大坂の陣作品一覧

  • 反 大坂の陣 1 講和成らず
    値引きあり
    -
    徳川家康は豊臣家の息の根を止めるべく和睦を持ちかけ、堀埋めを企むが、一発の砲弾が淀殿の命を奪った。激怒した豊臣秀頼は和睦交渉を拒絶、徹底抗戦に乗り出す。軍議の席で真田幸村は、家康に壮大な戦いの仕掛けを建策。いま、新たな「大坂の陣」が始まる!

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  • 戦国時代を変えた合戦と城 桶狭間合戦から大坂の陣まで
    4.5
    懸川城、浜松城、小牧城、駿府城、江戸城、大坂城──歴史を変えた合戦の舞台となった城で何がわかってきたのか。研究を牽引する二人が城の見どころを熱く語り、通説を徹底検証。信長、家康、信玄、秀吉ら武将の戦術と苦悩を城から読み解く。
  • 歴史を知る読書
    3.5
    頼山陽の『日本外史』は司馬遼太郎の小説に匹敵するほど面白い本である。一方で偏った読み方をされやすい一冊でもあり、例えば吉田松陰は弟子たちと本書を読む際、平和を築いた徳川の功績を全く無視してしまった。古代のギリシア人著述家プルタルコスが説く「ヘロドトスの悪意」の第三(立派な業績や称賛に値する手柄を省略すること)に当たると言えよう――。歴史学の泰斗が歴史書を読む愉しみや落とし穴を語った上で、青春時代最も感動した作品『留魂録』、美談や偽善では民主主義を守れないことを教える『ギリシア人の物語』、大きな時間枠でエネルギーを考える『エネルギーの人類史』など名著75冊を紹介。 【本書で紹介している本の例】●『エネルギーの人類史』先史から現代へ変遷見渡す ●『Humankind 希望の歴史』小社会では親切で共感力のある人が権力を得る ●『アルファフリー』公平な者は異教徒でも望ましい ●『言志四録』歴史で混沌を乗り切る ●『昭和天皇実録』歴史全体を俯瞰する意義 ●『徳川家康』家康はなぜ「大坂の陣」開戦に踏み切ったのか ●『ギリシア人の物語』美談では守れない民主主義 ●『外交の戦略と志』志の高い外交とは ●『ハイブリッド戦争』宇宙・サイバーを通した挑発や衝突を読み解く
  • 家康謀殺
    4.5
    天下の簒奪を企む徳川家康は、豊臣家を滅ぼすべく大坂城攻略に乗り出した。出陣の前日、伊賀者の吉蔵は警固隊長から、輿かきの中に刺客が紛れ込んでいると知らされる。大御所様の命は、そなたに懸かっている。吉蔵は紛れ込んだ刺客を見破り、家康を守り抜くことができるのか。桶狭間から大坂の陣まで、手に汗握る情報戦を網羅した、鬼気迫る合戦連作集。悪魔の石を巡る攻防を描いた短編「ルシファー・ストーン」特別収録!
  • 決戦!大坂城
    3.7
    慶長二十年五月(1615年6月)。豊臣秀吉が築いた天下の名城・大坂城を舞台に、戦国時代最後の大合戦がはじまろうとしていた。乱世に終止符は打たれるのか、敗北は即ち滅亡……。7人の人気作家が、戦国最終決戦「大坂の陣」に参陣。累計16万部突破の大好評「決戦!」シリーズ第2弾!
  • 漫画版「異戦国志」(1)信長死せず!!
    無料あり
    5.0
    1~5巻0~594円 (税込)
    もし織田信長が本能寺を生き延びたら…。 誰もが考える歴史の“if”を壮大なスケールで描く。 戦国時代のターニングポイント「本能寺の変」で織田信長が死ななかったら、日本の歴史はどうなっていただろう。 中国大返しで明智光秀を討った羽柴秀吉(豊臣秀吉)は、清須会議でその後の方針を決め、天下布武へ大手を掛けた。 その時、信長生存の一報が入る。慌てる秀吉、悩む家康。 そして、日本の歴史は大きく変わり始めた。 累計100万部突破の人気原作小説を美麗絵師・狩那 匠が華麗にコミック化! (原書:2000年1月発行)
  • 明石掃部
    4.0
    戦国備前(岡山県)に生まれた明石掃部頭守重は、豊臣秀吉や黒田官兵衛からその才智を期待され大きく成長していく。やがてキリスト教の洗礼を受けた彼は宇喜多家の当主・秀家を補佐し、家臣や領民をいたわり善政をしく…。「関ヶ原の戦い」「大坂の陣」で精強鉄砲隊を率い、強い信念で戦国の世を火のように戦い、風のように奔りぬけたキリシタン武将の生涯を描いた傑作小説。
  • 怪しい戦国史
    3.8
    1巻968円 (税込)
    専門バカを疑え! 軍事忌避は戦国史研究にもある 東京大学史料編纂所 本郷教授が定説を疑いまくる ●信長の兵力 ●秀吉の行軍力 ●信玄の城攻め ●謙信の用兵 ●家康の「遺産」 ●大名たちの忖度 【主な内容】 合戦史の「定説」は本当か――はじめに 第1章 戦いを決する「兵力」の謎 第2章 秀吉の天下取りと「行軍力」 第3章 武将が「城を攻める」意外な理由 第4章 関ケ原と大坂の陣にみる「大名」の実像 第5章 信長・信玄たちの古戦場で見えること 第6章 家康の隠れた「遺産」 第7章 三成はなぜ「忖度」できなかったか 《太平洋戦争に敗れた後、日本史という学問は大きく変わりました。……日本の国をリードしてきた将軍権力を構成する要素とは、大づかみには「軍事と政治」です。でも大学の歴史教育において、各時代の政治のありようを教えてくれる講義はあまたあっても、軍事を科学的に検討するような授業は見ない。社会への発信もほとんどない。だからへんな理解がまかり通ることもある。》(「はじめに」より) 歴史は疑うから面白い
  • 家康の血筋
    4.5
    1巻2,200円 (税込)
    父の名は、徳川家康。 長篠、関ヶ原、大坂の陣…… 宿命を背負った〈天下人の息子たち〉の 絶対に負けられない戦い――! 松平信康 結城秀康 徳川秀忠 松平忠吉 松平忠輝 『九十三歳の関ヶ原』著者、渾身の歴史小説! 父の背を見て、子は闘う――。 偉大なる父を持った息子たちは如何なる運命を辿ったのか―― 松平信康――長男。母・築山御前、妻・五徳との嫁姑、夫婦関係が悲劇を…(「切腹」) 結城秀康――次男。双子で生まれ、家康の命で太閤秀吉の養子となるが……(「捨子宰相」) 徳川秀忠――三男。関ヶ原に遅参し、家康が面会を拒んだ真の理由は…(「汚名返上」) 松平忠吉――四男。一番鑓の功を上げるため井伊直政が取った謀とは…(「抜け駆け」) 松平忠輝――六男。家康から勘当され、謀反の罪を背負わされる――(「謀反や否や」)
  • 石田三成の青春
    4.0
    戦国の知将・石田三成の若き日々。のちの天下人・豊臣秀吉や親友・大谷吉継との出会い、軍師・竹中半兵衛との関わり、本能寺の変の裏側、忍城水攻めの真相、三成襲撃事件に隠れた友情、吉継との関ヶ原への誓い、そして――。三成の家族や恋人、妻子も登場させ、悩み、傷つき、笑い、親友・吉継と未来を開こうとする等身大の人間・三成の姿を描く。歴史・アニメ・ゲームファンなど待望の戦国青春ノベルで、また歴史学者・笠谷和比古氏(『関ヶ原合戦と大坂の陣』著者・帝塚山大学教授)にも注目されている。
  • 一時之内に天下太平(1)ナナマルハチ
    値引きあり
    -
    1~2巻115~275円 (税込)
    戦国時代最後の戦い、大坂の陣。真田幸村や後藤又兵衛、斜陽の豊臣家に集った牢人たちは戦いを前に何を思うのか。 大坂城の牢人衆と、徳川家康率いる関東軍の戦いを題材にした短編集。
  • 一睡の夢 家康と淀殿
    4.3
    【電子書籍特典】 北國新聞に掲載されていた中編『夢路はかなき』を、電子版のみ特典として収録。 先に尽きるのは家康の寿命か、豊臣家の命脈か。 まったく新しい「家康像」を描き出した本格歴史小説! 時は「大坂の陣」の数年前――。いまだ盤石でない徳川幕府を案じる老齢の家康は、二代将軍である息子・秀忠を揺るぎない天下人にするための体制づくりを急いでいた。一方、豊臣家の威信凋落を肌身で感じる淀殿は、愛息・秀頼の復権に向けた効果的な打開策を見つけられず、焦燥感を募らせていた。宿命と因縁に翻弄され、矜持と野心の狭間で揺れ動く二人は、やがて雌雄を決する最期の戦いに、それぞれ活路を見出そうとするが……。 父であるが故の、母であるが故の苦悩と喜び。親が子に寄せる想いが時代を動かす――。 己の「死」の先に見出そうとした「希望」とはいったい何だったのか?
  • 初陣物語
    3.0
    大坂の陣後、駿河から紀州へ移封された徳川頼宣の陪臣・贄掃部は、名将といわれる武将たちが初陣でいかに戦ったかを、若き侍たちに語りはじめた。やがて掃部の合戦噺を聞くために人が続々と集まって――織田信長、徳川家康、長宗我部元親、蒲生氏郷ら戦国の名将から、名前のみしか伝わらないほどの小兵まで、戦国時代の人々の戦いを、史実をもとに活写する歴史短編集。
  • ウソ!? ホント!? 謎解き徳川家康
    -
    1巻1,265円 (税込)
    ●2023年の大河ドラマの主人公、徳川家康の正体をQ&A方式であばいていきます! 織田信長や豊臣家康と比べると、徳川家康は「たぬきおやじ」という、腹黒いイメージがあります。 化けの顔を一枚一枚はがしていくと、どんな姿があらわれるのか。 さあ、正体をみていきましょう。 ●人質として育てられて不幸な幼少時代だったの?戦で負けてウンチもらしたの?など 謎解き形式で、ピンチ続きの家康の一生が楽しく読めます。 Q どうして人質になったの? Q 子ども時代は不幸だったの? Q 桶狭間の戦いのとき、なにをしていた?  Q 織田信長の子分だったの? Q 戦で負けてウンチもらしたの? Q 長篠の戦いで三弾撃ちはあった? Q 奥さんと長男を殺した非情な男? Q 本能寺の変のあと死にかけた? Q 秀吉と戦ったことがある?  Q 秀吉の家臣にされたの? Q 秀吉と連れションした? Q 秀吉の家臣にされたの? Q 石田三成に暗殺されかかったことがある? Q 西軍大将は石田三成じゃない?  Q はじめる前に関ヶ原の勝敗が決まっていた? Q 家康は小早川秀秋の陣に鉄砲を撃たせた?  Q 江戸を守る秘策はあったの? Q 大坂の陣で殺された? Q 家康は健康オタクだった?  Q タイの天ぷらを食べて死んだの?
