立原透耶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読まれた方にはそれはどうなのと思われそうだが
三体3作全てまとめて。何故なら時間軸の違いだけでまとめて同じ話と感じたので
宇宙人と地球人の物語として少なくとも2000年以降の小説では最高峰と思います
正直、古典な内容ですし
正直、文句もたくさんありますし
でも正直、くっそ面白いのです
2900万部、いいじゃないですか
こんな、古っ典のふっるくっさい話が世界中でウケたんです。しかも中国から発信されたんです。こんなものが。最高じゃないですか、みんな戦争なんてやめて好きな本の話教えてくれよ。なんぼでも聞くから。その間は少なくとも争わないだろ、そうだろ
ド頭から中国の歴史、背景が語られます
こ -
Posted by ブクログ
1作め、あまりにも好きすぎて。
灰都とおりさんの『西域神怪録異聞』
歴史の行間にかき消されてしまった人々を描く物語が好きだ。愛おしむべき小さな人々。歴史にかききえる私たちの姿。それを丹念に、愛しむように愛情深く描く作家さんだ、と思った。何故旅に出るのか?作者は問う。(チートすぎる)
玄奘三蔵の旅をほんの少しだけ、なぞったことがある。本当にほんの少しだけ。
クルズスタン(キルギス)のアクべシム遺跡。本当に広々とした荒野、朽ち果てた夢のあと。建物の壁だった部分を歩いたり、飛んだりはねたり。舞い上がる砂埃。空がものすごく広くて、太陽は地平線に沈んで、真っ暗になる。あの土地は、星が雨上がりの蜘蛛の