小澤征爾作品一覧

  • 文藝春秋2024年6月号
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    ◎森喜朗 元首相 「裏金問題」真相を語る 240分 「私が裏金作りを始めたと言っているのは誰だ」 聞き手・森功 ・岸田首相から電話の事情聴取で尋ねられたこと ・「全責任を取って仲間を救ってやれ」と塩谷座長を説得した ・下村元文科相が「二千万円」持参して私に土下座した理由 【緊急座談会】 ◎「カイロ大卒」小池百合子都知事の真贋 田崎史郎 奥谷禮子 澤章 【総力特集 がんの新世紀】 ◎がん先進治療ここまで来た! 森省歩 ◎患者2万人の本当の悩み 大久保淳一(「5years」代表) 【大反響 第3弾】 ◎コロナワクチン後遺症とがん「がん超過死亡率が上昇している」 福島雅典(京都大学名誉教授) ◎アンチエイジングはSFではない 河合香織 ◎認知症介護6つのヒント 奥野修司 ◎2つのディストピア 米中に呑み込まれるな 岩井克人 ◎短期集中連載5 駐中国大使、かく戦えり 垂秀夫 「台湾有事」中国の本当の狙い  ◎トランプは独裁者のカモになる ジョン・ボルトン ◎投資家必読! 円安が続かない理由 岩本さゆみ ◎中国不動産バブルのキズは深い 柯隆×高口康太 安田峰俊 ◎メジャーリーグと賭博コネクション 芝山幹郎 ◎国民的スターSMAPの明日 鈴木おさむ ◎91歳、今が一番楽しんでる 渡辺貞夫 ◎『青い壺』50万部突破 有吉佐和子のおもちゃ箱 原田ひ香 平松洋子 ◎日本の顔 辻惟雄インタビュー 「若冲と70年安保」 【連載】 ◎新連載 地図を持たない旅人2 大栗博司 ◎お笑い社長繁盛記5 太田光代 ◎ムーンサルトは寝て待て11 内館牧子 ◎記者は天国に行けない29 清武英利 ◎有働由美子対談65 草なぎ剛(俳優) ◎小説 病葉草紙 最終回 京極夏彦

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  • 家庭画報 2024年6月号
    NEW
    -
    1,221円 (税込)
    家庭画報では「夢と美を楽しむ」をテーマに、時を経ても色褪せることのない“本物”を、臨場感溢れる美しいビジュアルで紹介しています。 ※デジタル版は応募券には対応しておりません。 文字に心を宿して 季節のクリッピング 雨のことば 郷土玩具の心意気 目次 EDITOR’S REPORT エディターズレポート EDITOR’S REPORT エディターズレポート EDITOR’S REPORT エディターズレポート EDITOR’S REPORT エディターズレポート 小さな命のあじさい暮らし 初夏のおいしいもの巡り 64店 「京都」美味案内 和菓子とわたし こころのレシピ 五木寛之 最旬のラグジュアリーを体感する 香港の新潮流 「ありがとう」の想いを込めて 父の日の贈り物 家庭画報大賞 開催のお知らせ My Delicious だしが決め手の料理 My Delicious 喜ばれる手土産 6月のファッション見聞録 6月のジュエリー見聞録 最旬スカートを華やかに装う 進化する名品バッグ 「ヘリテージコレクション」を巡る旅 カラーストーンの豊かな祭典 「時」を刻む小さな芸術 感性を愉しませるクルマとの出会い 幸福ボディケアのすすめ 先端サイエンスで大人の肌悩みを前方位ケア 単なる体型補整ではなく、それは人生を変える“自分革命” ラグジュアリーの真実 美容歳時記 エディターズ3つ星セレクション 松本幸四郎 市川染五郎 時代へ挑む 命を守る、家族を守る 防災住宅最前線 小澤征爾 不朽の音楽人生 日本の美しさ再発見 帝国ホテルの美味通信 家庭画報の旅 『家庭画報』から生まれたカルチャーサロン 日本の聖地を訪ねて 今月の人 福士蒼汰 今月のコンサート 石丸幹二 カルチャートピックス 読者のひろば こころとからだといのちの医学 HOT INFORMATION 家庭画報ドットコム通信 きものSalon通信 『家庭画報』の年間購読のご案内 7月号のお知らせ プレゼントつきアンケート 鏡リュウジの健やか占い 今月ご紹介した商品のお問合せ先

