服部京子のレビュー一覧

  • 車椅子探偵の幸運な日々

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    主人公ダニエルは女性が車に乗り込むところを目撃する。そのあとに女性が失踪した事件を知り、あの女性がそうだったんじゃないかという場面から始まる。ダニエルは一歳半の時にSMA(脊髄性筋萎縮症)という難病を発症し二十六歳の今まで車椅子生活をしている。常に命の危険のある生活のなかで友人や介助してくれる人たちとの交流を通して幸せな日々を感じている。その日常の描写がとてもいい。そこに入り込んできた失踪事件と、犯人と名乗る人物とのメールのやり取り。本当に犯人なのか、半信半疑のままやり取りを続けていく。女性を助けることができるのかとか緊張感が徐々に増していく面白さがあるけれど、ダニエルの性格、人柄、考え方にと

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    2024年05月26日
  • せつない動物図鑑

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    タスマニアデビルのメスの結婚相手の条件はとにかく強くて攻撃的なことらしい。
    まずは戦って向こうが強かったら恋におちるとか、交尾の後に抜け出して他のオスを探しに行くらしく、相手に見つかるとケンカがはじまり、メスがケンカに勝つと別の相手を探しに行くという、とにかく強さへのこだわりがはんぱないらしい。
    すばらしい。

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    2023年12月17日
  • 詐欺師はもう嘘をつかない

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    めちゃくちゃ長かった。青春小説と解説で書いてあった反社会的な環境の少年少女を描いた作品。詐欺を母親から教わった少女が銀行強盗と遭遇し、回想シーンを交えて強盗事件からの生還、そして自身の過去と決別する小説、良かった。

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    2023年12月11日
  • 詐欺師はもう嘘をつかない

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    ひとりの少女の今と、少女の中のたくさんの少女の過去と、そして未来を見守ったような気持ち。弱くても怖くても、踏ん張り笑える彼女を健気だと感じた。自分にも愛する人にも、かつて愛した人にも。
    私はノーラのことが好きだな。
    そしてもちろん、アイリスも。アイリス素敵だよアイリス…。ウェスもいい。リーも好き。キャラそれぞれが好きだけどなによりその結びつきが、関係性が素敵。
    面白かった。

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    2023年07月21日
  • 詐欺師はもう嘘をつかない

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    詐欺師の技で大切な友達を守れ! 甘くも切ない思い出が蘇る青春ミステリー #詐欺師はもう嘘をつかない

    ■あらすじ
    銀行に赴いた主人公ノーラと友人たちは、銀行強盗に襲われてしまう。大切な友人を守るため、かつて詐欺師であった母親から教わったテクニックで脱出を図っていく。
    十代の少女たちが歪んだ大人たちに立ち向かう、ヤングアダルトミステリー。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    はぁ…切ない。若者たちが頑張る姿はキュンキュンしちゃいますね。

    主人公ノーラが熱すぎるのよ。
    唯一の武器である知識であるものの、自身のアイデンティティを否定する材料でもある。葛藤のはざまに自らを鼓舞しながら成長していく姿が…も

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    2023年06月03日
  • 詐欺師はもう嘘をつかない

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    「自由研究には向かない殺人」が好きな人なら絶対に読んで欲しい作品。主人公は17才の少女でミステリ要素は少ない。いきなり事件現場から始まり犯人達に拘束された時間経過とその間に彼女の過去を回想する、と言う形で進んでいく。そうして原題の意味が初めてわかる仕掛けになっている。
    もしかしたら主人公は私だったかもしれない、切なさと共に主人公を抱きしめたくなる。
    Netflixでドラマ化されるのも楽しみ。

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    2023年04月23日
  • 詐欺師はもう嘘をつかない

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    ネタバレ

    テス・シャープの邦訳第二弾(ジュラシックパークの小説版が邦訳第一弾らしい)。
    ティーンの少女が主人公の、所謂ヤングアダルト小説。

    本作はミステリではない。過去、母親に詐欺師として徹底的に育てられた少女が、元カレと今カノとの3人で銀行強盗に巻き込まれる。封印した詐欺師の力を使い、いかにして銀行強盗から逃れるか。冒険小説。

    読みやすかったが、現在パートと過去パートがあまりにも頻繁に入れ替わるため、少しテンポが悪いと感じた。面白かっただけに残念。

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    2023年03月28日
  • 嘘は校舎のいたるところに

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    ネタバレ

    読みやすく、いくつかの謎が並行して進んでいき飽きさせないのですが、最後の最後が、あーーーって(笑) 個人的には、きちんと犯人が捕まる形で解決してほしかった。

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    2023年01月06日
  • 優等生は探偵に向かない

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    あれ?あれ?そっちに行きます?

    前作を読み終え、勢いで2作目も読みました。
    皆様仰ってますが、ちゃんと1作目から読んで頂きたい。
    いきなり前作のネタバレから始まるので、本作から読むとみすみす傑作ミステリー小説を一冊ドブに捨てる事になります。要注意です。

    さて本編のお話、先ずコナーがダルい作者の意図どおりだと思いますが、もう一度言いますコナーだるい、うざ絡みやん、嫌やったら依頼すんなよ!って心から思いました。
    一方、ラヴィが出てくるとテンポアップするんですが、コナーとの対比からかラヴィが軽く見える気がしました。

    主人公がコーラ?をある人に頭からぶっかけるシーンやA~Bの時間帯に関する情報提供は不要というニュアンスで話すシー

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    2022年08月23日
  • 自由研究には向かない殺人

    ネタバレ 購入済み

    夏休みの冒険にしては深刻すぎる

    遅ればせながら読了。
    否定的な意見としては、電子書籍より紙の本の方が
    この本の仕掛けをフルに楽しめたかもしれない。
    ただズームして見られる点では電子書籍で良かったのかもしれない‥‥老眼なんで。

