社会・政治作品一覧

  • 10のポイントで考える日本の成長戦略
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    日本経済がデフレを脱却していくには、金融政策だけではなく成長戦略も不可欠。本書はその成長戦略の具体化へ向けた政策提言集。自由主義的で市場重視、個々の民間企業が経営戦略を立てる際の判断材料としても活用できます。序章では日本経済の将来像を田中直毅氏によるダイナミックな視点で提示。各章では具体的な問題提起と提言をシンプルなカラー図表(※)を交えてわかりやすく解説しています。 ※カラー表示できる端末、ビューアに限ります。 【主な内容】 はじめに 序 章 世界から敬意を払われる日本ブランドと活力ある経済空間の形成 第1章 環境・エネルギー――エネルギーの安定供給と最適利用 第2章 R&D、技術立国――重点化で成果拡大 第3章 大災害への備え――ガバナンスの議論が不可欠 第4章 社会保障制度――若者の負担軽減をどう図るか 第5章 TPPと農業――強い産業への脱皮は可能 第6章 人材育成・教育(就業前) 第7章 教育・人材育成――国際競争で勝てるスキルとは 第8章 金融・起業:IPOの活性化と情報産業としての金融機関の役割 第9章 わが国のサイバーセキュリティ政策に対する提言 第10章 外交・安全保障
  • 10のポイントで考える日本の成長戦略<分冊版>(1)
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    日本経済がデフレを脱却していくには、金融政策だけではなく成長戦略も不可欠。本書はその成長戦略の具体化へ向けた政策提言集。自由主義的で市場重視、個々の民間企業が経営戦略を立てる際の判断材料としても活用できます。序章では日本経済の将来像を田中直毅氏によるダイナミックな視点で提示。各章では具体的な問題提起と提言をシンプルなカラー図表(※)を交えてわかりやすく解説しています。 第1巻は、序章と「第1章 環境・エネルギー───エネルギーの安定供給と最適利用」を収録。 ※カラー表示できる端末、ビューアに限ります。 【主な内容】 はじめに 序 章 世界から敬意を払われる日本ブランドと活力ある経済空間の形成 本 章 環境・エネルギー――エネルギーの安定供給と最適利用
  • 18歳からの格差論―日本に本当に必要なもの
    4.1
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の格差の有り様と原因に独自の角度から光を当て、「必要原理」にもとづく大胆な財政戦略を提唱する井手英策教授が、若い人たちのためにデータを駆使して訴えるまったく新しい啓蒙書。 【主な内容】 1 「格差是正」に心が動かない僕たち ■格差を是正したいですか? ■税への抵抗が強い社会は、誰かのための負担をきらう「つめたい社会」 ■貧困にあえぐ人びとを「見て見ぬふりする社会」を僕たちは生きている 2 日本人の不安の根っこにせまる 「3つの罠」、そして「分断社会」 ■社会全体を覆っている「弱者へのつめたいまなざし」 ■中間層が貧しくなり、弱者へのやさしさが失われた ■「自己責任社会」では、「成長の行きづまり」が「生活の行きづまり」になる 3 分断社会・日本 「失われた20年」、何がいけなかったのか? ■分断社会・日本 ■池田勇人首相の思想――自分で働き、自分の足で立つことこそが重要 ■小さな政府、貧弱な社会サービスこそ、高い貯蓄率を生んだ大きな原因 4 中高所得層も納得して格差是正ができる「必要の政治」とは? ■「救いの手」は救済であると同時に、確実に、そして深く、人間を傷つける ■人間を信じられず、成長できない社会を望みますか? ■発想の大転換、思い切って中高所得層も受益者にする 5 人間の違いではなく、人間の共通性に想いをはせてみませんか? ■「必要の政治」は「お金なんかで人間を評価しない」という哲学 ■「必要の政治」とは、受益感を高めながら租税抵抗を緩和するという戦略 ■「バラマキだ!」と批判し思考を停止させる、そんな政治を終わらせる
