーと抱き合うシーンなど、グッとくる場面が多かったのも高評価。
    自分がピップになった感じで読み進められる点がこの作品の良さではあるものの、出される情報が後出し感(展開上仕方がないが)があるので、犯人を推理するのは困難である。めちゃくちゃ面白い本作だが、その点だけが残念。

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    2026年09月03日
  • 余命一週間の探偵として

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    待ってました、待望の新作!
    今作のジェット&ビリーは、“向かないシリーズ”のピップ&ラヴィを彷彿とされるコンビで、“向かないシリーズ“が大好きなので、またこういう二人で一緒に事件を解決する系で嬉しかった。
    でもストーリーは相変わらず残酷で、救いがない…。
    今作は、殺人事件が起きて、犯人探しをして、犯人や動機等が判明して事件解決。という単純なものではなく、人それぞれが抱える悩みや葛藤が複雑に絡み合って、結果として起こってしまったというお話。
    優しさや愛情って、時に狂気にも変わってしまうんだな…と感じた。

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    2026年08月31日
  • 余命一週間の探偵として

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    ネタバレ

    とっても面白かった。
    主人公が死んでしまうと分かりながら読み進めるのは心が握りつぶされる程に辛かったけど、主人公の強さに励まされながら読んだ。
    限りある命となったからこそ日常の何気ない瞬間を愛おしく感じたり、時間が勿体無いと感じたり、砂時計の残りが少なくなるにつれ目的を果たす事だけでなく主人公の価値観や人との関わり方が変わっていくのも良かった。

    ただ出てくるやつがみんなクズ。
    お母さんは自己保身で他責ばかり、父親は優しいがどっちつかず、ルークも言ってる事とやってる事が違いすぎる、ソフィは元親友のくせに殺人未遂のクソ女。なんなんだよ!主人公があと少しで死ぬというのに身勝手な奴ばかり。
    ビリーだ

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    2026年08月31日
  • 余命一週間の探偵として

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    めっちゃ面白かった!この作家の本、大人気みたいだけどそりゃそうだ。まず訳がいい。軽快で読みやすいし。外文は訳がうまくてナンボだから。生命のタイムリミットが決まってる中で自分を襲った犯人探しは超ハラハラだし、主人公ジェットの心境の変化の吐露はウルウルするし、600ページ越えノンストップミステリー最高!それにしてもミリーといいジェットといい、外文の作家さん達、ずっと心に残る応援したくなるような強烈な魅力を持つ女性主人公を造形するのが上手いなぁ。家の積読の山に「夜明けまでに誰かが」が埋もれてた!ここにきて海外ミステリーにハマりそう!

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    2026年08月29日
  • 余命一週間の探偵として

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    ミステリーとしても面白かったし、死を迎える人間の描写としても面白かった。

    ところどころのアメリカンジョークでテンポ悪いなと最初は思ったが、死に直面してもなお軽くジョークを言えるジェットの生き方に心動かされた

    感情移入してしまい、相棒に対しての想いを伝えるシーンでは泣いてしまった。

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    2026年08月28日
  • 自由研究には向かない殺人

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    ネタバレ

    イギリスの街、リトル・キルトンに住むピッパ。自由研究のテーマは5年前に街で起きた殺人事件の真相解明。

    被害者で今も死体が見つかっていないアンディ・ベル。そのボーイフレンドのサル・シンは森のなかで自殺しているのが見つかった。

    初めは記事やFacebookの情報、警察や記者へのインタビューから始まった。サルの弟、ラヴィと出会い、サルの友達、アンディの妹、ドラッグの売人…などどんどん広がっていった。

    サルを殺したのは、親友カーラのパパのエリオット。
    そして、アンディを殺したのは妹のベッカだった。

    長いけど、特に最後の方はわくわくしながら読み進めた。
    サルの無実が証明され、ラストシーンでラヴィ

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    2026年08月27日
  • 余命一週間の探偵として

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    ネタバレ

    なんというか、すごい。とにかくすごい。読み終わって最初の感想は、「こんなこと一般流通書籍でやっていいんだ!!」だった。(やっていい。)

    メタ的な視点で言うと、「自由研究には向かない殺人」から始まるシリーズと「夜明けまでに誰かが」には物凄い濃度の「クソ男は更生しない!!!!!!!!死ね!!!!!!!!!!!!」という作者の怒りを感じていて、それも全く悪くないんだけど、さすがに同じ味がするな〜と思ってた。でも今回の小説にはそれをさほど感じなくて、どちらかというと「一つの側面からしか物事が見えなくなった人間の愚かさ」が強く描かれていたのかなという感じがして、とても読みやすかった。やっぱりホリー・ジ

