服部京子のレビュー一覧
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ネタバレ本当に設定のアイデアが毎回すごい。
ストーリー自体も面白いけど、設定のおかげで展開も早く、素人が乱暴に捜査をしても見逃してもらえるのが面白い。
この怪我でそんなに動き回れないだろうとか、予定ぴったりに死なないだろうとか、ツッコミどころはあるけれど、主人公は本当に真相を知ることなく死んでしまう。主人公だから少し延命するとか、ミラクルが起きることはなく、それがすごい。
ルークが、ビリーの父とジェットの母の不倫からの子どもで、ルークが義妹エミリーを殺し、ビリーの父がジェットを殺そうとした犯人で、さらに薬を入れ替えて義父を殺そうとする人がいたり、会社で違法行為をしていたり、一家の周辺がきな臭すぎて、ちょっと強引な感はあった。が、面白い。 -
Posted by ブクログ
三部作の一作目は青春ミステリだったのに二作目は重苦しいまま終わったので、最後にスッキリさせてくれることを期待していたら、さらに重苦しくなった(読む人によってはよかったと思えるのかもしれないけれど)。主人公の警察や司法制度への怒りは理解できるものの、選んだ方法は納得できるものではない。作者はそうした気持ちにさせることで問題提起をしているのだろうとは思うが、後味が悪かった。主人公が受けた大きな精神的ダメージを繰り返し繰り返し血や銃声のイメージで表現していることも、効果的ではあるけれど私の好みではなく、早く終わらせたくて急いで読んでしまった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ久々に海外ミステリーを読みたくて、以前『自由研究には…』で話題になった作家さんだったので、買ってみました。
読み始めてすぐに主人公のジェットが、思春期ならまだしももう27才だというのに、あまりの口の悪さで全く好きになれず最後まで読み切れるだろうかと不安になりました。
そこを何とか堪えて読み進めていくと、登場人物達が抱える様々な深刻な悩みが明るみに出てきて、私が予想した犯人はことごとく外れて、真犯人がわかった時には、愛する人を亡くし身内にも裏切りたビリーを思うと切なく悲しくなりました。
ミステリーとしてはそれなりに楽しめましたが、やっぱり最後まで読んで思ったのは、頭蓋骨骨折し大手術を受け余命宣告までされた主人公が、走り回ったり車を運転したりすることが、現実離れしすぎていると感じました。 -
Posted by ブクログ
ホリー・ジャクソンは基本的にレベルが高いので、そのなかでは星3相当かなあ。星4でもいい。
本書はRV 車の外から狙われ、誰かが夜明けまでに「秘密」を言わなければならないというタイムアタックもののスリラー。
序盤は丁寧に、丁寧に、…丁寧すぎませんか?
3割ぐらいのところまではほんとにゆっくりで、なかなか読み進めることができなかった。
とはいえホリー・ジャクソンなので、中盤からの怒涛の展開はリアルに手に汗握る。
主人公の心の傷や、危機的状態の中での疑心暗鬼などドキドキものでした。
登場人物については、ちょっと殴りたいな〜という奴もいれば、不真面目そうで常識的な道徳はちゃんとあるねって奴もいる。主人公レッドの親友マディは優しすぎて逆に不穏では?
ほんと容赦ないストーリー。
ヤングアダルト本と聞いていたので、もう少しライトかと思っていたけど、そうではなかった…。
優等生シリーズでわかってたはずなのに…。
今作のあとに出た『余命1週間の探偵として』もよかった。出版ペースが早いのもありがたい。
平均点以上を出してくれるから、間違いなく買う。
安心できる作家さんです。ありがたや。
というか、翻訳がいいですよね。
読みやすいし、ひっかかりがない。
文章もきれいでリズムもよい。
服部京子さん、ありがとうごさいます。