  • 18歳からの政治の教科書 メディアに踊らされない賢い有権者になろう
    -
    1巻880円 (税込)
    いままで誰も教えてくれなかった政治の話が満載。 政治に興味のある人、これから初めて選挙に行く人、必読の書。 ・選挙に行かない人は損をしている? ・騎馬民族の衆議院、農耕民族の参議院 ・法律ってこうやってできるんだ ・選挙はお祭りのようなもの ・政治家と仲良くなるのは思ったより簡単 ・近代史が分かると政治は面白い ・民主主義って実は厳しいルール
  • 18歳からの民主主義
    3.2
    これから初めて投票に行く人も、しばらく行っていない人も。この本は、そんな人たちのための本です。憲法、景気、雇用、教育、医療、税金……。問題山積みの日本社会。選挙って何? ミンシュシュギって何? そのポイントを、専門家たちがわかりやすく解説します。18歳から101歳まで、あらゆる世代の熱い思いを込めた、自分の意思を社会に生かすガイドブック。

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  • 18歳選挙権ガイドブック
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    テレビでおなじみ、ベテラン教授の政治学講義を1冊に。写真と図表をふんだんに使いながら、民主主義の歴史をひもとき、18歳選挙権の本質をわかりやすく解説します。選挙と民主主義について考えるとき、とりわけ若い有権者に読んでほしい1冊。60点以上の写真やイラストも使用して、わかりやすさを心がけました。
  • 「18歳選挙権」で社会はどう変わるか
    3.0
    2016年より施行される「18歳選挙権」制度。選挙権年齢引き下げを契機に「10代からの政治参加」の是非が問われるなか、「18歳選挙権」はどのようなプロセスで社会の変革に寄与し得るのか。本書では、「子どもの主権者教育」の第一線の研究者であり、長きにわたり教育の現場に携わってきた著者が、「18歳選挙権」の導入の経緯と問題点や、中高生の政治教育を阻む政治的中立性の壁、著者も積極的に取り組む「模擬選挙」の実状、そして本制度を起爆剤とした若者の政治参画への展望に関して、わかりやすく解説、提言する。【目次】はじめに/序章 子どもに政治の話はわからないのか?/コラム1 18歳選挙権で当落に影響が?/第一章 「18歳選挙権」制度の経緯と展望/コラム2 SNSと一八歳の政治活動・選挙運動/第二章 主権者教育を阻む「政治的中立性」の壁/コラム3 「公共」とはどんな教科?/第三章 「模擬選挙」とは何か/コラム4 『ドメイン投票方式』とは何か/第四章 一八歳“まで”の政治参加――社会全体で育む子どもの主権者意識/コラム5 子ども・若者が支持するのは保守? 革新?/終章 政治を変えることは、教育を変え、社会を変えること/おわりに/主要参考文献/「政治教育」関連サイト一覧
  • 18歳選挙権で政治は変わるのか
    値引きあり
    4.0
    選挙権年齢が18歳になり、新たに誕生する有権者は240万人。若い世代が自分たちの意見を、政治に活かすチャンス到来! しかし、「たかが1票で何か変わるの?」「政治なんて興味ない」というムードが漂うのも現実だ。投票したい政党がない。そもそも、世代を代表する若い議員の数が少ない。これでは、無力感は増すばかり------? でも、このまま無関心でいいのだろうか? 1票では何が変わるかわからないが、1票さえも投じなければ、何かが変わるチャンスすらないのだ。 若者政策のために政治家を動かすには? SNSの選挙運動でできること/できないこと? そもそも民主主義とは? 大人もあまりわかっていない選挙制度を、リアルな政治の現場で働く「政策秘書」が紹介する。
  • 18歳選挙世代は日本を変えるか
    3.5
    2016年7月の参議院選挙から、18歳の投票が始まる。 中国の雨傘革命や台湾の総統選挙、アメリカの大統領選党員集会でのサンダースの躍進など、近年若者によって国政が動いている。 若者研究の第一人者である著者が18歳のリアルから、日本の未来を大胆予測。 「変化点」がどこなのかをあぶりだす。
