服部京子のレビュー一覧

  • 優等生は探偵に向かない

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    前作が最高すぎたので、それと比べると少し物足りないかも。
    面白いミステリーではあるけれど、最新テクノロジーとの融合を意識し過ぎかも。ちょっとそこがくどかった。

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    2025年05月06日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    三部作完結
    物語の展開としてはハラハラして良いと思うのですが、んー、しかしこのラストはどうなんでしょうか?

    2部のピップと仲間たちの行動に「アカンよ、ピップ、みんな…」っておじさんは思ってしまいましたよ。

    アリバイ工作中の冗談言い合う感じとかもね、極度の緊張を紛らすためとか、お互いを思ってのことなんだと思うけど、うーんってなりました。

    マックスの裁判が終わったら、ピップは本当に救われるのかな?ラヴィの選択は正しかったのかな?

    いろいろ考えてしまいました。

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    2025年05月05日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    ネタバレ

    面白かった。
    コナーの家に呼ばれたピップ達がマーダーミステリーゲームをするという自由研究には向かない殺人の前日譚。
    ページ数が少なくて読みやすい。
    最初はめんどくさそうにしながらもゲームが始まるとのめり込んでいき負けず嫌いなピップが可愛い。最後推理が外れちゃって不貞腐れるところもまだ幼さがあっていい。
    まだローレンやアント達と仲が良かった時の話で3部作を読んだ後だと感慨深いものを感じた。
    ジェイミーのお兄さん感も良かった。
    最後の方はピップが自由研究のテーマを決めるに至るところが描かれていて1作目に繋がる終わり方で良かった。
    面白かった。

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    2025年03月23日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    これでシリーズ完結
    ここ1週間ほどで4冊を続けて読んだから物語への没入感は強かった

    三部作の前日譚
    いわゆる「エピソード0」なんだけども

    ・ページ数が少なすぎる
    ・そのうえページあたりの行数も減らしてる
    ・シリーズを追ってきた読者への「くすぐり」ではなく「押し付け」

    これは第3部の賛否より批判が多そう

    相棒が出てくるラストシーンだけで良かったな

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    2025年03月02日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    シリーズ1作目『自由研究には向かない殺人』の前日譚。

    コナーの家に招かれて、架空の殺人犯を当てるゲームに参加するピップ。舞台は1924年で孤島に立つ大富豪の館という設定。
    まだ友人達の関係性が変化する前の頃だから、なんか懐かしい感じ。

    シリーズ本編では、ピップのSNSを駆使した推理で進行していったが、本作ではゲームの設定が1924年なのでスマホは回収され使えないけど、事象を並べて真実に迫っていくあたりが、さすがの洞察力で感心する。

    だけど、結末はこれから始まる数々の事件へのメッセージ性をはらんでいて、はっと考えさせられる。本編での道のりを思うと、複雑な感情が湧き起こる読後感だった。

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    2025年02月01日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    シリーズの前日譚。あの揺さぶられた3部作の前に、ピップ達がマーダーミステリーで遊ぶ話。全てを知っているから感傷に浸りたくなるし、1に繋がるのを察して始まりに言葉を失う。にしてもピップの推理力の凄さを目の当たりにする、ここから始まるのか

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    2024年12月24日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    - 前日譚ということもあり、本編とは基本的に絡みがない
    - なのでちょっと物足りなさはある
    - 主人公が自由研究のテーマを選んだ理由が明かされる
    - 本編の登場人物もチョコチョコ出てくるのは良い

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    2024年12月03日
  • 正義が眠りについたとき 下

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    ウィン判事が残した暗号を元に、エイヴリーはウィンの息子であるジャレドとともに彼の別荘へとたどり着く。だがそこで彼女らを待ち受けていたのは新たな謎と正体不明の人物からの襲撃だった。さらに、昏睡状態にあるウィンの死期が近づいていく中、エイヴリーは自分の敵が合衆国大統領であることを知る。すべてを解き明かしたときに見えてくる、驚愕の真実とは。

    いろいろな要素を盛り込み過ぎ。残念。

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    2024年11月26日
  • 正義が眠りについたとき 上

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    連邦最高裁判事ハワード・ウィンが昏睡状態に陥った。彼の法律事務員エイヴリー・キーンは自分が彼の法定後見人に指名され、さらに今の政府を転覆しかねない極秘情報を暗号の形で託されていることを知る。彼の真意をはかるため、そして政府の闇へつながる真実を暴くためにエイヴリーは暗号を解こうとするが……。

    二人のベストセラー作家が推薦!と帯に書かれていたが、やや微妙。

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    2024年11月17日
  • 生まれたときからせつない動物図鑑

