よみもの - ポプラ社 - ノベルズ・エクスプレス作品一覧

  • 青いスタートライン
    3.5
    夏休みの間、一人で佐渡の祖母宅で過ごすことになった小5の颯太。出産をひかえ体調の優れない母への複雑な思いや、芯がなく、いつも友達のペースに合わせてしまう自分への自己嫌悪などを抱えている。そんな颯太が、佐渡の海を1キロ泳ぐ遠泳に挑戦! 祖母の元教え子、夏生に特訓を受け、「泳ぎきれたら何かが変わる!」と信じ、本番に挑む。――佐渡の豊かな自然を背景に、颯太と夏生の絆、それぞれの成長を描く感動物語。
  • 青く塗りつぶせ
    4.0
    人口500人の島に暮らす小6のセイは、あるとき同級生6人のひとり、カイトが両親ののこした借金の問題で、大人たちから自由を奪われそうになっているのを知る。ピンチを救おうと、同級生の少女ミナミが提案したのは、海で集めた物や生き物をネットで売ること! めざすは100万円。少年少女の挑戦がもたらすものとは……? 掴め! 海の先にある、ぼくらだけの未来を。 少年たちの生の叫びがまぶしい成長物語。
  • 明日は海からやってくる
    3.8
    島に生まれ、自分は漁師になると、まっしぐらに心に決めている中2の竜太。都会から転校してきた灯子は、竜太とぶつかりながら島を愛するようになっていく。灯子に惹かれる竜太だが、高校に進学すれば彼女は島を出て行ってしまう。そう考える内、自分の進路に迷いを抱くようになる。そんなとき、2人が世話になっていたベテラン漁師が海に出たまま行方不明となった――少年の気持ちをみずみずしく描き、命の問題を考える感動作。
  • あなたの夢におじゃまします
    4.0
    神社がさびれて神様としての力が落ちた「キツネの神様」が、4年生の男の子、晴人を「ともの者」にして、お助け舟に乗って悩める人たちの夢の中におじゃまします! ――ちょっと胡散臭い感じの神様と晴人の絶妙なやりとりと、どこにつれて行かれるかわからない予想のつかない展開にわくわく! そして、温かい余韻が心に残るファンタジーです。岡田貴久子独特のかわいた文体が、不思議な浮遊感を味わわせてくれます。
  • イスタンブルで猫さがし
    4.0
    トルコの美しい猫――2色の瞳を持つワン猫に会いたい! という口実で、教室から逃げるようにして、父親の赴任先のイスタンブルにやってきた5年生の 愛。日本人学校の友達と現地の子どもたちといっしょに、ワン猫をさがすことになって・・・。バックグラウンドの違う子どもたちが出会い、悩みをぶつけ、友情を結びながら1匹の猫をさがす中で、それぞれが新しい世界に目が開かれていく様子が鮮やかに描かれた感動の1冊!
  • おれたち戦国ロボサッカー部!
    4.0
    第2回ポプラズッコケ文学新人賞大賞受賞作品。織田信長・命!の中学2年生・ノブナガが転校した先は、家康の御膝元の三河。しかも、ひょんなことから入部することになってしまったロボットサッカー部には、イエヤスという名前の家康そっくりの男子がいて……。ロボットサッカー部の地区優勝をかけて、ノブナガとイエヤスは一丸となれるのか!? 戦国時代並みに熱い!? 青春部活ストーリー!
  • ガラスの梨 ちいやんの戦争
    4.3
    大好きな家族と大阪で暮らす小学三年生の笑生子。兄やんの出征が決まり、幸せな生活にも徐々に戦争の影が忍び寄ってきて……。 親子で読んで語り合ってほしい。戦争のこと、家族のこと、このさきの平和について。
  • 狛犬の佐助 迷子の巻
    3.9
    明野神社の狛犬には、彫った石工の魂が宿っていた。狛犬の「あ」には親方、「うん」には弟子の佐助の魂が――。彼らはしょっちゅう話をしながら神社を見守っていたが、佐助は参拝客で大工見習いの耕平のことが気になってしょうがなかった。迷子になった飼い犬をさがしだしたいと願う耕平のために、佐助がやったこととは!? 150年まえの石工の魂を宿した狛犬たちと現代の人々が織りなす心躍るファンタジー。
  • 時間割のむこうがわ
    5.0
    死んだ友だちの幽霊を見るようになった男の子。学校では口をきかず、ネコとしゃべれるようになった女の子。子どもたちの繊細な心と不思議を描いた、ゆたかな感性を感じさせるデビュー作。【第2回ズッコケ文学賞優秀賞受賞作】
  • ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!!
