綾崎隼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あのさ〜、期待していた本がつまらなかったらヘコみません?
楽しみに待っていた時間を返せー!って言いたくなりません?
逆に、なーんにも期待していなかった本が面白かったらラッキー!ってテンションがあがりません?
『この銀盤を君と跳ぶ』は後者です
本作はフィギュアスケートをテーマにした作品
スポーツは好きですが、フィギュアスケートは特に興味はないですw
じゃあ、どうして借りたのよってね…
どうしてでしょう…w
分かりません!
期待もしてないし、興味もなかったけどこれは当たりでしたよ!
舞台は二ヵ月後にオリンピック開催を控えた、全日本フィギュアスケート選手権
残りひとつの五輪出場 -
Posted by ブクログ
将棋を題材にした綾崎隼さん著の『盤上に君はもういない』の概要と感想になります。
将棋。それはチェスやオセロと同じ盤上遊戯でありながら、唯一異なる性質を持っている。
「将棋だけが奪った敵の駒を味方として使える」
中学生二年の若さで猛者との試合に勝ち星をあげ続ける竹森。竹森より歳上で将棋の名家に産まれた飛鳥。そして、謎に包まれた千桜夕紀。この3人による壮絶な知略の闘いは、将棋を知らない読者にも一手一手の緊張感を与えるほどに衝撃的で…。
綾崎隼さんの作品をいくつか読んだ私にとって、前半は「綾崎隼さんらしさ」に違和感を抱きながら読み進めていたのですが、終盤のとある地で明かされる真相と出逢いを知 -
Posted by ブクログ
とても印象的なワード、センテンスの多い小説でした。
第四部のタイトル「ある恋のない愛の物語」は、読めば「なるほど」と思います。その一方で小説のタイトルである「君を描けば嘘になる」は作中にも出てきますが、ハッキリと意味がわかる言葉ではありません。(物語上の二人には通じ合っているのでしょうが……)意味がわかりそうで、でも少しわからない。だからこそ読み終わった後も、しばらく考えてしまいます。
また梢の章で書かれていた「少しずつ、少しずつ、馬鹿になっているのがわかる」という文も、酷く私に突き刺さりました。きっと似たような想いをしているからなのだと思います。
灯子と遥都。異なる二人の天才を巡る物語で、 -
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ポプラキミノベルということで、表紙はお姫様と王子様みたいで可愛らしい!
大好きな綾崎隼先生の作品
綾崎先生の新たな一面を見れるような作品であった
こんな作品も描けるのかと、素直に驚いてしまう
ファンタジー感の強い今作はドンピシャに好み
子供の時に読んだら、今以上にワクワクしただろうなって断言出来る
何も覚えていない少女が目覚めた場所は、物語管理局と呼ばれる物語で不幸になった者達がたどり着く場所
そこでは少女の先輩である王子
童話の住人たちであるはだかの王様やマッチ売りの少女、人魚姫、おやゆび姫、みにくいアヒルの子など様々な住人たち
不幸になった者を助ける物語管理官
なんて魅力的な設定なのだ -
Posted by ブクログ
凄く素敵な表紙!
クリアカバーに少女が描かれていてとても綺麗だ
大好きな綾崎隼先生の作品
綾崎先生の新たな一面を見れるような作品であった
こんな作品も描けるのかと、素直に驚いてしまう
ファンタジー感の強い今作はドンピシャに好み
子供の時に読んだら、今以上にワクワクしただろうなって断言出来る
何も覚えていない少女が目覚めた場所は、物語管理局と呼ばれる物語で不幸になった者達がたどり着く場所
そこでは少女の先輩である王子
童話の住人たちであるはだかの王様やマッチ売りの少女、人魚姫、おやゆび姫、みにくいアヒルの子など様々な住人たち
不幸になった者を助ける物語管理官
なんて魅力的な設定なのだろう!
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Posted by ブクログ
〜童話を愛したすべての大人へ〜
アクリル?プラスチック?製の特殊なクリアカバーと綺麗な女性が空から降るような書影が気になり、本日衝動買いして、一気読みして、大号泣なぅ。
タイトルと書影から連想してたんとちゃう内容に意表を突かれ、こんな展開で泣かせてくる本作は、もっともっともっ〜〜と宣伝しなきゃダメですってば!!
間違いなく本屋大賞モノですよ!!
本作はネタバレ厳禁ですが、子供の頃に読み聞かせて貰った童話を軸にしたファンタジー小説でありながら、終盤の展開と『ある人』を知ることで、一気に感動と感謝で胸が苦しくなります。
本当に多くの人に読んで欲しいと思った名作です!! -
Posted by ブクログ
ネタバレ圧倒的な好き。小6?かな。の時に初めて見て、綾崎さんを応援するキッカケになった1冊です。
こんなに綺麗な表現をする人いるのか!って何も知らなかった私でもわかる素敵なお話。
これからも大切な宝物です。
恋愛もろくにしたことない子供だった私が、とても泣いて「そんなに強く人を想うことは、私にもいつかできるかな」ってワクワクしたのですが、今でも時折読んで当時の気持ちを思い出します。
大人になって「そんなことできるかなぁ」って思ってしまう気持ちもある反面、変わらず当時の気持ちに戻してくれる当たりさすがです。
何が言いたいかと言うと、読んで欲しい!!!それに尽きます。笑