  • 18歳になる君へ 政治家という選択
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    石破茂・第103代内閣総理大臣、激賞! 「政治は特別な人のものではありません。 意欲と覚悟ある若者が 政治家を目指せる国でなくてはならない。 血縁も地盤も資金もないところから、 25年以上戦ってきた細野豪志君が 経験の全てを記した本書が、 若者に門戸を開くでしょう」 現役衆議院議員による初の試み 政治家になるまでと、就任以後の実体験を 全部詰め込んだ完全ガイド&ナビゲーション 誰にも投票したくない こんな候補者には任せられない―― そんな思いを持っているなら 自分自身が出馬するチャンスかもしれない 社会を変えたい、誰かの力になりたい―― そんな思いを持つ若者が少なくない今 あえて言おう、 政治家になってみないか? 自ら起こしたスキャンダル 東日本大震災の対応への批判 旧民主党離党 希望の党での失敗 自民党入党…… 挫折多き議員経験25年だったからこそ 知ることができた政治のリアル 選挙権を持つ「18歳」になる君たちへ―― 政治家の真実を知るために 政治家を目指してほしい人のために 語りかけるように記す書 第1部 政治家になるまで――志のすべて 第2部 政治家として生きる――当選後の現実 第3部 政治家の使命――社会と未来にどう向き合うか 公に全身で関わる なぜ選挙は大切なのか 参議院議員選挙で何を選ぶか 政治家になるための進路 世襲政治家について ポスター貼りと電話作戦 選挙で逮捕されたりしないのか 政治家はつらいよ 政治家のふところ事情 SNS時代の政治家の生き残り戦略 なぜ私は政党を変えたのか 政治家とメンタルヘルス 情報公開と説明責任の果たし方 国を守るということ 政治家のセカンドキャリア……他 全22章と、19本の実践的コラムで構成
  • 一八世紀の秘密外交史:ロシア専制の起源
    -
    「ロシアが欲しいのは水である」 資本主義の理論的解明に生涯を捧げたマルクス。彼はこの『資本論』に結実する探究の傍ら、1850年代、資本の文明化作用を阻むアジア的社会の研究から、東洋的専制を発見する。 他方、クリミア戦争下に構想された本書で、マルクスはロシア的専制の起源に東洋的専制を見た。ロシア社会の専制化は、モンゴル来襲と諸公国の従属、いわゆる「タタールの軛」(1237-1462)によってもたらされたと分析したのである。 このため、マルクスの娘、エリノアの手になる本書は歴史の闇に葬られ、とりわけ社会主義圏では一切刊行されなかったという。 とはいえ、東洋的専制という問題意識は、その後、本書の序文を書いたウィットフォーゲルによって深められた。 フランクフルトの社会研究所で頭角を現した彼は、『オリエンタル・デスポティズム』(1957年)に収斂していく研究で、専制の基底に大規模灌漑を要する「水力世界」を見出し、さらに、ソ連・中国の社会主義を東洋的専制の復活を見た。 ウクライナ戦争が長期化する中、ロシアの強権体質への関心が高まっている。本書収録「近代ロシアの根源について」は今こそ読まれるべきだ。
  • 住民・上司・議会に響く! 公務員の心をつかむ文章講座
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ◎どんな部署でも必ず役立つ、相手を"動かす"文章のコツ! 広報紙・HP等に載せる住民向けのメッセージから、新規事業を企画立案する際の起案文、さらには議会答弁書まで、読み手の心をつかむための文章術をわかりやすく解説。 ・感染症対策で住民にワクチン接種を呼びかける ・災害時に迅速な避難を促す ・新たな事業企画について上司に承認してもらう ・事業を円滑に進めるために地元議員の理解を得る こうした様々な場面で役立つ、行動経済学を取りいれた文章の書き方が身につく! 住民や上司・議員が首をタテに振ってくれなかった困難な案件も、心をつかむ文章を書けば、動き出す。 好評前著『一発OK!誰もが納得!公務員の伝わる文章教室』に続く第2弾!!

