朱雀門出のレビュー一覧

  • 予言怪談

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    予言が怪談になるといえばやはり件とかかなーとワクワクしますね。
    田辺青蛙『戦争を予言する柿』は一発目に先制パンチ級のものすごいはなしやなと思った。
    予言は誰かが相手に伝えることでうまれるわけでそう考えると実話怪談とは相性がいいのかもしれないと思う。
    吉田悠軌『赤いしるし』赤いものは不吉な象徴なところあるし予言が赤いのは納得。
    雨宮淳司『骰子』これはぜひ検証したくなるはなしだった。骰子をふってなくても勝手に転がって勝手に予言してても見てなかったらそれはいきないのかどうかめちゃくちゃ気になる。
    朱雀門出『青い獅子舞』赤じゃなくてもふだん赤いものが違う色なのは不吉ってことだ。
    響洋平『インターフォン

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    2024年05月10日
  • てのひら怪談 見てはいけない

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    ネタバレ

    様々な形で出版されている長寿シリーズてのひら怪談。児童書レーベルから出たこちらも容赦なくこわくて面白い。個人的には前の巻よりこちらの巻の方が好きな話が多かった。800文字でゾワッと怖い気持ちになれるお手軽な怪談本である。

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    2024年03月27日
  • てのひら怪談 見てはいけない

    購入済み

    年を取ると子供が死ぬ話は辛い

    表紙や挿画は可愛らしい絵で、だからこそ作品内で子供が犠牲になっていく結末が胸につまされる。
    と言っても、怪談を読んで辛い気持ちになるのは正当なので文句じゃなく評価している。
    怪談やホラー小説で有名である作家陣も、いつもとは違った筆致で児童向け怪談に挑み概ね成功しているように感じた。

    『横断歩道にはワニが棲んでいる』が、怪談以上に幻想小説のようで特に気に入った。

    #切ない #ドロドロ #怖い

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    2023年05月03日
  • てのひら怪談 見てはいけない【試し読み】

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ホラー要素あり

    まとまった時間がとれなくてもサクッと手軽に読めるうえに、良い意味で控えめに抑えられたホラーの描写なので、低年齢層でも安心して読み進めることができる作品だと感じました。人間って禁止された行為はなぜかやりたくなるという、危険な欲求の持ち主であることをなんとなく察せられる内容でした。

    #怖い #シュール

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    2023年02月01日
  • 第六脳釘怪談

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    ネタバレ

    鳥さん、怖いについて。
    セキレイを調べたら、まんまるで尾がピンとしたなんとも可愛らしい鳥だ。これが、たとえ頭が黒くて脚が白かったとしても、果たして「気持ち悪い」という感想が出るものだろうか?体験者の感覚が謎である。きっと、不自然な色の配色以外にも、「何か」があったに違いない。一体どんな鳥なのか見てみたい。

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    2021年07月30日
  • 脳釘怪談

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    非日常的なのに実際起こってしまいそうな怖さのある、じわりと不気味な怪談詰め合わせ。
    語り手(地の文)のスタンスがこちらを怖がらせようというよりは「こないだ知人から聞いたのですが……」と世間話をするようなノリなのが、妙にリアリティを感じる……。
    出てくる体験者のほとんどが別に特別なことをしたわけじゃなく、普通に過ごしてる日常の延長で怪異に出会ってるのも、「次はお前だ」感強くてぞわぞわ。

    正統派怖い話な「血プリン」「かおるちゃん」「呪殺寺」あたりも名作だけど、世にも奇妙な物語なら泣ける話枠だったりシュールギャグ枠だったりしそうなあまり怖くない話群も個人的にだいぶ好きです。

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    2021年06月04日
  • 首ざぶとん

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    ネタバレ

    前作の『今昔奇怪録』は短編ごとに登場人物が違っていたけど
    今回は、華道教室の先生・生徒の龍彦とまりかのコンビが
    短編4つ全てに登場する形に。

    登場人物が固定されてこともあり、舞台はすべて京都になり
    方言も時折混ざりつつ、京都らしい雰囲気が全編漂っています。

    「首ざぶとん」と「羊を何度も掘り出す話」が怖かったですね。

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    2012年12月20日
  • 首ざぶとん

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    べたやけど好奇心がゆえに巻き込まれて行く2人とその周辺がおもしろい。怖いけどおもしろいのは大好き。2冊目おめでとうございます。

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    2011年08月01日
  • 首ざぶとん

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    都市伝説と怪談が混ざったようなシリーズものホラー短編集。

    説明のあっさりした中にも効果的な恐怖演出があって
    ホラー好きなわたしにとっては心地良かったです。
    一番すきな話は都市伝説色が強い「ひじり」かなー。

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    2011年05月29日
  • 首ざぶとん

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    華道教室に通っているまりかは、ひょんなことがきっかけで、怪談集集が趣味の華道師範の手伝いをすることに。そんなとき知った「おざぶあな」の謎を解くため、現地に赴いた二人は、そこで身も凍る体験をすることになり…。日常に潜む怪異を描く、連作短編集。まりかと冷静沈着な華道師範のでこぼこコンビが良いです。怪談も秀逸。また続きを書いてほしいな。

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    2011年01月12日
  • 首ざぶとん

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    じんわりとした恐怖を感じさせられる怪異短編集。事象そのものが怖いものから、何かよく分からない怖さを感じさせられるものまでさまざまなテイストです。
    お気に入り、そして一番怖かったのは「トモダチ」。起こる怪奇現象そのものよりも。「友達」に関する認識をざっくりと突きつけられたような気がして、そのほうが恐ろしく思えました。この声の正体も分からないし。実に怖い一編です。