  • 海の隼 <下> 参謀・三浦按針(ウイリアム・アダムス)
    -
    家康を天下人にした〝戦国最強の助っ人〟~24年ぶり、待望の復刊~ 1600年に流れ着いた一隻の船──命からがら漂着した乗組員の一人がウイリアム・アダムスだった。日本に足を踏み入れた最初のイギリス人となった彼を待ち受けていたのは、戦国の世。それは「関ヶ原の戦い」の半年前のことだった!徳川家康との運命的な出会いをきっかけに、アダムスは日本の行く末を大きく変える時代の大波に呑み込まれていく。家康の天下獲りと新しい国づくり、旧教と新教の戦い、そして世界戦略・・・。〝三浦按針〟として異国で生き抜いた男の波乱の人生を活き活きと描いた大島昌宏の傑作歴史小説、24年ぶり待望の復刊! 【目次】 第七章 平戸オランダ商館 第八章 ノバ・イスパニア 第九章 祖国との絆 第十章 大坂の陣 第十一章 落日 終章 残照 参考文献 初版あとがき 【著者】 大島昌宏 1934(昭和9)年、福井市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。広告会社に勤務し、数多くのテレビCMの企画制作を手掛ける。1992(平成4)年『九頭竜川』(現在「つり人社」から刊行)で第11回新田次郎文学賞を受賞。1994(平成6)年には『罪なくして斬らる 小栗上野介』で第3回中山義秀文学賞を受賞。主な著書に『北の海鳴り 小説・中島三郎助』『幕末写真師 下岡蓮杖』『そろばん武士道』『結城秀康』『炎の如く 由利公正』などがある。1999年12月没。生誕90年・没後25年に向けて、電子書籍による復刊が進んでいる。
  • 有楽斎の戦
    4.0
    茶の湯を後世に残す。それが私の復讐だ! 戦国時代、数多の武将を狂わせた茶の湯。その大成者・千利休の志を受け継いだ男は、なんとあの織田信長の弟だった! 戦が苦手でも、出世ができなくても――。兄・信長を恐れ、戦いから逃げてばかりいた男・織田有楽斎が、戦国の世を生き延び、やがて茶の湯を大成して後世に残すまでを描いた傑作連作短篇集。〈解説〉田口幹人 本能寺の変 源五郎の道 本能寺の変 宗室の器 関ヶ原の戦い 有楽斎の城 関ヶ原の戦い 秀秋の戯 大坂の陣 忠直の檻 大坂の陣 有楽斎の戦
  • ウラ読み「戦国合戦」
    3.0
    桶狭間合戦、姉川合戦、長篠合戦、賤ヶ岳合戦、関ヶ原合戦、大坂の陣など、これまで繰り返し雑誌や単行本で取り上げられ、細部まで広く知られている戦国合戦――ところが、こうした戦国合戦にも、それでもまだ語られていない逸話があったり、いまだに俗説が大手を振ってまかり通り、周知の話がじつは眉唾モノであったりもするのだ。本書では、桶狭間から大坂の陣まで、主に信長・秀吉・家康の三天下人に関連した合戦17を厳選。「石山本願寺はお寺ではなく摂津一の堅城だった?」「『信玄の影武者』、その存在を誰も証明できない?」「『信長公記』と『日本史』で微妙に違う信長の最期」「『天王山』の争奪戦はそれほど重要ではなった?」「秀吉の関白政権成立に家康が果たした裏の役割とは?」「なぜ家康は黒田長政の無礼な態度を喜んだのか?」「秀忠軍が本戦に遅参したのは誰の責任だった!?」等、通説や俗説に埋もれた「戦国合戦の意外な真相」に大手・搦手両面から迫る!
  • 江戸開幕
    値引きあり
    3.5
    家康と秀忠、家光の徳川三代が、どのようにして二百六十余年に及ぶ盤石な幕府体制を築きえたか。大坂の陣を前にした一門、譜代大名配置による大坂包囲網の完成をはじめ、豊臣恩顧の外様大名対策や天皇・公家など朝廷への支配権確立、さらに将軍が病床にあっても政治がスムーズに運営される老中制度の成立など、長期政権を支えた様々な要因を解明した近世日本史の名著。
  • 江戸500藩全解剖 関ケ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで
    3.8
    藩の原型は秀吉が作った!? 関ケ原・大坂の陣・幕末の御家生き残り戦略とは? 改易で消えた名門大名……幕藩体制の成り立ちから廃藩置県までを徹底紹介!! 「日本一の藩はどこだ!? 実力格付けランキング」(80頁)を収録。
  • 「奥州の竜」 伊達政宗 最後の戦国大名、天下人への野望と忠誠
    4.5
    奥州の名家である伊達家に生まれた政宗は、18歳にして家督を相続。会津に覇を唱えた蘆名氏を滅ぼし、南奥の諸家を従えるも、秀吉の天下統一の前に挫折する。その後、豊臣、徳川に従うが、たびたび謀反の噂が立ち、後半生も平穏ではなかった。膨大に残る政宗の書状から、「野望」と「忠誠」がせめぎ合う、70年の生涯を読み解く。 【目次(予定)】 序章 伊達政宗の書状 第一章 戦国大名・伊達政宗  一、父と駆け抜けた日々  二、苦戦する政宗  三、南奧の覇者誕生  四、家臣との付き合い 第二章 豊臣大名・伊達政宗  一、秀吉との出会い  二、奥羽仕置と「政宗別心」問題  三、朝鮮出兵と秀吉の死 第三章 近世大名・伊達政宗  一、関ヶ原合戦  二、仙台開府と慶長遣欧使節  三、大坂の陣 第四章 元和偃武の世  一、家康の死と時代の変化  二、晩年の政宗 終章 伊達政宗の人となりと死  一、政宗の趣味と教養  二、政宗の死 おわりに
  • 大いなる謎 真田一族 最新研究でわかった100の真実
    5.0
    1巻709円 (税込)
    合戦、外交、人物像……大河ドラマ「真田丸」の時代考証担当者が、全てを解き明かした決定版! 真田一族というと、武田信玄に仕えて本領を回復した幸綱、徳川軍を二度も打ち負かした昌幸、大坂の陣で散った信繁(幸村)、そしてお家を存続させた信之が知られる。しかし、彼らにまつわる実像や逸話については謎が多く、今まさに見直しが求められている。本書は、そんな真田家にまつわる謎を、研究の第一人者が最新研究にもとづいて解き明かしたものである。謎が明らかとなった時、読者は真田一族の真の魅力に気づかされるに違いない。驚きの新説、明らかになった新事実を公開! 真田氏の出自は、信濃ではない! 幸綱が上杉謙信に太刀を贈った真意は? 上田城を築城したのは昌幸ではなく、あの宿敵? 明かになった「犬伏の別れ」の意外な真相 昌幸は九度山配流中、実は信之と…… 信繁は、秀吉から大名に抜擢されていた!? 信之はいかにしてお家騒動を収めたのか
  • 大坂の陣・人物列伝「塙直之・長宗我部盛親」
    -
    抑えの利かぬ血気をもった転々流浪の戦国武将、塙直之。土佐大名から牢人へと転落していた、長宗我部盛親。秘めたる闘志を胸に、大坂の陣に参戦した二人には、一体どんな夢があったのだろうか。歴史的合戦に見果てぬ夢をみた二人の武将にせまる。
  • 大御所 徳川家康 幕藩体制はいかに確立したか
    3.3
    関ヶ原の決戦を制した徳川家康は征夷大将軍となり、江戸幕府を開いた。その職をわずか二年で秀忠に譲るが、駿府城に移ったのちも実権を掌握。多彩なブレーンを活用して、御三家の創設、諸大名や朝廷の統制、対外関係の再構築など、政権基盤の強化に努めた。他方では最大の脅威である豊臣家を滅亡へと追い込んでいく。大坂の陣終結の翌年に没するまで十一年にわたった大御所政治を辿り、幕藩体制成立の過程を明らかにする。
  • 大坂城の十字架 最後の義将 明石掃部
    3.0
    真田が最後に頼みにした男! 大坂牢人五人衆の一人、キリシタン武将の知られざる闘いを描く力作長編。真田信繁が最後に頼り、徳川家康をおびやかした男が目指したものとは――。天下分け目の関ヶ原では宇喜多秀家の右腕として戦い、大坂の陣ではキリシタン部隊を率いて縦横無尽の活躍をした武将・明石掃部。八丈島に流された秀家への思い、宇喜多家を裏切った坂崎出羽守との因縁、そして千姫……。大坂の陣後、姿を消した謎多き男の熱き生涯を、時代小説で人気の著者がドラマチックに描いた長編歴史小説。
  • 大坂の陣
    5.0
    豊臣家を滅亡させ、徳川家康の天下統一を決定づけた大坂の陣。戦国の世に終焉を告げた戦いを徳川家康を筆頭にした武将たちはどう見たのか。豊臣に恩を抱きながらも御家存続のために徳川方についた福島正則をはじめとした大名や、「関ヶ原の戦い」の恨みを晴らすべく大坂城に駆けつけた真田信繁(幸村)ら浪人衆の動きや心中を描き出す。また、総大将たる豊臣秀頼が抱いていた「ある行為への憧れ」とは!? 圧巻の群像活劇。
  • 大坂の陣
    4.0
    関ヶ原の戦いから十五年後、大坂の陣での真田幸村らの活躍も虚しく、大坂城で豊臣秀頼・淀殿母子は自害を遂げる。豊臣氏を滅ぼしたのは誰か?戦国の総決算「豊臣VS徳川決戦」の真実!
