toi8のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あの堀井雄二氏が絶賛!と言うことで、昔からのドラクエファンとして思わず手に取った一冊。読み終わって、あとがきで知ったのだけど、著者は執筆当時45歳。めっちゃドラクエ現役世代!なるほど!どうりで!めっちゃわかる!RPG特有のもやもや、全部回収してくれている!
頭の中が半分、ドラクエ3でした。アリアハンで家の前でずっと待ってる勇者の母親を思って涙しました
※ 私は残念ながらドラクエ3はスーパーファミコン世代なのですが、著者はファミコン現役世代かも。うらやまし〜!
著者が40歳を超えてから執筆したところも良いですね。40代の悲哀と希望が滲み出ています…。勇者、40代の社会人の闘い方ですよね…。私 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ昭和40年、50年代の雰囲気(オカルトブーム、ツチノコブーム、団地での怪談話など)の描写の妙もさることながら、話の構造も巧みだったと思う。
各話のミスリードを誘う二段構えの構造。
オカルトの世界に引き込むのも、初手のツチノコは「言うてもまだオカルトと決めつけるのは早い」と思わせてからの、次の団地の幽霊で「あ、この話の世界観では幽霊は実在するのね」と見せつけて、次の話ではもうオカルトが実在する世界観を受け入れているので、そこからどんなとんでも展開が来ても受け入れやすいという、とても丁寧な段階を踏んでいたことに後から気がついた。
本当に巧妙である。
その巧妙さから最後に明かされるのは、神出鬼没な -
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Posted by ブクログ
ネタバレまず最初に火藍に拍手!
あなたを手放せるほどに愛しているの。
繋ぎ止めるのではなく解き放つ。それぐらい愛している。
強い。こんな愛を持てる火藍はとても強い。手放せるほどの愛って現実難しいですもん。
火藍の母として人としての強さが前作から大好きだった故に今作も垣間見えてどれだけ嬉しいか。あさの先生ありがとうございます。
前シリーズのNo.6の終わり方に満足はいっても紫苑とネズミがお別れエンドだったのが
こんなにも2人でいることが当たり前なのに?なんで?ちゃんと再会するんだよね?
ネズミ戻ってくるんだよね?え?迎えに行こうか?とやきもきした記憶がw
ので2人の再会のシーン。どれだけ高揚 -