羅川真里茂のレビュー一覧
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この作品のどこに好感が持てるかって、男兄弟を主役にしてくれたことですね。少女漫画って大概女の子描きたがるじゃないですか。しかもキラキラネームで。拓也と実。うん実にいい!本作の端っことかに書かれる羅川先生の日常の言葉を拝見していると、going my wayな方だなあと感じて、これまた興味湧きます(笑)
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読み返すと絵が随分変わりましたね。でも可愛いです。羅川先生は小さい子の方が描くの上手ですよね。アニメも観てましたが漫画の方が好きです。他の作品でも大概そうだけど漫画(原作)の方が人物がシュールで。アニメになるとただ優しいだけになるのが昔から違和感ありました。拓也も基本優しい子だけど、割とドライなところもあるのがリアルでいい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ羅川真里茂作品の中では赤僕の次に好きだったいつ天(3位はニューヨーク・ニューヨーク)。長きにわたる休載期間中に人生のステージがいくつも変わって手放してしまったので、今頃、完走。
ラストが羅川作品らしい爽やかさ。
終わり2巻でまさか妹をぶっ込んでくるとは思わなかったけど、新キャラの1年生は和服の似合う芝山も男装の似合う剛田カナエもそれぞれに面白くて、思ったよりよかった。
みんなのショートショートはどこまででも読んでいられるけど、麗子を追いかけ続けた伊藤くんが幸せになれそうでほろりとした。
全巻を振り返ると、やっぱり自分は秀ちゃんが好みだが、赤馬くんは少女漫画にはあまりないタイプのいい男だと思う。 -
Posted by ブクログ
原作を読んでいる方の中には、裸エプロンのシーンを楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。(私だけじゃないはず)
原作が完結してしまったのは寂しいですが、コミカライズがまだ続いてくれるのが救いです。
アルのコウモリ姿は相変わらずかわいいし、暁が口の中を切ってキスしながら血を与えるシーンは、官能的かつ、互いを思い合っているのが伝わってきて感動。アルは暁のことが大好きだけど、暁にとってはそれがあくまでアルを助けるための行為であって、アル自身もそれを分かっている。それでもなお、自分のためにそこまでしてくれることが嬉しくて…そこがまた切なくて、たまらなく胸に響きました。
巻末にある木原音瀬先生描き