  • <大坂の陣>大坂方敗北のワケ/幸村の影武者現る
    -
    大坂の陣、大量の兵力が動員された合戦は、秀吉自慢の巨城をしだいに削り取っていった。しかし。兵力の差以上に、大坂方には決戦に敗北する決定的な理由が存在した。そして、大坂の陣に出没した三人の真田幸村の謎とは。せまる大坂の陣、最終決戦。
  • <大坂の陣>「城内における真田幸村」「真田幸村の遺児」
    -
    ついに勃発した大坂の陣。元大名や浪人などが大坂城に集まった。その中に真田幸村もいた。軍師として迎えられたはずの幸村だが、そこで内部抗争の渦へと巻き込まれていく。また幸村の遺児たちはその後どうなったのか。真田幸村、大坂の陣を巡る2篇を収録。
  • 大坂の陣・人物列伝「大野治長・治房・明石全登」
    -
    大坂方の総軍総司令官、大野治長。その弟・治房。生涯相合わぬ兄弟の鬱積はついに、大坂の陣中にて爆発する。一方、キリシタン大名明石全登は、十字架を掲げ、彗星の如く、大坂入城を果たした。大坂に集った多様な顔。大坂の陣をとりまく人々。
  • 大坂の陣・人物列伝「片桐且元・徳川秀忠・阿茶局・常高院」
    -
    片桐且元、豊臣方からの訣別の理由。失敗続きの徳川秀忠が持っていた、将軍の資質。家康の側室から秘書官的存在にまでのぼった、阿茶局。東西の融和の橋渡し的役割を果たした、常高院。四人の登場人物から、歴史的合戦・大坂の陣にせまる。
  • 大坂の陣・人物列伝「金地院崇伝・板倉勝重」
    -
    奇謀奇略を駆使した辣腕の政僧で「黒衣の宰相」と呼ばれた、金地院崇伝。元禅僧で、幕府の最前線機関京都所司代の任についた、板倉勝重。徳川幕府を陰から支え続けた、二人は大坂の陣において、どのような役割を果たしたのか。
  • 大坂の陣・人物列伝「後藤基次・木村重成」
    -
    筆太にまっすぐひかれた士魂とその優れた人柄で、大坂方の精神的支柱とも呼べる名将、後藤又兵衛基次。凛とした美丈夫で壮絶なる最期を遂げた、大坂の陣の「花」、木村重成。歴史的合戦・大坂の陣を美しく彩った二人の武将にせまる。
  • 大坂の陣・人物列伝「真田昌幸・真田幸村」
    -
    生涯、徳川家康にとって疫病神であった真田昌幸・幸村親子。稀代の横着者として、乱世を泳ぎ切った父・昌幸と、言葉少なにして柔和な幸村。親から子へ、すべては大坂の陣へと収斂していく。真田家の真髄。親子がたどった大坂の陣への道。
  • 大坂の陣・人物列伝「伊達政宗・上杉景勝・松平忠直」
    -
    勝利を手にしながらも心境複雑な、伊達政宗。名門復活を望んだ、上杉景勝。戦功をあげてなお報われなかった、松平忠直。単純な勝者と敗者では、括り切れない三人。彼らにとって大坂の陣とはなんだったのか。歴史的合戦・大坂の陣を形づくった人々にせまる。
  • 大坂の陣・人物列伝「福島正則・加藤清正と秀吉恩顧大名」
    -
    生え抜きの「秀吉子飼い」であり、賤ヶ岳七本槍の一人でもある福島正則や、秀吉によって理想的武将として育てられた加藤清正は、関ヶ原合戦・大坂の陣と、大坂方の敵として振る舞った。その理由は何か。歴史的合戦・大坂の陣を形づくった人々にせまる。
  • <大坂の陣>壮烈に散った大坂の七将
    5.0
    大坂の陣にて奮戦し、壮烈に散った豊臣方の七人の大将――木村重成、長宗我部盛親、後藤基次(又兵衛)、毛利勝永、明石全登、塙直之、薄田兼相を紹介! 味方を鼓舞し、敵方から畏敬された猛将たちの最期の煌めきを堪能する一冊!
  • 大坂の陣・なるほど人物事典 豊臣VS徳川―主役・脇役たちの意外な素顔
    4.0
    大坂冬の陣、夏の陣といえば、名だたる大名・武将が一堂に会し、豊臣方・徳川方に分かれて戦闘を繰り広げた最後の戦いである。ところが匹敵する規模の「関ケ原の合戦」がよく知られているのに対し、「大坂の陣」はどこか地味である。真田幸村・後藤又兵衛(基次)といった豊臣方の武将数名がよく知られるほかは、誰がどんな戦いをしたのかあまり知られていない。伊達政宗・藤堂高虎・佐竹義宣といった戦国大名たちですら、明快には動きを説明しにくい。そこで本書では、有名無名を問わずに、「大坂の陣」で活躍した人物たちの略歴と活躍ぶりをわかりやすく紹介。通読すると、様々の思惑を胸に戦場に臨んだ男たちが、勝ち負けを超えた悲喜こもごもの運命に押し流されていく人間模様が見えてくる。人物の動きを知る上での大坂の陣の概要説明や主な戦いの紹介、年表も充実。全人物についてゆかりの写真を掲載し、ビジュアル面でも楽しめる一冊。
  • 大坂の陣の実像を解読する
    -
    戦国史上最大の合戦、大坂の陣。戦場では実際に何が起こっていたのだろうか。壮大な防衛構想「大坂城浮き城化計画」、豊臣・徳川両陣営の動員力比較、包囲網と迎撃戦の詳細、勝敗を左右した大砲解説など、多数の図表を駆使して、大坂の陣を視覚的に徹底解析。
  • 大坂の陣までの軌跡「家康、将軍就任の真意」「秀忠、二代将軍となる」
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    将軍任官の資格のなかった徳川家康は、力づくでその資格を手に入れた。しかし、そこまで固執した将軍職を、異例ともいえるスピードで、三男秀忠に譲ってしまう。徳川の威光を示す、将軍就任そして代替わりの儀式の裏にあった、家康真の狙いを推理する。
  • 大坂の陣までの軌跡 「家康、駿府移転の狙いは何か」「戦国最後の実戦城郭の建設に着手」
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    遠くない将来、豊臣方との一戦を想定していた家康は、大坂包囲網を計画する。駿府城への移転・大修築を含め、各国で築城を推し進める家康は、遂に実践城郭の完成形ともいえる名古屋城の建設に着手した。築城にみる、家康大坂包囲網の実態とは。
  • 大坂の陣までの軌跡「巌流島の決闘」「方広寺鐘銘事件発生」
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    宮本武蔵と佐々木小次郎が剣技を闘わせた巌流島の決闘と、徳川家康が突如として持ち出し、大坂の陣開戦の発端となった方広寺鐘銘問題。一見、縁遠い二つの出来事は、大坂の陣という補助線によって結ばれる。歴史の細部からせまる、大坂の陣への道程。
  • 大坂の陣までの軌跡 「関ヶ原の敗戦武将のその後」「方広寺大仏殿再建地鎮祭」「“大御所”家康と秀頼が初会見」
    5.0
    関ヶ原合戦で西軍側についた武将に、厳しい処分が下ったときから、大坂の陣勃発は必然であったのかもしれない。豊臣秀頼のカリスマ性を恐れる家康は、大坂方の弱体化を謀って、莫大な数の寺社の造営や修復を奨励した。大坂の陣へといたる長き行程をたどる。
  • 大坂の陣400年天下一祭 公式ガイドブック 2014
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    話題のイベント「大坂の陣400年天下一祭」を徹底紹介した公式ガイドブックが登場! この秋~冬、大阪城公園を中心に開催されている「大坂の陣400年天下一祭」を完全紹介した公式ガイドブック。 イベントの詳細はもちろんのこと、大坂の陣を知るための様々な企画が盛りだくさん。だんじりの彫刻で紹介するヒーローたちの新人物記や、講談師・旭堂南海さんによる物語、そして本イベントの特命応援隊である和田アキ子さんや片岡愛之助さん、応援武将隊のRONIN 5なども登場! 大阪府内の縁の地や、大阪観光にぴったりなスポットガイドもバッチリ掲載です。 目次 大坂の陣400年天下一祭開幕!! だんじりの彫り物で大坂の陣が甦る ヒーローたちの新人物記 真田幸村 後藤又兵衛 木村重成 淀殿 徳川家康 東軍武将 旭堂南海さん書き下ろし! 《新調》講談・難波戦記 大阪城完全ガイド 大坂の陣400年天下一祭への 応援コメント 特命応援隊 隊長 和田アキ子 特命応援隊 副隊長 片岡愛之助 スペシャル対談 片岡愛之助× 北川 央館長 大坂の陣400年天下一祭 応援武将隊 大坂RONIN 5 イベントカレンダー 大阪城公園会場案内図 大阪城本丸エリア 西の丸庭園エリア 極楽橋エリア 大阪城公園全体 期間限定イベント 記念グッズコレクション 関連イベント 大阪城公園へのアクセス&大阪周辺宿泊ガイド 大阪スポットガイド 大坂の陣ゆかりの地編 泉州編 南河内編 中河内・北河内編 北摂編 大阪市内編 大坂の陣400年プロジェクト実行委員長 橋爪紳也委員長寄稿コラム プレゼント

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  • 大坂の陣をとりまく人々
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    あらゆる身分、あらゆる思惑が渦巻き、激流のごとく流れぶつかり合った合戦、大坂の陣。徳川譜代・外様大名。豊臣直臣や浪人。茶人、商人、僧侶に公家。果ては農民までが結集した戦国史上最大の合戦を、それぞれの視点から描ききる力作論考。
  • 大坂落城 戦国終焉の舞台
    3.0
    家康謀略史観に疑問を持つ事で見えてきた、浪人やキリシタン、商人の存在。武将の活躍の陰で、彼らもまた生き残りを賭け参戦した。軍功書、首取状などの豊富な史料を提示しつつ、大坂の陣を鮮明に描写する。 〈目次〉 はじめに 第一章 関ヶ原合戦と江戸幕府の成立──徳川公儀の確立 1 関ヶ原合戦後の戦後処理と諸勢力の動向 2 江戸幕府の成立と徳川権力の進展 第二章 大坂冬の陣勃発──仕組まれた戦い 1 方広寺鐘銘事件起こる 2 大坂冬の陣前夜 3 大坂冬の陣開戦する 第三章 和平交渉から大坂夏の陣へ──豊臣家の滅亡 1 和睦交渉の経過 2 大坂夏の陣への道 3 大坂夏の陣と豊臣氏の滅亡 第四章 大坂の陣のその後──戦国終焉の舞台 1 徳川方と豊臣方の扱い 2 落人・浪人たちのその後 3 キリシタンたちのその後 4 戦国の終焉 主要参考文献 おわりに
