藤子・F・不二雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子どもへの読み聞かせ本
途中私も子供も、体調が悪くなりあまり食事ができない状態になってしまったのだが、それでも毎夜読んでいた。
(娘よ、テーマが「食」の本を読むなんて、酷なことをしてすまん)でも美味しそう。
大長編の映画版の影響か、グルメテーブルかけとか大根から食べ物出てくるヤツはものすごく印象に残ってるのよね。
バイバインの回は、やっぱり怖いな…
のび太のお母さんの「わざわざ皿にのせておやつをだす」優しさに触れている解説もよい。
祖母の家には「いつもお菓子が入っている黄色い箱」があったことや、母の季節感を意識したおやつ、手作りのパイを定期的に作って食べたことなどを思い出した。
はたして、 -
購入済み
惨
表題作「メフィスト惨歌」。現代人からみて悪魔が肩身が狭いのはなぜか、を描く。人間をだます側の悪魔に、笑いを通り越して悲哀を感じる。
「山寺グラフィティ」奇抜な話ではないが、描き方が上手いので印象に残る。 -
Posted by ブクログ
『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス』1巻。全10巻。
以前大全集のSF・異色短編1を買ったのですが、続きがなかなか見つからなかったので、こちらで読んでしまおうと思います。
FさんとAさんのざっくりした区分けとして、Fさんは「ドラえもん」なのでファンタジー、Aさんは「笑ゥせぇるすまん」なのでブラック、というものでしたが、SF短編を読むとFさんも、だいぶブラックな部分があるのだな、と再確認。人の感情の陰陽が理解、把握できていないと、大ヒット作品は生み出せないんでしょうね。
「ドジ田ドジ郎の逆襲」が一見ハッピーエンドっぽいけども、あの二人以外は海に来なかったということは、本当なら来