服部京子のレビュー一覧

  • 自由研究には向かない殺人

    Posted by ブクログ

    以前から気になっていた海外ミステリ。

    舞台はイギリスの田舎町。
    主人公のピッパは女子高生で、とても頭脳明晰な人物である。日本人だと馴染みがないが、高校の課題として自由研究があり、彼女はそのテーマに五年前に起きたある殺人事件を選んだ。
    加害者は彼女もよく知るサルという善良な人物。
    サルが加害者ということに疑問を感じる彼女は、サルの弟のラヴィと共に研究を進めていく。

    読み慣れない海外ミステリ、且つ600頁近いボリュームで読むのは大変だったが、少しずつ容疑者を絞り込んでいき、確実に犯人を追い詰めていく展開は息もつかぬほどであり、非常に楽しめた作品だった。

    Netflixで映像作品として見れるよ

    0
    2026年01月19日
  • 自由研究には向かない殺人

    Posted by ブクログ

    行動力溢れる主人公が魅力的すぎる。
    ピップとラヴィと一緒にEPQした気持ちになれた。予想外の結末と、物語の締めくくりが最高。

    0
    2026年01月18日
  • 自由研究には向かない殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    青春版ツインピークスという感じでした。
    ピップの性格といい、物語の展開といいとても好きでした。




    以下ネタバレ






    カーラとナオミの父であり教師でもあるエリオットは、関係を持ってしまったアンディを突き飛ばして頭を強打させ、アンディの恋人だったサルシンに罪を着せて殺してしまう。
    アンディの妹であるベッカは、自身がレイプされた原因のドラッグをアンディが売っていたことを知り、問い詰めるが謝罪もなく無下にされる。小競り合いが起こった時、頭を強打した影響で倒れてしまうがベッカは助けずアンディが死んだ後別の場所の貯水タンクに死体を隠す。
    小説内でも言及されていましたが、エリオットやベッカやア

    0
    2026年01月03日
  • 受験生は謎解きに向かない

    Posted by ブクログ

    ホリー・ジャクソン『自由研究には向かない殺人』の前日譚。本作では友人宅で行ったマーダーミステリーの一夜を扱っている。主人公のペップがどんどんゲームの謎解きにはまっていくのは心地よかった。短い小説で本編を読んでなくても十分に楽しめる作品だと思った。短いのでサクッと読めちゃうし。などと書いてるけど、まだシリーズの残り2作は読んでないんですよね。

    0
    2025年12月31日
  • 自由研究には向かない殺人

    Posted by ブクログ

    最初から最後まで面白かったです。
    自分の町で起きた殺人事件の真相を掴むため自由研究の題材として選んだ高校生の主人公。誰もが終わった事件として考えている中様々な視点、人に関わることによって少しずつ掴めていく事実。学生ならではの問題、アメリカの社会問題についても触れられている作品でとても興味深く読むことができました。

    0
    2025年12月21日
  • 夜明けまでに誰かが

    Posted by ブクログ

    ドキドキしながらあっという間に読み終えた。
    「自由研究には向かない殺人」を読んだ時は皆の評価ほど好みでは無かったので、この作品には驚かされた。仲良しの6人組だったはずが、切羽詰まった時、それぞれの本性が見てられないほどに、あぶり出される。本当の勇気もジャッジされる。
    そんな中、未熟と言っても良いほどの若者の幼さと純粋さも垣間見られて切ない思いも感じた。

    0
    2025年12月20日
  • 自由研究には向かない殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こんなに魅力的な主人公と相棒の出てくる作品は久々に読んだなぁ。

    読み始めの最初の時点で読者は主人公ピップのことを好きになるに違いない。17歳ということで本来であれば子どもの大人の間でせめぎ合っている年頃の女性なのだが、本人はそういった部分を感じさせず快活で芯のある姿が描かれていてこちらもなんだか元気をもらえた気がする。それと普通に知識も豊富で年齢に見合わない知性を感じる。……羨ましい。
    続いて登場する相棒ラヴィも事件で兄を失い、当初非協力的ながらピップの人柄や事件を追う真剣さに触れ、徐々に心を開きユーモアに富んだ受け答えをして楽しませてくれる非常にいいキャラクターだった。意外に漢気にも溢れて

