服部京子のレビュー一覧

  • 誰かが嘘をついている

    Posted by ブクログ

    それぞれの事情で放課後残されていた生徒たち。そのなかで、生徒たちのゴシップを配信していた生徒が突然死ぬ。死因はアーモンドアレルギーによるアナフィラキシーショック。容疑者の生徒たちは、死んだ生徒に全員弱みを握られていて……

    0
    2022年04月26日
  • ミラクル・クリーク

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読書備忘録608号。
    ★★★★。
    リーガルミステリであって、フーダニットのサスペンス。火曜サスペンス劇場?笑
    舞台はバージニア州郊外、ミラクル・クリーク。
    韓国人移民の夫婦が営む高濃度酸素治療施設「ミラクル・サブマリン」で放火事件が起きる。被害者は治療を受けていた自閉スペクトラム症の少年ヘンリーと、同じく治療を受けていた別の少年の母親キット。
    捜査の結果、ヘンリーの母親であるエリザベスが逮捕され裁判となる。検察官エイブは治療施設に高濃度酸素を送るタンクから延びる配管をタバコとマッチを使って放火したとの証拠でエリザベスを殺人容疑で起訴。エリザベスはヘンリーの治療で心身共に疲れ切っていたことが動機

    0
    2021年09月22日
  • ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『ボブという名のストリートキャット』が本になるまで、の話。
    ところで、私は全然知らなかったが、英語の原題 "A Street Cat Named Bob" は、お芝居の「欲望という名の電車」"A Streetcar Named Desire" の、パロディーなのですね。
    お芝居の A Streetcar Named Desire はビデオで見たことがあるけど、なんかすごく暗い話で全然笑えるところがなく、絶望的なストーリーなので、全然私好みではなかった。
    でも、"A Street Cat Named Bob" は、本当に素晴らしく、希望

    0
    2021年08月18日
  • せつない動物図鑑

    Posted by ブクログ

    いろいろな動物に対して雑学が知れます。
    想像もつかないような特徴や体の仕組みを持っている動物もいるので、発見があり面白かった。

    0
    2021年08月14日
  • 誰かが嘘をついている

    Posted by ブクログ

    最初の方をちょっとだけ読んで、2年以上放置していた作品。
    ちゃんと読んだら面白かった。
    容疑者の疑いをかけられた4人の高校生が、時系列でそれぞれの視点から自分の状況を語っていく。
    読み進むにつれて、彼ら一人一人の人となりや抱えているものが明らかになってきて、だんだんだんだん深掘りされていく。
    最後は、明るい未来が待っているって感じで微笑ましかった。

    0
    2021年08月06日
  • 生まれたときからせつない動物図鑑

    Posted by ブクログ

    動物のせつない実態を、何とも癒される脱力系のイラストとともに紹介。
    イラストに添えてある著者のウィットに富んだ一言にクスッ♪ほっこり和みながら動物の意外な生態を知れて楽しい。

    0
    2021年07月26日
  • せつない動物図鑑

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    笑えるせつなさから、深刻なせつなさまで、たくさんの動物の生態を知れました。

    まず、イラストがゆるゆるで可愛く、フキダシの中のひと言が面白いのです。忘れてしまっても、絵で思い出していけそうな気がします。

    初めて知る動物もいて、まだまだ知らないことがいっぱいだなぁと思いました。




    特に興味を持ったもの&初めて知った動物

    ワニの脳みそは、オレオ1枚より軽い
    鳥は宇宙に行ったら、飢え死にする→重力に頼って胃に食べ物を落としているから
    エミューは後ろ向きに歩けない→「前進あるのみ」ということでオーストラリアの国の紋章に
    ニュウドウカジカがブサカワ
    カタツムリに寄生するロイ

    0
    2021年05月31日
  • ボブという名のストリート・キャット

    Posted by ブクログ

    物語としても楽しめるけど、猫との暮らしの細々とした喜びや注意する点も知れてよかった。

    異国感を創造できるロンドンの街や人の描写で、旅気分も味わえるような。

    役者あとがきにもあるように、飼育に関するイギリスと日本の違いも猫好きには面白い。

    会話が、吹替の海外ドラマ風というか
    翻訳した日本語です!という雰囲気なので、少し読みづらいかも。

    0
    2021年04月30日
  • 生まれたときからせつない動物図鑑

    Posted by ブクログ

    生まれた時から壮絶な環境で育つ動物。親からの愛を受け取れない動物いれば、親が近くにいても食べてしまうという残酷な動物もいる。生まれた時からの生き方がそれぞれ個性的だった。

    0
    2021年02月24日
  • せつない動物図鑑

    Posted by ブクログ

    動物のせつない生き方を記した本書。クスッと笑ってしまうような切ない生き方をしている動物もいれば、切なすぎる動物もいる。自分が常日頃悩んでいることが少し小さく見えた気がした。

    0
    2021年02月23日
  • ミラクル・クリーク

    Posted by ブクログ

    バージニア州郊外の町、ミラクル・クリーク。韓国人の移民一家が営む酸素治療施設「ミラクル・サブマリン」で放火事件が発生した。焼死した少年の母親が逮捕され、一年後、裁判が開かれる。障害や難病の治療に「奇跡」を期待された施設に、いったい何があったのか。各々の心のうちに傷と秘密を抱えながら事件の関係者たちは法廷に臨む―本当に裁かれるべきは誰なのか?

