toi8のレビュー一覧
-
購入済み
ほっこり
このシリーズはずっとほっこりする親子関係を書かれてきましたが・・・相変わらず、いやこれまで以上にほっこりしました。
このシリーズほど読んでいて気持ちの良い作品も中々ないと思います。大好きです! -
購入済み
遂に4人が!
カシム、パーシヴァル、と続き、遂に前巻で最後の1人、サティが登場。
そして今巻で見事にサティの、そして地味にベルやアンジェの因縁の相手でもある偽皇太子達を退け
トルネラへと帰還する。
黒幕感溢れていた偽皇太子がかなりアッサリ退場して唖然としたり、
アンジェの母親が判明したりと、中々駆け足感のあった今巻。
読んでいる最中は今巻で完結なのかな?と寂しくも思ったりしましたが、次巻もある様で嬉し。
次巻は牧歌的な話との事で、この面々がトルネラで如何に過ごすのか、今から楽しみに。 -
ネタバレ 購入済み
無難に良いお話
アンジェが女としてではなく、娘として父を愛しているというところが一貫していて素晴らしい。
紙灯籠の話の挿絵の父親がヒゲを生やしているのが残念でならない。 -
購入済み
とても面白い作品です
紙の本で全巻読みました。
まおゆう魔王勇者の作品が大好きだったので
魔法使いが主人公のサイドストーリーは大変楽しめました。
絵が大変上手なので見やすいんですよね
原作の方が税金未払いで逮捕されて関連の本が出てこなくなって寂しい思いです。
ファンならお勧めの本です。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ4巻において大決戦を描いており、大決戦が終了したらこの物語は終わる、というのが理解できたので安心して読み進める事が出来ました。ラストも結構あっさり味で、主人公2人はほとんど役に立たないで終わるという感じでした。
個人的な好みとしては、主人公2人がきちんと元の世界に戻って、喜びを分かち合うという展開を読みたかったなぁ、と思ったけれども、こういうラストも悪くないかな、と思う自分もいたりして。ともあれ、作者の思うところにきちんと着地していて良い物語だな、と思いました。
外伝も読んでみたいけど、CD付きの本である影響か、電子書籍化してないんですよね。いずれ電子書籍化したら、外伝も読みたいなと思いま -
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
ベルさんが過去を清算するべく旅立つ7巻である。
遠い東の「大地のヘソ」に居るという覇王剣パーシヴァルとの再会を目的とした物語は、過去に囚われた彼と再会を果たすところまでが描かれている。
物語は旅行くベルグリフらの視点と、大地のヘソで異様な男を見守る二人の女性の視点が交互に描かれる形だ。
こうしたスタイルは、父娘の両視点で進んでいたこの物語としては常道であるが、それだけに過去に囚われた彼の人の苦しみが際立っている。
再会のタイミングも最悪で、慣れぬ旅路に寝込むベルグリフは声をかけることもできず、旧友が死地に飛び込む様さえ見ることができなかった。
物語は彼らのぶつかり合いまで描かれて -
-
-
-
-
購入済み
これは面白い
ハマった。これ、相当面白いです。まさにハートフル。
正直一巻はそうでもなかった。でも二巻の半ばあたりから段々面白くなってきて、気が付いたら寝不足になりながらも最新刊の6巻まで夢中で読んでしまった。
血の繋がらない娘を育てる話は結構あるし、中でも結局恋愛関係となる展開が多いから、これももしかしてそういう系統かと心配してましたが杞憂に終わりました。(あの手の展開は大っ嫌いなので)
事件やトラブルも起こるものの、とにかくほのぼのします。微笑ましい。ベルグリフの愛情深い人柄や、穏やかな彼に影響を受ける人々の優しい輪の広がりは素晴らしいの一言です。
読めば読むほど面白くなっていく物語な -
Posted by ブクログ
ネタバレグラハムの聖剣を手にベルグリフが覚醒する6巻である。
故地トルネラを舞台に、ミトを付け狙う古き森との対峙が物語のメインストーリーとなっている。
旧友を訪ねて「大地のヘソ」を目指す直前の大騒動であるが、ここではトルネラでの生活が丹念に描かれ、その素朴さの魅力が強く描かれた一方、外様の人間を排斥する地方の排他性なども描かれている。
とはいえ、その排他性も物語的にヘイトコントロールはきちんと行われている形だ。
実際の田舎においてはより強烈な物であることの方が多く、その意味では手ぬるく感じる方もきっとおられるだろう。
ただ、後書きで作者ご本人も触れておられるように、こうしたある種の理想め