    0
    2025年12月11日
  • 優等生は探偵に向かない

    Posted by ブクログ

    前作の完成度に惹かれ続編に挑戦。
    とは言え「はい、次のお話」というものではなく、前作の事件の直後という時間軸から始まり、登場人物やコミュニティがその余波を色濃く受けたまま話は始まる点が新鮮かつ印象的。

    好感の持てた主人公は、今や前作の事件を題材にした人気ポッドキャストの配信者に。
    序盤に前作の核心に触れる部分があるため、やはり順に読んでいくのが良いだろう。

    今作では行方不明となった友人の兄を追うことになるが、調査パートの取材・推理の描写が相変わらず巧みで、翻訳も合っていてスムーズに読み進められた。

    物語は後半で一気に加速し、感情の渦に巻き込まれる主人公の視界をそのまま共有しているような没

    0
    2025年12月11日
  • 自由研究には向かない殺人

    Posted by ブクログ

    前々から気になっていたが、厚さと登場人物の多そうなところに気が引けて先延ばししていたところ、ちょうど気が向いたので挑戦。

    いわゆる青春ミステリーと呼ばれるものにはなるんだろうけど、大きな謎やトリックなどはなく、ミステリーの部分は薄い。
    しかしながら視覚的に工夫を凝らした記載で主人公と共に調査を進めていくような気になる構成は、映画「search」にも通じる印象で、現代らしくも上手い見せ方。
    また翻訳家が合っているのか読みやすい筆致ですいすいと読み進めることができた。

    人種問題や小さな町でのドロドロ、重めのストーリーを主人公のキャラクターでカバーしているのも良い。最後の方の選択には賛否もあるだ

    0
    2025年12月11日
  • 卒業生には向かない真実

    Posted by ブクログ

    とんでもない話だった。前作の終わりからして、3作目は「戦い」の巻になるだろうと思っていた。主人公が受けた傷に立ち向かう、そんな話になると思っていた。
    ところが読み進めていくと、これは確かに戦いだけど、思っていたのとは全然違う方へ話は転がっていく。
    ずしんと心が重い。この物語にはいろんな捉え方があると思う。

    個人的にはこんな展開になってしまったことが悲しい。これは、ハッピーエンドなのだろうか?私にはバッドエンドの様に思える。

    真に正しい、とはどうあることなのか。

    この終幕のあと、二人は取り戻せるのだろうか。守るために失ったものは、あまりにも大きすぎる。

    0
    2025年12月04日
  • 優等生は探偵に向かない

    Posted by ブクログ

    1作目の内容を全然覚えていなくて、冒頭ちょっと戸惑った。事件の本筋に入ってからはのめり込む様に読んで、読み終わって感慨に浸ってる。興味を引く事件、飽きさせず進んでいく展開、それから心に残る結末。一気読みした。
    ビップは優れた探偵役だけど、ヒーローじゃない。悩んで苦しみながら、事件をおいかける、一人の少女だ。彼女がもがく、等身大の様子に心奪われる。
    「事件」には綺麗な解決や終わりなんてない。物語としては幕を閉じても、誰かの心、その人生に爪痕を残す。それは時に悪意の輪となることもあれば、何か導きの様に人生を繋いでいくこともあるのだろう。ビップはこの先、どう消化して立ち向かっていくのかな。
    続編も読

    0
    2025年12月02日
  • 卒業生には向かない真実

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なかなかショッキング。始終ドキドキしっぱなしでボリュームはあるけど後半は一気読み。これが良かったのかは分からないし、元通りにはならないけれど最後ちょっとだけホッとしてしまった。警察や司法をもっと信用できたら、、もっと機能してたらこんなことにはならなかったのにと思ってしまう。これを一生背負って生きていくのは罪を犯した人間なら当然ではあるけれど、ピップがラヴィや家族や友達とまた笑って過ごすことができたらいいな。
    3部作完結!面白かったー。あの頃のピップが好き!

