藤子・F・不二雄のレビュー一覧

  • エスパー魔美 1

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     ヤンチャな女の子が主人公で、温厚な男の子と仲良しという構造は『チンプイ』と同じだが、対象年齢がちょっと高めのようだ。おそらくマミは中学生で、心も体も大人になりかけという描写がある。お話も、ただのドタバタ劇ばかりではなく、じんわり深みのあるものもあれば、超能力の仕組みを筋道立てて考えるようなものも。『名画(?)と鬼ババ』という話が良かった。

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    2024年12月11日
  • チンプイ 1

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     主人公のエリちゃんは、しずかちゃんとはちがい、やたら活発。ママは「女の子なんだから家の手伝いをして色々覚えてもらわないと」というスタンスだが、エリちゃん本人は「ママのいうこと全部は聞いていらんない」と庭から脱走する毎日で、たいへんたくましい。
     話は、この平凡なエリちゃんが、マール星という宇宙のどこかにある星のルルロフ殿下のお妃様に選ばれたというところから始まり、使者としてやってきたチンプイはエリちゃんにお輿入れ願うためなんとか口説き落とさないといけない、という大枠の中で展開する。エリちゃんは、そんな知りもしない宇宙人のお嫁さんになんかなりたくないと拒否。チンプイは、職務的にはよろしくない状況ではあるが、そんなエリちゃんのことが気に入ってしまったので、まあそのうちなんとかなるだろうとのん気に構えつつ、よくできたぬいぐるみとしてエリちゃんのおうちに住み着き、魔法(マール星の科学の力を使った技術なので正式には「科法」)でエリちゃんの日常を助けながら一緒に暮らしている。
     エリちゃんと仲良しの、内気な内木くんは殿下のライバルとみなされ、チンプイの上役(?)のワンダユウなどが二人の仲を邪魔しにくるようなお話もある。内木くんは出木杉とのび太を足したような、スポーツは苦手でちょっと気弱ではあるが勉強やその他文化系の諸事には強そうな男の子。エリちゃんに助けられることもあるが、卑怯な手には屈しない芯の強さもある。
     先日、藤子・F・不二雄ミュージアムに行った。私にとっては、ドラえもんなどもう当たり前の存在過ぎて、これまで作者に思いを馳せたことはなかったのだが、ミュージアムに行って浸ってきた結果、先生の作品のもたらす絶対的な安心感のようなものは決して「当たり前」なんかではなく、陳腐な言い方だが先生のお人柄の優しさとか温かさとかもちろんプロの技とかそういったものの賜物なのだなあと思うようになった。私は作家のことを「先生」付けで呼ぶのはなんか照れくさくてあまり自分ではしないのだが、藤子・F・不二雄さんに関しては「先生」と呼んで慕いたいような気持ちがわいてきたので、呼んでみました。

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    2024年12月09日
  • ドラえもん 9

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    通りぬけフープのお話があのままドラえもんとのび太が見つけても人が中にいるなんて思ってなくてはずしてしまったらその人たちは 閉じ込められて大変な目になりそうで ドキドキしました。

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    2024年11月26日
  • ドラことば~心に響くドラえもん名言集~

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    ネタバレ

    ドラえもんの名言集の本
    ドラえもんの中で1番印象に残ってる話は
    【のび太の結婚前夜】
    です。
    
    しずかちゃんパパがしずかちゃんに
    語りかけたこのセリフ。(2枚目)
    
    【あの青年は人の幸せを願い、
    人の不幸を悲しむことのできる人だ。
    それが一番人間にとって
    大事なことなんだからね。
    彼なら間違いなく君を幸せに
    してくれると僕は信じているよ】
    
    大号泣したのを覚えてます
    というか、今でも泣ける。。。
    
    あと、ドラえもんが未来に帰る時
    のび太は1人でジャイアンに勝たないと
    ドラえもんが安心して未来にかえれないんだ!
    っていいながらジャイアンに立ち向かっていく
    ところも泣けました。
    
    
    最後の
    
    【悪いことばかり続くもんじゃないよ。
    真面目に努力していれば、いつか。。。
    
    夜は必ず朝となる。
    長い冬が過ぎれば、
    暖かい春の日が。。。】
    
    今のわたしは長い冬の中にいる状態
    これが過ぎれば暖かい春の日が。。。
    頑張ろうって思えました

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    2024年11月23日
  • 藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス 1 ミノタウロスの皿