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  • DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 04年12月号
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なります。ご注意ください。また、著作権等の問題で掲載されないページや写真、また、プレゼント企画やWEBサービスなどご利用になれないコンテンツがございます。あらかじめご了承ください。 │Feature Articles│チーム・ビルディング 求心力の経営 〈「成熟した依存関係」を育む〉 チームの心理学  ●精神科医 和田秀樹 〈リアル・チームより生産性、創造性で勝る〉 バーチャル・チームの優位性  ●南カリフォルニア大学 マーシャル・スクール・オブ・ビジネス教授 アン・マイクルザック/ノースカロライナ大学 ケナン=フラグラー・ビジネススクール助教授 アルビンド・マルホトラ/ネットエイジ 共同創立者 ジェフリー・スタンプス/ネットエイジ 共同創立者 ジェシカ・リップナック 〈アンサンブルを紡ぎ出す「共生感」〉 僕は人間関係を指揮する  ●指揮者 小澤征爾 〈規律と求心力を生み出す〉 成果主義が「チーム力」を強化する  ●リクルートマネジメントソリューションズ 代表取締役社長 釘崎広光 【名著論文再掲】〈規律が高業績を生み出す〉 チームとグループは異なる  ●カッツェンバック・パートナーズLLC シニア・パートナー ジョン・R・カッツェンバック/元マッキンゼー・アンド・カンパニーコンサルタント ダグラス・K・スミス 〈裸の王様にならないために〉 だれを信頼すべきか  ●ケンブリッジ・インターナショナル・グループ 創業者兼CEO サジュ=ニコル・A・ジョニ 〈「ラピッド・リザルト・イニシアティブ」の活用〉 大プロジェクトは小さく管理する  ●ロバート・H・シェーファー・アソシエーツ シニア・パートナー ナディム・F・マッタ/ロバート・H・シェーファー・アソシエーツ マネージング・パートナー ロナルド・N・アシュケナス │OPINOIN│ │HBR Articles│ 〈既存事業と新規事業の並立を目 指す〉 「双面型」組織の構築  ●スタンフォード大学 ビジネススクール 教授 チャールズ・A・オライリー三世/ハーバード・ビジネススクール 教授 マイケル・L・タッシュマン 〈「ガバナンス改革の騎士」が語る〉 信認の堕落  ●ニューヨーク州司法長官 エリオット・スピッツァー │HBR Case Study│ 〈公私のけじめ〉 カリスマCEOのスキャンダルにどう対処すべきか  ●[ケース・ライター]元HBR編集長 スージー・ウェットラウファ MY OPINION  ●[コメンテーター]クライン・アソシエーツ 社長 フレッダ・カポール・クライン/アクセル・パートナーズゼネラル・パートナー ミッチェル・カポール/メドウズ性的障害担当臨床ディレクター パトリック・カーンズ/AT&TPR担当ディレクター バーク・スティントソン/セント・トーマス大学 教授 ダリル・ケーン/フェアフィールド大学 ビジネススクール 教授 リサ・A・メイネロ │Serial Article│ 【連載第第五回】ビジネス・プロフェッショナルの条件 〈構想力を実現する力〉 議論する力〈上〉  ●ビジネス・ブレークスルー 代表取締役 大前研一 │BRAIN FOOD│ │BOOKS in REVIEW│ │CHIEF OFFICERS│
  • 武満徹・音楽創造への旅
    4.8
