羅川真里茂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ三味線青春ストーリーの第6巻
しゃにむにGOの時期からずっと魅せて下さってた羅川ワールドが健在でとてもうれしくなってしまいます。
前から匂わせていた「雪の父」についてのカードがすべてオープンされました。
もう少しひっぱるかと思っていたネタだけに、意外。
でもこの時期にオープンされたからこそ、これからの話がより深くなるのかもしれません。
親世代のどろどろについて主人公たちは知っているようでいて、実はそのさらに奥にある業を理解できていないと思いました。
これからの人生や演奏を通して、若菜ちゃんが感じた絶望を肌身に染みて知っていくのでしょう。
7巻がとても楽しみです! -
Posted by ブクログ
三味線甲子園、主人公が三味線の楽譜を読めないという設定と他の生徒が素人という辺りで一筋縄で行かなそうで「続きが読みたい!」と思わせる。「引き」が上手いね。
三味線部のオネエキャラはどうなんだろ、「しゃにむにGO!」のフレディばりに外した感も若干。腐女子も腐男子も本物も喜ばないんじゃ誰得でしょ。コメディリリーフのためだけにオネエ設定? 意外とサポート役だけど。名作「ニューヨーク・ニューヨーク」を描かれた方だけに無駄キャラではないんだろうが…。よしながふみさんとかBL出身だと「男同士でアレな関係に…」と一部のファン層を妄想させるキャラたちを(一般向けマンガでも)あらかじめ配置してくれるのだが。
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Posted by ブクログ
アメリカを舞台に2人のゲイカップルの出会いから生涯にかけて描かれた作品。
AIDS、ホモフォビア、虐待、売春、家族や知人へのカミングアウト…など時には重いテーマもあり。
かといって、この漫画をたかがBLと思って欲しくなかったので漫画カテに入れました。
BLに抵抗のある方にも、同性愛を扱った少女漫画として読んで貰いたい。
この漫画は、実際のゲイの方にも支持されていたようです。
内容としては重いテーマもありますが、最後には後味良く読み終えることが出来ると思います。
第三者視点から描かれるその後の話では、主要人物であるケインとメルの二人の生涯を見届けることができます。
まさか同性愛をテーマにした漫