あらすじ
早逝したサラリーマンの第2の人生は
暗黒時代欧州風の異世界でした。
齢41にして病没した平凡なサラリーマン、田中正。
彼は、強烈な一撃とともに目を覚ます。
なんの因果か、異世界の伯爵家次男に転生してしまったのだ!
言葉わからず、文化は未熟。生き方は過酷。
厳しすぎる世界に、彼は立ち向かう―――!!
★単行本カバー下画像収録★
感情タグBEST3
割引なので買ってみた系。
英雄の幼少期から賢さと倫理観の並列した持ち合わせがないと、ただの殺人鬼になってまうので、主人公バリアンの中の人が社会人子持ち世代異世界転生にすることで、生存率とご都合主義にバフかけた原作設定かな。
戦争戦闘メインの漫画テーマに沿った迫力とデッサン力でかなり読ませてくれる作画なので安定感がある。
ただ個人的には殺戮タイプの戦史モノってストーリー鬱だからこの先あんまり買ってまでは読まないなー、でもこういう大河ロマン成り上がり一国の主になるハードなヒロイックファンタジーはアツいよねて感じ。
ガンマらしい
レーベルがガンマだけに、グロあり残酷描写あり。
転生自体は食い尽くされた感があるが、まさかの子持ちのオッサンの転生。
俺TUEEEとか無い系転生。
スキルもなんもない転生。
色々な命が軽い恐怖。
絵が上手すぎる
原作を知らず買ったのですが、最近流行りの転生設定でした。
正直、このコミカライズでは転生設定はいらないのでは?と思います。
絵がとても上手で迫力あるのですが、この転生設定がちらついてあまり没頭できないです。
迫力ある構図で剣を振っているかっこいい主人公は実は田中って言うんです、それをギャグでもなく大真面目に言ってるのはマイナスに働いてるかなと思いました。
転生系の漫画はあまり上手い絵でないことが多いですが、それはどこか陳腐な設定に見合ったもので良い働きをしてるんだなとこの漫画を読んで思いました。
未完
原作小説が未完なのでこの作品の物語の終着点は誰も知ることができない。
試し読みを見て絵が好みだったので全巻読破しました。
冒頭から「語ろう、偉大な王の物語を!」と何度も檄されていたが6巻通してまだ王になれていなし、最終巻でようやく家督を引き継いで終わりました。一切王としても物語はなく主人公の幼少期~少年期の話が終わってます。
読んでて気になったのは、平凡な現代で妻子をもつ父親の主人公がこの世界に転生してあっさり良心を捨てて無実の女子供を殺したり、一方的な虐殺を楽しんだり、女をレイプしてる姿に違和感を感じた。