立原透耶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
プロローグ
漆黒の闇夜を仰ぎ見る
今日は十五夜だが
見えるのは微かな朧月
それがかえって、幻想的でただただ美し
果たして、400年後
未知の“異星人”が降臨するのだろうか
フィクションにのめり込んでいる自分に
陶酔しながら、解決しえないこの難問に
思いを馳せていた
インタールード
『三体Ⅱ 上巻』★4
悠久の時の流れに対峙する人類の絶望と希望
この相対する問いかけに、選ばれし面壁者は
どう立ち向かうのだろうか
その問いへの返答は下巻にて示されるだろう
エピローグ
悠久の時の流れに身を任せていると
LINEにてミッションが降臨した
[人参を買ってこい]と
400年後に“イセイジン” -
Posted by ブクログ
全知全能に近づいたAIは、それを生み出した人と連なるものなのか、人とは分かたれてしまった存在なのか。
人である自分としては、連なるものであってしてほしいと考えるものの、存在したリアルな人間の情報でつくられた存在ならば果たしてどう考えればよいのか…、と悩まされたのが「不死病院」でした。そのAI/生身の人間の境目の付けかたへの逡巡の描かれ方とともに、物語としての展開を一番楽しめたのがこの作品でした。
ほかでは、ショートショートに近い作品ながら、初々しいピュアな子どもと全知に近いAIのやりとりがほほえましい「乾坤と亜力」が好きです。
人が生み出しながらも「個人」では到達できない彼岸へと到達した -
Posted by ブクログ
ネタバレ導入が長いと感じた
オーディブルで聴くには難解なところも多く、馴染みない中国名ということもあり厳しかった。
三体世界の話は面白かったが、そんな環境で生物が誕生するとは考え難く、仔細に描かれている特にウェンジェ周りの現実感とは大分乖離があるように感じた。
主人公はワンミャオなのだろうが、この1に限ってはウェンジェの存在感が強く、狂言回しに徹していた印象。
とは言えウェンジェに関しては背景を鑑みたとしても感情移入はしにくく、踏み止まる機会をことごとく自ら不意にした点からも同情は出来なかった。
登場人物に関しては初っ端は好ましく思えなかったシーチアンの印象が良い。一番人間味を感じた。