toi8のレビュー一覧

  • 誰が勇者を殺したか【電子特別版】

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    ネタバレ

    勇者により見事に魔王は倒されたが、勇者は死んでしまった。
    勇者の活躍を文献におさめるべく、かつての仲間達に話を聞いてまわる。
    「なぜ、勇者は死んでしまったのか」
    その答えは。

    もう〜ただただ面白かった!

    皆からは、剣技に優れ、回復魔法も攻撃魔法も使える素晴らしい勇者様と言われている。
    しかし、仲間達が語る勇者は、不器用で剣も魔法も才能がない。ただ、目標に向かって努力と鍛錬を怠らず、泥臭く勝利を求める。そして、誰より真剣に勇者になろうとしていた。
    死が隣り合わせの、誰もなりたがらない勇者に。

    「誰が勇者を殺したか」
    真相に涙と驚き。
    登場人物みんな推せる。
    読後の満足感がMAXでした。

    0
    2026年06月14日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    新しく何かを始めるとき、全てが円滑に進むわけじゃない。そこには人の思いがあってそれぞれの願いがあって、そして諦めがあるから。夢や理想の中じゃなく、現実を生きているから。

    不穏な空気が漂い始めた「NO.6」と紫苑はどこに向かって、何を選びながら歩みを進めていくのか。その道を信じるためにもやっぱり紫苑の隣にはネズミが必要だ。この先も、固唾を固唾を飲んで見守ろう

    0
    2026年06月14日
  • 誰が勇者を殺したか 預言の章【電子特別版】

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    ネタバレ

    前作を読んで、見事に完結していると感じていたので、続刊とかやめれば良いのにと思ってました
    やー、面白かった
    最初は新たな主人公に、パラレルワールドとして処理しやすいもんねって思ったけれど、ちゃんと辻褄合わせきてて嬉しかった
    まだ2冊ある様なので買います

    作者も前作で完結しているって明言していたのですね

    0
    2026年06月11日
  • 誰が勇者を殺したか【電子特別版】

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    勇者と聞くと誰もが、勇敢で剣や魔法の才に恵まれた選ばれし者。と想像すると思う。
    でもこの物語に登場する勇者は全く違う。
    剣や魔法の才もなく勇者の素質は全くと言っていいほど持ち合わせていない。
    けれどその絶対勇者にはなれないであろう現実を人並外れた尋常ではない努力で変えていく。
    魔王に対する恐怖や自身が迎えるかもしれない死への恐怖、国を無事に救えるかの不安。沢山のものを抱えてその葛藤を乗り越えて魔王に立ち向かう。
    勇者もひとりの人間。
    そんな当たり前の事を考えさせられる物語でした。
    仲間たちとの絆もすごくよかったなー。

    0
    2026年06月11日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    考えるって大事なんだなって思った。
    「仕方ない」とか「どうしようもできない」とかで自分を納得させて思考を放棄したら、気づいた頃には誰かの作ったレールの上で戻れない場所にたどり着いちゃっているのかなって。
    考えるって簡単そうだけれど、ちゃんとできる人は少ないかも。

    0
    2026年06月07日
  • 最高難度迷宮でパーティに置き去りにされたSランク剣士、本当に迷いまくって誰も知らない最深部へ ~俺の勘だとたぶんこっちが出口だと思う~(コミック) 1巻

    匿名

    購入済み

    思ったより

    王道かと思ったら今までにない展開で引き込まれました

    0
    2026年06月07日
  • 誰が勇者を殺したか【電子特別版】

    ネタバレ 購入済み

    ミステリー要素満載

    ひとりの勇者を多角的に語るという手法を用いた作品。
    様々な逸話をいろんな人から聞いて、その人物像に迫っていくのだが、あれ?おや?という事も出てくる。それを辿る事で見えてくる真実。
    勇者とは。心に刺さる作品。

