後藤又兵衛 大坂の陣に散った戦国きっての勇将

後藤又兵衛 大坂の陣に散った戦国きっての勇将

750円 (税込)

3pt

4.0

戦国時代一の名軍師・黒田官兵衛の嫡男・長政の指南役として出仕し、彼に、武士としての心構えから、戦場での将としての立ち居振舞いまでを教え込むとともに、九州島津攻め、文禄・慶長の役、関ケ原合戦と、歩みをともにした、歴戦の勇士・後藤又兵衛。彼には自らの矜持として持っていた、武士としてのあるべき姿を、その人生において具現したいという、理想があった。常に泰然と構え、水の如き心持で戦に対峙せよと説く又兵衛に対し、血気盛んで情動的な教え子・長政は次第に彼に対する反感を募らせて行く。その確執は、やがて修復不可能となり、又兵衛は黒田藩を去らざるを得なかった。その後、大坂の陣が起こり、又兵衛は、不利を承知しながらも豊臣方に参加。時代の名主となった徳川家康を散々に苦しめながら、命を散らして行く。生まれつき、要領の良い世渡りが苦手で、武人として誇らしく生き切ることのみを願った、一徹な男の魅力を描く、長編歴史小説。

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後藤又兵衛 大坂の陣に散った戦国きっての勇将 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月15日

    大坂の陣で有名な後藤又兵衛基次を扱った文庫本。
    最初は仲の良かった又兵衛と長政であったが、ちょっとした意見の相違により少しずつ溝が出来て最後には完全に決裂してしまう模様が詳しく描かれています。
    又兵衛の生き様が、不器用だけど男らしくもある。

    0

後藤又兵衛 大坂の陣に散った戦国きっての勇将 の詳細情報

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