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    SFを使った、哲学の話、価値観の話、皮肉の話だった。
    めちゃくちゃ好みである。
    「気楽に殺ろうよ」は、村田沙耶香さん味を感じた。
    それにしても現代においても重要なテーマを扱っている気がして、全然古臭くない。さすが。

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    2024年11月11日
  • おとなになるのび太たちへ ~人生を変える『ドラえもん』セレクション~

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    大人になる上で大切な考え方のヒントを教えてくれる本。
    ドラえもんの漫画ってこんなに面白かったのか。
    今まで何気なくアニメやらを流し見していた自分が憎い。
    少し見方を変えると教訓になるようなメッセージも隠されていることに気づいた。
    原作も読んでみたい。

    辻村深月さんの言葉が特に印象的。
    のび太は一見勉強も運動もできない怠け者というイメージがあるが
    それはあくまで学校内の狭い価値観の中で形成された考え方。
    もっと他の広い場所でこそのび太の見逃されていた優しさや真の強さなどの長所が目立つ。
    今は狭い世界での優越感や劣等感に一喜一憂する日々が続くけど、いつか全部ひっくるめて自分を肯定できる場所が絶対にあると勇気をもらえた。

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    2024年09月30日
  • キテレツ大百科 3

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     最終巻。連載期間は一九七四〜一九七七年(『こどもの光』家の光協会)、テレビアニメシリーズの放送は一九八八〜一九九六年だったそうだ。
     ラストは、人助けのために奇天烈大百科を失うキテレツ君。これからは自分の力で発明をするぞと学校の勉強に力を入れるのであった。あれだけ夢中になれる経験をしてからの勉強は、さぞかし身になることだろう。
     最終回の一話前も、あれ、これ終わっちゃう……?と少しドキドキした。

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    2024年09月22日
  • キテレツ大百科 2

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     奇天烈大百科に載っていたタイムマシン(航時機)で昔に行って、帰れなくなり、キテレツ斎さまに会えて直してもらって現代(一九七四年)に戻って来る話がワクワクした。キテレツ斎が航時機を発明できたのはキテレツがキテレツ斎の時代に現代の部品を持ち込んだからだがキテレツがキテレツ斎の時代に行けたのはキテレツ斎が残した奇天烈大百科があったからであって……うわあああ。

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    2024年09月22日
  • キテレツ大百科 1

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     アニメで見ていた。懐かしい。でも内容はあまり覚えておらず、キャベツはどうしたとか、はじめてのチュウとか、すいみんすいみんすいみんすいみん睡眠不足!とか、歌が楽しかったな。
     メガネくんとロボットという組み合わせはドラえもんといっしょだが、役割は逆っぽいんだな。みよちゃんも、しずかちゃんよりハキハキした女の子という印象。
     娘(九)は、「私も奇天烈大百科(ご先祖の残した発明本)がほしい」と言っている。やる気か。

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    2024年09月21日
  • ドラえもん探究ワールド 水族館のなぞ

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    ネタバレ

    子どもが好きで読んでるドラえもんの探求ワールドシリーズ。
    水族館が好きなので読んでみた。

    水族館の成り立ち、水族館の水や水槽技術、夜の水族館、水族館の仕事は勉強になった。
    「動物福祉」という用語を初めて聞き、2023年からは国内で統一された飼育環境評価がされてるという最新の動向まで知ることができた。
    動物愛護、動物福祉の観点から、イルカのショーはイルカの権利に反するのか、習性を活かしたイルカにとって良い刺激なのか、とても興味深い。

    そして、日本は水族館が多いのは知っていたが、世界の水族館の5分の1とは知らなかった。巻末の水族館リストを見てもっと様々な水族館を訪れてみたくなった。

    元海遊館館長のあとがきも学びがある。
    時代とともに水族館を支える技術が発展し、役割や責任も変化、水族館を訪れる人たちの想いや目的も多種多様になったと言う。
    「水族館が生物多様性館になったら」という発想は素敵。
    海に囲まれ、山や川の自然にあふれ、自然災害の脅威と共存している日本だからこそできる、「宇宙船地球号」の舵取りがあるとのこと。
    いい学習になるので、子どもにはマンガ部分だけじゃなくて、全部読んでもらいたい。

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    2024年09月21日
  • 藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編 2

