服部京子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルに惹かれて手に取りました。
自由研究という無邪気な枠に、過去の殺人事件をぶち込む発想がまず面白い。
主人公ピップがとっても魅力的!
正義感が強く、緊張すると雑学が出てしまうような可愛らしさもあり、一気に好きになった。
ただその正義感ゆえに、真実に近づくほど少しずつ削られていく姿には、心配になる場面も多く、目が離せなかった。
自由研究という形式で物語が進むことで、ピップと一緒に調査しているような感覚になり、没入感がとても高かった。
真犯人は最後までわからなかったなあ。
続編やドラマ化されていると知り、大歓喜!!!
久しぶりのミステリー小説でしたが、読後には「ミステリー最高…!!! -
Posted by ブクログ
生活が慌ただしくなってくる中で読書熱が冷めていましたが、サブスクやSNSばかりではいけない!文字に触れよう!と思い、ネトフリでドラマ化されていたこの本を選びました。ミステリーなら集中力も続きやすいかも…なんて気持ちも。
海外作品あるあるの登場人物の多さと名前により区別がつきにくくなるのではという心配や本の分厚さに気後れしたのも一瞬、あっという間にピップを取り巻く世界に夢中になっていました。
自由研究という形で事件を追いかけるのも新鮮で、展開は丁寧に進んでいきますがスピード感があってページをめくる手が止まりませんでした。
そしてピップの人柄も好きです。彼女のその後が気になるので残りの作品と前日譚 -
Posted by ブクログ
事実を積み上げ、インタビューで目撃情報を検証し、捜査を進める高校生が主人公です。前作の直後の出来事から始まるので、全作品が上巻、今作品が下巻としても良いかもしれません。535ページある厚い文庫本ですが、あっという間に読んでしまいました。ミステリーという側面と、正義とは何かとか、社会での自分の立ち位置をどうとらえ、どんな行動をするべきなのか?という若者の視点から悩み、内面も丁寧に描かれております。高校生でこんな経験をすることになる主人公の不遇は、日本では経験し得ないであろう出来事です。銃が日常にある社会で生活することの感覚をとてもリアルに垣間見ることができる小説でもありました。さらに続編もあるの
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Posted by ブクログ
はじめに、とても面白かった。
歳をとるごとに翻訳小説が苦手になってきている。
外国の回りくどいジョークが鼻につく感じで。
もちろん、これもイギリスが舞台だから、そういう部分もあるが、全く気にならず読むことができる。
自由研究で殺人の真犯人を捜し当ててしまう、と言うかなり突飛な話だが、主人公が女子高生ということもあり、全く嫌みを感じない。いじめ、ドラッグなども出てくるが、深入りしないことでリアルさを増している。
犯人ももちろん意外な人物で、それには悲劇も伴うが、最期にはそれをも打ち消す爽快さがある。
これは、シリーズ化できるんじゃないか、と思ったらとっくになっていた。青少年に勧める本にもなってい -
Posted by ブクログ
前作の完成度に惹かれ続編に挑戦。
とは言え「はい、次のお話」というものではなく、前作の事件の直後という時間軸から始まり、登場人物やコミュニティがその余波を色濃く受けたまま話は始まる点が新鮮かつ印象的。
好感の持てた主人公は、今や前作の事件を題材にした人気ポッドキャストの配信者に。
序盤に前作の核心に触れる部分があるため、やはり順に読んでいくのが良いだろう。
今作では行方不明となった友人の兄を追うことになるが、調査パートの取材・推理の描写が相変わらず巧みで、翻訳も合っていてスムーズに読み進められた。
物語は後半で一気に加速し、感情の渦に巻き込まれる主人公の視界をそのまま共有しているような没