  • 孤狼 おたすけ源四郎嵐殺剣
    値引きあり
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    大坂の陣で敗れた戦国武士、萩原源四郎は、御家再興の夢もあきらめ、江戸で用心棒となっていた。我流ながらも剣の腕は達人。そして、周りに呆れられるほどの女好きでもある。寛永三年冬―仲間の鳥海伊織とともに源四郎が依頼された仕事は、正体不明の浪人や忍びが襲いくる危険極まりないものであった。依頼人である美姫に隠された、天下を治める剣の謎。揺れる江戸幕府の重臣たち…。柳生新陰流の剣豪がそれぞれの思惑で動きはじめた!迎え撃つは源四郎の我流殺法、嵐殺剣!刃風と血飛沫の向こうに見えた意外な黒幕とは。
  • 小和田哲男選集1 織田信長天下布武の野望 本能寺の変
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    「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズから選り抜きの作品を集めた「選集」が登場。 第1弾は小和田哲男氏の「織田信長」「本能寺の変」関連作品! 天下布武に向けた信長の戦略から、覇道の終焉――本能寺の変が戦国の世に与えた影響までを一挙に堪能する! ※本書は「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズのうち 『<織田信長と戦国時代>「天下布武」への戦略』 『<織田信長と戦国時代>外国人が見た信長』 『<織田信長と戦国時代>信長の革新性・七つのキーポイント』 『<織田信長と浅井長政>二者択一に迫られた長政の決断』 『<織田信長と浅井長政>信長の婚姻政策とお市の運命』 『「方面軍司令官」任命で読む 秀吉・勝家・光秀に対する信長の評価』 『<織田信長と本能寺の変>生真面目な逆襲』 『<本能寺の変>ひっくり返った下剋上』 『<本能寺の変>全国有力大名たちの動向』 を合本したものです。
  • カタリ伝
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    大坂の陣が終わって三十五年、徳川家光の治世。若き浪人・竹内信之介は養父の知人である列外を頼り、大坂へ向かう。そこで彼に弟子入りして“カタリ”の修行を始めるが、一通りの技術を学んだ頃、由井正雪による幕府転覆の陰謀に巻き込まれてしまう。列外一党は、信之介を太閤秀吉の孫に仕立て、紀州へ乗り込むが……。大名を相手に一大詐欺を計画する彼らの運命やいかに。  島村匠名義で発表されたユーモア時代小説が電子で復刊。 ●佐野広実(さの・ひろみ) 1961年横浜生まれ。1999年第六回松本清張賞を『芳年冥府彷徨』(島村匠名義)で受賞。2020年第六十六回江戸川乱歩賞を『わたしが消える』で受賞。近作は『誰かがこの町で』(講談社)。電子書籍封切作品に『ムッシュ・ジャポネ』『浮世絵鑑定談』『森嶋中良 御典医の次男坊』がある。「新青年」研究会会員。
  • 関西秋ウォーカー2014
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 温泉、アート、グルメ、秋の花、絶景夕日など日帰り秋ドライブ、紅葉、味覚狩り、BBQなど秋のおでかけ情報満載!大阪の秋の一大イベント「大坂の陣400年天下一祭」徹底ガイドなど。 ※ページ表記は紙版のものです。掲載情報は14年8/6現在のものであり、施設の都合により内容・休み・営業時間が変更される場合があります。クーポン・応募券は電子版に収録しておりません。一部記事・写真は電子版に掲載しない場合があります。
  • 関西 城Walker
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 NHK大河ドラマ「真田丸」の舞台・大阪城をはじめ、関西ほか31名城の見どころがわかる一冊が登場。 巻頭ではドラマで話題の真田幸村ゆかりの地や人物像を解説するほか、「大坂の陣」で築かれた出城「真田丸」の秘密を城郭考古学者・千田嘉博氏が語る。 そして、大阪城や姫路城、彦根城など、関西が誇る名城を再現イラストで徹底図解。城の造りを初心者にも分かりやすく解説し、主要な見どころもポイントごとにチェックできる。 また、編集部おすすめルートを案内する城の歩き方や、築城当時から現在までの歴史、城下町のグルメ&立ち寄り情報なども満載なので、城観光に活躍すること間違いなし。 さらに、初心者のための城の楽しみ方入門講座や、城好き有名人のおすすめ城、歴史がもっと好きになるゲーム・マンガ・小説など、城の魅力をより気軽に感じられるコンテンツが盛りだくさん。 自分だけの城の魅力をみつけて、ロマンあふれる城めぐりに出発しよう。 ※ページ表記・掲載情報は紙版発行時のものであり、施設の都合により内容・休み・営業時間が変更になる場合があります。クーポン・応募券は収録しておりません。一部記事・写真・別冊や中綴じなどの特典付録は掲載していない場合があります。
  • 学校で教えない 日本史人物ホントの評価
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    映画やドラマ、漫画に登場する日本史の人物たち。その姿はスーパースターだったり偉人だったりするが、史実を細かくひも解いたら実はそれほど活躍していなかったり、むしろ評判が芳しくなかったりする人物も。反対に、暴君や無能のレッテルを貼られているイメージの人物が、別の角度から見ると実は高評価されていたりすることも。 そんな人物の実像を改めて見つめ直せば、教科書にない“日本史”が見えてくる! ■目次例 <PARRT1>大河ドラマの主人公「明智光秀」 その真の人物像 ・織田信長と似たもの同士だった!? 明智光秀の立身出世 ・本能寺の変の新解釈! 史料の発見で脚光を浴びる「四国説」 ・丹波領主として善政を敷いた!? 地元では今も称えられる光秀 <PARRT2>有名なのに、一般的な評価に疑問が残る人物 ・斎藤道三の下克上は親子2代で成し遂げられた!? ・“義将”こと上杉謙信は私利私欲と無縁ではなかった!? ・速やかに新時代へ移行させた? 徳川慶喜の“敵前逃亡” ・坂本龍馬は「維新回天」の立役者ではなかった!? <PARRT3>世間のイメージとは、別の一面を持つ人物 ・恐れられるほどの人格でも、足利義政は有能な政治家だった!? ・領国を失った今川氏真は、内政に熱心で文武両道だった!? ・老人を集団暴行!? 巌流島の決闘での宮本武蔵が取った行動 ・評価が悪いのは政敵のせい? 経済改革を断行した田沼意次 <PARRT4>トップとはタイプが異なる、No.2の人物 ・親子同然の絆で結ばれた? 細川頼之と足利義満 ・東大寺の放火は冤罪? “梟雄”松永久秀の真実 ・“米”にたとえられた? 万能の武将・丹羽長秀 ・謀反人でありながら、家康に“友”と呼ばれた本多正信 <PARRT5>いまひとつ知名度は高くないが、重要な人物 ・織田信長の政策を先取り! 畿内を制覇した三好長慶 ・大坂の陣のもう1人の主役! 毛利勝永が見せた武勇 ・工業立国・日本の原点? 小栗忠順が残した横須賀造船所 ・坂本龍馬ではない! 「薩長同盟」の真の立役者・小松帯刀 <PARRT6>全国ではイマイチでも、地方では知名度抜群の人物 ・関連の地は100カ以上! 北海道に残る松浦武四郎の足跡 ・海なし県が生んだ海軍の先駆者 先見の明にあふれた赤松小三郎
  • くせものの譜
    値引きあり
    4.4
    主家が次々滅亡する縁起の悪さから「厄勘兵衛」と嫌われた男・御宿勘兵衛。結城秀康という理想の主の下、野本右近、久世但馬、本多富正、塙団右衛門ら、癖も実力もある朋輩たちと、理想の家造りを目指すが……。英雄に憧れた男たちの戦国最後の戦―大坂の陣。
  • くせものの譜
    4.0
    武田、北条、佐々……仕えた家が軒並み絶家! 厄神と呼ばれた男・御宿勘兵衛の生涯。 武田の遺臣として、数多の主家を渡り歩いた御宿勘兵衛(みしゅくかんべえ)は、何を求めて大坂城へ入ったのか? 武田家滅亡から、大坂の陣まで――仕えた家が次々と滅びることから、その武勇に反して「厄神」と忌み嫌われた御宿勘兵衛。 そして、時代に迎合することなく己の夢と覚悟を貫いた依田信蕃や久世但馬など、勘兵衛と関わった度し難い男たち。 「天正壬午の乱」「さらさら越え」「小田原征伐」「越前騒動」「大坂の陣」など勝者の側ではなく滅び行く者たちからみた戦を描く。 気鋭の著者が腕をふるった、時代に選ばれなかった曲者たちの物語。 解説・縄田一男
  • 黒田官兵衛・長政の野望 もう一つの関ヶ原
    -
    関ヶ原合戦。武将たちは、戦いの直前までどの軍に与するのかに苦悩していた。軍師伝説を検証することで明らかになってきた黒田官兵衛・長政の暗躍の事実。関ヶ原合戦に賭けたふたりの知られざる野望に迫る。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 後藤又兵衛 -黒田官兵衛に最も愛された男- (1)
    完結
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    黒田官兵衛が率いし黒田八虎、黒田二十四将に名を連ね、その軍術をして「摩利支天もかくやと目を驚かし候」と伝わる武将がいる。男の名は後藤又兵衛。大坂の陣において徳川家康が真田信繁(幸村)を「信州3万石」で調略しようとしたと伝わるのに対し、後藤又兵衛には「播磨一国50万石」を提示して調略しようとして断られたと逸話が残っており、このことからも又兵衛の破格の人物像が伺える。そんな武将、又兵衛の出世物語から見た戦国時代は如何なるものか。物語は「本能寺の変」の少し前、羽柴秀吉率いる中国進攻軍による毛利攻めを舞台に始まり、又兵衛は信長死後の戦乱の世を、どう生き抜いてきたのか…。黒田官兵衛はもちろんのこと、その家臣団である栗山善助、母里太兵衛、井上九郎、秦桐若、吉田六之助らとともに活躍する後藤又兵衛の壮絶なる人生劇の幕がここに開く!