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  • 住民の心をつかむ自治体チラシ 仰天!ビフォーアフター
    -
    行政がつくるチラシの改良ビフォーアフターを載せた自治体チラシの作成・改良指南本。 足立区では、全部署が出すチラシ・ポスターなど1枚1枚を当課と区長がチェックし改良を重ね、その結果、 様々なイベント等の集客率が大幅アップするなど効果をあげている。 本書では、実際のチラシをもとにどのように改良したのか、またその狙いはどこか、その結果どのような効果 があったのかを見開きで掲載。 これにより、各自治体の担当者は内容ごとに必要なチラシをつくることができ、また従来のチラシの修正 のポイントを知ることができる! さらに、上司へ説明する際、新しくチラシをつくる際のサンプル集としても最適な本!

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  • (8)重要問題101問 第7次改訂版 憲法・地方自治法・地方公務員法・行政法
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    昇任試験に出題される憲法・自治法・地公法・行政法のなかで、出題頻度が最も高い設問だけを厳選して1冊にまとめた、便利な問題集。 仕事が忙しくて学習時間を確保できない、あるいは直前期の総まとめをしたいという受験者にオススメ! 今改訂では、最新の憲法判例を反映し、令和6年までの自治法・地公法の改正に対応した。 【「101問シリーズ」の特徴】 ○ 実際に出題された昇任試験をもとに、必須101問を厳選収録! ○ 出題頻度の高さを☆、☆☆、☆☆☆で表示! ○ 左ページに問題、右ページに解説の見開き。豊富な解説で参考書不要!

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  • (8)重要問題101問 第6次改訂版
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    平成29年公布の自治法・地公法改正に対応!昇任試験に出題される憲法・自治法・地公法・行政法のなかで出題頻度が最も高い設問だけを厳選して1冊にまとめた、便利な問題集。 仕事が忙しくて学習時間を確保できない、あるいは直前期の総まとめをしたいという受験者にオススメの本! 今改訂では、最新の憲法判例を反映し、平成29年公布の自治法・地公法の大改正に沿って設問を差し替えるなどして、大幅手直しを加えた。

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  • 14歳から考えたい セクシュアリティ
    3.0
    わたしたちが誰であるかを示すのに《性的なこと=セクシュアリティ》が重要だと考えられるようになったのは、なぜでしょうか。 きわめて個人的な《性/ジェンダー》の問題がいつも政治に結びついていることに目覚めた人たちがとった行動とは? 差別や分断、偏見や誤解にまみれた過去をふりかえり、そこから多様性にあふれた未来をえがく。 現在のわれわれの立ち位置を把握するためにも重要な《性》と《アイデンティティ》の歴史。
  • 14歳から考えたい 貧困
    3.0
    オックスフォード大学出版“Very Short Introductions”シリーズは1995年に刊行が始まり、現在も続々と新たなトピックを世に送り出している知的教養シリーズ。そのなかでも近年とくに注目されているホットイシューや近現代史のトピックを取り上げる。 本書では世界的に、そして近年は米国や日本など先進国でもその根深さ、深刻さが表面化している「貧困」問題。 経済格差の拡大やジェンダーの問題とも密接な貧困の現状を、世界的な視野から具体的な政策レベルに落とし込んで分析、その解決へのステップを模索する一冊。
  • 14歳から考えたい 暴力
    -
