羅川真里茂のレビュー一覧
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購入済み
その時の気持ちで読める良作
連載時、中学生の時に読んでいました。当時とはまた違う視点で読める作品です。心理描写が丁寧かつ、クラスにいるよなぁと思えるキャラクターや人間関係などは、当時を思い出して甘酸っぱい気持ちにもなる良作です。
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ネタバレ 購入済み
雪と若菜ちゃんのセッションシーン、良かった〜。梅子ママ、ここにきてツボってきました。(前は無駄にお色気シーン作るためっぽい登場にイラッとしてたので)
後半は、雪と親父セッションとなって次巻が気になるところで終わってしまった。この親父も味が出てきた感じでちょっと好きになってきた。
桜ちゃんと雪の今後も気になる。雪がほわほわしてたし。 -
購入済み
昔から好きですが
子供の頃は、藤井君かっこいいって思いながら読んでました。
成人してから、子供って大変だけどいいなぁ欲しいなと感じるようになりました。
子供が生まれてからは、ママを恋しがる子供たちを見て絶対我が子を残して死ねないと思いました。
読む度に違った感動が得られる、大人も子供も楽しめる作品だと思います。 -
購入済み
満足
ストーリーや登場人物が複雑なのに、わかりやすく描かれてるので説得力のあるお話で満足。
Hなシーンは昨今のどキツイBLに慣れちゃったのでアッサリな感じがしたけど、エロさよりお話が面白いので問題なかった。何度でも読めるBLだと思う。 -
Posted by ブクログ
赤ちゃんと僕を読んでみて名作だと思ったのでこちらを読んでみたら傑作だった。
これが花とゆめで読めた時代がうらやましい。
描かれているのは、リアルな同性愛者の今。
理解されることは難しく、周囲からの差別に苦しみながらも、確かな愛で結ばれていく2人。
1巻は2人が様々な困難を乗り越え結ばれるまで。2巻は事件に巻き込まれたメルを救い出すため奔走するのが物語の大筋だったがジョーイを出したことで同性愛の問題だけでなく親の都合に振り回される子どもにも焦点をあてたのか。ある意味ジョーイとメルは似たような境遇なのかも。メルはケインと出会えたけれどジョーイはエリックを失った。
読み終わったあとはものすごい感動 -
Posted by ブクログ
「Fuck!」「Shit!」を連発する線の太いガッチリとした登場人物たちに、とにかくカルチャーショック…!中学時代、初めて読んだゲイをリアルに描いた作品で、刺激的な性描写や容赦ない展開に圧倒されました。しかも海外(NY)が舞台。主人公のケインは警察官で、完璧な男社会のなかでゲイであることを隠して生きています。ケインの運命の人となるメルは金髪の美青年。彼が生きていくために経験してきた壮絶な過去や、マイノリティとされる人たちの疎外感など、生々しく胸に迫ること必須。「羊たちの沈黙」を連想させる猟奇的殺人事件に巻き込まれたり、映画や海外ドラマに近い感覚かも。グイグイ引き込まれる骨太の物語。BLは苦手と