    0
    2026年06月06日
  • 誰が勇者を殺したか 賢者の章【電子特別版】

    購入済み

    このシリーズは

    毎回最後にほっとする
    勇者や剣士、僧侶に賢者もみんな人だよねって思わされるし、今回は神さえも人でした

    1
    2026年06月01日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    ネタバレ

    ネズミが旅での話を語るシーンが多かった。
    ネズミの鮮やかなアクションシーン、お見事。でも悲しい話も。

    また、<再会>シリーズは、元のYA!シリーズの「NO.6」より”都市”や”国家”についての話がしっかりメインになっていると思った。平和についての物語が描かれていると感じた。やはり紫苑が委員長だし、濃い部分になっている。
    そして紫苑が自分の役割をどう務めるのか、個人としての紫苑と委員長としての紫苑の揺らぎのようなものが今後どうなっていくのか、という話も大きいと思う。最後の方の力河さんの視点は、さすが元敏腕記者だな、おっさん、と見直した。でもイヌカシの見方も、(多分)女性なのでまた違った感覚で紫苑を見ているようで、楽観的とは思わなくて、両者の感覚の違いがどっちかが合っててどちらかが見当はずれとは決して思えなくて、興味深い会話だった。

    時折、ネズミと紫苑の向き合うシーンが出てくるけど、そのひとつひとつが、美しくて。絵に描きたい!イヌカシと力河さんがいても、関係なく、お互いに向き合っているのが、ちょっと可笑しかった。
    紫苑の父親のこと、読者はネズミと同じ心配をしていることが多いと思うけど、紫苑は、ネズミしか見えてなくて…ホント、ネズミしか…。
    ネズミが、部屋に帰ってきたらカップがふたつ並べて伏せて置いてあるのを見たときの気持ち…もう、そこがあなたの居場所ってことじゃん!と言いたい。
    新キャラのマウラがネズミのこと、NO.6に「帰る」と言ったのとか、人間くさいけどなかなか鋭いおじさんが出て来たと思った。けど、マウラも子ども達も、どうなったのか気になる。
    今回、NO.6シリーズにしては珍しく、視点が、殆どネズミ視点だけで、イヌカシ視点が少し。紫苑視点や火藍さん視点はなかった。
    そのイヌカシ視点で終わったけど、続きが気になる!

    どうか、紫苑とネズミが、いっしょにあの花を見に行けますように…。
    そう願わずにはいられない、3巻でした。

    0
    2026年06月01日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    言葉を失うくらい最高。
    紫苑とネズミの会話劇やっぱり大好きだなぁ。
    それにしても今回は双方向にずっと愛を告白しているような巻でした。
    4巻も秋に出るということなので、それまで生きようと思います。

    0
    2026年05月31日
  • 誰が勇者を殺したか 賢者の章【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    傲慢で生真面目で不器用、でも自分の望みを認めてから柔らかくなっていくソロンを見ていると、親を通り越して祖父母にでもなった気分。
    ほんのりと切ないけど、ソロンかっこよくなったなぁ。

    0
    2026年05月31日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    あー! もー! 何を書いてもネタバレになりそう! 今巻は、ネズミが放浪していた紫苑にとっては長い長い2年間のお話。みんな……読んで……一緒に語ろうよ……一緒に……はうアッ(寝言ではありません。不審者の呟きでもありません)。みんなが知っていることだけ、叫ばせてほしい。ネズミったら、紫苑がだいすきじゃんね!!!!!(ひとは執着に愛と名付け、様々なかたちのそれが語り継がれてきた。正誤ではなく、善悪でもなく、ただそう呼ばれてきた歴史があるのだ)

    0
    2026年05月30日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    ネタバレ

    空白の2年のネズミを語ってくれるのとても嬉しい。紫苑さんもとてもとても知りたがってたもんね。あらためて離別後のネズミの中に紫苑の存在が至る所にとても大きく残っているのがいいなぁ。再会を必ず、紫苑。この言葉が、近いでも約束でもなく身勝手な望みだなんて、予想外だったな。どこまでいっても巻き込んでしまった、手を汚してしまった責任を感じている人だと思っていたからそこにネズミ自身の意思があることが嬉しい。NO.6への復讐以外の想いを吐露してくれるなんて。紫苑パパ、来懼(らいく)思ったより早く出てきたな。Beyondでの紫苑のことを想い、紫苑のために人殺しをしなかったネズミと、ネズミが来懼を殺さなかった理由が父親だからでも手を汚して欲しくなかったからでもなくここに帰ってきてくれたから、な紫苑さんの対比が、なんかもう、すごい。これが14年?越しに回収されるんだ、生きててよかった。紫苑はさすがすぎるけど、変わってしまったんだね。嬉しくて悲しい