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「今日から、この小学校へ通うのか」。転校してきたばかりの学校。桜の花びらの舞う校庭で見たのは、ロケット花火! そう。すらりと背が高く手足の長い女の子のジャンプシュート。それはまさにロケット花火のよう。その姿にあこがれて、あすかはミニバスのクラブに入ったけれど…。 ジャンプシュートの高崎さんはクラブの中では孤立。「仲間って?」「友だちって?」持ち前の前向き精神がさわやかな読後感をもたらす物語です。
  • 女王さまがおまちかね
    3.7
    世界中から本が消えたら、どうする!? 「女王さま」という怪人物が世界中の人気シリーズを収集、新刊が出なくなるという事件が大発生!! 本が大好きな6年生のゆいは、女王さまと対決するために、ある世界へのりこんでいきますが・・・。本嫌いの荒太、頭脳派の現という友人たちもまきこんで、ゆいは世界を救えるのか!? 「天山の巫女ソニン」で人気の菅野雪虫がおくる、ドキドキする冒険ファンタジーです。
  • スパイガールGOKKO 温泉は死のかおり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国でも指折りの温泉地にある、箱根小学校。総合学習で「スパイ」をテーマにすることを先生に反対された6年2組のキト、あかり、モヨヨの3人は、裏総合学習として、ひそかに「スパイ的な考え方、ものの見方」の研究を始める。そんな時、訓練に最適な「ターゲット」が目の前に現れて……。スパイにあこがれる女の子三人組が、あやしいヘルパーさんと、うそつきおばばの謎を追う、抱腹絶倒のご近所ミステリー!
  • 世界一かわいげのない孫だけど・・・
    3.5
    転入した学校も、同居を始めた祖母も、全て気に食わない美波。けれど、落語のネタにしようと祖母の言動を観察するうち、何かが変わり始めて・・・。不器用な少女が周囲との絆を育み居場所を見つけるまでの物語。ズッコケ文学賞受賞作家、待望の2作目!
  • セパ!
    4.0
    なんでも万能な兄へのコンプレックスから、自分の殻にこもりがちな中学生の翔。ある出来事をきっかけに、学校にも行けなくなってしまう。しかし、未知のスポーツ「セパタクロー」に出会い、血が沸騰するような興奮を覚える。そこから、自力で仲間を見つけ、はじめて兄に正面から挑んでいく──。不器用な少年が脱皮していく姿を、ほとばしる熱量と軽やかなユーモアで描く、第7回ポプラズッコケ文学新人賞大賞受賞作。
  • 夏空に、かんたーた
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第6回ポプラズッコケ文学新人賞大賞受賞作。審査委員長の那須正幹先生は「子どもの自主性や行動力を描いた作品に授与される本賞に応募作中で最もふさわしい」と選評で述べてらっしゃいます。 作品は、地元の小さな子ども合唱団「かんたーた」で歌う小学6年生のかのんを主人公にした物語。かのんの憧れはイタリアでオペラ歌手として活躍しているおじさん。しかし日本に戻ってきたおじさんに、かのんの憧れ心はみごとに破壊!
  • ニレの木広場のモモモ館
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 5年生の転校生、モカとモモ、そして4年生のカンタは、ぐうぜん出会ったその日から、児童館の掲示板にはる壁新聞「モモモ館」を作ることになった。取材やインタビュー、記事やコラムの執筆など、壁新聞作りに夢中になった3人は、思いがけない事件にかかわることになって・・・。子どもたちが初めて出会い本物の仲間となっていく喜び、仲間が同じ一生懸命さで一つのことに取り組む楽しさが、生き生きと伝わってきます!
  • はじめての夏とキセキのたまご
    4.0
    父親の突然の転勤で、都会から田舎へ引っ越すことになった五年生の世夏。新しい家の周辺は、お店も家も少ないし、信号もほとんどなく、あるのは山、山、山ばかり。引っ越し当日、世夏は、散歩にでかける。すると空き地にいたふたりの男の子と出会う。勇気をだして声をかけた世夏――この偶然の出会いによって世夏の日常が変わる……。 田舎で迎えることになった”はじめての夏”。そこにはキセキが待っていた!
