藤子・F・不二雄のレビュー一覧
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ネタバレ大晦日だよ、ということでドラえもんならぬ、ドラミちゃん。
ドラミちゃん登場50周年記念ということで、先頃記念出版されたとの報をなおなおさんから頂き、手に取りました。
「大晦日だよ、ドラえもん」は子どもの頃は定番のお楽しみ。
夕方から夜の時間帯でやっていたような気がするけれど、今年はなんと朝の9時から。
何なら、今年なくない!?という年もあったような気もするので、ないよりはいいけど朝9時って大晦日感ありますか?
どうせ録画して観るのであまり関係ないですけど。
TV局もそういうの見越しての番組編成なのでしょうか。
さて、ドラミちゃんメインの本書。
構成がうまい。
序盤は、いつもドラえもんが対応する場面で毎回ドラミちゃんが出てきて、自然に役割をこなしている。
ちょっとお節介ぎみなところや、隙のないようで実ははずしているところがお兄ちゃんとまた一味違う風情を出してはいるけれど、もはやこのコンビなのではないかとも思うくらいに主人公的な座に収まっている。
あれ、これドラミちゃん担当の話だったんだっけ的なよく知る話も挟みつつ。
そうかと思うと中盤、冒頭カラーになる「ドラえもんとドラミちゃん」ではドラミちゃんの奮闘空しく、初登場の出来杉くんが早くもしずかちゃんと良い感じになってしまうのだが、その状況をあっさりと割り切るのび太の姿が。
次ぐ「しょんぼり、ドラえもん」でも。。。
ドラえもんはこういうのび太が何十回に一回出てくるところが、くせになるポイントなのですよね。
結局ドラミちゃんがかませ犬(猫型だけど)的存在になってしまって可哀想かなと思っていた矢先、やっぱりドラミちゃんなくしてドラえもんのピンチを救えない話も出てきてそのポジションを確固たるものに。
そして最後の最後に「ドラミちゃんは奈良県、XXXXさんのアイディアです」って。
えぇー、ドラミちゃんて読者のアイディアで生まれた存在なの!?
という感じで、我が家の鉄板アニメを別角度から堪能させて頂きました。 -
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「百年も千年も後の世まで語りつがれるのは不思議噺に限るのでございます。つまり、古今東西を問わず、人は皆不思議な物語が好きなんですな。」
と、あとがきにあるように間違いなく、そうだと思いました。古事記、宇治拾遺物語などの古典の不思議話が現在まで語り継がれています。しかも、今もなお、影響を与える作品もあります。
私も、10年、100年と人を幸福にさせる物を残して死んで行けたら幸いです。
SF短編集を読み進めたのか、新しみを感じなくなってしまいました。
『倍速』『異人アンドロ氏』『有名人販売株式会社』が印象に残りました。
『有名人販売株式会社』の女の子が現実にいたら素敵だろうなと思いました。あの性格は素敵すぎる。 -
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子どもの頃大好きで劇場版を繰り返し観てた。
ワクワクが沢山詰まった、まさに夢のようなドリーマーズランドと銀河特急。
のび太の射的の腕前と度胸がかっこいい。
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●あらすじ●のび太とドラえもん、それにジャイアン、スネ夫、そして、しずちゃんの五人は、流れゆく惑星群をじっくりながめることができ、高級ホテル並みの設備をととのえた終着駅不明のミステリートレイン、銀河超特急に大満足していた。しかし、とつぜん、凶悪な宇宙盗賊団におそわれ、列車はあえなく近くの惑星に不時着。たちこめる霧の中、盗賊団の二次攻撃に身構えるのび太たち。ところが、数発の花火が打ち上がると、霧がうすれ、目の前に、なんと宇宙最高の夢の遊園地、ドリーマーズランドが現れて、のび太たちを歓迎していた!! 盗賊団の襲撃は、じつは遊園地のアトラクションのひとつだったのだ!! そうとわかって大喜びするのび太たち一行。だが、そのとき、近くの惑星にいる謎の生命体が、のび太たちのいる惑星にスパイを送りこんできた!! この生命体は敵か、それとも味方か!? 極上のミステリーとサスペンスを楽しむなら大長編シリーズ第16弾!! -
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ネタバレ『倍速』
公エン猥シャツ罪で腹抱えて笑う女性、付き合いたすぎる。
結婚したところで終わると思ったら、オチが大人な下ネタでめっちゃ笑ってしまった。
『昨日のおれは今日の敵』
主人公がだらしなすぎて好き。
『倍速』もそうだけど、ひみつ道具系の短編は大人でものび太くらいだらしないやつが出てくる。
その場でクルクル回ってタイムスリップするのもなんか情けなくて良い。
『鉄人をひろったよ』
主人公がずっと独り言でボケてて良かった。
目をテンにしながら「おぬしにとってもしあわせではあるまいか。」とか言うの白々しすぎて面白い。
SFというか普通にコメディ。
『有名人販売株式会社』
これめっちゃドラマ化してほしい。
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ネタバレ我が家の鉄板ドラえもん。