  • 孤剣の涯て
    3.0
    家康が呪われた。謎の呪詛者を宮本武蔵が追う! 満場一致で第12回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞! 徳川家康にかけられた「五霊鬼の呪い」。 どんでん返しの連続! 謎の呪詛者の正体を宮本武蔵が追う──! 大坂の陣前夜、天下統一を果たした家康を呪詛した「呪い首」が発見される。 呪いをかけた者を突き止め、生け捕りにする依頼を受けた武蔵。 太平の世も近づき、己の剣はもはや時代遅れになったことを痛感し、 依頼を拒んだ武蔵だったが、 たった一人、自分を一途に慕っていた弟子が呪詛者に惨殺されたことを知る……。 乱世が終焉を告げる中、滅びゆく者たちの最後の戦いが始まる。 血湧き肉躍るエンターテインメントにして、読む者の心を震わせる傑作。 五霊鬼の呪いの言い伝えとは── 一、諱(いみな)を刻まれた者は二年のうちに呪い殺される。 二、呪いを解くには、妖かし刀で呪詛者を殺さねばならない。 三、妖かし刀を破壊すると、破壊した者と呪詛者の九族が死に絶える。
  • 後藤又兵衛 大坂の陣に散った戦国きっての勇将
    4.0
    戦国時代一の名軍師・黒田官兵衛の嫡男・長政の指南役として出仕し、彼に、武士としての心構えから、戦場での将としての立ち居振舞いまでを教え込むとともに、九州島津攻め、文禄・慶長の役、関ケ原合戦と、歩みをともにした、歴戦の勇士・後藤又兵衛。彼には自らの矜持として持っていた、武士としてのあるべき姿を、その人生において具現したいという、理想があった。常に泰然と構え、水の如き心持で戦に対峙せよと説く又兵衛に対し、血気盛んで情動的な教え子・長政は次第に彼に対する反感を募らせて行く。その確執は、やがて修復不可能となり、又兵衛は黒田藩を去らざるを得なかった。その後、大坂の陣が起こり、又兵衛は、不利を承知しながらも豊臣方に参加。時代の名主となった徳川家康を散々に苦しめながら、命を散らして行く。生まれつき、要領の良い世渡りが苦手で、武人として誇らしく生き切ることのみを願った、一徹な男の魅力を描く、長編歴史小説。
  • 後藤又兵衛 大坂の陣で散った戦国武将
    -
    電子版は本文中の写真の一部をカラー写真に差し替えて掲載。 戦国時代、黒田官兵衛・長政の二代に仕え、武勇を謳われた後藤又兵衛。 豊臣秀吉の九州攻めや朝鮮出兵、関ヶ原合戦で活躍するも、長政に疎まれて主家を去った。 長い牢人生活を経て、秀吉の遺児秀頼の招きに応じ、一六一四年、大坂城に入城する。 徳川方に比して劣勢明らかな豊臣陣営に加わったのはなぜか。 大坂の陣でいかに奮戦し、壮絶な討死を遂げたか。 後年、歌舞伎や講談などで快男児として描かれた武将の実像に迫る。
  • <真田家と江戸時代>大坂の陣から幕末まで 江戸時代を生きた真田家の懊悩
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    大坂の陣といえば真田幸村の活躍が有名だが、徳川家に従った真田家の者もいた。幸村の兄・信之の一族である。松代藩主として君臨した江戸時代。栄華の一方で歴代藩主は相続問題、経済危機に頭を悩ませた。戦国乱世を生き残った真田家の、その後の軌跡を追う。
  • 真田三代 弱者の戦略 ランチェスターの法則で読み解く
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    1巻990円 (税込)
    戦国時代、常に敵より少ない兵で多数の敵を打ち破り、強烈な存在感を示した真田家三代、四人の武将(真田幸隆、昌幸、信之、幸村)。 本書は、おもに「ランチェスターの法則」を用いて、真田三代四将が主役となった戦いを現代的な視点で読み解き、「小が大に勝つ」「弱者が強者に伍して生き残る」ヒントを導き出します。 初代の幸隆が世に出た「砥石城攻め」、昌幸・信之・幸村親子が活躍した二度にわたる「上田城防衛戦」、そして幸村が「真田丸」を舞台に天下にその名を知らしめた「大坂の陣」まで、その背景から説き起こし、それぞれの「真田の戦い」を描いたうえで、評価・分析していきます。 ランチェスターの法則は20世紀に英国で発祥した戦闘の科学であり、わが国において体系化された販売戦略のバイブル「ランチェスター戦略」の基本原理です。 著者の福永雅文氏は、ランチェスター戦略コンサルティングの第一人者で、日本の歴史に造詣が深く、近年、歴史に関する講演・執筆にも力を入れています。 本書は、ただ史実を振り返るのではなく、現代を生きるリーダーやビジネスパーソンが、事業や仕事、人生において、どう思考し、どう行動すべきか、多くのヒントが得られる一冊です。
  • <真田三代と戦国時代>人質生活から大坂夏の陣まで 幸村の波乱万丈なる生涯
    -
    上田城で東軍を撃退した関ヶ原の戦いや真田丸で幕府軍に大打撃を与えた大坂の陣など、武功を挙げたら枚挙に暇がない真田幸村。少年期の人質時代から大坂夏の陣で遂げる最期まで、彼の波乱万丈なる生涯を追う。
  • <真田三代と戦国時代>幸村復活へ 九度山脱出と大坂城入城
    -
    関ヶ原の戦いで敗れ父とともに蟄居生活を送っていた幸村のもとに一大転機が訪れる。それは家康と決裂した秀頼からの大坂城への入城要請だった。九度山脱出と大坂の陣、幸村最後の戦いが始まる!
  • 真田疾風録 信之と幸村
    4.0
    家を守るか? 武名をあげるか?――関ヶ原合戦で、真田家の兄弟はそれぞれの道を選んだ。兄・信之は父・昌幸と袂を分かって東軍に属し、徳川幕府の下で家の存続と発展に腕を振るう。父とともに西軍について敗者となった弟・幸村は、雌伏のときを経て大坂の陣に参加、天下人・家康に挑む。戦国乱世から天下泰平へと移りゆく時代に、己の使命を背負って戦う兄と弟を描いた力作長篇小説。
  • 真田十勇士
    -
    武術、忍術にすぐれた佐助は、明るくてまっすぐ、ちょっとのんきな若者。真田幸村に気に入られ、家来となる。幸村の家来には、爆薬使い、鉄砲が得意、力持ちの兄弟など、強くて個性的な者たちがそろっていた。西国の様子をさぐる旅に出た佐助たちは、山賊の親分や、忍術使い、海賊の親分と出会い、次々仲間に引き入れていく。こうしてそろった十人の勇士たちは、幸村とともに、徳川との戦い――大坂の陣にのぞむ!
  • 真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実
    4.0
    1巻1,408円 (税込)
    諱は「幸村」か「信繁」か。真田丸はどんな形態をしていたのか。大坂の陣における東西両軍の意外な事情とは――史料を博捜し諸説を根底から再検証。真田研究の第一人者が「不思議なる弓取」の真実を照らし出す!