    世界的な名声を得た現代音楽の巨星、武満徹。 その生い立ち、青春、恋愛から創作の秘密まで、 「知の巨人」立花隆が迫った傑作ノンフィクション。 「ぼくはあの人にだったら、全部しゃべってしまおうと思っているんです」(武満徹) 6年間にわたって雑誌「文學界」に連載された伝説の超ロングインタビューが、 完結から18年のときを経て、没後20年目、ついに書籍化。 【おもな目次】 <第1部> 食糧基地で聞いたシャンソン/敗戦とヤミ屋と貸しピアノ/早坂文雄の棺 瀧口修造と「実験工房」/浅香夫人との結婚/結核と貧困の時代 黛敏郎からピアノを贈られる/ミュージック・コンクレートの夢/「ソン・カリグラフィ」と村上華岳 武満と安保闘争/ジョン・ケージ・ショック/六十年代の草月アートセンター 尺八奏者・横山勝也と琵琶奏者・鶴田錦史/海童道祖と「すき焼きの音」 調性の彼方へ/天才指揮者、小澤征爾/「ノヴェンバー・ステップス」初日 ほか <第2部> 突然の訃報に接し/「時間の園丁」/ブラームスを再評価する/F#の神秘 追悼演奏会と「秋」/宮内庁楽部の高い評価/雅楽の影響/ぼくの音楽の作り方 名門オーケストラの反応/音に個性を取り戻せるか/クセナキスと、バリ島で 巨匠メシアン/日本的引き算のアプローチ/ジャスパー・ジョーンズのこと いい演奏、悪い演奏  ほか
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)
    4.2
    「良き音楽」は愛と同じように、いくらたくさんあっても、多すぎるということはない――。グレン・グールド、バーンスタイン、カラヤンなど小澤征爾が巨匠たちと過ごした歳月、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーの音楽……。マエストロと小説家はともにレコードを聴き、深い共感の中で、対話を続けた。心の響きと創造の魂に触れる、一年間にわたったロング・インタビュー。
  • HiVi(ハイヴィ) 2024年春号
    5.0
    ◉速報! ハイエンド流儀の本格ビデオプレーヤーMAGNETAR(マグネター)上陸 ◉特集1 映画は音だ!  THEME 1 『オッペンハイマー』の衝撃 山之内正/麻倉怜士/藤原陽祐/尾﨑一男  THEME 2 感動が味わえる音の映画100選 伊藤隆剛  THEME 3 映画に感動をもたらすスピーカーシステム 山本浩司/小原由夫/鳥居一豊/藤原陽祐  THEME 4 映画×ヘッドホン再生の魅力に迫る! 鳥居一豊/土方久明  THEME 5 サウンドバーで映画の感動を引き出す 鳥居一豊 ◉特集2 買ってからが勝負! 話題の製品を使いこなそう 麻倉怜士/藤原陽祐/土方久明 ◉Special Review  マランツ CINEMA 30 /ソナス・ファベール LUMINA Ⅱ AMATOR/Ⅴ AMATOR /  イクリプス TD508MK4 /デノン AVC-X6800H / JBL Classic Conponents Series  麻倉怜士/山之内正/藤原陽祐/小原由夫/潮晴男 ◉Audio Visual Essay ラスベガスSphere、エイムNA9、EMC設計 麻倉怜士/鳥居一豊/山本浩司 ◉New Item Test Report  フォーカル Thevaシリーズ/リバイバルオーディオ ATALANTE 3、SPRINT 3 /  エラック ELEGANT BS 312.2 /メリディアン Meridian System 3200 / KEF LSX II LT/  フォステクス TH808 /アイ・オー・データ Soundgenic Plus  麻倉怜士/潮晴男/土方久明/藤原陽祐/山本浩司 ◉追悼 小澤征爾 麻倉怜士 連載 ⑥ 実験@山中湖ラボ DENON / DP-3000NE 藤原陽祐 ⑦ 評論家リレー訪問 麻倉怜士宅×潮晴男 ⑨ リン・サラウンド体験記 兵庫県竹内氏宅 LONG RUN TEST REPORT サエク④/アンスズ④/ゾノトーン① 鳥居一豊/藤原陽祐 ⑥ 麻倉の名品 