toi8のレビュー一覧
-
-
購入済み
これは面白い
ハマった。これ、相当面白いです。まさにハートフル。
正直一巻はそうでもなかった。でも二巻の半ばあたりから段々面白くなってきて、気が付いたら寝不足になりながらも最新刊の6巻まで夢中で読んでしまった。
血の繋がらない娘を育てる話は結構あるし、中でも結局恋愛関係となる展開が多いから、これももしかしてそういう系統かと心配してましたが杞憂に終わりました。(あの手の展開は大っ嫌いなので)
事件やトラブルも起こるものの、とにかくほのぼのします。微笑ましい。ベルグリフの愛情深い人柄や、穏やかな彼に影響を受ける人々の優しい輪の広がりは素晴らしいの一言です。
読めば読むほど面白くなっていく物語な -
Posted by ブクログ
ネタバレグラハムの聖剣を手にベルグリフが覚醒する6巻である。
故地トルネラを舞台に、ミトを付け狙う古き森との対峙が物語のメインストーリーとなっている。
旧友を訪ねて「大地のヘソ」を目指す直前の大騒動であるが、ここではトルネラでの生活が丹念に描かれ、その素朴さの魅力が強く描かれた一方、外様の人間を排斥する地方の排他性なども描かれている。
とはいえ、その排他性も物語的にヘイトコントロールはきちんと行われている形だ。
実際の田舎においてはより強烈な物であることの方が多く、その意味では手ぬるく感じる方もきっとおられるだろう。
ただ、後書きで作者ご本人も触れておられるように、こうしたある種の理想め -
-
Posted by ブクログ
ネタバレいよいよ物語が開幕すると言っていい四巻である。
またも大公からの勲章授与のための招待という経緯でトルネラに帰れない娘と、逆にトルネラを出立する父らの姿が描かれている。
二つの視点の物語が、天蓋砕きという英雄によって結び付けられる。
その背後に見える陰謀の存在といい、少しずつ物語は中核に迫っている印象である。
また、三巻までは序章だったとあとがきでの解説もある通り、いよいよ本編が始まった感のある内容だろう。
かつての仲間との間にあったわだかまりが時を経てまた顔を見せる物語であり、中年の主人公ベルグリフが過去と向き合うその始まりとなる四巻である。
キーパーソンが抜けたことでパーティ -
Posted by ブクログ
ネタバレ父・ベルグリフの(婚活の)ためにアンジェリンが奔走する三巻である。
相変わらずファザコン的愛情が暴走しているアンジェだが(笑)、この巻では先の巻の後始末的にシャルロッテ&ビャクのコンビに出会い、彼らの面倒を見ることで自身の未熟さを知る経験を得ている。
一方のベルグリフは(娘があちらこちらで自分の結婚相手を探していることなど露知らず)、彼の村へ現れた二人の異人を迎えながら、森で異変を起こしている魔王の残滓と対峙している。
二人の物語はここでは交わらないが、トルネラとオルフェンで出会いを得る二人の姿が描かれた巻だった。
派手な展開はなくとも読ませる、相変わらず優れたシリーズだ。今回も星 -
購入済み
単純明快で面白い
話の流れ的には非常に明快で、力のある国が他国を支配する世界において各国は自国の国力や科学力、魔法力を他国とどの程度下がるか理解していない。そんな世界に突如として日本国が転移して来て言わずもながの平和ボケした政治家が何とか友好国のために少しずつ絶大なる武力を使用して何とかこの世界をまとめる方向にもっていこう頑張るスト-リであるが、あまりごちゃごちゃした裏工作や駆け引きなどがなく非常に読みやすかった。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ二巻では、ついに帰宅を果たしたアンジェリンらパーティとベルグリフのトルネラでの田舎暮らしが描かれた前半と、その帰路にて遭ったボルドー伯領内での一幕が描かれている。
この巻における白眉は、やはり前半におけるベルグリフの教導だろう。無敵に近い力を持ち、それがゆえに自然と驕慢さを持ちつつあったアンジェを叱咤し教導するシーンは、この物語らしい良いシーンだった。
邪教をもって扇動する少女シャルロッテと従者のビャク、若いながらもボルドー領を富ませる名君ヘルベチカとその姉妹のセレンとサーシャ。ボルドー伯爵に気に入られたベルグリフがどうにも気にくわない若き家令のアシュクロフト。
突飛ではないが、魅力的 -