  • 真田信之 弟・幸村をしのぐ器量を備えた男
    4.2
    信州・上田城に拠り、わずかな軍勢で徳川の大軍を散々に打ち破ること二度。大坂の陣においても家康の本陣に肉薄し、あと一歩のところまで追い詰めた「真田」。徳川家にとってまさに“天敵”ともいえるこの真田家が、信州の一大名として明治維新まで生き残ることができたのは、あまり知られていない。その最大の功労者が、真田信之である。織田・徳川・豊臣・上杉・北条といった大勢力の狭間にあって、父・昌幸とともに戦国の動乱を巧みに乗り切り、関ケ原の折には、決死の覚悟を見せることで西軍に味方した昌幸と弟・幸村の助命に成功、家康からは譜代大名と変わらない厚き信頼を勝ち取った信之。のちに、“天下を飾る者”としてその器量を称えられた彼こそが、真田の家を長久ならしめた「名将」にして「名君」だったのだ。戦国史上、燦然と輝きを放つ昌幸と幸村の武名に隠れて、これまでほとんど語られることのなかった真田信之の生涯を描いた力作長編小説。

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  • 真田幸村 日本一の兵
    -
    戦国時代、最後の戦いと言われる「大坂の陣」で、徳川家康を震え上がらせ、のちの世に「日本一の兵」とまで称えられたのが、豊臣方の武将・真田幸村(信繁)だった。2016年NHK大河ドラマ『真田丸』の主人公である伝説の武将・真田幸村の波乱の生涯を描きます。
  • 真田幸村 家康をもっとも追いつめた男(小学館新書)
    4.0
    幸村の戦闘力を徹底解剖する! “日本一の兵(ひのもといちのつわもの)”と謳われた真田幸村(信繁)は なぜ家康本陣を崩壊させるほどの活躍ができたのか? それは豊臣への忠義か? 徳川への敵愾心か? それとも・・・・ いまなお絶大な人気を誇るこの戦国武将のすべてを、 日本テレビ系列『日本一受けたい授業』などで 多くの歴史ファンに支持されている 歴史作家・河合敦氏が綴った 真田関連読み物のなかでも完全保存版といえる一冊。 壮絶に散った大坂の陣はもちろん、 幸隆、昌幸、幸村と続く真田三代の戦(いくさ)上手な血脈、 関ヶ原合戦での心理戦、 幸村自身の好戦的な人間性、 大河ドラマのタイトルにもある「真田丸」築城の真実など、 貴重な史料を再検証し、 いままで明かされていなかった史実に迫る。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 真田幸村 逆転の決断術:相手の心を動かす「義」の思考方法
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    英傑が下した人生の決断とは? 敵をも魅了するその思想背景に迫る。 ◎幸村の下した人生の決断をひも解き、ビジネス・人間関係に役立つ処世術を学べる。 ◎時系列構成なので、幸村を中心とした真田家をめぐる人物史としても楽しめる。 ◎家系図、人物相関図、年表も掲載。NHK大河ドラマ『真田丸』の副読本として活用できる。 なぜ関ヶ原の合戦において、親子で敵味方に分かれることを選んだのか? 大坂の陣で、形勢不利と知りながらなぜ豊臣についたのか? なぜ家康の再三の誘いを断り、豊臣を裏切らなかったのか? 関ヶ原の合戦や大坂の陣などの大舞台のみならず、10倍の兵力の家康軍を翻弄した第1次上田合戦。 そして六文銭の家紋や真田の赤備えに込められた死の覚悟。 局面局面で幸村の下す決断は、苦境でも筋を通す「義」の思想にあふれている。 私たちは、人生のそれぞれのステージにおいて、さまざまな決断を迫られる。 「その決断に大義はあるだろうか?」 そう問いただし、初志を崩さず誰に対しても恥じることのない「義」の判断をする。 自らの信義に忠実なその決断思考が、敵味方の区別なく人の心を動かすのだ。 戦国最強の武将と謳われた幸村の下した数々の決断と、 その背景にある思想や状況を解き明かした本書は、現代に生きる私たち日本人に確かな指針を与えてくれる。
  • 真田幸村「出自の謎・人質時代の謎・戦歴の謎」
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    日本では知らぬ人のない人気を誇る戦国武将、真田幸村。しかし、史料にない「幸村」という名や、上杉家と豊臣秀吉の人質時代の動向、大坂の陣における活躍の所以など、その生涯は驚くほど謎に包まれている。真田幸村の出自・人質時代・戦歴の謎を読みとく。
  • 真田幸村 新装版
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    敵将・島津家久をして「日本一の兵」と言わしめた真田幸村。家康が誰よりも恐れた戦上手は、温厚篤実な人柄で多くの者を魅了し、「大坂の陣」には多数の信奉者が付き従った。義を尊び、家康の再三の誘いを拒んで豊臣恩顧として徳川方を翻弄した勇将の生涯。
  • <真田幸村と大坂の陣>真田丸、道明寺そして家康本陣へ
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    大坂の陣でもっとも活躍した人物をあげるとすれば、それはもちろん真田幸村になるだろう。西洋築城術にも似た画期的な真田丸での攻防。大坂方最後の勝利、道明寺合戦。そして、徳川家康に肉薄した天王寺決戦。大坂の陣の花形、真田幸村、最終決戦!
  • <真田幸村と大坂の陣>壊滅の危機を救え! 伊達勢を退けた幸村の機転
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    慢性的な物資・人材不足に悩まされた豊臣勢は、迫りくる徳川の軍勢に苦戦を強いられる。そして、伊達勢によって猛将・後藤又兵衛が討たれたことで戦局は動いた。勢いに乗る伊達軍に蹂躙される豊臣軍。迎撃に向かう幸村は全軍崩壊の危機を救うことができるのか。
  • <真田幸村と大坂の陣>混成軍団を操る幸村 大坂の陣の評価
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    大坂の陣の花形といえば真田幸村である。それは単に家康を追いつめただけで得られた名声ではなかった。巧みな家臣団構成、大坂陣中における的確な判断。その才能を、徳川方も見逃さなかった。そんな中、一体誰が幸村の心を読み違えたのか。幸村関係3編を収録
  • <真田幸村と大坂の陣>死ぬも生きるも共に 幸村の戦友たち
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    大坂の陣、幸村ら豊臣方は常に苦戦を強いられた。それでも男たちは戦国時代最後の大戦に集う。ある者は豊臣家への恩顧に報いるため、またある者は武士としての死地を求めて…。幸村と共に戦場を駆け抜け、それぞれの信念に殉じた男たちを紹介する。
  • <真田幸村と大坂の陣>終焉に咲いた大輪 真田幸村の奮戦と散り様
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    関ヶ原の戦いの後、父とともに牢人となった真田幸村。それから十四年、ついに雪辱を晴らす機会がやってきた。寄せ集めの軍勢を率いる苦労から、真田丸での勝利、家康本陣への突撃、そしてその最期まで。今なお語り継がれる猛将の戦術、武勇を徹底解説する。
  • <真田幸村と大坂の陣>豊臣家に引導を! 幸村の好敵手たち
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    大坂の陣勃発! 幸村たちと相対する徳川方の中でも、特に幸村に対抗心を燃やしていたのが二代将軍・徳川秀忠。上田合戦で味わった屈辱を今こそ晴らさんと、並々ならぬ決意でこの一戦に臨んでいた。秀忠ほか、幸村と刃を交えた好敵手たちを紹介する。
  • <真田幸村と大坂の陣>不落の砦出現す! 真田丸の奮戦
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    大坂冬の陣、幕府軍の心胆を寒からしめた真田幸村の秘策・真田丸を解説! 大坂城を囲んだ幕府軍二〇万に反撃を――大砦・真田丸を築いた謀将・幸村は、真田家伝統の用兵術と一糸乱れぬ統率力で大軍を翻弄する。日本一の兵と称された幸村の奮戦に刮目せよ!
  • <真田幸村と大坂の陣>幸村渾身の策 真田丸のルーツとは?
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    真田丸――大坂城南東に築かれたこの巨大な出丸を駆使し、徳川方に大損害を与えた真田幸村。父・昌幸から受け継いだ戦法の原点は、意外にも大坂の陣から三十年以上前の長篠合戦だった!? 真田家必勝の戦法はどのように生まれ、遂行されたのか探究する。
  • <真田幸村と大坂の陣>幸村最後の戦い 歴史に刻まれた武の真髄!
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    城外出撃に失敗したものの、幸村らの奮戦で辛くも壊滅を逃れた豊臣軍。しかし、戦国の世の終わりは刻一刻と迫っていた。最後の戦いに挑む幸村は、混乱を極める戦場の一瞬の隙を衝き徳川本陣を急襲する。日本一の兵と呼ばれた男の真髄がここに!
  • 真田幸村と後藤又兵衛
    3.0
    大坂の陣から四〇〇年――誰も見たことのない幸村と又兵衛が、ここにいる!五十男にして側近から若殿と呼ばれる真田幸村。京の都で遊女屋の用心棒ぐらしをする後藤又兵衛。慶長十九年(一六一四)、不遇をかこつ軍略家二人が、大坂城に入った。しかし決戦を前に、大坂城内は謎ばかり。又兵衛が警戒する真田家の不審な家臣・味岡、幸村の脳裏に蘇る長篠合戦の記憶、突如姿を現わした亡父・真田昌幸と瓜二つの老人、そして決戦前夜の、幸村と又兵衛二人の秘策……。戦国最後の戦いの行方はいかに?謎が謎を呼ぶ巧みな仕掛けでかつてない大坂の陣を展開させつつ、時代の巨大な奔流に抗った男たちの熱き魂を描いた、著者渾身の歴史長編。

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  • 真田幸村と十勇士 猿飛佐助/霧隠才蔵/三好清海入道/三好為三入道/由利鎌之助/穴山小助/海野六郎/望月六郎/筧十蔵/根津甚八
    -
    天才的な軍略家でありながら、大坂の陣で散った真田幸村(信繁)。その神出鬼没な戦いぶりと散り際の見事さから、幸村は没後すぐに、江戸庶民の間で人気を博した。その魅力は、軍記物語という形で語り継がれ、後に「真田十勇士」という“架空のヒーロー”の誕生に結実する。幸村という戦国武将はなぜ、これほどまでに日本人に愛されるのか。その智謀と流転に満ちた人生を紐解きながら、猿飛佐助、霧隠才蔵ら十勇士の活躍とその誕生秘話を列伝形式で書き下ろす、画期的な書。
  • 真田幸村のすべて  大坂城決戦! 「真田丸」への道
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 NHK大河ドラマ『真田丸』の主人公・真田幸村《信繁》の生涯がこの1冊でわかる! 戦国時代の最後の大いくさ・大坂の陣で徳川家康にはむかい、獅子奮迅の活躍をみせた真田幸村《信繁》。 そのロマンあふれる生き様には、「戦国最強」との呼び声も高い。 三谷幸喜脚本で注目を集めるドラマ放送に先駆けて、本書では彼の人生を、あますところなく解説する。 謎に満ちた真田氏の出自から、主家・武田家の滅亡で危機に陥る真田一族の苦難、父・昌幸や兄・信之との家族の絆。そして、一か八かの「真田丸」籠城戦まで、最新の研究成果を取り入れ、これまで伝説のベールに包まれていた真田幸村《信繁》の素顔に迫る。 「大河ドラマは登場人物が多くて、ストーリーをたどるのも大変」という人にも安心の人物関係図付きで、これを読めば、大河ドラマが何倍も楽しくなるはず。
  • 真田幸村の築城・用兵術
    -
    籠城・野戦を問わず、真田幸村の軍才は他を圧倒していた。その才能は大坂の陣、真田丸での攻防で如何なく発揮される。真田丸における巧妙な築城、人心掌握術や、最終決戦での秘策や誤算の分析など、実戦から読み解く、真田幸村の築城・用兵術とは。
  • 真田幸村は生きていた! 日本各地の「不死伝説」の謎に迫る
    3.0
    日本史の悲劇的な英雄にまつわる「不死伝説」。それは戦国武将の中で屈指の人気を誇る真田幸村についても、数々の伝説が残されている。絶望的な劣勢の大坂の陣で、天下人・家康を“あわや討死寸前”まで一度は追い詰めた幸村。ところが、疲労困憊の末のあっけない最期に、「幸村の首実検で用いられたのは“偽首”では?」という噂が絶えなかった。本書は、大坂の陣後に九州・四国・本州など日本各地に残された、幸村とその周辺人物(真田大助、豊臣秀頼・国松、淀殿、後藤又兵衛、明石全登、木村重成、長宗我部盛親……)たちの生存説の謎を追う。「埋葬場所が不明な幸村の首」「『真田の抜け穴』は三つあった?」「真田家の足軽がみた岩窟に棲む翁」「安房の山中に残る不死伝説」「大助が島原の乱で一揆方に加わった?」「秀頼生存説に対する江戸幕府の対応」など、大坂の陣の真の結末に迫る一冊。戦国最後の英雄はどこへ消えたのか?

