藤子・F・不二雄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「百年も千年も後の世まで語りつがれるのは不思議噺に限るのでございます。つまり、古今東西を問わず、人は皆不思議な物語が好きなんですな。」
と、あとがきにあるように間違いなく、そうだと思いました。古事記、宇治拾遺物語などの古典の不思議話が現在まで語り継がれています。しかも、今もなお、影響を与える作品もあります。
私も、10年、100年と人を幸福にさせる物を残して死んで行けたら幸いです。
SF短編集を読み進めたのか、新しみを感じなくなってしまいました。
『倍速』『異人アンドロ氏』『有名人販売株式会社』が印象に残りました。
『有名人販売株式会社』の女の子が現実にいたら素敵だろうなと思いました。あの性格 -
Posted by ブクログ
子どもの頃大好きで劇場版を繰り返し観てた。
ワクワクが沢山詰まった、まさに夢のようなドリーマーズランドと銀河特急。
のび太の射的の腕前と度胸がかっこいい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●あらすじ●のび太とドラえもん、それにジャイアン、スネ夫、そして、しずちゃんの五人は、流れゆく惑星群をじっくりながめることができ、高級ホテル並みの設備をととのえた終着駅不明のミステリートレイン、銀河超特急に大満足していた。しかし、とつぜん、凶悪な宇宙盗賊団におそわれ、列車はあえなく近くの惑星に不時着。たちこめる霧の中、盗賊団の二次攻撃に身構えるのび太たち。ところが、数発の花火が打ち上がると、霧がうすれ -
Posted by ブクログ
ネタバレ『倍速』
公エン猥シャツ罪で腹抱えて笑う女性、付き合いたすぎる。
結婚したところで終わると思ったら、オチが大人な下ネタでめっちゃ笑ってしまった。
『昨日のおれは今日の敵』
主人公がだらしなすぎて好き。
『倍速』もそうだけど、ひみつ道具系の短編は大人でものび太くらいだらしないやつが出てくる。
その場でクルクル回ってタイムスリップするのもなんか情けなくて良い。
『鉄人をひろったよ』
主人公がずっと独り言でボケてて良かった。
目をテンにしながら「おぬしにとってもしあわせではあるまいか。」とか言うの白々しすぎて面白い。
SFというか普通にコメディ。
『有名人販売株式会社』
これめっちゃドラマ化 -
Posted by ブクログ
ネタバレ我が家の鉄板ドラえもん。
今でも毎週録画している。
小二の息子どころか中一の娘まで、食事時になるとその録画を見ながら食事しようとするほど好きな模様。
自分も『ドラえもん』は好き。
のび太の度重なる浅はかさにはほとほと飽きれかえるのだが、変な方向に頭の回る道具の使い方だったり、弱々しさの芯にある優しさはもはやハードボイルドと行っても良いほどの生き様で、ドラえもんじゃあないけど、やっぱり放っては置けない嫌いになれない存在。
そんなのび太を中心とする、ひみつ道具の魅力、ドラえもんとの信頼関係、ジャイアン・スネ夫・しずかちゃんたちとの友情で溢れる世界観にリスペクトを寄せた短歌達。
現実世界の一場 -
Posted by ブクログ
初めて読んだ大長編ドラえもんは読み応えがあり、短編とは別の魅力があって面白かった。
バギーちゃんのしずちゃんに対する健気さが泣ける。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●あらすじ●今回の舞台は海底。海底へ遊びにきたドラえもんたち仲よし五人組は、チョモランマと富士山を足した長さの海溝を下ったり、口の悪い水中バギーに乗って、海底ドライブを楽しんだりと、大満足のキャンプになるはずだったのに、とつぜん、現れた海底人によって、ドラえもんたちは一瞬にして囚われの身に!! なんと海底には高い文明を持つ海底人の国、ムー連邦があったのだ! 海底人のやさしい少年、エルからくわしい話を聞いたドラえもんたちは、 -
Posted by ブクログ
「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」
小池さんが最低すぎて面白い。
スーパーマンの人格が悪かったら大変なことになるな、という発想は「ザ・ボーイズ」を思い出した。
「オヤジ・ロック」
タイムトラベルによる世界改変という壮大な世界観に、セールスマンの契約という矮小なテーマが変に混ざり合っていて面白かった。
オヤジ・ロックの部分はどんな発明品でもいいはずなのに、妙にディテールに凝っている上ヘンテコで良かった。
「カンビュセスの籤」
元ネタがあると思ったら無いらしい。
発想もさることながら名前が良いな〜と思った。
「カンビュセス」はアケメネス朝ペルシア王の名前からとっているぽい。 -
Posted by ブクログ
収録話数は11話。
暗くて、怖い話が多かったです。
特に好きなお話は
「コロリころげた木の根っこ」
もの凄い亭主関白の作家をしている夫とその夫からDVを受けている妻、作家の家に訪れた出版社の男の3人のお話。物語の中で時折現れる違和感。最後にその違和感が回収された瞬間、ゾッとしました。
「間引き」
世界の人口が増え続け、食糧が配給制になった日本。そんな日本でコインロッカーの仕事をしている男のお話。ハッピーエンドで終わると思いきや、ラスト2ページで急展開が起こり、その高低差が良かったです。実際に世界人口は今も増え続けていて、食料自給率が世界の中でも群を抜いて低い日本。いつかこの物語のように「間 -
Posted by ブクログ
収録話数は9話。
他の巻に比べて、収録話数が少ないので、1話1話の内容が深かったと思います。
特に好きだったお話は
「ボクラ共和国」
小学生5年生の子ども達が自分たちの国を作るお話です。目的は戦争のない国を作ること。そして、国民になる条件は「他人に思いやりがあること」。現在の世界情勢もあり、とても考えさせられました。
「みどりの守り神」
飛行機の事故で、かろうじて生き残った男女2人。救助を求め、歩き回るが、人や動物にも出会わない。やっとの思いで東京に着くが、そこはビル群が木で覆われたジャングルになっていた。なぜこのような世界になったのか。最後の1ページが明るく終わっていますが、この物語の先 -
Posted by ブクログ
12話収録されていて、どれも面白いです。
特に面白かったお話は2話。
「倍速」
生まれたから何をやってものろまな主人公が「倍速時計」を手に入れ、人よりも何倍も速く動くことができるようになるお話。ドラえもんにも出てきそうな秘密道具のお話ですが、オチがクスッと笑えて好きです。
「親子とりかえばや」
互いの事を理解できない親子が、ある日突然入れ代わり、子どもは親の、親は子どもの1日を過ごすことになるお話。年齢、立場、価値観などバックグラウンドが違えば、理解し合うのは難しいですね。意見が違う相手がいたとしたら、そういう考えもあるんだと、相手の事を少しでも理解しようとする気持ちを持ちたいなと思いまし -
Posted by ブクログ
SF短編コンプリート・ワークス3。
収録話数は、15話です。
どのお話も読み終わった後に、色々と考えさせられるものばかりで、やはり面白いです。
収録されているお話の中でお気に入りなのは
「どことなくなんとなく」。
主人公はある日、白い夜を経験。それ以降、どことなくなんとなく違和感がある生活が始まります。その違和感とは、変わり映えのない毎日で意外性がないこと、そして、思ったことがそのまま現実化してしまうこと。そんな毎日が繰り返されることで、主人公は情緒不安定になってしまいます。
ラスト4ページで、主人公が経験した白い夜とは?そして、違和感の謎が判明します。
他にも、「分岐点」や「大予言」、「