今でも毎週録画している。
小二の息子どころか中一の娘まで、食事時になるとその録画を見ながら食事しようとするほど好きな模様。
自分も『ドラえもん』は好き。
のび太の度重なる浅はかさにはほとほと飽きれかえるのだが、変な方向に頭の回る道具の使い方だったり、弱々しさの芯にある優しさはもはやハードボイルドと行っても良いほどの生き様で、ドラえもんじゃあないけど、やっぱり放っては置けない嫌いになれない存在。
そんなのび太を中心とする、ひみつ道具の魅力、ドラえもんとの信頼関係、ジャイアン・スネ夫・しずかちゃんたちとの友情で溢れる世界観にリスペクトを寄せた短歌達。
現実世界の一場面にそっと『ドラえもん』の世界を重ねることで、いい具合に真意がぼかされたり、おかしみが加わったり、言葉の深さが増したり、逆に大人感が出たり。
これほどまでに影響力のある漫画だったのか。
短歌はその真意を読み取るのが難しいものも多く、歌集や雑誌を読もうにも自分的には結構パワーが必要で、尻込みして最近読めていなかったのだが、すっと頭に入ってくる上におもしろさやひねりを備えたこの作品集はとても良かった。
次は『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである』あたりを読んでみようか。
○テスト期間終わってみるとなぜだろうドラえもんの絵うまくなってる
○ドラえもんよりも好きだといっただけなんでそんなにうれしそうなの
○君とした「ひみつ道具でどれが好き?」みたいな話ばかり思いだす
○奥さんがどこでもドアを持ってたらあたしたちもう会えなくなるね
○どこでもないここにいたいと気付くだけ何度どこでもドアを開けても
○あやまちはムードもりあげ楽団が変にムードをもりあげたせい
○空港でチェックにかかりポケットの中身を全部出すドラえもん
○ドラえもんビッグライトで胸だけを大きくするってことはできるの?
○ドラえもん話を聞いてそばにいてひみつ道具は出さなくていい
○大丈夫タイムマシンがなくってもあの日のことは忘れないから
○「ドラえもんがどこかにいる!」と子供らのさざめく車内に大山のぶ代
「さよなら、ドラえもん」の名シーンもなんか短歌っぽく感じてしまった。
ぼくだけの力で、きみにかたないと・・・ドラえもんが(安心して)帰れないんだ! -
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初めて読んだ大長編ドラえもんは読み応えがあり、短編とは別の魅力があって面白かった。
バギーちゃんのしずちゃんに対する健気さが泣ける。
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●あらすじ●今回の舞台は海底。海底へ遊びにきたドラえもんたち仲よし五人組は、チョモランマと富士山を足した長さの海溝を下ったり、口の悪い水中バギーに乗って、海底ドライブを楽しんだりと、大満足のキャンプになるはずだったのに、とつぜん、現れた海底人によって、ドラえもんたちは一瞬にして囚われの身に!! なんと海底には高い文明を持つ海底人の国、ムー連邦があったのだ! 海底人のやさしい少年、エルからくわしい話を聞いたドラえもんたちは、ただただ驚くばかり。ムー連邦の首相は、この国の存在を陸上人からかくそうと、ドラえもんたちを一生国内に閉じこめようと考える。そして、国境を無断で越えれば死刑になると知りながらも、脱出を試みるドラえもんたち。はたして、無事国境を越え、再び陸上にもどることができるのか!? 海底人の追っ手が猛スピードでやってくる!! にげきれるのか、ドラえもん!? 大長編ドラえもん激動の第4作!! -
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「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」
小池さんが最低すぎて面白い。
スーパーマンの人格が悪かったら大変なことになるな、という発想は「ザ・ボーイズ」を思い出した。
「オヤジ・ロック」
タイムトラベルによる世界改変という壮大な世界観に、セールスマンの契約という矮小なテーマが変に混ざり合っていて面白かった。
オヤジ・ロックの部分はどんな発明品でもいいはずなのに、妙にディテールに凝っている上ヘンテコで良かった。
「カンビュセスの籤」
元ネタがあると思ったら無いらしい。
発想もさることながら名前が良いな〜と思った。
「カンビュセス」はアケメネス朝ペルシア王の名前からとっているぽい。 -
Posted by ブクログ
収録話数は11話。
暗くて、怖い話が多かったです。
特に好きなお話は
「コロリころげた木の根っこ」
もの凄い亭主関白の作家をしている夫とその夫からDVを受けている妻、作家の家に訪れた出版社の男の3人のお話。物語の中で時折現れる違和感。最後にその違和感が回収された瞬間、ゾッとしました。
「間引き」
世界の人口が増え続け、食糧が配給制になった日本。そんな日本でコインロッカーの仕事をしている男のお話。ハッピーエンドで終わると思いきや、ラスト2ページで急展開が起こり、その高低差が良かったです。実際に世界人口は今も増え続けていて、食料自給率が世界の中でも群を抜いて低い日本。いつかこの物語のように「間引き」が起こるかもしれませんね。