リンSONDEK LP12-50 ③ 注目ブランド研究 SOtM 潮晴男 ⑦ Digital Audio Journal 土方久明 ⑦ 逸品生活 小林慎一郎 BRAND-NEW VIDEO SOFT マイ・フェイバリット・ソフト2023 ジェームズ・キャメロン6作品 待望の新UHDブルーレイ化 UHD BLU-RAY / BD / STREAMING SERVICE QUALITY CHECK クォリティチェックを終えて 吉田伊織 インタビュー 『ヤマトよ永遠に REBEL3199』総監督・福井晴敏さんに聞く 連載⑦ 映画のミカタ 山下泰司 連載⑦ アニメ最前線 霜月たかなか 連載⑦ ひとと映画のはざまに 酒井俊之 連載⑦ 世界映画Hakken伝 Reborn 堀切日出晴 連載⑥ ストリーミングで躍進するクラシック音楽 山之内正 連載⑤ 名作お色直し 麻倉怜士 連載⑦ Audience Is Listening. 映画音響ヒストリー 潮晴男 HiVi Talk Room 読者の声 HiVi Information After Hours

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  • 小澤征爾 覇者の法則
    4.0
    なぜ彼だけが「世界のオザワ」となり得たのか。構想十数年、カリスマの秘密を徹底解明。 ラグビーに夢中だった子供時代、無鉄砲な海外武者修行に飛び出した青年時代。カラヤン、バーンスタインといった巨匠からの絶賛。N響との対立という試練。数多の浮沈を経て、音楽界の最高峰・ウィーン国立歌劇場音楽監督に登りつめた世界のマエストロ・小澤征爾。その知られざるエピソードを辿りながら、「説得力という不可解なオーラ」「文法的に正しい正確で論理的な思考法」「動物的な意志」など、指揮者としての成功を生んだ秘密に迫ります。小澤流「逆境を味方にする力」の方法論です。
  • クラシックへの挑戦状
    3.8
    1巻1,870円 (税込)
    ★指揮者 大友直人、初の著書! 小澤征爾に胸ぐらをつかまれ、バーンスタインに日本のオケを嘲笑された若き日のこと。 世界に背を向け、日本で活動し続けた理由、クラシックは興行であるという原点に立ち返る意味を自問自答し続けた日々を、余すことなく書ききった。 音楽とは何かクラシックとはなにか、指揮者とはなにかを突き詰めた渾身の書下ろし。 「なにが、世界だ! なにが、芸術だ! いまこの目の前の観客に感動を与えられなくて、なんの公演なのだろう。 興行としての原点を忘れたから、クラシックは魅力を失ったのではないか……。」 ■第一章 「音楽家を目指す」 と宣言する ■第二章 「世界」がなんだ! 主戦場は日本と決める ■第三章 躍る沖縄市民 琉球で考えたこと ■第四章 子どもたちを育てる ■第五章 クラシックだけじゃない 音楽の魅力 ■第六章 これからのクラシック
  • 現代の名演奏家50 クラシック音楽の天才・奇才・異才
    3.0
    非凡な才能を持つ音楽家同士の交流は深く激しい。帝王カラヤンに見初められ女王の道を駆け上がった天才少女ムター(Vn)、グリモー(Pf)とアルゲリッチ(Pf)という美貌と野性味溢れる新旧異才の共鳴、反体制を貫きソ連国内でほぼ演奏できなかったロストロポーヴィチ(Vc)を復活させた小澤征爾…。彼らは何をきっかけに師弟やライバル、恋人となったか。時に対立し、それは音楽にどう影響したか。自らの才能だけを頼りに栄光を掴みながらも戦争や冷戦に翻弄される天才たちの50の邂逅の物語が、現代クラシック界の1枚の相関図として浮かび上がる。
  • 幸福な食堂車 ― 九州新幹線のデザイナー 水戸岡鋭治の「気」と「志」
    4.4
    1巻1,980円 (税込)
