立原透耶のレビュー一覧

  • 三体2 黒暗森林 上

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    ワンミャオは?ワンミャオどこ行ったの!?
    この巻から新しい主人公に切り替わる。
    この主人公の妄想やらデート描写がやたら長く、「いったい何を見せられているのか」という感じ。
    また、急に世界の命運を背負わされた主人公にまず訪れる「イヤイヤ期」の描写もあり、さっさと話を進めてくれよ…という気持ちになった。
    きっとキャラクターの深掘りとして、必要だったとおもえる日が来ることを願う。

    二部の上巻の時点で、1000ページを超える文量を読んでるわけで、それだけ読ませるということは面白くないわけではない。でも、これを知り合いにおすすめ出来るかというと、話が長すぎ&一向に進まない点から躊躇してしまう。

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    2025年09月13日
  • 三体

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    ネタバレ

    総じて面白いが、傑作とは言えず意欲作といったところ。ストーリーの原動力が文革という歴史背景などの枠組み頼りで、それ以上ではない。登場人物もストーリーもプロットありきで個性が生きてこない。それが顕著なのはゲーム描写。主人公が主体的に進めたのは本当に1プロセスだけであとはただただゲームーオーバーまでのムービーを眺めてるだけなのに、彼はゲーム内で異常に持ち上げられ、そんなゲーム性をもまた異常に持ち上げ。「このゲームはとにかく面白くて難しいのである。」「そんな難しいゲームを解いたことになっている主人公はすごいのである」を飲み込めないものはエリートから除外される。
    続編で漂ってる死体を拾うほど人類の情報

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    2025年09月06日
  • 三体

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    久しぶりのSF。まあまあ面白かったです。

    興味が引かれたのは、この小説そのもの、というより、文化大革命の記述です。文革についてほとんど知らなかったので、この小説の前半も前半部分で、その様子が描かれていてとてもショックでした。読んでて怖かった!

    中国は、韓国同様、近くて歴史的にも繋がりのある国ですし、文化大革命についてちゃんと勉強すべきかも、と思っています。

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    2025年08月29日
  • 三体

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    面白い。とは思うんだけど、助走が長い。

    この一巻の後半で漸く何の話か、前振りがつながり始めるんだけども、そこまで大体400ページくらいなんだかよく分からないゲームの話や、地球外生命とコンタクトするきっかけ作った人物の動機が延々と掘り下げられる。
    それを辛い、退屈と思う人には向かない。
    また高校から理系の大学で習う程度の科学知識、リテラシーがないと何のことやらついていけない気がする。特に三体世界の話。それらがあっても何のことやらって感じではあるけども。

    あとは中国人の名前が読んでいて覚えられず辛い。
    そのことを見越してか、文庫には登場人物のメモ書きみたいな紙がついている。…序盤で目を通してし

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    2025年08月20日
  • 宇宙墓碑 現代中国SFアンソロジー

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    中国SFの多彩で多才なこと。少し抽象的・現代的なテーマのものが多かったが、ゾンビとの愛を描く阿チュエ『彼岸花』と、タイトルからして心躍る江波『宇宙の果ての本屋』がよかったです~。

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    2025年08月03日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    2作目として読み始めた。出てくる人物はほとんど新しく、この三体という作品内の時代の経過を感じる。
    全体として、前作の方が理解しやすい場面が多い印象を受けた。
    しかし、下巻も読んでみないとわからないことも多いので、とりあえず読み進めてみる。

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    2025年06月08日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    上巻より盛り上がってきてオチもよいけど、もう少し宇宙社会学を掘り下げてくれるとよいなあ。SFらしからぬメンタルの話が多いのもよい。けど、長い...。

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    2025年05月22日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    天体物理学者葉文潔が宇宙に向け発信したメッセージが、異星文明の三体世界に到達。
    新天地を求める三体文明は侵略艦隊を地球へと送り出します。
    太陽系到達は四百数十年後。
    人類のあらゆる活動は、三体文明が送り込んだ極微スーパーコンピュータ智子に監視され、しかも、科学の発展を邪魔していました。
    絶体絶命の危機に直面した人類は、面壁計画(ウォールフェイサー・プロジェクト)を発動。
    人類の命運は、四人の面壁者に託されました。

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    2025年05月05日
  • 日中競作唐代SFアンソロジー 長安ラッパー李白

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    中国唐の時代の短編集8篇
    中国4人.日本4人によるアンソロジー。
    はちゃけた表題作、パンダの活躍?する「破竹」、ひらがなの元になりそうな話「仮名の児」が良かった。

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    2024年11月11日
  • ひとり百物語 闇より深い闇 怪談実話集

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    絶対まとめて全部読まないようにしているけど、
    数十話一気に読んだら
    気持ちが悪くなって慌てて中断。
    はい、忘れた!

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    2021年08月27日
  • 人之彼岸【ひとのひがん】

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    2021-04-30
    折りたたみ北京にあった奇想さはあまりなくて残念。エッセイを読むと、むしろこちらが本質なのかもと感じる。
    あと、完全に印象だけなのだけど、楳図かずお作品に通ずる所が感じられた。ROJINとかわたしは真悟とか。

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    2021年04月30日
  • ひとり百物語 夢の中の少女 怪談実話集

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    あとがきの1話を含めて、101話の怪談。

    さすがに自分体験、は少なくなったらしく
    聞いた話、が前回よりたくさん。
    とはいえ、体験した話を自分が聞いてくる、なので
    出所は確からしいです(笑)

    人違いをした幽霊なんかは、ちょっと面白いですが
    起こしてくれたから、とうっかり感謝をしたら
    大変な事になるとは…。
    やはり、付き合い方が大変です。

    しかし、全編通してじんわりと出てくる少女。
    これが一番怖いです。

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    2016年07月06日
  • ひとり百物語 夢の中の少女 怪談実話集

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    立原さんの本は読んでいて心を温かくしてくれる何かを含んでいる。著者本人見るタイプではあるが霊感体質ではないという微妙なポジションであるがどちら側についても真実のみが大切というスタンスを持っているのが好きだ。

     

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    2014年10月08日
  • ひとり百物語 悪夢の連鎖 怪談実話集

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    同じ人から聞いた話が、一つの本に多いのは、そういう構成なんでしょう。
    ま、イニシャルトークなので、仕方ないのか。同じ人から聞いた話が続くと、ちょっと安心しちゃうんですよね。なんか親近感で。
    そんな親近感越える怖さがあったりするので、困るんだけど。
    でも、読んじゃうんだな。

    「にやり」「水珠」「屋上へ続く怪談」「ピエロ」「切る」「角度」「爪切り」は怖いです。
    「地震博物館」は怖いんだけど、そうしようとした人間の思惑が最低。侮辱してないか。

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    2012年12月29日
  • ひとり百物語 夢の中の少女 怪談実話集

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    実話系怪談第2弾。
    不思議な話満載。
    猫が犬の生まれ変わりって……
    この猫ちゃんは他の動物には嫌われているのかな?(1巻ネタ)

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    2011年04月23日