藤子・F・不二雄のレビュー一覧
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匿名
無料版購入済み環境問題の話
長編ドラえもんは今までの9作は夢のある面白い話だったが、ここにきて環境問題を問いかけるような内容になった。作者の意識が変わったのか?まあ内容は面白いから、どうでもいいけど
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Posted by ブクログ
ネタバレ『四畳半SL旅行』
藤子・F・不二雄のSF短編で完全に不可解な話って珍しい気がする。SFというよりはファンタジーに近い。
あまり関係ないけど、この「日本風の一部屋で起こっていること」を「四畳半〜」って表すのっていつからある表現なんだろう。四畳半神話体系が初出だと思っていたら全然そんなことはないらしい。
『かわい子くん』
ヒロインがすごく良かった。医学部中退のSF作家の卵の年上女。知的にも人生経験でも実際年齢でも主人公を上回るヒロインがけっこう好き。
その割に完全な天才として描かれているわけでもなく、おちゃめな心理描写も差し込まれていて惹かれた。
ビジュアルがもう少しよければ…
『征地球論』
地球人の行動をシニカルかつ淡々と説明していく宇宙人。こんな形で人間の人間らしい生活を皮肉るような短編はかなり多い気がする。宇宙人のデザインが良い。
『ニューイヤー星調査行』
調査団長とニューイヤー星人の温度差がよい。
聞かれなかったら何も言わなかったり、逆に相手を喜ばせるために平気で嘘を教えたり、異文化との噛み合わなさの描写がなんとなくリアルで良かった。
『宇宙からのオトシダマ』
最後のコマで黒幕みたいに登場するヒロインがなんか面白かった。これ作者としては主人公が報われた形のオチとして扱ってるんだろうか。それともあっさり鞍替えする女の調子の良い感じを皮肉っているんだろうか。
『絶滅の島』
雑誌掲載版がやたらグロかったので、そのせいで単行本で編集が入ったのかと思ったら全然そんなことなかった。ただ雑誌版がわかりにくいだけだった。
『スーパーさん』
これはSFじゃなくてさすがにギャグ。
「ふしぎなこともあるものです。デパートをはじめたとたんに、むすめがデッパとなりました。」
笑った、くだらなすぎる、人をバカにしている -
Posted by ブクログ
ネタバレ全体的にハッピーエンドで救いのある話が多かった。
『ふたりぼっち』
SF短編集全体の中でもかなり好きな作品。
主人公は中高生で、パラレルワールドの自分と仲を深めていたが次第にすれ違いが生じていく。
中学生くらいまでは生まれた時に与えられた環境に強く作用されながら人生が展開するけど、それ以降は自分の意思や自分で広げた交友関係からの影響が強くなる。
同じ環境で育った兄弟がそれぞれの道に進むように、パラレルワールドの自分自身たちもそれぞれの道へ進んでいく過程がじっくりと描かれていて良かった。
「ピラブタ」ってあだ名変すぎる。
『ベソとこたつと宇宙船』
ひとつの星を救ってやる気が出てやることが「雪の結晶を虫眼鏡で見る」なのがかなり良い。
『影男』
「くだらないいたずらや脅迫に屈せず、断固まんがを読みつづけるのだ!!」「娘の身の上より、テストの結果が気がかりとは!」なんかのび太みたいな女主人公が可愛い。
『マイロボット』
言うまでもなく人工知能の話。
機械オタクの大学院生?のお兄さんが良かった。
ロボットが「自己欺瞞」の能力を持つことを「おそろしいと思う」のはまさに専門家の視点。
ロボットがねたみという感情をおぼえたこと自体より、ねたみを隠すためにウソをついて、さらに自分でそれがウソだと気付かないことの方がやばい。たしかに。 -
Posted by ブクログ
ツイッターで紹介している人がいたので買ってみたところ、かなりの良書。漢字の成り立ちから、部首、字体と書体、読み方、熟語の構成、当て字など、基本的な漢字に関する知識が、とてもコンパクトに分かりやすくまとまっている。
第5章の「音読み」についての説明は、すごく分かりやすかった。「呉音」「漢音」「唐音」の違いが、その漢字の読みが持ち込まれた時代の違いであることは知っていたけれども、持ち込んだ人が、「遣唐使」なのか、「留学生」なのか、「商人」か「お坊さん」かによって、その音が使われやすい熟語の種類が違うのが面白かった。
第6章の「漢字の筆順・送りがな」のところでは、現在の筆順が生まれた経緯と歴史について書かれていたのが面白かった。現在使われている筆順は、昭和32年に文部省が出した『筆順指導の手びき』に依っているらしい。元々は、先生によって漢字を教えるときの筆順が違っていると混乱するということから作られたものの、この通りでないといけないものではない、と手びきにも書いてあるそうだ。
漢検なんかでも、この画は何画目でしょう?、といった問題は出るので、あれは、一体、何に依っているのだろう。筆順の歴史についてもう少し詳しく勉強しなくてはな、と思った。
子ども向けに書かれているのでとても分かりやすく、それでいて無駄がない。漢字の入門書として、とてもいいので、学び直したい大人にもぜひ読んでもらいたい。
内容とは直接関係ないが、漫画のドラえもんを初めて読んだ。噂には聞いていたが、アニメと違って、けっこう毒舌なドラえもんの雰囲気が楽しい。個人的に「『合体ノリ』でハイキング」のオチのイカれ加減が好き。
改めて、ドラえもんを原作で読みたいと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『ユメカゲロウ』
このお爺ちゃん、のび太のお爺ちゃんと同じデザインだ。
『考える足』
かなりユーモア寄りで良い。やりようによってはブラックにもなり得る題材だと思う。友好のための条約書いた足かわいすぎる、(特売品は不可)とか。
『老年期の終わり』
人類をひとつの個体と考え、青年期/老年期と分けるアイデアが面白い。いわゆる青年期である主人公と、老年期の中でも変わり者の女の子が2人で旅立つラストがワクワクする。王道で好き。
『うちの石炭紀』
めっちゃ面白い。こういう話って、ゴキブリが進化しすぎて滅びるとか、ゴキブリvs人類の構図になったりするとか考えられるけど、短編だしあくまで家の台所で完結しつつ冷蔵庫で旅立つ馬鹿馬鹿しいオチが好きだった。
『流血鬼』
吸血鬼の対比って流血鬼であってるのか?