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  • シミュレーション「大坂の陣」歴史を覆し得た!?豊臣方勝利の秘策
    -
    もし、真田幸村の東西分断作戦が採用されていたら?もし、より長い目で籠城戦を計画していたら?もし、関白豊臣秀頼が誕生していたら?戦国史上最大ともいえる大坂の陣における、豊臣方生き残りのための可能性を、3つのケース・スタディから導き出す。
  • 朱黒の仁 壱
    5.0
    1~3巻630~740円 (税込)
    大坂の陣から今年で400年、戦国武将・真田幸村が今ふたたび蘇る! 戦国乱世に名を残し、400年経った現在でもわれわれを魅了してやまない武将・真田幸村。その華々しく散った死に様を実力派がスタイリッシュに描破した戦国活劇。
  • 書籍 密教の聖地 高野山
    -
    空海が今も瞑想している高野山200年の史実 はじめに なぜ高野山なのか? 目次 第一章平安─鎌倉時代 空海による開基から武士の入山  空海の生涯にみる高野山成立と弘法大師伝説の誕生  空海と高野山の年表(平安時代まで)  空海と真言密教 密教とはいかなるものかを知る  密教の思想を描き表している曼荼羅を知る  貴族から武士へ。源平時代と高野山 高野山ゆかりの人物事典 1 藤原道長  2 足利義満  3 平敦盛・熊谷直実 第二章戦国時代 戦乱の中の高野山  上杉謙信・景勝越後の軍神も悩み多く二度にわたり高野山へ登った  武田信玄・勝頼 比叡山を焼き討ちした信長に怒りの書状を送りつけた  コラム 武田二十四将の一人馬場美濃守の墓  織田信長 武装化した聖地、覇王・信長と対峙  コラム 寺院に根付いた僧兵なる存在  豊臣秀吉 天下人・秀吉が聖地に刻みし足跡 高野山ゆかりの人物事典  4 北条早雲  5 明智光秀  6 柴田勝家  7 黒田官兵衛  6 筒井順慶 コラム 日本各地で誕生し、今も語り継がれる弘法大師伝説 コラム 弘法大師伝説マップ  真田昌幸・幸村 コラム 真田幸村の足跡とともにたどる高野山と大坂の陣  石田三成 第三章江戸時代 徳川政権下の高野山  徳川家康 戦国乱世に終止符を打ち、泰平の世を作り上げた  徳川秀忠・家光 徳川家霊台を造営。さらに空海の持仏堂を寄進  御三家 蓮花院と御三家と言われる尾張、紀州、水戸の徳川家との関係  佐竹義重 佐竹氏の全盛時代を築いた猛将  最上義光 上杉景勝の参謀、直江兼続の軍を破った  伊達政宗 政宗はもちろん仙台藩主であった代々の伊達氏の供養塔があり  前田利家 勝家に仕え、その後豊臣政権の中枢を担う存在  島津家久 「高麗陣敵味方戦死者供養塔」を建立  毛利元就 歴代当主による建牌や石塔の建立は数十に 高野山ゆかりの人物事典 9 浅野長矩  10 松尾芭蕉  11 大岡忠相  12 井伊直弼  13 市川團十朗 第四章近代 激動の世界情勢と高野山  明治初期の廃仏毀釈によりかつてない試練を経験  時代も宗派も超越した弘法大師の威徳に包まれる  女人禁制の聖地に赤ん坊の産声が響く コラム 主な日本の女人禁制地 高野山ゆかりの人物事典 14 陸奥宗光  15 高浜虚子  16 与謝野晶子  17 司馬遼太郎 巻末 古地図で訪ねる高野山境内 巻末 古地図で訪ねる高野山奥之院 おわりに 一度は体験してみたい密教の真髄 奥付 裏表紙

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  • 真紅の人 新説・真田戦記
    4.3
    1614年、大坂の陣。真田信繁の傍らに、真紅の鎧を纏う若武者の姿があった。彼の名は佐助。摂津国の鳶田の集落から大坂の地へやってきた彼には、倒さなければならない仇敵がいた──かつて母親と一族を徳川に惨殺された佐助は、ただひとり生き延び、貧しい集落に流れ着いたのだ。「真田丸」での鍛錬で、強さを身につけた佐助は、信繁とともに徳川との決戦に挑むが……。史実を丹念に紡いだ、新たなる真田戦記。 ※本書は、二〇一五年二月に小社より単行本として刊行された作品を加筆修正し、副題を加えて文庫化したものが底本です。
  • 真説 大坂の陣
    3.0
    果たして「大坂の陣」とは何であったのか? すでに政権を掌握していた徳川家康は、なぜ「主殺し」の汚名を敢えて着てまで、豊臣家を滅ぼしたのか? その真相を真田幸村や後藤又兵衛など、戦いに身命を賭した武将らの姿を通して、誰にでも判り易く解明する!

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  • 真伝 大坂の陣 1 九度山の密命
    値引きあり
    -
    慶長十九年。豊臣と徳川がついに決裂。しかし、父・昌幸の遺命のもと、真田幸村は後藤又兵衛ら各地の牢人たちと繋ぎをつけており、徳川との戦の準備はすでに整っていた。さらに幸村は、豊臣必勝のための、空前絶後の大仕掛けを密かに準備していた――。

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  • 新約真田幸村上巻直江兼続、石田三成、大谷吉継との友情を契った青春時代。出生の秘密と人質の時代から関ヶ原前夜まで。10分で読めるシリーズ
    -
    はじめに 戦国時代末期の武将・真田幸村は、小説や映画、ドラマに登場することも多く、女性にも人気があり、戦国時代を扱ったアニメやゲームでは欠かすことのできないキャラクターの一人である。 戦国大名としては決して大身ではなく、幸村の父・昌幸は戦国時代末期の豊臣秀吉の朝鮮出兵の頃でさえ三万八千石を有する小大名に過ぎなかった。 その幸村が、なぜこのように人気があるのか、その理由を探ってみよう。 本書では、幸村の出生にまつわる謎から、関ヶ原前夜までをたどっていく。
  • 時空旅人別冊 ベストシリーズ 高野山 -武将たちが求めた安息の地-
    -
    弘法大師空海、御誕生1250年 目次 【巻頭特集】南方熊楠と高野山の土宜法龍 高野山  武将たちが求めた安息の地 【巻頭言】今も昔も多くの人々や魂が集う 高野山への誘い 第一章・平安─鎌倉時代 開基から武士の入山  空海の生涯にみる 高野山成立と弘法大師伝説の誕生  嵯峨天皇の庇護を受け紀州の霊山に伽藍を建立  空海入定し その存在は永遠となる  高野山霊宝館で観る 豊麗な仏教美術の数々  貴族から武士へ 源平時代と高野山  平清盛 弘法大師の化身と会い根本大塔を再建した  北条政子 源頼朝の妻が建てた現存の寺院と宝塔  【高野山ゆかりの人物事典】其の壱 藤原道長・足利義満・平敦盛・熊谷直実  古地図と古写真で訪ねる 高野山 境内・奥之院 第二章・戦国時代 戦乱の中の高野山  【寄稿】調査から探る 高野山の石塔と戦国武将の真の姿  武将たちが信仰せし霊峰  上杉謙信・景勝 世を捨て、高野山に隠棲しようとした  武田信玄・勝頼 その死から3年後、位牌が納められたと伝わる  装化した聖地 覇王・信長と対峙 信長の紀州攻めを受け あわや全山が戦場に  信長に焼かれた比叡山 辛くも免れた高野山  忘れ去られていた信長の墓 妹・お市たちの菩提寺  天下人・秀吉が聖地に刻みし足跡 秀吉の紀州攻めと青巌寺の建立  高野山を舞台にした豊臣親子の確執  奥之院に眠る豊臣一族の魂  【高野山ゆかりの人物事典】其の弐 北条早雲・明智光秀・柴田勝家・黒田官兵衛・筒井順慶 第三章・江戸時代 徳川政権下の高野山  江戸の泰平を築いた徳川家の人々も祀られる 徳川家康 三河の豪族から興り戦乱の世に終止符を打つ  徳川秀忠・家光 家光により高野山に建立された霊廟  徳川家霊台 絢爛豪華な須弥壇と厨子が残る  紀州と尾張の徳川家 高野山を手厚く保護、歴代藩主も眠る  破れし武士たちの御霊を鎮める真田家三代の人物像 真田昌幸・幸村 高野山に蟄居の後、武士の矜持を貫く  【ルポタージュ】真田幸村の足跡とともにたどる 高野山と大坂の陣  石田三成 生前に自らの墓を高野山に建立した  名だたる雄藩の廟所が並ぶ奥之院 佐竹義重 義を貫く志が格調高き霊屋から伝わる  最上義光 東北の雄にふさわしい威厳を放つ石塔  伊達政宗 仙台の本家と宇和島の分家が肩を並べる  前田利家 高野山にふさわしい禅を捉えていた武将  島津家久 累代に渡り「お骨上がり」を続けた島津家  毛利元就 高野聖・勢尊法印と師檀の関係を結んだ武将  【高野山ゆかりの人物事典】其の参 浅野長矩・松尾芭蕉・大岡忠相・井伊直弼・市川團十朗 第四章・空海の伝承 弘法大師・空海の生涯と高野山の開山  【寄稿】空海が到達した最高の境地 密教とは何か?  空海誕生 なぜ、仏の道に目覚めたか?  無名の沙門・空海 ついに海を渡る  34日間の漂流の末、赤岸鎮上陸  長安入京、唐の文化と密教の奥義を学ぶ  帰国した空海、入京の許しを待つ  空海、神の化身に導かれ高野山へ  空海から弘法大師へ……その存在は永遠となる  その後の高野山と真言密教の広まり 第五章・宿坊に泊まる 戦国武将と高野山の宿坊 時空旅人 SELECT SHOP 大人が観たい美術展2023 告知 奥付 裏表紙

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  • 時空旅人別冊 徳川家康 最後の三英傑 その決断と孤独
