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鉄道デザイン王国・九州の秘密
いまや日本中の鉄道ファンが最も熱い視線を注ぐ九州。
かの地に一歩踏み入れば、列車から駅舎まで、かつて体験したことのないユニークな鉄道文化が縦横に広がっている。
“本当の公共性”を問い続け、九州を鉄道王国へと変貌させた一人のデザイナーの挑戦と戦いの記録。
【著者紹介】一志 治夫(いっし・はるお)
1956年、長野県松本市生まれ、東京都三鷹市育ち。「現代」記者などを経て、ノンフィクション作家に。
主な著書に『たた一度のポールポジション』(講談社)、『狂気の左サイドバック』(小学館)、
『前線からのクリスマスカード』(幻冬舎)、『たったひとりのワールドカップ 三浦知良1700日の戦い』(幻冬舎文庫収録)、
『小澤征爾 サイトウ・キネン・オーケストラ 欧州を行く』(小学館)、『失われゆく鮨をもとめて』(新潮社)など。
【目次より】
第1章◆コンセプトとはすなわち「志」
第2章◆色への狂気「絶対色感」
第3章◆ヨーロッパで出合った洗練とタフネス
第4章◆パース画の世界を切り拓く
第5章◆成功へと導く「気」の存在
第6章◆初の鉄道デザインは挑戦的な「花仕事」を
第7章◆100億円の価値を生むデザイン
第8章◆なぜ食堂車が大切なのか
第9章◆感動は注ぎ込まれたエネルギーの量
第10章◆和の素材・伝統・意匠を新幹線に
第11章◆「ローカル線」で日本の田舎を再生する
第12章◆合理主義・効率主義への抵抗
第13章◆答えは子どもの頃に見聞きした中にある
Posted by ブクログ 2016年05月05日
基本的に 整理、整頓、清掃、清潔、しつけ
の5Sをどこにでも、持ち込むという。
デザインとどう関係があるの?と
読み進めると、なるほどと納得。
「感性の災害」
統一感もない色彩、整理されてないサイン
不要な看板やポスター
会社や家のなかもそうだよなぁ、と
今更気がつく。
コンセプトとは志
心...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月27日
大変よかった。書かれてある主人公(?)の水戸岡氏のような仕事を
したいと思う。デザイナーってこうあるべきで、うちの会社もデザインを
やっている会社のひとつだとおもうのだが、この人のような思いで
やっている人はいるのだろうか?とても尊敬できる人のようだ。
以前に読んだ、デザインで社会を変えるみたいな人...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月03日
斬新さで評判になった九州新幹線のデザインを行ったデザイナー水戸岡鋭治さんの経歴、デザインの考え方、業績、関係者との関わりなどをルポルタージュ風にまとめた本。深く関わっているJR九州の列車デザインの思想と舞台裏を紹介している。
帰省した際によく乗ったJR九州の列車は、1990年代頃からユニークなデザイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月12日
九州へ行きたくなりました!
いろんなスタイリッシュな?車両があるんですね…九州以外には展開するのは厳しいんでしょうね(^^;
教訓になったこと。自分に置き換えて戒めないと…
・そこには日本が抱える問題が潜んでいる、と水戸岡は考える。日本ではおうおうにして発注する側がもの を考えない。つまり、発...続きを読む
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