立原透耶のレビュー一覧

  • 三体

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    SFのみにとどまらず幅広いジャンルを包含しつつも、丁寧な書きっぷりで置いてけぼりにならずに楽しめた。
    政治が絡む部分はどうしても知識や文化の違いから難解に感じてしまって読むスピードがかなり落ちた。1、2文戻って読み進めることも多くあった。それでも続きが気になるものでね。面白い。科学面も文系にとっては難しいけれど、文脈や会話から何となく分かるようになっているのはありがたい。

    文庫本だけの仕様なのかはたまた単行本からそうなのかは存じ上げないけれど、見開きのページが変わるたびに登場人物の名前にルビが振られていたののでかなり助かった。主要人物以外の名前を覚えることはなかなかにハード。キャラの濃さやイ

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    2026年04月05日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    1はそんなに刺さらなかったので据え置いていたのだが、同じような人が2は面白いとレビューしていたので手に取った。確かに面白かった。
    400年後の対決に向けてどこにリソースを注ぐべきかという考え方が興味深かったのだが、それをウォールフェイサーに一任するという展開に驚いた。背景を踏まえたとしても現実で考えたらとても採択されるとは思えなかったが、案の定作中でも皮肉られていて苦笑した。おまけに主人公が理想の恋人を妄想したり、果てには妄想の恋人をウォールフェイサー権限で探し出したりして、一体何を見せられているのかという気分にもなった。そりゃ「計画の一部」がミームになるよ。とは言え冷凍睡眠で時間軸が飛ぶと大

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    2026年03月30日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    ネタバレ

    本作は、宇宙文明同士の関係を「暗黒森林理論」という形でモデル化し、人類がそれにどう対抗するかを描いたSFだと感じた。特に印象的だったのは、文明の第一目的が生存であり、さらに文明は技術爆発を起こす可能性があるという二つの前提から、互いに先制攻撃を選ぶ方が合理的になるという発想である。ゲーム理論を学んだ経験から、この結論自体はある程度予想できる構造だったが、それを宇宙文明同士の関係に当てはめ、物語の中心原理として描いている点が興味深かった。
    羅輯の戦略は、同じ面壁者であるレイ・ディアスの計画と通じる部分が多い。三体文明が圧倒的な技術力を持っているにもかかわらず、宇宙に三体星系の座標を公開するという

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    2026年03月15日
  • 三体

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    本格的なSF小説。
    作中に起こる現象をふわふわしたものではなく、どれも具体的に説明している。
    もっと天文や物理などに詳しければ楽しめるかもしれない。
    しかし、登場人物やその人物たちの行動と信念、関係性や組織図、ストーリーの展開は本当に面白かった。続編も楽しみだ。

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    2026年03月03日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    人類滅亡の危機が迫る圧倒的な緊迫感と、主人公・羅輯(ルオ・ジー)のどこか突き放したような私生活。そのあまりに歪な対比と、彼の掴みどころのない行動論理に引き込まれるうちに、物語は一気に加速していく。上巻を読み終えた瞬間、すぐさま下巻を手に取らずにはいられない一冊だ。

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    2026年02月16日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    主要人物の一人である羅輯(ルオ・ジー)に関わる2人の女性の話し方がとても印象的。「作者のコントロールを離れ、やがて彼らの次の行動が予測不能になる。作者はただ好奇心に駆られて彼らのあとをついていき、彼らの生活の細部を除きま見たいに観察して記録する。それが名作になるのよ。」- 羅輯の元恋人である女性小説家から、小説を書いてプレゼントしてほしいとお願いされ書き始めるが羅輯の中で登場人物が自在に動き出すことに悩む。女性小説家は、作者が登場人物をコントロールするのではなく、真に才能のある小説家であれば登場人物は自由気ままに動き回り、作者はただそれを記録するだけだとするメッセージ。
    「ええ。人間の表情、と

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    2026年01月31日
  • 三体

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    「物理学者の父を文化大革命で惨殺された科学者・葉文潔。彼女の絶望がすべての始まりだった」
    SF・ファンタジー長編のうち、最も優れた作品がファン投票で選ばれるヒューゴー賞の長編小説部門をアジア人作家として初めて受賞。またMeta CEOのマーク・ザッカーバーグやバラク・オバマ前大統領が紹介したことでも有名。
    600ページ超の小説でしかも3部作の1冊目。なかなか読み切れなかったが噂に違わぬ面白さでとてもよい読後感が感じられた。一人の女性科学者の絶望という現実から、広大なSF世界へ広がる物語に驚きを感じた。

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    2026年01月29日
  • 三体

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    オーディブルで聴く。中国語の登場人物で理解に時間かかるかと思ったが、オーディブルの音読が人物のセリフごとに声を変えてくれるので分かりやすかった。本だと読むのに時間がかかったかもしれないので気軽に聴けて面白かったが、内容を全て理解できたかは…。続編も引き続き聴きたい。宇宙SF面白い!