    -
    出会いと別れの果てに手に入れたものとは? 目次 徳川家康 最後の三英傑 その決断と孤独 久能山東照宮[静岡県静岡市] 徳川家康の決断とは? 第一章 松平元康  天文11年(1542)松平家に生まれた一人の男子 竹千代、岡崎にて誕生  天文12年(1543)世界を変えた火器 鉄砲伝来と戦国日本  天文18年(1549)流転する人生、駿府で人質になった竹千代 海道一の弓取り、今川義元とは?  天文24年(1555)今川義元の軍師から何を学んだのか? 竹千代、太原雪斎と出会う  永禄元年(1558)静岡浅間神社での元服式 義元のもとで初陣へ  永禄3年(1560)元康の運命を大きく変えた逆転劇 桶狭間の戦い  家康をめぐる旅路1 家康の誕生と再起を見届けた地を訪ねる 岡崎[愛知県岡崎市]  column 松平郷を訪ねて 第二章 徳川家康  永禄5年(1562)今川家からの独立 清洲同盟  永禄6年(1563)家康、三河統一の試練に直面する 三河一向一揆  永禄11年(1568)家康はなぜ武田信玄と戦火を交えたのか? 遠江侵攻  元亀3年(1572) 三方ヶ原の戦い  天正3年(1575) 長篠・設楽原の戦い  天正7年(1579)築山殿と嫡男・信康を死なせたのはなぜか? 松平信康事件  天正12年(1584)なぜ岩崎城が長久手の大勝利に影響したのか? 小牧・長久手の戦い  column 家康の妻子と数奇な運命  天正18年(1590)小田原攻めを経て、関八洲の統治へ 関東移封と秀吉の死  慶長5年(1600)家康はなぜ、決戦に勝利できたのか? 関ヶ原の戦い 第三章 東照大権現  慶長8年(1603)征夷大将軍となり新たな時代を築く 家康、江戸幕府を開く  慶長19年(1614)大坂の陣  元和2年(1616)家康、駿府城にて死去  大航海時代に挑む天下人  家康をめぐる旅路2 大御所・家康の遺徳を偲んで 静岡[静岡県静岡市]  column 三英傑と異国の音楽 厳選グッズ通販 時空旅人SELECT SHOP 男の隠れ家別冊シリーズ 告知 奥付 裏表紙

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  • 時空旅人別冊 ベストシリーズ 高野山 空海が求めた密教の聖地
    -
    戦国武将が眠る霊峰 目次 高野山 空海が求めた密教の聖地 〈巻頭特集〉鎌倉殿と北条政子 頼朝を弔った政子の想いとは? 金剛三昧院 上杉謙信ゆかりの古刹に高野山文化歴史研究所がオープン 清浄心院 偉人たちの魂が集う超世の存在 なぜ高野山なのか? 高野山1200年、悠久の時を越えて、今──。 第一章・平安─鎌倉時代 開基から武士の入山  空海の生涯にみる 高野山成立と弘法大師伝説の誕生  嵯峨天皇の庇護を受け 紀州の霊山に伽藍を建立  空海入定し その存在は永遠となる  高野山霊宝館で観る 豊麗な仏教美術の数々  貴族から武士へ 源平時代と高野山  平清盛 弘法大師の化身と会い 根本大塔を再建した  北条政子 源頼朝の妻が建てた 現存の寺院と宝塔  【高野山ゆかりの人物事典】 其の壱 藤原道長・足利義満・平敦盛・熊谷直実  古地図と古写真で訪ねる 高野山 境内・奥之院 第二章・戦国時代 戦乱の中の高野山  武将たちが信仰せし霊峰  上杉謙信・景勝 世を捨て、高野山に隠棲しようとした  武田信玄・勝頼 その死から3年後、位牌が納められたと伝わる  武装化した聖地 覇王・信長と対峙 信長の紀州攻めを受けあわや全山が戦場に  信長に焼かれた比叡山 辛くも免れた高野山  忘れ去られていた信長の墓 妹・お市たちの菩提寺  天下人・秀吉が聖地に刻みし足跡 秀吉の紀州攻めと 根来寺の焼き討ち  秀吉、高野山を再興し 青巌寺を建立する  高野山を舞台にした 豊臣親子の確執  奥之院に眠る 豊臣一族の魂  【高野山ゆかりの人物事典】 其の弐 北条早雲・明智光秀・柴田勝家・黒田官兵衛・筒井順慶 第三章・江戸時代 徳川政権下の高野山  真田家三代の人物像 高野山に蟄居の後、武士の矜持を貫く 破れし武士たちの御霊を鎮める  真田幸村の足跡と共にたどる 高野山と大坂の陣  石田三成 生前に自らの墓を高野山に建立した  江戸の泰平を築いた徳川家の人々 徳川家康 三河の豪族から興り戦乱の世に終止符を打つ  徳川秀忠・家光 家光により高野山に建立された霊廟  徳川家霊台 絢爛豪華な須弥壇と厨子が残る  紀州と尾張の徳川家 高野山を手厚く保護、歴代藩主も眠る  名だたる雄藩の廟所が並ぶ奥之院 佐竹義重 義を貫く志が格調高き霊屋から伝わる  最上義光 東北の雄にふさわしい威厳を放つ石塔  伊達政宗 仙台の本家と宇和島の分家が肩を並べる  前田利家 高野山にふさわしい禅を捉えていた武将  島津家久 累代に渡り「お骨上がり」を続けた島津家  毛利元就 高野聖・勢尊法印と師壇の関係を結んだ武将  【高野山ゆかりの人物事典】 其の参 浅野長矩・松尾芭蕉・大岡忠相・井伊直弼・市川團十朗 第四章・近代 激動の世界情勢と高野山  世界へと船出した日本と高野山が受けた試練  女人禁制の聖地に赤ん坊の産声が響く  【高野山ゆかりの人物事典】 其の四 陸奥宗光・高浜虚子・与謝野晶子・司馬遼太郎 第五章 戦国武将と高野山の宿坊  無量光院  持明院  恵光院  光臺院  蓮華定院  蓮花院 時空旅人 SELECT SHOP バックナンバー 奥付 裏表紙

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  • 3Dマップでよくわかる戦国合戦FILE ~真田編~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、巷で大注目の真田信繁(幸村)。戦国時代、屈強な大名たちのめまぐるしい抗争のうねりに飲み込まれながら、勇ましく戦い抜きました。本書では真田家がくぐり抜けた数々の合戦を、大人気歴史シミュレーションゲーム『信長の野望・創造 戦国立志伝』の3Dマップを使用し、本能寺の変から大坂の陣までの主要な合戦を図解! 地形や距離感が一目瞭然です! 駆け引きや移動の苦難などの想像力が膨らむ一冊!!
  • 関ヶ原の戦いと大坂の陣【2冊 合本版】 『黒田官兵衛・長政の野望 もう一つの関ヶ原』『大坂落城 戦国終焉の舞台』
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    最大の天下分け目の戦いといわれる「関ヶ原の戦い」、戦国時代に終わりを告げた「大坂の陣」。豊臣と徳川が覇権をかけて戦った2つの戦いの実態に迫り、激動の時代を鮮やかに描き出す。 ※本電子書籍は『黒田官兵衛・長政の野望 もう一つの関ヶ原』『大坂落城 戦国終焉の舞台』(角川選書)の合本版です。
  • 戦旗 大坂の陣 最後の二日間
    3.7
    真田幸村は死中に活を求めて家康本陣めがけて攻め込んだ! 猛将・後藤又兵衛、大坂方最後の砦・毛利勝永らと、対する徳川方の独眼竜・伊達政宗、戦の寵児・水野勝成、家康の外孫・松平忠明──戦国最後の大合戦を活写する群像時代活劇。
  • 「戦国合戦」意外・驚きエピソード 信長・秀吉・家康と、武将たちのちょっと珍しい話
    -
    大坂の陣総合専門サイト「大坂の陣絵巻」をはじめ、「長宗我部元親の部屋」「山中鹿之助物語」「名和長年戦記」といった歴史ファンに人気のWebサイトを展開する著者。本書は、HP作成過程で膨大な文献を読み込んできた著者が、戦国時代の合戦にまつわる珍しい逸話を厳選したエピソード集。桶狭間から大坂の陣まで、信長・秀吉・家康の天下取りの合戦を時代ごとに追いながら、あまり知られていない挿話を集めている。取った首を盗まれて涙する福島正則、秀吉の勢いに動揺してチマキを包みごと食べる明智光秀、老婆の恨み言に反省する徳川家康。はたまた、寝坊したことをごまかす武士、愛する女のために部下を危険にさらす大名、他人の手柄を自分のもののように見せかける武将……。史料のあちこちで集めたニッチなネタと写真を満載! 各章のはじめには「あらすじ」として合戦の概要を説明、歴史に詳しくない人でも十分に楽しめる一冊。
  • 戦国合戦・15のウラ物語
    3.0
    1巻660円 (税込)
    真の“戦国最強”を見極める「ウラ読み戦国史」戦国最強の謙信を破った謎の軍師。己の信仰のために大軍を相手にした孤高の名将。一族郎党を見殺しにした自己チュー男……。抜きん出た個性を放ちながら闇に消えた知将・愚将。モグラ作戦、干殺し作戦、渇殺し作戦……。よくぞ思いついたと驚きを禁じえない奇手奇策。戦の勝敗を決定づけたのは華々しい刃の交わりではなく、陰で飛び散った智謀の火花だった。関ヶ原への遅参を逆手にとった見事な言い訳とは? 豊臣家再興をもくろむ無謀な計画とは?戦国合戦のイメージが覆る15のマル秘エピソード。【内容紹介】小早川隆景<厳島の奇襲を演出した知将>、白井入道<謙信を破った謎の軍師>、前田利長<関ヶ原合戦生き残り術>、石田三成<満天下にさらした戦下手>、志賀親次<孤塁を守り抜いた知られざる名将>、毛利輝元<大坂の陣の謀反計画>、九鬼嘉隆・守隆<父子の茶番劇> etc.

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