    0
    2026年05月31日
  • 誰が勇者を殺したか 賢者の章【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一月ほど前にこのシリーズを手に取りドハマり。
    そしてすぐに新刊が出るという巡り合わせで即こちらも読み切り。

    シリーズの中で一番好きなソロンの物語。
    人が好きで、でも嫌いで。
    臆病なのに、人を信じたいそんな彼の物語。

    エーヴがソロンに語りかける彼女の、もしくはエルフの人生観「理屈はいいから思うままに行動しろ」。
    そうなんだよなそうなんだよなー、調べれば一通りのことが予測できるこの現代。
    いろいろ考えちゃって、自分のしたいことと行動が一致しないことがままある人には刺さる言葉。

    旅の道中で王国では感じることのなかった居心地のよさを実感するソロン。
    ソロンの畏怖する美しさの象徴である彼女にその感情を向けるのは精霊魔法に惹かれていたからなのか、それとも本来のソロンはそういう人間だったからなのか。

    ラストのエーヴがソロンを逃がそうとするところも、ソロンがエーヴを逃がそうとするところも、今回の旅で彼、彼女が変わったことを強く感じられるやり取りで良かったですね...。

    ラストも綺麗に終わり、今作も楽しかった。

    0
    2026年05月30日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ほぼ全編ネズミ視点で語られる、彼がNo.6に戻ってくるまでの話。事あるごとに、何かを見るごとに、聞くごとに、ネズミは紫苑のことを思い出していたんだなあとお腹いっぱいになるくらい分かる巻だった。本当に隙あらば紫苑のことを思い出すのでもう早く会いに行けばいいのに!ともどかしくなる。会いに行ってくれてるからこの再会があると思うと本当によかったなあと思う。
    紫苑だけが用心深く生きてきたネズミを捕まえて、ネズミだけが優しく穏やかな紫苑を本気で怒らせる。ストーリーも関係性もどきどきしっぱなしで続きが今からもう楽しみ!

    0
    2026年05月27日
  • 汝、暗君を愛せよ3【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    前巻ラストにて様々を諦めて、もしくは区切りをつけて遂に王として振る舞うと決めた“ぼく”
    そんな彼の新たな物語がどうなるかと思いきや驚きの変化が。本作の魅力の一つは“ぼく”に拠るなよなよした文体と思っていたが、それが一切合切消え去ったね。文体を変えたというわけではなく、そもそも“ぼく”視点で描かれるシーンが消えたというか。グロワスを主にして描かれる際なんて一人称ではなく三人称視点で描かれているからね
    今巻冒頭、グロワスは自室に籠って懊悩に身を費やしたけど、経た事によって彼は本当に変わってしまったようで
    変化が良いものであるかは読んでいるこちらからは全く判らない。妃達にもその判断は付かない。しかし、サンテネリという苦境の多い国を背負う男の在り方としては間違いなく良い変化を迎えたと言える
    彼は本当に王になったのだ


    王の変化はサンテネリの変化に寄り添うかのよう
    遂に枢密院会議が動き出し、王権の緩やかな委譲が行われるが、状況の可笑しさを覚えてしまう。この枢密院会議は“ぼく”が責任を分散させる目的で作り出したものだと言うのに、稼働を始める頃は既に“ぼく”ではなくグロワスになっているのだから
    枢密院は閣僚が国を背負う権威者であるから効力を持つのに、まるでグロワスが居るからこそ実権があるかのよう

    それが明らかになるのが“雪の王”の襲来か
    枢密院は構成員が揃う事に拠って効力を発揮する。というより大権の分散を目しての会議体なのだから、構成員を無視した政治的決定は本末転倒。グロワスの決断は作中でも擁護されているように仕方のないものではあるのだけど、いざという時に誰が大権を有しているかを明らかにしてしまう
    また、“雪の王”による災害は王の御裾に居る強者と庇護を得られない弱者を明確に分かつものともなるね

