角野栄子のレビュー一覧
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子どもの頃読んだ魔女の宅急便。Audibleにあるということで、懐かしくなって読み(聴き)ました。
こんなに楽しい話だったのか!とある意味新鮮な驚きがありました。
母親になって聴く魔女の宅急便は、また別の味わいがありました。子どもの頃はキキの目線で読んでいましたが、お大人になるとお父さんやコキリさんの目線で読んでしまいます。少し胸が苦しくなりました。
一方で、コリコの街で1年間頑張って、里帰りしたキキのどこか落ち着かないソワソワした気持ち…わかる。自分の家だったのにまるで自分の家ではないみたい。
色んな共感の気持ちが湧いてきました。純粋なキキと、コリコの街の人々の出会いと成長がとても楽しく、子 -
Posted by ブクログ
「魔女の宅急便」の著者・角野栄子氏の子ども向け自叙伝。「おばけのアッチ」シリーズで育ち、映画「魔女の宅急便」公開当時は主人公のキキと同じような年齢だった私も母となり、親子二代に渡る著者のファンである。
キキの成長物語は、作者が60年代にブラジル移住した時の心境が反映されているという。未知の世界に踏み込んで行く好奇心と勇気。どうにもならない孤独と閉塞感。キキは大人になるに連れて失われていった多くのものを私たちに思い出させてくれる。
角野氏が魔女のことをもっとよく知りたくて、本物の魔女に会いにルーマニアまで探求の旅に行くエピソードが面白かった! -
Posted by ブクログ
過去を振り返ってまとめる小説
今回は思春期編って所かな
前回は戦争の重たさや死を感じるテーマでしたが
今回はひたすら明るくて前向き!
街の感じも戦争を乗り越えていく強さがあります
イコの心の動きが鮮明でオドロキです
著者はきっと女子学生気分で執筆?!
思い出す事は楽しい事ばかりじゃなかったでしょう
でも小説にしていただいて私達はとても嬉しいです
今の学生さんばかりではなく
この時代に生きた人達にも読んでほしいです
◇読み終えて
明るくて前向きなこの物語も戦争の影が少し
そして未来への希望がある
ー戦争だった頃はできなかった事
自分らしく自分を作り上げていくこと
自由な人になる事
それは難 -
Posted by ブクログ
夕日館のサヤオさんが素敵。
「ジジがかわった」の回で登場した時は、なんて好きになれない人だ、と嫌いになった。
「ファッションショー」の回で登場した時は、なんて先走る可愛い人だ、と好きになった。
この絶大な効果というか変化の源は、サヤオさんのおばんちゃんの存在だ。おばあちゃんが最高すぎる。笑
サヤオさんの悪さと、キキの悪さを、包み込んでしまう言葉選びの会話に、引き込まれました!
そして、「魔女のとまり木」の回でのたくさんの人の暖かいアドバイスもイイし、ついにコリコの街に帰ってきたとんぼさんも素敵で、雪崩れ込む様に最後の文章の2行で嬉しくなって、6巻がすぐ読みたくなる。笑
ジジの言葉の、