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    原文の言い回しが独特なのか、日本語として分かりにくいところもありましたが、第一弾で感じた違和感がだいぶ軽減されていたので結構面白く読めました。
    どのへんがせつないんだ……? と疑問に思ってしまうページも多々ありましたが、生態をこれだけたくさん集めていれば強引に結び付けねばならないのも無理ないのかなあと。著者さんがお住まいの国との文化の違いとかもありそうですしね。
    個人的にはシャチのイラストが一番好きです。

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    2024年11月11日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    ピップ三部作がとても面白かったので読みました。短めですが、あの三部作の前日譚であることが全体的な面白さを底上げしていた気がします。

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    2024年10月11日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    ミステリ。推理ゲーム。
    初めて読む作者。
    有名な『自由研究には向かない殺人』の前日譚とのこと。
    想像以上に読みやすい。
    主人公の真剣に推理に取り組む姿勢が印象的。
    明らかに『自由研究には向かない殺人』に繋がる終わり方で、シリーズを読みたくなった。

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    2024年09月29日
  • 車椅子探偵の幸運な日々

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    ダニエルは26歳。難病で常に呼吸停止の危険に晒されているものの、朝食後には電動車椅子で玄関ポーチに出て、外の空気を吸うのが好きだった。毎朝、家の前を歩く彼女を心待ちにしていたが、携帯を見ている彼女は気づかない。それでもある朝彼女は顔をあげ微笑んでくれたが、見知らぬ車に乗りこんで行ってしまった。数日後、彼女が行方不明だと知ったダニエルは誘拐を疑いSNSに目撃情報を投稿すると、謎の人物から脅迫メールが届きはじめて・・・・・・。

    SMA(脊髄性筋萎縮症)という難病は、この作品で初めて知った。青春ミステリとしては平凡な仕上がり。

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    2024年08月28日
  • ボブという名のストリート・キャット

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    1つの偶然の出会いから人生が劇的に変わってゆく。守るべき存在がいることで人は変われるんですね。実話というのが素敵。

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    2024年07月09日
  • 車椅子探偵の幸運な日々

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    女性の連れ去り事件を目撃したのは
    車椅子に乗った難病を抱える26歳の青年だった。

    この本の中で繰り返し発せられるダニエルの言葉、
    「ぼくはラッキー」は、時に切なく、時にやりきれない怒りのようなものと共に、わたしの胸に迫ってきた。

    疾患を持つ人に対する周りの視線や言葉がけや態度が
    どれだけ本人を苦しめ、憤らせているか、
    病気であるがゆえに、あたかも知能までもが劣っているかのような誤解を受けていることにも気付かされた。
    ダニエルはただ普通に接してくれることを望んでいる。
    そして彼の周りにはちゃんとそうしてくれる人たちが存在していることにホッとした。

    物語後半はもう、つらいけど、その場にいて彼

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    2024年06月28日
  • 詐欺師はもう嘘をつかない

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    CL 2024.4.1-2024.4.4
    銀行強盗の人質にされた現在パートと、主人公が詐欺師の母親と暮らしていた頃の過去パートが入れ替わりで描かれる。
    ノーラもアイリスもウェスも、誰もが17歳とは思えないくらいタフで思いやり深くて魅力的。
    もう少し展開が早いとよかったんだけどなー

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    2024年04月04日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    1作目で主人公の善悪感に違和感を持たせて、2作目でそれが主人公の成長に繋がるのかと思いきや、最後に一転。3作目の最初は重苦しい雰囲気で始まる。そして、こうなったのか…と唸る展開。
    1作目で想起したような爽やか青春ミステリとは程遠かったけど、それでもミステリ以外の要素も含めて好ましかった。ピップの心理描写とか、特にラヴィとの関係性がとても好きだった。
    ラストが倫理的にアウトとは創作物なので私は思わないけど、賛否両論なのは分かる。あと純粋に辛い描写が長いのも少し辛かった。天真爛漫なピップはもういないのね…

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    2025年08月16日
  • 嘘は校舎のいたるところに

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    この翻訳家の方は読みやすいので読んでみた。
    モヤモヤ感が残るミステリー。
    ロビンはかわいいと思った。

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    2023年05月28日
  • 嘘は校舎のいたるところに

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    ネタバレ

    主人公のセイディは特に良い人ではなく、そそっかしいし、失言も多く、割と自分本意な人間である。毎回、他に選択肢がないと言い訳しながら行動しているので、結局トラブルに巻き込まれてしまう。子どもに依存し、なおかつ支配しようとする、そんな親達ばかりが集まったこの話は、ミステリというよりはホラー。後味もあんまり良くなかった。良く出来てはいるけど、好みではなかったかな。最後は颯爽と、学校から去る2人を見たかった。

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    2023年02月11日
  • 嘘は校舎のいたるところに

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    後半からが良かった。法廷シーンも息詰まる展開だった。母親が期待する子供の競争にも、凄く共感できたが、前半は一人称でダラダラ進むし、弁護士の癖に母親同士の会話にも言いたい事を抑え気味なのがブレーキになった。

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    2022年11月25日