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    哲学的な内容もあって、これ、本当にドラえもんの作者さんでっか…?ってなった。時々、ドラえもんっぽい物語もあったけど、やっぱり、現実的な物語の方がいつもとのギャップで印象的だったなぁ。

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    2024年08月15日
  • 藤子・F・不二雄大全集 名犬ラッシー

    購入済み

    藤子・F・不二雄大全集

    全作品紙の書籍でコンプリートしたつもりだったが、探してもないので電子書籍で買いました。モノクロの海外ドラマは生まれる前なので情報でしか知らなくて、世界名作劇場枠のアニメを観ました。

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    2024年08月12日
  • おはなしドラえもんえほん ろくおんフラワー

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    ドラえもんが好きな子に、基本的に漫画版やアニメと同じような流れですが、途中、絵本らしく探し絵や迷路遊びができるようになっている。幼稚園くらいの子がちょうど良い難易度かなと思います。

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    2024年08月10日
  • 藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん 3

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    平凡な中学生・ぼん(並平凡)がT・P(タイムパトロール)となって歴史に埋もれた不幸な人達を救う任務に就く冒険アドベンチャー第三巻。
    トロイの木馬、浦島太郎、ノアの箱舟、黒死病(ペスト)流行、ヒッタイト、古代の病院、十字軍、ポンペイ/原始キリスト教、ローマ街道、ネフェルティティ、ヴァイキング。おとぎ話≒歴史な前三本はこれまでとはちょっと違った感じ。ヒッタイトなんかでも製鉄の面白い解釈があったりもするけれど、ぼんの活躍という点では全体的にちょっと弱めな気はする。そのなかでネフェルティティの話は歴史の流れをほんのり切なく俯瞰する感じが良かったかな。

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    2024年07月20日
  • 藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん 2

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    平凡な中学生・ぼん(並平凡)がT・P(タイムパトロール)となって歴史に埋もれた不幸な人達を救う任務に就く冒険アドベンチャー第二巻。
    第一巻のリムに代わりユミ子が相方として登場。マヤ文明、源平合戦、ブラド大公、アメリカ大陸到達、シュメール文明、古墳時代、捕鯨船、クロマニョン人、アメリカ奴隷解放。ぼんが主導役になったからか、ユミ子の積極性からか、かなり大胆な歴史干渉が増えた印象。それにしても歴史の重要人物には触れられないという制約の中で、本当にうまく物語にしているなあという印象。単純な勧善懲悪になっていないし。

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    2024年07月20日
  • 藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん 1

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    平凡な中学生・ぼん(並平凡)がT・P(タイムパトロール)となって歴史に埋もれた不幸な人達を救う任務に就く冒険アドベンチャー第一巻。
    冒険の始まりから、ピラミッド、古代日本人の起源?、中世魔女狩り、西遊記、クレタ文明、特攻、殺傷石/玉藻前、恐竜、西部劇、マラトンの戦い、シンドバッド、地球の最期と古今東西様々な歴史を舞台としたちょっと高学年層向けのドラえもんといったところか。歴史を改変しちゃいけないと言いつつ、特攻ネタなんかは大丈夫かなとおもっちゃうが。それはさておき、本格的な歴史ものになっていて読み応えあり。TPに導いてくれたリムたちとはこの巻でお別れになっちゃうのがちょっと寂しいかな。

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    2024年07月20日
  • 藤子・F・不二雄大全集 大長編ドラえもん 3

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    こころにとって大切なことはだいたい『ドラえもん』が教えてくれる。ドラえもんの話を網羅するには人生の時間が足りない。
    あとがきも感慨深いです。

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    2024年06月16日
  • ドラえもん社会ワールド 情報に強くなろう

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    漫画部分のみ読む。「うそつきかがみ」は笑える。「㊙︎スパイ大作戦」と「小人ロボット」は息子が大好きな話。「あやうし!ライオン仮面」や「グラフはうそつかない」は自分が子どもの頃に読んだ記憶があり懐かしい。

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    2024年06月09日
  • 藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス 1 ミノタウロスの皿

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    同僚の勧めで読破。

    言葉は通じても、意思疎通ができるとは限らない。
    無邪気な正義は悪よりも危険。

    素朴でダークなメッセージがギュッと詰まった一冊だった。

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    2024年05月31日
  • 小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記

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    同名の映画の小説版。
    地の文があるので、ルカとゴダートの心情が解りやすくてよかった。
    短編のゲストはちょっと意外な人物。

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    2024年05月31日