服部京子のレビュー一覧
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アメリカの作家カレン・M・マクマナスの長篇ミステリ作品『誰かが嘘をついている(原題:One of Us Is Lying)』を読みました。
ここのところ、エッセイ等の息抜き作品を除けばアメリカの作家の作品が続いています。
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容疑者たちの独白に、真相への手がかりが!?
高校生5人と教師しかいない理科室での殺人!
放課後の理科室で、5人の高校生がルール違反の罰で教師に作文を書かされていた。
だが突然、生徒の1人サイモンが苦しみだし、病院搬送後に死亡する。検死の結果、警察は事件性があると判断した。
サイモンは生徒のゴシップを暴くアプリを運営しており、 -
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ネタバレ読書備忘録608号。
★★★★。
リーガルミステリであって、フーダニットのサスペンス。火曜サスペンス劇場?笑
舞台はバージニア州郊外、ミラクル・クリーク。
韓国人移民の夫婦が営む高濃度酸素治療施設「ミラクル・サブマリン」で放火事件が起きる。被害者は治療を受けていた自閉スペクトラム症の少年ヘンリーと、同じく治療を受けていた別の少年の母親キット。
捜査の結果、ヘンリーの母親であるエリザベスが逮捕され裁判となる。検察官エイブは治療施設に高濃度酸素を送るタンクから延びる配管をタバコとマッチを使って放火したとの証拠でエリザベスを殺人容疑で起訴。エリザベスはヘンリーの治療で心身共に疲れ切っていたことが動機 -
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ネタバレ『ボブという名のストリートキャット』が本になるまで、の話。
ところで、私は全然知らなかったが、英語の原題 "A Street Cat Named Bob" は、お芝居の「欲望という名の電車」"A Streetcar Named Desire" の、パロディーなのですね。
お芝居の A Streetcar Named Desire はビデオで見たことがあるけど、なんかすごく暗い話で全然笑えるところがなく、絶望的なストーリーなので、全然私好みではなかった。
でも、"A Street Cat Named Bob" は、本当に素晴らしく、希望 -
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ネタバレ笑えるせつなさから、深刻なせつなさまで、たくさんの動物の生態を知れました。
まず、イラストがゆるゆるで可愛く、フキダシの中のひと言が面白いのです。忘れてしまっても、絵で思い出していけそうな気がします。
初めて知る動物もいて、まだまだ知らないことがいっぱいだなぁと思いました。
特に興味を持ったもの&初めて知った動物
ワニの脳みそは、オレオ1枚より軽い
鳥は宇宙に行ったら、飢え死にする→重力に頼って胃に食べ物を落としているから
エミューは後ろ向きに歩けない→「前進あるのみ」ということでオーストラリアの国の紋章に
ニュウドウカジカがブサカワ
カタツムリに寄生するロイ -
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ネタバレ<目次>
略
<内容>
『ボブという名のストリートキャット』の著者の本(第2弾だかどうかはわからない)。この本を出版するところまでの話。ヘロイン中毒から脱出し、「ビッグ・イシュー」売りからも脱却する処で話は終わっている。読み手は著者にもボブというネコにも感情移入できる。前作を読んだ際には、ネコは人間を選ぶな、という感想だったが、本作を読むと、社会福祉に関してさすがにイギリスは進んでいるな、という点。麻薬中毒から脱出するためのプログラム。無宿人への手当てやサポート体制の充実など、日本と比較してしまう。日本の同じように、相手を感じられない人がいるのはしょうがないが、日本だったら、著者のように社会 -
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ネタバレ<目次>
略
<内容>
イギリスの麻薬中毒のストリート生活者(ただしイギリスは福祉行政が進んでいて、その彼もアパートに住むことができる)とノラ猫ボブの再生のノンフィクション。彼らにとっては大きな事件が次々と起こる(一般から見るとさほどでもないがてん)。それを乗り越えて、著者は中毒を乗り越え、華族と和解し、生活が成り立つようになっていく。ボブからすると保護してもらい、幸せな日々を送れるようになる。そうした更生の物語だ。しかし、ネコは「この人なら大丈夫」という勘はどこにあるのだろう。うちの近所の半ノラは、なかなかなついてくれないのだが… -
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ボブの写真がたくさん載ってるのがいい!
どん底を味わった著者が綴る言葉には重みと説得力がある。
強さとは、人を傷つけるためのものではなく、自らを肯定し、誰かに手をさしのべるためのものだという事、それを実感として得るためには、自身の弱さと向き合う必要があるということ、一瞬一瞬を懸命に生きるボブが、一見矛盾した人生論に説得力を与えている。
実際のところ、猫が何を考えているのかなんてわからないから、結局相手から何を読み取るのかは自分次第だ。
この本に綴られているのは、著者がボブを見て感じた事であって、ボブは全くそんなつもりはないのかもしれない。そして救いは多分そこにこそあるのだと思う。
相手がどう思 -