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なんでも万能な兄へのコンプレックスから、自分の殻にこもりがちな中学生の翔。ある出来事をきっかけに、学校にも行けなくなってしまう。しかし、未知のスポーツ「セパタクロー」に出会い、血が沸騰するような興奮を覚える。そこから、自力で仲間を見つけ、はじめて兄に正面から挑んでいく──。不器用な少年が脱皮していく姿を、ほとばしる熱量と軽やかなユーモアで描く、第7回ポプラズッコケ文学新人賞大賞受賞作。
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Posted by ブクログ
「セパタクロー」って聞いたことありますか?
「セパ」はマレー語で「蹴る」、「タクロー」はタイ語で「(籐で編んだ)ボール」という意味の合成語で、その名のとおり、ボールを蹴りあうスポーツです。
主に3人対3人でネットを挟んで手や腕を使わず足や頭を使って相手コートに返しあい得点を競うスポーツです。
日本では、競技人口約2,000人のマイナースポーツですが、「空中の格闘技」と言われるくらい足技による空中戦やネット際での攻防、サーブでの駆け引きなどスリリングで迫力がある試合展開です。
この物語は、不器用で2歳上の優秀な兄と比較され、部活でもいじめに遭い不登校となった中学生の翔(カケル)がセパタクローが得意な小学生のレンに出会い、セパタクローの魅力に目覚めていきます。
そして、セパタクローを通じてできた仲間たちと一生懸命練習に励み、試合での勝利を目指します。
物語の中で、セパタクローのルールや技、動き方などが自然な形で描かれており、全くルールが分からない方でもストーリーごと楽しめます。
マイナースポーツでありながらも魅力たっぷりのセパタクローの世界をちょっと覗いてみませんか?
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