  • 秘密基地のつくりかた教えます
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 4年1組の森田保に、暴れん坊で有名な2組の倉橋省吾が声をかけてきた。保の家の近くの工事の資材置き場で、捨てネコを見つけたという。ないしょでネコを飼いはじめた二人は、ネコとすごすためにコンクリートパイプの中でひと晩のキャンプを決行する。それが高じて、保の兄の助けのもと、今度はカブトムシがとれる裏山に本格的な秘密基地をつくることに…。自分たちだけの秘密の小屋をつくりあげる、特別な夏休みの物語。
  • ビター・ステップ
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小5の夏休みの終わり、あかりの家におばあちゃんがやってきた。明るく楽しい大阪人で、仕事もばりばりやってきたおばあちゃんとの生活を楽しみにしていたあかりだが、脳梗塞の後遺症で変わってしまったのを目の当たりにし……。 老い・変化という現実をつきつけられる怒涛の日々のなか、あかりに芽生える初めての感情――家族って、なに? ぶつかりあう家族が、ほろにがくもあたたかな一歩をふみだす、希望の物語。
  • ヘンダワネのタネの物語
    4.3
    サッカーが得意なクラスの人気者、イラン人のアリと、絵ばかり描いていて、「ヘンな女子」といわれる直。そんな二人がお互いの心の秘密に触れ合い、ぶつかり合い、そして・・・? イランのスイカ、ヘンダワネのタネが結びつけた少年と少女の物語。
  • ぼくはうそをついた
    4.5
    広島に住む小学校5年生のリョウタ。同居する祖父から、原爆で亡くなった祖父の兄ミノルの話を聞く。平和学習で資料館に行き、戦争は怖い、二度と繰り返してはいけないと思っていた一方、どこか遠い昔の出来事のようにも感じていた。しかし、祖父の話から興味を持ったリョウタは、亡き大おじミノルの足跡をたどろうと思う。 リョウタが憧れる女子バレー部のキャプテン、レイは共働きの両親にかわり育ててくれた曾祖母のことが好きだった。原爆で子どもをなくしている祖母は、時おり記憶がまだらになり、我が子を捜し始める。近所の子どもたちからも変人扱いされている曾祖母の姿を見るのは辛く、なんとか彼女を救いたいと思うレイだが――。 平和のために、今、私たちは何ができるのだろう――すべての人が幸せに生きられる世界へ、祈りをこめた物語。
  • むこうがわ行きの切符
    4.2
    けんか別れした友だちと未来で出会った。時間をさかのぼれるブレスレットの罠。魔女の屋敷にいたのは本当はだれ? ふとむこうがわの世界に行き、なにか変わって帰ってきた子どもたちの物語。
  • むこうがわの友だち
    3.0
    やさしかったはずのお友だちの、こわいささやき。(「紫音ちゃんとわたし」/あたしのお母さんは人魚です。いまは海に家出中。(お母さんは人魚姫))/テニスをやめなかったら、ぼくはあの子になっていた?(「ぼくは消えたくない」)/一人多いのは、うちのクラスのいたずらな学級わらし。(「ミズキとアオイの話」)など、6年1組のクラスメイトに起こるちょっと不思議な出来事たち。「むこうがわ」シリーズ第3弾!
  • モツ焼きウォーズ ~立花屋の逆襲~
    3.0
    小学6年生のタケルは、再開発のため商店街から立ち退きをせまられている「モツ焼き立花屋」の4代目。ある日、親戚のババ様から驚きの真実を告げられる。それは、立花家は忍びの血を継ぐ一族であり、姉や母は、代々伝わる不思議な石の力で妖術が使えるというものだった! 立ち退かせのプロ・横木の猛攻を前に、家族は一致団結してお店を守ることができるのか!? 第五回ポプラズッコケ文学新人賞の大賞受賞作品。
  • モーグルビート!
    3.7
    雪深い山村で自由奔放なスキーをしていた少女、一子がモーグルと出会い、ライバルや家族との衝突、初めての恋などを経験しながら才能を開花させていく、さわやかな成長物語。
  • 「リベンジする」とあいつは言った
    4.1
    ぼくたちがめがねを割ったせいで、けがをした江本。病院にあやまりにいったぼくに、江本はいった。 「きみたちは、うまく先生をだましたつもりでも、ぼくはそんなことで引きさがるつもりはないからね。必ずリベンジするよ」 その日から、ぼくと江本の奇妙な関係がはじまり、少しずつ、ぼくは江本のことがわかりはじめた──。新学期、みんなの前に立った江本が言った言葉とは? 気まずいできごとではじまった、二人の長い時間。仕返しよりも大事なことってなんだろう。 少し変わった友情の物語。
  • りんごの木を植えて
    4.1
    みずほは小学五年生。大好きな祖父にがんの再発がわかったが、祖父は「積極的な治療」は行わないという。なぜ? 「『たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はりんごの木を植える』という言葉を知ってるか?」祖父がみずほに語る。「明日世界がなくなるとわかってるのに、そんなむだなこと、なんでするの?」とみずほは理解できない。 大好きな絵や庭仕事でのびやかに暮らす祖父。みずほは「人間が生きること」を考える。
  • わたしの気になるあの子
    3.6
    女の子らしくしろと口うるさい祖父に反感を覚える瑠美奈は、ある日、クラスメイトの詩音が坊主頭で登校してきたことに衝撃を受ける。詩音は転校生で孤立していたのに、ますます浮いてしまう。実は詩音が坊主にしたのは、高校生の姉が時代錯誤な校則に抗議するために坊主にし、周囲から理解されないでいるのを助けたかったためだった。それを知った瑠美奈は、なんとかそんな詩音を助けたいと思うようになり…。
  • わたしの苦手なあの子
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 泳げないミヒロは、6年生になっても苦手なことからは逃げてばかり。 転校生の本間リサは、ツンとすましていてだれとも仲良くなろうとしない。プールはいつも見学。でもある日、ミヒロは、リサの秘密を知ってしまった。 仲良くなりたいと思うのに、話しかけてもリサは冷たいまま。小学校最後の夏休み、ミヒロは、苦手なリサを克服することに決めた──。 二人の女の子の、友情と成長の物語。

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