    あと、枢密院制度の行く末ってそういう未来を招き得るのか…と驚嘆してしまったよ
    枢密院制度って、王権をそのまま政治とするシステムから、王の大権を委任された会議体に拠る政治体制への移譲、つまりは超長期的には民政移管も視野に入れたものかと思いきや、その前段階として地方領主・貴族の駆逐だなんて…
    以前は“ぼく”の主観によって語られていた為に、そこに穏やかな意図を見出した気に成っていた。けれど、“ぼく”が廃され冷徹なグロワスが顔を出した途端、その政策には深謀遠慮が詰め込まれているかのように思えてしまう
    変わってしまったグロワスに対し、周囲の者達が畏れに近い感情を持ち始めるが、この状況はその認識が誤ったものではないと教え諭してくるかのよう

    グロワスが本格的に王として存在するようになってくれば、追従する臣下も彼の理念に沿った行動を自ら行うようになる
    それがアキアヌとガイユールによる徴税権の停止か…。枢密院制度が迂遠的には貴族の力を削ぐものであるならば、閣僚とて同様の方針で物事を考える必要が求められる、自然と“雪の王”を利用して更に政策を推し進めようとするわけだ
    これにて王と閣僚は同じ方向を見ている事が判る。だからこそ問題となってくるのは方針の実現手段とそのタイミングか…。グロワスは平和を求めて国の改革を行っているのだから可能な限り平穏な方法を採りたい。けれどアキアヌとガイユールが徴税権停止を“内戦”と表現したように閣僚達は平和裏な手段など無いと考えている
    グロワスが懸念していた閣僚達との対立が早くも現実のものとなってしまったわけだ

    ただ、この状況って見方を変えれば、王としての自覚を持ったグロワスに成ったからこそ生じられたものとも言えるんだよね
    以前の“ぼく”は出来る限り閣僚との対立は起こさないようにしていた。それは閣僚クラスと対立して国を割り、自身や妃達に危害が及ぶ可能性を懸念してのもの。けど、あのように枢密院会議の場で堂々とアキアヌと対立できたのはそれだけ彼が王として振る舞うと決めたからであり、「衝突を繰り返しながら、よりよいものを作り出せればそれでよいよ」という彼の言葉を裏付ける状況
    他方で王と首相がこのような対立を起こすなら、それこそ政治闘争であり内戦と評するしかない。血が流れない戦争だ


    王へと変じた事で冷たい印象が増したグロワス。それを少し和らげつつ、彼を支える女性陣を改めて描くようなエピソードが『王妃の証』か
    アナリゼはサンテネリに来た当初から類稀なる素直さによって王の周囲にさざ波を立てかねない人物だった。特に政治的な理由で夜の交渉が行われないとなれば、彼女が焦れったさを覚えるのは当然。それが前巻における積極的な政治協力に繋がったのだろうし
    そうした行為が出来ただけに、そして正妃というポジション故にアナリゼがグロワスの傍で活躍する場はそういった方面が主になるかと思われたから、“ぼく”が好む時計に格別な関心を抱くようになるとは思わなかったな

    “ぼく”と似た趣味を持つ事は彼女がグロワスの精神性に近づく事も意味する。だから時計のエピソードと並行して、王の態度の違和感に気付く様子も描かれる
    観念と生身、相反する存在として苦しんだグロワス。そんな彼の体験に少し通じる体験をアナリゼがした事で彼女はよりグロワスに近付いていくね。グロワスが王へ変じたように、遂にアナリゼも正妃に変じ始めた
    初めて向けられた明確な敵意・悪意、温室で育てられた彼女にとっては未体験の領域。逃げ出してもおかしくないそれに対して彼女は『サンテネリ王国正妃』として立ち向かうね。彼女が無理をしたのは明らか、それでも正妃として振る舞った際には一切の恐れを見せなかった。それこそがグロワスと並び立てる証と感じられたな