    鉄道デザイン王国・九州の秘密 いまや日本中の鉄道ファンが最も熱い視線を注ぐ九州。 かの地に一歩踏み入れば、列車から駅舎まで、かつて体験したことのないユニークな鉄道文化が縦横に広がっている。 “本当の公共性”を問い続け、九州を鉄道王国へと変貌させた一人のデザイナーの挑戦と戦いの記録。 【著者紹介】一志 治夫(いっし・はるお) 1956年、長野県松本市生まれ、東京都三鷹市育ち。「現代」記者などを経て、ノンフィクション作家に。 主な著書に『たた一度のポールポジション』(講談社)、『狂気の左サイドバック』(小学館)、 『前線からのクリスマスカード』(幻冬舎)、『たったひとりのワールドカップ 三浦知良1700日の戦い』(幻冬舎文庫収録)、 『小澤征爾 サイトウ・キネン・オーケストラ 欧州を行く』(小学館)、『失われゆく鮨をもとめて』(新潮社)など。 【目次より】 第1章◆コンセプトとはすなわち「志」 第2章◆色への狂気「絶対色感」 第3章◆ヨーロッパで出合った洗練とタフネス 第4章◆パース画の世界を切り拓く 第5章◆成功へと導く「気」の存在 第6章◆初の鉄道デザインは挑戦的な「花仕事」を 第7章◆100億円の価値を生むデザイン 第8章◆なぜ食堂車が大切なのか 第9章◆感動は注ぎ込まれたエネルギーの量 第10章◆和の素材・伝統・意匠を新幹線に 第11章◆「ローカル線」で日本の田舎を再生する 第12章◆合理主義・効率主義への抵抗 第13章◆答えは子どもの頃に見聞きした中にある
  • この人・この母
    -
    ここに登場するのは、素晴らしいおふくろや、お母さんたちです。生まれや境遇、経てきた苦労の数々は、みんな千差万別ですが、共通点はただ一つ……何かに向けて親が一途に生きていけば、子どもたちは勇気づけられ逞しく育っていく、ということ。型破りの愛情で結ばれた感動的な、この13組の母と子の素敵な関係。自分も10人兄妹の大家族に生まれた著者が、親と子のつながりの大切さを説く。楽しいエピソードがいっぱいで、小沢征爾・王貞治・畑正憲らには、こんな素敵なお母さんがいたという新鮮な驚きも。作家やタレントなど有名人13人のお母さんが語る、子育ての記録。おふくろ、万歳!
  • 最後の社主 朝日新聞が秘封した「御影の令嬢」へのレクイエム
    4.2
    日本のクオリティ・ペーパーを自任する朝日新聞社。その朝日株の6割を握っていたのが、創業者・村山龍平と村山家である。 そのため、朝日新聞は村山家を「社主」として手厚く処遇しつづけた。 その「最後の社主」となった村山美知子は、1920年、新聞王と呼ばれた村山龍平の孫として生まれた。母・於藤は龍平の孫、父・長挙は子爵・岡部家から婿入りした旧華族だった。 朝日新聞が生み出す巨大な利益と、華麗なる血脈――美知子は、妹・富美子とともに、神戸・御影の邸宅と有馬温泉の別邸を行き来しながら育った。日本舞踊、古式泳法、スキー、茶道、ピアノなどを学ぶ、日本有数の「深窓の令嬢」――それが村山美知子だった。 戦後、海軍大将の長男を婿に迎えるが、朝日新聞の経営に興味を示さず、離縁してしまう。傷心の美知子は、音楽の世界で活躍することになった。 朝日新聞が後援する日本を代表する音楽祭「大阪国際フェスティバル」の専務理事として、世界各国から有名指揮者、オーケストラ、将来有望な若手を招聘した。小沢征爾、カラヤン、ルービンシュタイン、ワイセンベルクらが美知子に深い信頼を寄せた。 一方、朝日新聞の経営陣は、株を握る村山美知子の機嫌を取ろうと奔走する。専任の「秘書役」をつけ、お気に入りの高級パンを届け、記者出身の役員は慣れない茶道に挑戦し足がしびれて昏倒した。 誕生会や村山家の祭礼には編集幹部がこぞって参加し、お祝いの言葉を述べた。 しかし、子どものいない美知子社主が高齢になるにつれ、朝日株の行方が焦点になる。朝日経営陣は、あの手この手を使い、美知子社主から株を奪おうと画策した――。 その最晩年に「秘書役」となった元事件記者が、朝日新聞最大のタブーを赤裸々に明かす。 朝日経営陣は、どうやって村山家から株を奪ったのか。 巨額の税金をどのように処理したのか。 朝日新聞株が外部に流出する可能性もあった、最大の危機とは。 新聞、メディア経営の深奥に迫る、驚愕の書。
