畠中恵の作品一覧
「畠中恵」の「しゃばけ」「しゃばけ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
「茶巾たまご」「花かんざし」「ねこのばば」「産土」「たまやたまや」5作収録の短編集。しゃばけシリーズ第3弾。
「たまやたまや」が特に良かったな。
三春屋のお春の縁談話をめぐっての一幕。巣立ちの切なさというか、言語化の難しい感情が胸を過ぎる。成長って地続きだけど、振り返ってみると子供時代は意外と遠い。その「ずいぶん遠くまで来てしまったなあ」と気付いた時に感じる甘酸っぱいノスタルジーのような感情を、文章だけでよく伝えられるなあと素直に感心した。一太郎がお春に抱く感情、結構よく分かる。
「産土」も良かった。
長崎屋の手代・佐助のお話。怪しげな集会に関係した商人たちが次々に倒産の憂き目に合っている
Posted by ブクログ
じゃばけシリーズ9冊目。
前作の「ころころろ」とおなじく、1冊を通して大きなストーリーはあるものの、それぞれは完結の短編集になっているので、好きな時間にも読みやすかった。
特徴的なのは、短編の時系列が最近から過去に向かって遡っていくところ。
毎度のごとくホロリと泣けるストーリーあり、兄やたちの頼もしさあり、新たに登場したキャラクターとの出会いあり、いつものメンバーの楽しさあり、若旦那のやさしさありで、今回も楽しめました。
ゆっくりペースで9冊目まできました。先は長いのでまだまだ楽しめそうですが、一通り読み終わったら1冊目からリピートしたいシリーズです。