朝がまたくるから
  • 完結

朝がまたくるから

640円 (税込)

3pt

闇の中で、ただ震えることしかできなかった幼い双子・リキとチカ。二人を外に連れ出したのは、ある日家に入ってきた知らない「おにいさん」だった…。罪をテーマに描いた感動のシリーズ3編を収録!

...続きを読む

朝がまたくるから のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年09月17日

    本棚整理で再読。
    殺人者、未成年淫行、虐待。罪をテーマにした、秋と夏と冬の3中篇。

    うかつには手に取れない、重い物語。

    それぞれのキャラクターたちに朝が来るお話、と思うけど、一話目の「葦の穂綿」は朝が来るというより「混濁の闇がいつか朝日に溶け出すように」と祈るお話。

    それぞれ、大人が子供を守っ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月11日

    羅川真里茂さんのお話はどれも読後感がさわやかで好き。派手な大どんでん返しはありませんが、丁寧な話の流れと少しの驚きが気持ちをリフレッシュさせてくれる一冊でした。このひとの描く子供は相変わらず可愛い!

    0

    Posted by ブクログ 2012年04月18日

    葦のお話と双子のお話は雑誌で読んでいたが、どうしても再度読みたくなってコミックス購入。カメラマンの女の人のお話は読んでいなかったが、すごく好きだった。
    でもやっぱり一番心に刺さったのは双子のお話。最後の方の恭一の語りが痛い。台詞だけでなく、コマ割や絵でもぐさぐさ刺された。羅川さん、さすがとしか言いよ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年03月10日

    「俺が、割り切れない」
    「喜びや、怒り、憂い、悲しみ、見る人が想像出来る作品を撮りたい」
    「俺の手は悪魔か? 天使か? どっちだろうな?」

    0

    Posted by ブクログ 2011年02月05日

    三編収録、珠玉の作品集。どれも薄暗く重いテーマを扱っているが、結末には光が射している。羅川は「救済」を描く作家だ。しかし赦しを描くためには、罪もまた描かれる。好きになった相手の過去の"罪"に直面する女性、未成年の少年の倒錯趣味を助長し、相手の年齢を知りながら共犯者となった女性の&...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年10月29日

    羅川さんの短編集。3本どれも、重いテーマ。
    「チムア・ポート」はファンタジーだからか、同じサイズでも、話が唐突どなぁ、という印象があったけれど、
    こちらの短編集だと、現実の話なのでついてゆきやすい感じがしました。
    短編サイズでの話の観せ方が、上手くなったよな〜。羅川さん。

    3本目の双子の話がツボで...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年09月30日

    感嘆。 羅川さんの作品を久しぶりに読んだけど、「これが羅川さんだ。流石。」という感想がでる本。 素晴らしい作品だ。

    0

    Posted by ブクログ 2010年09月22日

    「罪」をテーマにした短編3編が収録された作品集。

    特に「冬霞」という作品が素晴らしく、雑誌で発表された際には涙してしまったほど。
    しかし、この短編をまとめたタイトルとして「朝がまたくるから」。思わず膝を打っちゃったよ。

    ネグレクトされた子供の逃避行、現実。
    最後の両親の裁判のシーンも心打たれまし...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年09月14日

    最後の話に出てくる、北のおっさん医者が実にいい男。
    どの話も皆、好きだ。
    罪、がテーマであったのだけど、どうしようもないやるせなさははじめのものが一番出ていると思った。全編を通して流れる空気が好きだ。

    0

    Posted by ブクログ 2010年09月08日

    この人は少女漫画という枠に囚われていていい人じゃない。
    必ずといっていいほど恋愛を絡めなきゃいけない、そんなガチガチの固定観念に囚われた分野にいてはいけない人だと思います。
    その結果が少年誌への移動、と見ればまたそれは複雑で。
    少年誌も自由とは言えなそうですからね。

    ただ、この作品を見てもわかるよ...続きを読む

    0

朝がまたくるから の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

別冊花とゆめ の最新刊

無料で読める 少女マンガ

少女マンガ ランキング

羅川真里茂 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す