  • 至高の十大指揮者
    値引きあり
    3.7
    本書は「同じ曲でも指揮者によってどう違うのか」といった演奏比較を目的とした本ではない。もちろん、演奏を聴いていただきたいので、それぞれのCDを何点か紹介していくが、名盤ガイドではない。ネット時代のいまは、検索すればたいがいの演奏家の曲がすぐに見つかり、タダで聴くことができる。それがいいのか悪いのかは別として、かつてのような、「この曲はこの人の演奏」「この指揮者ならこの曲」という名曲名盤選びは必要なくなった。  したがって、演奏比較、その特色の解説といった観点ではなく、その指揮者がどのようにキャリアを積み上げ、何を成し遂げたかという人生の物語を提示する。  指揮者ごとの列伝なので、それぞれの章は独立しており、興味のある人物から読んでいただいてかまわないが、それぞれの物語にほかの指揮者が脇役として登場することも多いので、第一章から順に読んでいただいたほうが、通史としてわかりやすいかもしれない。 (本書「はじめに」より引用) <目次> 第1章 「自由の闘士」アルトゥーロ・トスカニーニ 第2章 「故国喪失者」ブルーノ・ワルター 第3章 「第三帝国の指揮者」ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 第4章 「パリのドイツ人、ボストンのフランス人」シャルル・ミュンシュ 第5章 「孤高の人」エフゲニー・ムラヴィンスキー 第6章 「帝王」ヘルベルト・フォン・カラヤン 第7章 「スーパースター」レナード・バーンスタイン 第8章 「無欲にして全てを得た人」クラウディオ・アバド 第9章 「冒険者」小澤征爾 第10章 「革新者」サイモン・ラトル
  • ジャズとエロス ヴァイオリニストの音楽レシピ
    3.0
    美しきジャズヴァイオリニスト、牧山純子の新境地。「官能的なエロス、芸術的なエロス、生命力溢れるエロス……そう考えると、ジャズのなかにはいろいろなエロスがあることを、改めて知ることができました。この思いを、音楽ではなく、活字で表現する……私の新たなる挑戦です」と語る著者。そこで、弓を筆に持ち替え、「ジャズとエロス」をテーマに、スタンダードからオリジナルまで、ジャズの魅力を文字で奏でる。クラシック出身という自らの音楽歴を振り返りつつ、改めて音楽の本質に迫り、ジャズの旋律からエロスの神秘&謎まで紐解く。また、俳優やコメンテーターとしてマルチに活躍する松尾貴史氏との対談では、「日常とエロス」について、男目線&女目線で意見を交わす。読んで納得、聴いてさらに理解を深められる“至極のジャズ論”の誕生だ。世界的指揮者・小澤征爾氏推薦!!
  • スバル――ヒコーキ野郎が作ったクルマ
    4.0
    【内容紹介】 小澤征爾がヨーロッパ横断したラビットスクーター、日本最古の人気国民車「スバル360」、スバリストが愛するレガシィと四輪駆動と水平対向エンジン、国内でも大人気のレヴォーグ、アメリカで高評価のアウトバック、最新安全技術のアイサイト……原点はすべて「中島飛行機」にあった。 【目次抜粋】 プロローグ 第一章 富嶽 第二章 ラビットスクーター 第三章 スバル360 第四章 水平対向エンジン 第五章 四輪駆動 第六章 田島と川合 第七章 業界の嵐 第八章 アメリカ 第九章 マリー技師の教え 第十章 LOVE 第十一章 アメリカも変わった 第十二章 百瀬晋六の言葉 長いあとがき
  • 大音楽家たちの生涯
    -
    古今東西の大音楽家たちの生涯、作品を検証する人物評伝。彼らがどんな生を送り、いかにして作品を創造したかに迫る。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンから、シェーンベルク、カラヤン、ジョン・ケージ、小澤征爾、中村紘子まで。音に関する美的感覚を広げる「息づかいの聴こえるクラシック音楽史」。