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    2026年01月24日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    ◯面白かった。
    ◯頭の中で作った理想の女性が現れて、恋愛して子供作るとか最高じゃん。
    ◯ソフォンはバレないって一部での話だけど、二部では速攻なんの説明もなくバレてるのは??
    ◯とにかく難解。
    内容も、まぁ難しい部分はあるんだけど、それより難しいのは人の名前(笑)とにかく覚えられない(笑)
    ずっと隣に人物相関図と検索するためのスマホを置いてる。


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    2026年01月13日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    難しかったです!
    いや、話の内容は前作ほど理系に浸っておらず読み取りやすいのですが、蟻の視点からの叙述やラオジーが小説家の元カノに理想の女性を導き出される話など、展開が重層的で特に前半はよくわからず難しく感じました。
    しかし面壁計画が出てくるあたりから少しずつ面白くなりました。
    ハッブルⅡ望遠鏡に映る「刷毛」、迫ってきますね彼らは確実に。
    次巻も楽しみです。

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    2026年01月05日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    ネタバレ

    正直なところ、物語上の難がないとは言えない

    何度も命の危険に晒されたルオジーが次の瞬間には普通に食事を始めようとしていたり、三体文明の探査機が武力としての圧倒的な実力差があることが分かったのに真っ先に地球人類(ルオジー)を抹殺せず太陽を封鎖したり、常時、智子で地球文明を二世紀にわたって監視していたにも関わらず、暗黒森林理論に辿り着いていないと思ったといったり…

    文体面でも良く言えば描写が細かく、悪く言うと冗長で、三体探査機vs地球艦隊のシーンは回りくどくてしんどかった

    ただし、物語としては大きく動くしここまで読ませてきた内容が一応?の決着をみるところまで描かれるので、読んでいてアガる感覚

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    2026年01月03日
  • 三体

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    星空を見つめる視点が変わる一冊でした。

    難解との評判通り、いくつか理系用語のわからないところがあり、図を描いたりググったり人に聞いたりしました。長編を読み慣れている方は読解力で何とかなる難しさです。
    そもそも三体問題を知らなかったので、学びになりました。
    11次元なんてどんな世界か想像もつかないです、智子をそのように自在に展開できる三体文明が450年後に地球に来たらと思うと、次巻が気になります。

    グロテスクな描写もあります。
    文化大革命で文潔の父や妹が惨殺されたり、ジャッジメント・デイ号を輪切りにしたり、他。

    人物描写がもう少し緻密であれば印象が違ったのではと思いました。
    事実が淡々と述

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    2026年01月06日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    ネタバレ

    下巻は「いや〜絶対に勝てない!」
    「水滴すごい!!」
    語彙力ないけど、これに尽きる。

    と思わせて最後の羅輯と三体の対決。

    原作が中国の小説なので、宇宙艦や計画とかの名前が独特で分かりにくい。

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    2025年12月10日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    主人公が汪淼から羅輯に変わる。汪淼は出てこない。

    人間は嘘をつくことから、三体側に人類は敵としてみなされる。
    そこを逆手に取る形で、考え出された面壁計画。科学者や元大統領、元国防長官などが選ばれる中、羅輯の名前が呼ばれる。
    途中、羅輯がむかし書いた小説の話とか、理想の彼女の話とか、何読んでるのかと思うほど脱線した気がするが、必要だったのかな…

    上巻は面壁計画の話が中心。そのまま下巻へ。

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    2025年12月10日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    ようやく物語が動き出した感がします。ただところどころ描写が冗長に感じる部分もありました。後々意味を持ってくるのだろうとは思いつつ我慢しながら読んでいます。全巻一気に読まないと話が分からなくなりますね。
    3冊目に期待しています。

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    2025年12月06日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    前作同様難しくて理解しづらい部分もありますが、最高に面白いです。主要人物の後半のまくり方が最高に気持ちいいですね。
    SFを読んだことが三体以外ほとんどないので毎回このスケールの大きさに圧倒されてしまいますが、それでいて非常に細かくて良い描写ばかりで楽しいです。下巻も楽しみです。

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    2025年11月24日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    下巻は上巻の第二部からそのまま繋がっていて、分断した事で繋がりを思い返しづらくなってしまったのが印象に残った。きりが悪いというか。。。それでも後半から怒涛の展開を見せ一気に加速するので諦めないで読んでほしい。読み終わってから解説動画とか見るとより三体に引き釣り込まれるのでおすすめです。また読み直ししたくなるので。

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    2025年11月23日
  • 三体

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    Netflixのドラマが面白くて原作を手に取った。
    物理学、工学など特に理系分野の専門用語が飛び交うのと、時系列が複雑に絡んで話が進むのでエネルギーは使うが、とにかく壮大で面白い。
    事前に基礎知識(三体問題)を入れるか、調べながら読むことをおすすめする。

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    2025年11月16日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    ・面壁計画が単純なのに斬新だなと思った。智子最強。
    ・ダーシーがかなり丸くなっていた。あいかわらずのシゴデキ。



    ・主人公が変わってショックだった。頭はいいのだろうが、本当に好きな女性などいない主体性のない準プレイボーイのようなイメージ。

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    2025年10月30日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    黒暗森林の理論はなるほどと、マジでフェルミのパラドックスの答えなのでは?w 現状この宇宙の公理に当てはめると葉文潔めちゃくちゃ戦犯に思えるけど、彼女もこの理論に気づいてたっぽかった。いつ気づいたのかは分からんけど。

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    2025年10月09日