    0
    2025年11月12日
  • 優等生は探偵に向かない

    Posted by ブクログ

    すっごくおもしろかったけど、ピップの気持ちを考えると辛すぎる気持ちになりました。
    謎を解く度に、幸せにならないのはしょうがないかもしれないけれど、それでもやるせなさすぎる…。
    今回の作品では、第1作よりもピップの行動が色々な意味で大胆で驚かせられました。
    次回作で完結するので、今後の展開がとても気になるので早く読みたいです。

    0
    2025年11月06日
  • 卒業生には向かない真実

    Posted by ブクログ

    一言。

    マジか、といった感想。

    前半はなんとなく退屈でしたけどね。一気に後半まくし立てたね。ラヴィとはこれでいいのかー、と思ったが最後に「アラッ」って。

    前作前々作がしっかりつながるんだねー。

    0
    2025年10月15日
  • 夜明けまでに誰かが

    購入済み

    一気読みできる環境で是非!

    春休みの旅行中、狙撃者からRVに閉じ込められた若者達。狙撃者からある人物の秘密を明かされるよう要求されるが……
    「自由研究には向かない殺人」3部作のホリー・ジャクソンの作品だけあって一筋縄ではいかないサスペンス!後半の目まぐるしい展開にはページを捲る手が止まらなくなるので、一気読みできる環境をおすすめします。

    #感動する #ドキドキハラハラ #怖い

    0
    2025年10月07日
  • 優等生は探偵に向かない

    Posted by ブクログ

    シリーズ第2弾、今回も期待を裏切らず面白かった!もう探偵まがいな事はやらないと決めたピップだったけど友達からあんなに頼まれたら引き受けちゃうよね〜。引き続き若さ特有の行動力でどんどん突き進んでいく。ポッドキャストやSNSでの調査も今っぽくて新鮮。最後に負った心の傷は自分だったら病んでしまうな。

    0
    2025年09月30日
  • 優等生は探偵に向かない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作を超えるくらい面白かったです。
    前作は過去の事件に向かい合いましたが、今回は現在起きている事件。
    後半は驚きの展開でした。

    0
    2025年09月30日
  • 優等生は探偵に向かない

    Posted by ブクログ

    「自由研究には向かない殺人」続編!
    前回から引き続き今回も最高でした。
    ピップが住む街のなかでまた事件が起きるのだが、嫌な閉塞感などがなく、本当に風通しが良く話が進み読んでいて、真相に近づくにつれ映像で見ているかのごとくテンポよく読めてしまう!
    三部作目も購入済なので、間を挟んでからまた満を持してリトルキルトンに戻ってこようと思う。

    0
    2025年09月16日
  • こうしてぼくはスパイになった

    Posted by ブクログ

    1944年、第二次世界大戦時のロンドンはナチス・ドイツの空襲が続いていた。13歳のバーティは空襲警報を受け、民間防衛隊の伝令係として、自転車のカゴに愛犬で救助犬のリトル・ルーを乗せて出発した。その道中、アメリカ人の少女エレノアとぶつかってしまう。彼女が立ち去った後にはある一冊のノートが残されていた。そのノートには秘密諜報員の訓練と謎の暗号が書かれていたー。

    数年前話題になった『自由研究には向かない殺人』を訳した服部京子さんが訳してるから絶対面白いだろなー、子どもってスパイものに弱いよなーと思い手に取った。

    シャーロック・ホームズに憧れながらも、ちょっと頼りなく心に深い傷のあるバーティとしっ

    0
    2025年09月09日
  • 優等生は探偵に向かない

    Posted by ブクログ

    あまりにも「自由研究には向かない殺人」が面白かったので早くこちらが読みたくてうずうずしていたけど、読んでみたら期待を裏切らず一気読みしてしまった。小さな町の中ですっかり有名人となったピップがまた大活躍。
    前作からの流れや共通の登場人物が多いので、忘れっぽい私はあまり日を置かないで読めてよかった。

    1
    2025年09月07日