  • 筑紫哲也『NEWS23』とその時代
    4.0
    かつて、日本にはこんなに自由で、一本背骨の通ったニュース番組があった――。 TBS『筑紫哲也 NEWS23』キャスターとして、日本の報道番組の新たな地平を切り開いた男が亡くなってから、今年で13年の時が過ぎた。「とかく一つの方向に流れやすいこの国で、少数派であることを恐れないこと」。最後の放送で噛みしめるように語った稀代のジャーナリストは、何を見て、何を考えていたのか。忌野清志郎、鴻上尚史、小澤征爾ら各界の文化人との交流、生涯の同志となった立花隆との共闘、そして「力の強いもの、大きな権力」を監視することへの強い意志。番組編集長として、在りし日の筑紫の姿を間近で見ていた著者が、関係者への膨大なインタビューをもとに振り返る。「頭をあげろ!」。世の中が混沌とする今だからこそ、筑紫の生き様はいっそう胸に響く。 筑紫さんといえば鋭い切り込みをしながら、顔は微笑んでいる、その表情が忘れがたい。 今こそ筑紫哲也の話を聞きたい、金平さんのそういう思いは僕もおおいに共鳴している――坂本龍一(音楽家) ●各章タイトル●  第1章「二度目のプロポーズだから受けざるを得なかったんだよ」  第2章 要は、何でもありということ  第3章 君臨すれども統治せず(ただし例外あり)  第4章 たたかう君の歌を たたかわない奴らが笑うだろう  第5章 遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん  第6章 筑紫さんがこぶしを振り上げて歌った  第7章 沖縄を愛し、沖縄を最後の旅先に選んだ  第8章 「旗を立てる意志」について僕が知っている二、三のことがら  第9章 「政治部失格」だが「人間失格」では、断じてない  第10章 「党派性で、人を区別して、つきあいたくないんだ」  第11章 触媒としてのジャーナリスト  第12章 タウンホールミーティングの時代  第13章 「私の人生、百八十度、変わりましたよ」  第14章 中国トップと市民の直接対話  第15章 阪神淡路大震災報道、その失意と責務  第16章 世界が変わった日  第17章 番組内でのがん告知と、家族との残された時間  第18章 『筑紫哲也 NEWS23』の最も長い日  第19章 『筑紫23』に馳せ参じたJNNの「つわものども」  第20章 『筑紫哲也NEWS23』で縦横に動き回った立花隆さんについて  第21章 演劇空間としてニュース番組  第22章 「『NEWS23』のDNA」〈伝承〉をめぐって  第23章 「頭をあげろ!」
  • 誇りに思う日本人たち
    -
    魅力的な日本人三〇人をとり上げ、その劇的かつ感動的な生きざまを紹介する人物伝集。牧野富太郎、新渡戸稲造、正岡子規、平塚らいてう、是川銀蔵、松前重義、住井すゑ、升田幸三、水木しげる、北原怜子、田原総一朗、小澤征爾、鎌田慧、島岡強などなど、戦前から現代までに活躍した、あるいは活躍中の日本人の人生、パーソナリティを見つめ、日本人の美点に迫る。日本人とは何か? 日本人ってすごい。

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  • 山崎正和の遺言
    4.0
    2020年8月、惜しまれつつ亡くなった「日本を代表する知性」山崎正和氏への逝去直前まで行われたロングインタビューや、キーパーソンの貴重な歴史的証言を基にした初の本格評伝。 『鴎外 闘う家長』以来、半世紀に及び劇作家、批評家として日本の「知」を牽引し、「サントリー文化財団」を舞台に「知のサロン」を創造し、演出した山崎正和。 山崎は約40年間にわたって、知識社会の到来を先取りするかのように自由闊達な活動を志向し、華麗な知的ネットワークを構築して、生き生きとした「日本の論壇」をつくった。 彼を中心とした「サロン」は、文化の支え手として、どのような役割を果たしていったのか。 