toi8のレビュー一覧

  • 誰が勇者を殺したか【電子特別版】

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    新しい!
    よくあるライトノベルかと思いきや、きっちり設定された世界観、際立つキャラクター、緻密に回収される伏線。
    新感覚ミステリーです。しかも読後感が最高。
    勇者の真実を知った上での仲間の選択にはぐっときました。傲慢だけど責任を理解している真面目な騎士、生真面目すぎるけど情にあつい魔法使い、性格は最悪だけど有能な聖女。魅力的なキャラクターから語られる過去の話と、勇者視点の話が織り混じり、引き込まれるように一気読みしました。

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    2025年10月05日
  • 誰が勇者を殺したか 預言の章【電子特別版】

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    1巻の纏まり具合、完成度からして
    次作は蛇足かと思っていたが予想を覆された。
    1巻の話の幕間のような作りだがこちらも
    タイトル回収、序盤から散りばめられた
    伏線、というよりかは要素を後半で綺麗に
    拾っていく作りがとても面白かった。
    大筋は途中で読めたが気を衒った作りをせず
    王道をしっかり貫いていて読んでいて気持ちが良く
    最後の台詞はこの話を綺麗に纏めるいい〆だった。
    個人としては1巻よりも好きです。

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    2025年10月03日
  • 誰が勇者を殺したか 勇者の章【電子特別版】

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    ネタバレ

    読み終わりました。今回の話は後書にもあるように報いとその先にある光の話ですね。

    優し過ぎる人達がなんでこんなしんどい目に遭って、かつなんでこんな最期を迎えないといけないのだ…この全てを残された姫が背負うには重すぎないか?と思いましたがマリアから伝えられたシェイプシフターの最後の言葉。あれが光ですね。
    誰にも想われないと言っていた姫の願いが報われた…のかな。何にせよ辛いのですが。

    それにしてもマリアがどんどん人間離れしていくなあ^^;

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    2025年10月02日
  • 誰が勇者を殺したか【電子特別版】

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    ネタバレ

    「葬送のフリーレン」以降魔王討伐アフターストーリー系が増えたような気がするな、これもその流れかな、と思いつつ、勇者が殺されたというキャッチーなタイトルに惹かれて読み始めた。

    勇者の人柄も好ましいし、真相も面白かったが、ミステリというほどではないかな…?
    あと真犯人?についてもう少し掘り下げが欲しかったような気がする。唐突に出てきて上手く感情移入できなかった。
    続刊があるようだから、そこで詳しく語られていくのだろうか。

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    2025年10月01日
  • 誰が勇者を殺したか【電子特別版】

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    タイトルからミステリかと思って読んだけどそんなことはなかった笑 すらすらと頭に入ってくる世界観でとても読みやすい。 勇者パーティーの面々はある意味典型的な設定だけど、小説の構成や、勇者を軸としたエピソードによって厚みが増してて、キャラへの愛着が増してくる。 良質でライトなファンタジーを読みたい時にちょうど良い1冊

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    2025年09月26日
  • 誰が勇者を殺したか【電子特別版】

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    軽い気持ちでさらっと読めるだろうと思ったら、
    なんだこれおもしろい!
    軽くさらっと読めるんだけど、勇者としての矜持だったりタイトルの回収だったり、丁寧に構成が組まれていてずっとおもしろかった…

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    2025年09月24日
  • 誰が勇者を殺したか【電子特別版】

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    ネタバレ

    魔王を倒した勇者が、魔人に殺され帰らぬ人になった。魔王を倒すほどの力を持った勇者がなぜ殺されたのか。
    彼のパーティーであったメンバーから話を聞くスタイルで次々と見えてきた真実を紐解く話。

    続きが読みたくなるようなわくわくした気持ちでページをめくる手が止まらなかった。
    ストーリーの構成上、様々な話が断片的に語られるのだけど、それが逆にスピード感があって面白さが加速していく感覚。

    タイトルが何重にも意味を持たせていて、それがこのストーリーに深みを持たせていた。
    誰かを勇者として祭り上げることで、勇者が殺された。というだけでも充分面白いのに、更に明かされる勇者の正体や、そもそも勇者になるのは結果

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    2025年09月20日
  • 誰が勇者を殺したか【電子特別版】

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    想像していたのとは、違った。
    良い方で。
    ミステリィ系なのかと思ったら、ひたすら王道のファンタジィ。
    もっと、ドロドロとしたものを想像していた。
    正直、ドロドロした話は読みたくなかったのだけど、評判が良いので怖いもの見たさで読んだ。
    目新しい話ではないけど、構成が面白く、登場人物も魅力的。
    さらっと読めて、読後感もスッキリしてる。
    今、欲しかったのはこれ、こういうのでいいんだよと。
    続刊もあるので、そちらを読むのも楽しみ。

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    2025年09月18日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    発売日当日(2週間前)に買って、ようやっと読み終わりました。
    西ブロックがどうなるのか、不安な所で終わり。
    続きが気になりすぎる!!!
    シオンの成長具合で、時の流れを感じる。
    火藍ママの挿絵で、「こんな人かぁ」と初めてなりました。思ったより可愛かったです。