    酸素治療という方法を初めて知った。障害や難病の改善や治療につながるとは。母親たちの心情描写もたまらない。などと、ミステリ以外の部分で深く印象に残った。

    0
    2021年02月09日
  • ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>


    <内容>
    『ボブという名のストリートキャット』の著者の本(第2弾だかどうかはわからない)。この本を出版するところまでの話。ヘロイン中毒から脱出し、「ビッグ・イシュー」売りからも脱却する処で話は終わっている。読み手は著者にもボブというネコにも感情移入できる。前作を読んだ際には、ネコは人間を選ぶな、という感想だったが、本作を読むと、社会福祉に関してさすがにイギリスは進んでいるな、という点。麻薬中毒から脱出するためのプログラム。無宿人への手当てやサポート体制の充実など、日本と比較してしまう。日本の同じように、相手を感じられない人がいるのはしょうがないが、日本だったら、著者のように社会

    0
    2021年01月21日
  • ボブという名のストリート・キャット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>


    <内容>
    イギリスの麻薬中毒のストリート生活者(ただしイギリスは福祉行政が進んでいて、その彼もアパートに住むことができる)とノラ猫ボブの再生のノンフィクション。彼らにとっては大きな事件が次々と起こる(一般から見るとさほどでもないがてん)。それを乗り越えて、著者は中毒を乗り越え、華族と和解し、生活が成り立つようになっていく。ボブからすると保護してもらい、幸せな日々を送れるようになる。そうした更生の物語だ。しかし、ネコは「この人なら大丈夫」という勘はどこにあるのだろう。うちの近所の半ノラは、なかなかなついてくれないのだが…

    0
    2021年01月16日
  • ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険

    Posted by ブクログ

    前作の続編。
    ちなみに、ボブは何年か前に他界しています。
    オーエンさんは、自宅を買い、ホームレスの支援活動や動物愛護活動などをして、何匹かの保護猫と暮らしているそうです。

    0
    2020年12月15日
  • ボブが教えてくれたこと

    Posted by ブクログ

    ボブの写真がたくさん載ってるのがいい!
    どん底を味わった著者が綴る言葉には重みと説得力がある。
    強さとは、人を傷つけるためのものではなく、自らを肯定し、誰かに手をさしのべるためのものだという事、それを実感として得るためには、自身の弱さと向き合う必要があるということ、一瞬一瞬を懸命に生きるボブが、一見矛盾した人生論に説得力を与えている。
    実際のところ、猫が何を考えているのかなんてわからないから、結局相手から何を読み取るのかは自分次第だ。
    この本に綴られているのは、著者がボブを見て感じた事であって、ボブは全くそんなつもりはないのかもしれない。そして救いは多分そこにこそあるのだと思う。
    相手がどう思

    0
    2020年06月21日
  • ボブが教えてくれたこと

    Posted by ブクログ

    猫を飼う人、動物を飼う人なら同感することが多いと思います。ボブからステキな事を学んでるジェームスがすばらしい。

    0
    2020年01月23日
  • せつない動物図鑑

    Posted by ブクログ

    苦労なく読める動物のネタ話。
    漢字にはルビがふられているので、小さいお子ちゃまが動物に興味を持ってもらうのに良さそう。

    ただ、絵はヘタウマというよりズバリ下手。
    しかも「図鑑」というわりには、昆虫の足が出ている場所とか絵がたくさん間違っています。
    そこに留意してお子ちゃまに読ませましょう。

    0
    2019年11月25日
  • せつない動物図鑑

    Posted by ブクログ

    面白く読めた!
    こんなに生きていても、ほんと、知らないことばかり。
    昔、生き物の図鑑とか見なさい、って言われてたけど、気持ち悪くて全然知識が身につかなかった…
    (未だに爬虫類、両生類、魚類が特に苦手…。)
    こんな本があったなら、もっと生き物に興味と敬意を持てたかもしれない。
    大人が読むと面白い本だと思った。

    0
    2019年10月22日
  • 誰かが嘘をついている

    Posted by ブクログ

    放課後の理科室に身に覚えのないルール違反の罪で集められた、5人の高校生。その中の一人が突苦しみ出し死んだ。死んだ生徒は、学生達の秘密を暴露するサイトを立ち上げて運営していた。誰が殺したのか…。集められたもの達の中に犯人はいるのか、違うのか。一人ひとり順番に一人称で語られ、彼らの性格、生活、そして秘密が明らかになっていく。

    0
    2019年09月19日
  • 誰かが嘘をついている

    Posted by ブクログ

    アメリカの高校を舞台にして起こる殺人事件。
    校則に反した罰として呼び出された生徒5人、成績優秀なブロウィン、メジャーリーグ入りも夢ではないピッチャーのクーパー、お洒落な学校のプリンセス アディ、ヤクの売人もしていると噂される不良少年のネイト、そして生徒のゴシップを暴くサイトの管理人サイモン。
    5人は一つの教室に集まったが、水道の水を飲んだサイモンが急に発作を起こし死んでしまう。彼はピーナツアレルギーで、コップに注がれた水にはピーナツオイルが含まれていたのだ。
    サイモンが水を飲んだのは全くの偶然だが、誰かが彼を殺すために仕組んだのだ。4人の高校生は最有力容疑者として疑われる。
    そんな時、死んだサ

    0
    2019年07月28日