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    2010年12月31日
  • 首ざぶとん

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    久々に一日読書をする時間があったので、一気に読んだ本。華道師範とその(華道の)お弟子さんのゴースト・ハントもの。連作短編集です。特に特殊能力があってどうこうという話ではなく、知恵と勇気で妖怪に挑む話でもありません。だからこそ怖い。怪異の描写は本当に怖かった。それぞれのお話の投げっ放しな終わり方がまた不気味さをかき立てます。キャラが魅力的だから、もう少し長い話を読みたいと思わせるのだけれど、それがまた良いのでしょう。メインの舞台は京都です。大阪駅も出てきて、親近感ありました。(大阪府民なので)

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    2010年12月24日
  • 首ざぶとん

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    実話怪談風に、日常にぬるっと隣接する怪異を描く。積極的に襲いに来る怪異が、理解不能かつ理不尽なルールで登場人物たちを追い詰めては、根本的な解決を見ぬまま物語は終わる。あまりにもよく分からない、その不気味さと後味の悪さ。少し読み難い部分はあるが、湿度の高いホラー好きには良い塩梅。世界観を引き立てる禍々しい装画も魅力的。

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    2026年08月14日
  • 首ざぶとん

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    華道教師のイケメン(予測)男子と その教室に通う女子が、怪談蒐集をするお話。
    短編で4篇。

    「首ざぶとん」
    禁忌の地にある鍾乳洞の奥。そこには座敷があり、一枚の座布団が置かれている。

    おざぶとんを “おざぶ”と呼ぶのが 日本の共通のようで嬉しいです。
    入ってはいけない土地には、それなりの理由があると言う事です。

    「トモダチ」
    かなり解釈に委ねられている話ですね。
    フルネームを知らないトモダチは 友達ではないかもしれません。

    「ひじり」
    放火なのか 火にまつわる禁忌
    こちらは 禁句の話ということで良いのかな

    「羊を何度も掘り出す話」
    くびきのものという 言葉が出てきますが
    軛(くびき)

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    2026年06月26日
  • アホになって死んで、後はカマキリの卵

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    少しずつ日々読んでいました。定期的に怪談を摂取すると日常に非日常が混ざって脳みそが無垢にされる感じがありました。じわじわと効いているのか、物音に敏感になったり、ふとしたときに急な違和感に襲われます。

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    2026年04月10日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2

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    ネタバレ

    「トンコ」と「穴らしきものに入る」がサイコー。

    前者はブタ視点で描かれた不思議体験ができる。決して完全に擬人化されてるわけではなくなんかブタっぽい。
    後者は「なんでそんなこと思いついたんだ?」というところからはじまりまったくぶれない。理屈も理由もなくただ主人公の穴へのこだわりは面白かった。
    短編の良さが出てた。

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    2025年12月15日
  • 妹が死んだ時の海亀

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    怪奇な体験談を取材し続ける朱雀門出の最新怪異録。
    盆に船を出してはならない禁忌を好奇心で破った男が語る海の記憶『妹が死んだ時の海亀』他、怪談を65話収録。


    不気味なホラー短編集。初読の作家さんなんですが、実話怪談のジャンルになるのかな。
    バン! と派手に怖いというよりは、正体がわからない不気味さがずっと続く感じです。久々に会った友人に、最近なんかあった? とか聞いたら聞かせてくれそうな、不思議でちょっと嫌なリアリティ。
    登場人物の仮名が、あいうえお順で機械的に名付けられているのも無機質でなんか不気味でした。

    個人的には、表題作の『妹が死んだ時の海亀』と、『ハカデウタエ』『呪った帰りだった

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    2025年09月11日
  • 首ざぶとん

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    龍彦先生が浮世離れしているせいか、もしかしたら先生が怪異なのかもと、いつ好青年から豹変して主人公のまりかを絶望させるか、途中までドキドキしながら読んでしまった。

    1話目の首ざぶとんは、人の心の闇を見せられしょんぼり。信じてたのに…。
    2話目のトモダチは、確かに男の言う通りなところもあるけど、逆に友達からそこまで求められたら果たして答えられるのかと思う。自分だって時には自分自身を裏切ったり、やらなければいけない事を明日の自分に押し付けたりするんだから、相手のそんな部分も含めて友達だと感じるなら、それでいいのではと思ったのだけど。
    3話目のひじりは、考えたり話したりすると引き寄せてしまうと言う事

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    2025年08月22日
  • 首ざぶとん

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    恐ろしい怪しげなことが起こるが特に理由や原因には言及されない、いわゆる怪談。
    ネタ、プロット、演出などツボは理解していると思われるが、小説の出来としては三流。意味が分からないということはないが、文章力、語彙とも乏しく、唐突な口語で緊張感が途切れる。ホラーで一番大事な雰囲気作りができていない。
    あとお華の先生って設定何も活かされてないやん。無意味な伏線は良くない。

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    2025年07月24日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2

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    ホラーというより奇妙さが際立つものが多かった。ありきたりなオチのものもあったけれど、鼻とか穴らしきものに入るはクセになりそうな感じ。トンコは可愛いに尽きる。ホラーか?と思ったが可哀想という割に豚肉食べる人間が一番ホラーだと思った。

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    2025年07月15日