    さて、本編ですが面白い、文句なく面白い。
    多少強引な点はあるにしても、最後まで前のめりに
    のめり込みました。

    主人公のひたむきさと正義感が眩しい物語ではあるが、あ~そこは隠蔽するのか...え~なんか残念というエピソードもあり、そこを読者が高校生の若さととるか、探偵の役得ととるのかで話の見えかたや主人公に対する感情も変わってしまう危うさを感じました。

    このミス2位もうなずけるし

    #エモい

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    2022年08月23日
  • せつない動物図鑑

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    どこかで一度は聞いたことのある名前の動物たちが集められている。馴染みのある動物たちなので楽しく読めた。動物の生態は奥深い。

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    2022年06月18日
  • ボブという名のストリート・キャット

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    ボブ最高!
    ジェームズのいうこと本当に理解している様子!賢い!
    ジェームズも、ボブのことを子供のように思い、自分の生活を見直し、お金稼ぎ、薬物依存からも抜け出せることができて本当によかった。
    人間は守るべきものがあると人生を楽しく生きていくことができるんだなーと思った。
    猫最高!

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    2022年06月04日
  • 誰かが嘘をついている

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    アメリカの作家カレン・M・マクマナスの長篇ミステリ作品『誰かが嘘をついている(原題:One of Us Is Lying)』を読みました。
    ここのところ、エッセイ等の息抜き作品を除けばアメリカの作家の作品が続いています。

    -----story-------------
    容疑者たちの独白に、真相への手がかりが!?
    高校生5人と教師しかいない理科室での殺人!

    放課後の理科室で、5人の高校生がルール違反の罰で教師に作文を書かされていた。
    だが突然、生徒の1人サイモンが苦しみだし、病院搬送後に死亡する。検死の結果、警察は事件性があると判断した。
    サイモンは生徒のゴシップを暴くアプリを運営しており、

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    2022年05月28日
  • 誰かが嘘をついている

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    それぞれの事情で放課後残されていた生徒たち。そのなかで、生徒たちのゴシップを配信していた生徒が突然死ぬ。死因はアーモンドアレルギーによるアナフィラキシーショック。容疑者の生徒たちは、死んだ生徒に全員弱みを握られていて……

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    2022年04月26日
  • ミラクル・クリーク

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    ネタバレ

    読書備忘録608号。
    ★★★★。
    リーガルミステリであって、フーダニットのサスペンス。火曜サスペンス劇場?笑
    舞台はバージニア州郊外、ミラクル・クリーク。
    韓国人移民の夫婦が営む高濃度酸素治療施設「ミラクル・サブマリン」で放火事件が起きる。被害者は治療を受けていた自閉スペクトラム症の少年ヘンリーと、同じく治療を受けていた別の少年の母親キット。
    捜査の結果、ヘンリーの母親であるエリザベスが逮捕され裁判となる。検察官エイブは治療施設に高濃度酸素を送るタンクから延びる配管をタバコとマッチを使って放火したとの証拠でエリザベスを殺人容疑で起訴。エリザベスはヘンリーの治療で心身共に疲れ切っていたことが動機

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    2021年09月22日
  • ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険

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    ネタバレ

    『ボブという名のストリートキャット』が本になるまで、の話。
    ところで、私は全然知らなかったが、英語の原題 "A Street Cat Named Bob" は、お芝居の「欲望という名の電車」"A Streetcar Named Desire" の、パロディーなのですね。
    お芝居の A Streetcar Named Desire はビデオで見たことがあるけど、なんかすごく暗い話で全然笑えるところがなく、絶望的なストーリーなので、全然私好みではなかった。
    でも、"A Street Cat Named Bob" は、本当に素晴らしく、希望

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    2021年08月18日
  • せつない動物図鑑

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    いろいろな動物に対して雑学が知れます。
    想像もつかないような特徴や体の仕組みを持っている動物もいるので、発見があり面白かった。

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    2021年08月14日
  • 誰かが嘘をついている

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    最初の方をちょっとだけ読んで、2年以上放置していた作品。
    ちゃんと読んだら面白かった。
    容疑者の疑いをかけられた4人の高校生が、時系列でそれぞれの視点から自分の状況を語っていく。
    読み進むにつれて、彼ら一人一人の人となりや抱えているものが明らかになってきて、だんだんだんだん深掘りされていく。
    最後は、明るい未来が待っているって感じで微笑ましかった。

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    2021年08月06日
  • 生まれたときからせつない動物図鑑

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    動物のせつない実態を、何とも癒される脱力系のイラストとともに紹介。
    イラストに添えてある著者のウィットに富んだ一言にクスッ♪ほっこり和みながら動物の意外な生態を知れて楽しい。

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    2021年07月26日
  • せつない動物図鑑

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    ネタバレ

    笑えるせつなさから、深刻なせつなさまで、たくさんの動物の生態を知れました。

    まず、イラストがゆるゆるで可愛く、フキダシの中のひと言が面白いのです。忘れてしまっても、絵で思い出していけそうな気がします。

    初めて知る動物もいて、まだまだ知らないことがいっぱいだなぁと思いました。




    特に興味を持ったもの&初めて知った動物

    ワニの脳みそは、オレオ1枚より軽い
    鳥は宇宙に行ったら、飢え死にする→重力に頼って胃に食べ物を落としているから
    エミューは後ろ向きに歩けない→「前進あるのみ」ということでオーストラリアの国の紋章に
    ニュウドウカジカがブサカワ
    カタツムリに寄生するロイ

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    2021年05月31日