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    2026年08月24日
  • 余命一週間の探偵として

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    【自由研究の殺人】を始めとする大人気のピップシリーズがあるが、今作は全く新たな作品。

    ある出来事ど余命1週間となった主人公、自分を襲った犯人を探す為自分自身が探偵となり捜査する。

    ありきたりな展開だがストーリーのうまさ、謎解きの完成度、ラストの展開まで含め最高だ!

    読む価値あり!!

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    2026年08月24日
  • 余命一週間の探偵として

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     何者かに殴打された脳動脈瘤で余命一週間になってしまったジェットが期限内に犯人を暴くために親友のビリーと奔走するミステリーで、タイムリミットが迫るなかでの謎解きや不穏な人間関係、予想だにしない真犯人や思わず絶句するラストまで最後まで油断できない面白さだった。

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    2026年08月23日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    1部作から全て繋がっていて、すごく面白かった。
    当たり前の日常を大切にしようと思う。
    最後は涙涙。ピップとラヴィが幸せに暮らしていて欲しいな。

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    2026年08月20日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    自由研究の伏線回収もあり、前作に引き続き楽しめた。サルの時と同様、事情も知らない人が囃し立てすぎ。好きになれるキャラクターと嫌なキャラクターの差がすごい笑

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    2026年08月18日
  • 余命一週間の探偵として

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     何者かに襲撃され、残された余命はわずか1週間。意思疎通や身動きは取れるものの、自分がその立場だったらと想像するだけで恐ろしい。しかし、主人公のジェットは、とにかくたくましい。

    心強い幼馴染のビリーとともに、限られた手がかりから事実を一つ一つ積み上げ、課題を整理しながら謎を解き明かしていく。過去作同様、事実確認にはデジタルツールが存分に活用され、ジェットが自らの余命をカラリと語るため、物語全体に暗い悲壮感がない。むしろ、期限があるからこそテンポが良く、余命を盾にした法スレスレ(あるいはアウト)の大胆な行動には、不謹慎ながらクスッと笑わされてしまう。

    だが、ただのアップテンポなノリでは終わら

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    2026年08月17日
  • 余命一週間の探偵として

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    てっきりジェットは奇跡的に生き長らえるのかと。。
    しゃにむに真相に迫ろうとする姿勢は自由研究シリーズのピップを彷彿とさせる。

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    2026年08月17日
  • 卒業生には向かない真実

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    凄く面白かった。これはただのミステリでは無い。問いかけられるような読後感。結末は賛否両論ありそうだが、私は納得できた。どうしようも無い現実に対し、人はそれぞれの結論を出す。そして結果を背負って生きて行く。

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    2026年08月16日
  • 自由研究には向かない殺人

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    ネタバレ

    (最高)うわー、面白い。ピップの推理力と行動力にぐいぐい引っ張られ、ストーリーも右へ左へ上へ下へジェットコースターのように猛スピードで発狂しながら進む。調査が進むたびにドキドキがあって、怪しすぎる容疑者が変化していくのに振り回されっぱなし。ラヴィがいつ豹変するかとハラハラしてたけど、悪い人でなくて良かったとホッとしました。他の作品もとても読みたくなりました!酔ってひき逃げをする学生達から始まる映像化作品をちらっと何かで見たような気がする!何だったか思い出せない。よく似た話か?

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    2026年08月15日
  • 余命一週間の探偵として

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    死を前にした人間がワガママになるのは、いけないことなのか。
    すごく"死"とは正反対のバイタリティを感じた。
    謝辞にあるように、きっと事あるごとに私はジェットの強さを思い出すだろう。

    自らの死をカウントダウンするなんて、どんな気持ちなんだろうか
    最悪が更新されていくなんて、どんな気分なんだろうか
    『死にたくない』どんな想いで発したんだろうか
    節々で、涙がとまらなかった。

    人間関係が複雑に絡み合っていて、何を信じたらいいか分からなくなってしまう本作だった。
    ホリー・ジャクソン著の翻訳済み作品は全て読んできたけれど
    そういった表面上に現れないような澱みを書くのがうまいなあ、と

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    2026年08月14日