    グロワスは王として超然的な存在になりつつある。そんな彼の対となる存在がジュールか
    前巻における問答では光るものを感じさせつつも、グロワスの前では稚拙な面が見えていた。しかし、別れてから王の言葉を斟酌する中でグロワスこそが自分の理解者であると思うようになったようで
    これって何気に凄い事だと思う。グロワスに会う前こそ彼の演説に興奮する面持ちを見せていたが、実際に邂逅すれば彼こそ不正の頂点だと自分の理想をただぶつけて終わっていた。しかし、改めてグロワスの理想を考え直す内にグロワスは己と同じ方向を見ている同志と感じ直せるなんて。彼が理想に囚われ理想に溺れているのではなく、理想を叶える為に邁進する青年だと見えてくるね

    そんな彼が改めて王の前に拝する機会を得た。同時に自分の論説を述べる機会でもある
    この一連のシーンでグロワスがジュールの演説を誘うような演説をまず行ったのは印象的。グロワスが伝統を壊す真似をするのは今に始まった事ではないけど、ジュールが行おうとしている論説は伝統どころかいずれは国を壊しかねないもの。だからこそグロワスは“思想の世界の王”なんて言葉で締めたのだろうし
    ジュールの献辞は本当に危険なものだったね……。一応仮定の話だとも、目的は善の証明だとも言っている。でも話の中心は明らかに現王を“悪”と定義する為の献辞、それを王を目前にして行っている
    これが危険な代物として扱われなかったのは偏にこの献辞がグロワスとジュールによる合意の上に成り立っているから。いわば茶番であるかも知れず、グロワスはジュールの話がどう展開するかも理解していたかも知れず。大事なのはジュールが堂々とグロワスに対して学びの時期を終えるに当たり、どのような考えを持っているか示す事、そして両者が同じ理念を抱いていると確かめ合う事

    グロワスとジュールは通じ合った。正しいけれど、とても危険な道を歩む事を
    二人の考えに瑕疵はないと思える。だからこそゾフィが無垢なフリをしながら、二人が全く気付いていなかった穴を突いて見せたのは驚きであり、貴重であったように思えたよ
    現実においても平等の実現表明と更なる平等追求は何度も繰り返された話。グロワスとジュール、そしてゾフィの構図はそれを象徴しているかのよう
    作中で示されているようにゾフィとて時代を少しずつ変えようとしている。けど、それはグロワスが変えようとしている時代ではなく、女性が向き合う時代。グロワスもジュールも全く意識していなかったもの
    ジュールは確かに歴史を変え後の教科書に載るかもしれない。でも、ゾフィが意識している事だって大切だと思えたな


    メアリから『市民メリア・ルロワ』が生れ落ち、ブラウネは長子ロベルを生んだ。そしていずれ次なるグロワスが生まれる事も示唆された。グロワスと妃達の関係は良好であると判る。けど、後の歴史で最も名を残したのがメリアであるように、子供達や生きる時代が同様に良好であるかは不透明で
    時折挿入される未来の絵姿へと近付いていく要素が少しずつ揃っていく歴史書のような物語。次巻で描かれるだろう更なる歴史への期待が否応なしに増してくる3巻でしたよ……

    0
    2026年05月23日
  • 誰が勇者を殺したか【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    淡々と進むお話
    それなのに面白い!
    続刊が出ている様だけれど、これ以上どうこうするの無理じゃない?って位きちんとまとまっている
    続刊読んでやめとけば良かったって思わないで済むといいな

    0
    2026年05月22日
  • 誰が勇者を殺したか 預言の章【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    1巻は面白かったが、正直世界編纂の設定はない方がまとまりがいいのでは?と思っていたが、こういう広げ方をされるのであればあってよかったのかも。
    首の皮一枚で成功した人類の総力戦みたいなの好きなので。

    0
    2026年05月20日
  • 誰が勇者を殺したか【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    こういうのがあるからライトノベルも小説投稿サイトも、合わない作品に何作ぶつかっても読むのやめらんないんだよな~~!!

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    2026年05月19日
  • 誰が勇者を殺したか 勇者の章【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    彼等の成長の軌跡が胸を打つ。
    そしてやっぱり今回もマリア様がマリア様で最高。
    四作目も予約した。楽しみ!

    0
    2026年05月16日