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    2025年09月17日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    この危うさと焦燥感、なのにどこまでも甘い夜のようなこの感覚はNo.6でしか味わえないです。
    こんなに早く二人の新しい物語が読めるとは…。
    無印では紫苑とネズミの関係性の変化が大きな見どころでしたが、再開の紫苑のネズミの関係性は普遍なものになったのですね。
    ネズミは大切なものを持つと弱くなると無印では言っていた覚えがありますが、紫苑という大切なものを持つ覚悟をしたのですね。
    そんなネズミは無印よりもさらに強くなった気がします。
    揺れ動き、戸惑うことは決して弱いことではない。
    揺れ動き、戸惑いながらも、大切なものを守る決意をして前に進んでいくことは、とてもとてと強いものなのです。
    ああ、どれだけ語

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    2025年09月14日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    2週間前に初めてNo.6を読んで勢いのまま続編の最新巻を読み終わった。
    実際にそうなのか、自分がそれに慣れてしまったからなのかは分からないが、最初のような勢いや新鮮さはない気がする。
    ネズミの人物像が揺れ動いて紫苑と混ざり始めている感じもある。

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    2025年09月09日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    あっという間に読み終わってしまった。ネズミの抱える紫苑への恐怖とはなんだろうか?紫苑が紫苑であることは、この先の話で語られてくれるのか?
    イヌカシのママっぷりも良いね。
    火蘭ママ、いつかの日はまた来たよ。ネズミに息子をあげてください。

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    2025年09月09日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    ネタバレ

    あとがきに「エリウリアスという存在に、戦いの結末を丸投げしてしまった。」とあり、#9で感じた蟠りは筆者が1番後悔していたことだと知った。
    本編(?)に比べてまだ盛り上がりはあまりないけれど、次巻への期待を込めて。

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    2025年09月09日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    こんなに生々しくて力強い言葉の数々を、一気に読めるのはNO.6だけ!と勝手にキャッチコピーを書きたくなるくらい今回もモノローグがエモーショナルだった。特に紫苑のネズミに向ける感情が本当に怖いくらいまっすぐで、読んでいて気持ちがいい。ただの恋愛小説にはないこの焦燥感にも似た人への憧れ。こんなふうに想われたら嬉しさを通りこして恐怖だろうし、隣りにいて自分を保っていられるかなとすら思う。

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    2025年09月07日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    取り急ぎ。
    #1が14年の空白を埋めるように時間をかけて展開していったのに対して、#2は無印のエピソードを拾いながらぐいっとひとつ先まで展開していくような印象を受けた。本当に面白い。ストーリーも会話も、何よりも彼らの心情を読み進めるのに心が動いて仕方がない。やっぱりあさの先生の言葉たちが大好き…!!
    そしてやっぱり、あなたから紫苑を奪ってもいいか、という台詞。一度本を閉じないと先に進めないくらいの重たい台詞です。無印、beyondまでのネズミは絶対に口にしなかったその類の台詞。心臓が止まりました。しかも火藍もそれを予期していたというのだから。
    だけどやっぱり思うのは、紫苑に近しい人たちにとって

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    2025年09月07日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    ああ、この世界観が大好きだ
    再会に歓喜した5月から、こんなにあっという間に#2が読めるなんて!
    紫苑、再会して初めてのお誕生日おめでとう

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    2025年09月07日
  • 誰が勇者を殺したか (1)

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    漫画が小説では表現しづらい表情などをの内面を補完している 
    良き コミカライズだ。
    小説を読み終わってるので、結末は知っているが、表情がキャラをより魅力的にして、
    読んでいて楽しい。

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    2025年09月07日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    ネタバレ

    面白かった!beyondで紫苑がした黒いことがずっと気になっていたので、再会二巻で紫苑が自分のしたことをいけないことだと認めて、自分を批判する相手を排除するんじゃなくて話し合おうとする行動をしていたと知れてほっとした。第三の道があるんじゃないかと言った紫苑の純粋さのようなものが失われていなくてよかった。
    力河さんが頑張ろうとしていることや、楊眠さんがやり直そうと頑張っているところを見られて嬉しかった。
    紫苑からネズミへの感情が沙布から紫苑への感情と同じだと言い切ったことや、誘っていると受け取ってくれて構わないと冗談か本気か判断できないぎりぎりのラインのことを言ったことなど、紫苑からネズミへの感

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    2025年09月07日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    「おれは、あんたにこの世界で生きていてほしい」

    ああほんとうにこの世界観がすき。
    わたしをディストピアの世界へと引き込んだ思い出の物語が再び動き出した。

    再会に歓喜した#1、不穏さをはらみながら動きを見せ始めた#2、今から次が楽しみすぎる。

    自分にできることを判断して、弱さも認めて生きていく彼らが愛おしい。

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    2025年09月06日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

    Posted by ブクログ

    早くも『再会#2』を読め、とてもうれしい。しかし、続きは来春だという。なんということだ。待ち遠しくてたまらないが、再会は約束されている。序章のおもむきであった『#1』から、より作為を感じる事態の勃発へ。不安が募るなか、ここで『beyond』のあの出来事への言及があるのかと歯を食い縛ったりもした。171~172ページにかけての紫苑が語ることばは、だからわたしは物語を望むし小さな画集を開くのだと涙したほど。『#3』で語られることはなんだろう。紫苑のように世界を見て、この肉体で様々なことを感じながら春を待とう。

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    2025年09月05日