その時代に登場した知のスターたちの活躍の背景に何があったのか。 時代背景を複眼的に捉えつつ、「最後の知識人」山崎正和を軸に「知の人間交差点」を描き出す。 稀有な知的サロンの「社交」で紡がれた「柔らかい個人主義」の時代、創造のドラマとラストメッセージ。 [山崎正和氏以外の登場人物]  浅利慶太、東浩紀、五百籏頭眞、石川九楊、猪木武徳、今西錦司、梅棹忠夫、エズラ・ヴォーゲル、江藤淳、小澤征爾、小渕恵三、開高健、粕谷一希、苅部直、北岡伸一、楠田實、小泉純一郎、高坂正堯、小松左京、佐治敬三、佐治信忠、佐藤栄作、佐藤誠三郎、塩野七生、司馬遼太郎、嶋中鵬二、竹下登、田所昌幸、田中角栄、ダニエル・ベル、谷沢永一、ドナルド・キーン、鳥井信一郎、鳥井信吾、鳥井信治郎、福田赳夫、福田康夫、細谷雄一、待鳥聡史、三浦雅士、御厨貴、ミルトン・フリードマン、メルロ=ポンティ、盛田昭夫、森まゆみ、レヴィ=ストロース、山口瞳、ロナルド・ドーア、鷲田清一の各氏ほか多数
  • 横尾忠則 創作の秘宝日記
    4.0
    美アートは肉体だ! 84歳にして旺盛な創作を行う「全身芸術家」の濃密な日常. 大病にも負けず、自粛にも負けず、飼い猫のことを心配し、夢と現実のあわいを往還しながら、休むことなく書かれた1498日の記録. 本書に登場する主な人々(夢も含む)-- オノ・ヨーコ、岡田准一、香取慎吾、細野晴臣、糸井重里、瀬戸内寂聴、保坂和志、山田詠美、平野啓一郎、小澤征爾、山田洋次、黒澤明、石原裕次郎、谷崎潤一郎、三島由紀夫、デヴィッド・ボウイ…… 〈人間は未完で生まれて、未完で生きて、未完で死ぬ。それで結構〉
  • 若き実力者たち
    3.8
    ノンフィクションの巨星、沢木耕太郎のデビュー作! 小沢征爾、市川海老蔵(のち十二代目團十郎)、唐十郎、山田洋次、尾崎将司……。1970年前後に華々しく登場し、常に時代を騒がせ、リードし続けた12人の若きヒーローたち。彼らの多くは、今も輝きを失っていない。20代半ばだった著者が若き日の彼らの実像に迫り、新たな人物ノンフィクションを確立した画期的作品。この40年の意味を今また問い直すために――。
  • ヴァイオリニストの第五楽章
    4.0
    デビューから半世紀以上、日本を代表する国際的バイオリニストとして今も演奏活動を続ける前橋汀子さんが数奇な運命を経た自身の音楽家人生を回顧し、現在地を見つめる。 その半生は戦後日本に欧米と遜色のないクラシック音楽が定着していった時代の記録として貴重だ。ロシア革命の混乱期に来日した帝政ロシア貴族出身の小野アンナに5歳で師事し、斎藤秀雄から直接手ほどきを受けた最後の世代。冷戦下にロシア語を学び、レニングラード音楽院が共産圏以外から初めて留学生を招くことになった第一号となり、「ロシアの魂」を肌で感じる体験をその後の自身の音楽の根本に据える。 その後は、戦後のクラシック音楽をリードしたNYのジュリア-ド音楽院に学び、スイスのヨーゼフ・シゲティのもとで研鑽をつんで国際的に活躍。ニューヨークのカーネギーホールデビューはストコフスキー指揮のアメリカ交響楽団で1970年。ケンペ指揮のロイヤル・フィル管弦楽団の米国ツアーに同行、メータ指揮のイスラエルフィルでミルシテインの代役を務め、その後もベルリン・フィル、ハンブルク交響楽団、フランクフルト放送管弦楽団、バイエルン交響楽団、ロンドン・フィル、フランス国立管弦楽団、クリーブランド管弦楽団、レニングラード・フィルなどにソリストとして参加。共演者はサバリシュ、エシェンバッハ、マゼール、小澤征爾と錚々たる顔ぶれだ……コロナ禍で一時中断していたコンサートを秋から再開させる。 第二部では、演奏家としての楽曲の思い出を綴り、第三部で人生最大のミステリーと語るロシア留学について、その時代背景と意味をロシア文学者の亀山郁夫さんと語り合う。クラシック音楽ファン必読の内容です

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