山北篤の作品一覧
「山北篤」の「幻想生物 西洋編」「1日3分読むだけで一生語れる モンスター図鑑」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山北篤」の「幻想生物 西洋編」「1日3分読むだけで一生語れる モンスター図鑑」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
4巻において大決戦を描いており、大決戦が終了したらこの物語は終わる、というのが理解できたので安心して読み進める事が出来ました。ラストも結構あっさり味で、主人公2人はほとんど役に立たないで終わるという感じでした。
個人的な好みとしては、主人公2人がきちんと元の世界に戻って、喜びを分かち合うという展開を読みたかったなぁ、と思ったけれども、こういうラストも悪くないかな、と思う自分もいたりして。ともあれ、作者の思うところにきちんと着地していて良い物語だな、と思いました。
外伝も読んでみたいけど、CD付きの本である影響か、電子書籍化してないんですよね。いずれ電子書籍化したら、外伝も読みたいなと思いま
Posted by ブクログ
ストーリーは、ファンタジーの物語のよくあるクライマックスシーン、勇者と魔王が世界の平和をかけて戦おうとするシーンが真っ先の出だし。このときの魔王というのが学者肌の変わり者で、ここで2人がただ殺し合ったとしても、決して世界が平和になることはないと勇者を説得。魔王と勇者が手を組んで、経済や政治を駆使して戦争の勝ち負けではない形で世界の争いを終わらせようとする…という話。
魔王「だが、わたしは何かをすると決めたんだ。このまま、血まみれの夢に似た消耗戦を百年繰り返し、取り返しのつかない停滞をすごすつもりはない。わたしは『終わったあとの物語』が読みたいんだ」
[p.47]
Posted by ブクログ
3巻からだいぶ間が空いてしまった。マスケット銃を手に入れた聖鍵遠征軍の進行が始まり、登場人物たちはそれぞれの戦いに身を投じる、第4巻。
不安や恐怖にさらされた無力な不特定多数を「悩める子ら」なんて言ったりする。そして物語上の勇者は超人的な力やなんかでズバババンと世界も人もを救って見せるのがお約束。ただ最近は「悩める勇者」も若干お約束化している気がする。
この作品においては主人公たる勇者を差し置いて、能力的にはずっと無力な登場人物たちが眩しい。悩み考え、できることとやるべきことを知り、行動する。役割だけで呼称される人物たちが、まさしく人間的であり生き生きとしている。これまでもそうだったが今作は特