    ヒトの攻撃性は、はたして〈生まれつき〉か、それとも育った環境で〈獲得されるもの〉か――。 一対一の決闘では、相手にはそれ相応のケガを負わせ、逆に自分の損傷は小さくしたいと だれもが考えるが、人類のこぶし(手)と顔はまさにそうなるよう進化したという説もあるとか。 〈暴力〉は人類が太古からもっている特徴のひとつで、時代や地域をとわず存在してきたが、 あらゆる集団や個人が一様に暴力的ということはなく、各時代・各地域によって〈差〉がある。 また一般的に、時代をさかのぼるほど暴力的だったと、とりわけ欧米では考えられているが、 近・現代史をたどることで本書は、かならずしも暴力が減少しているとはいえないと主張する。 対人暴力やジェンダー暴力、集団的暴力や宗教的暴力、過去から現代の暴力まで、多様な暴力に光をあて、それこそ暴力について多様な考え方があることを知る一冊。
  • 14歳から考えたい 優生学
    4.5
    優生学とは、ひとことでいえば、優れた血統をのこし、劣った血統をなくすことで、人類全体の質を向上させようとする思想です。それは、ナチスドイツだけのものではないし、過去のものでもありません。かつては世界の多くの国でおこなわれ、いまも根強くその考えはのこっているのです。(本書「訳者によるまえがき」より) 前世紀、世界各地で政治をまきこむ運動となった優生学。その短くも変化にとむ歴史をひもとき、優生思想の呪縛がいまだに私たちをとらえてはなさない実態を明らかにする。 自分をとりまく「世界」がどんな難題をかかえているか。それはなぜ起こり、どうしたら解決できるのか。 知るだけで自分も世界も変わる。オックスフォード大学出版局「ベリー・ショート・イントロダクション」シリーズ第2弾。
  • 14歳からのSDGs――あなたが創る未来の地球
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 SDGs達成期限の2030年に国際社会の主役となる中学・高校生が、世界のいまを知り、自らの未来を考えるためのガイドブック。元・現役ユニセフ職員の執筆陣が、現場での経験を活かして、豊富な事例と臨場感にあふれた解説で語りかける。
  • 14歳からの政治入門
    4.1
    1巻1,120円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ、選挙に行かないと損をするの? 消費税25%でも不満がない国があるって本当? 国民が国の借金を支えているって、どういうこと? 国会議員の選挙が日々話題になる昨今、 ジャーナリストの池上彰さんが、 「なぜ、世の中に“政治”が必要なのか」 「そもそも“政治”とは何なのか」を解き明かします。 本書のもとになったのは、東京・三鷹市の中学校で 2日間にわたって行われた特別授業。 「大統領と首相って何が違うの?」 「共産主義ってなんですか?」 「少数派の意見を聞かないのは不公平じゃないですか?」 池上先生を待ち構えていた生徒たちから、 鋭い質問が次々飛び出し、授業は白熱。 どんな質問にも、わかりやすく答えてくれる 池上先生の「政治入門」講義は、 14歳の視野をどんどん広げ、 世の中の仕組みをリアルに伝えてくれるものでした。 ●選挙に行かないと、損をする。 ●消費税25%でも不満のない国がある。 ●国の借金を国民が支えている。 街の道路工事の話から、 イギリス、アメリカ、北朝鮮の話まで、 今を生きる日本人に必要な基礎知識が ぎゅっとつまった特別授業のあと、多くの生徒たちが 「18歳になったら必ず選挙に行きます」と決意。 今まで関係ないと思っていた「政治」が急に身近な問題になり、 自分たちの未来につながる暮らしの一部だということが 実感できたようです。 本書では、この特別授業を補完し、再編集。 愉快な4コマとともに「政治」の世界へご案内します。 この本を読む前と読み終わった後では、 世の中の見え方が違ってくるはずです。 (イラストレーション=白根ゆたんぽ)
  • 14歳からの戦争論
    5.0
    1巻733円 (税込)
    西部邁が中高生に向けて語り尽くす!なぜ戦争は起こるのか、平和とは、憲法とは、そして、60余年前の戦争は何だったのか!?国際社会や核にもやさしく言及する注目の一冊

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  • 14歳の子を持つ親たちへ
    3.6
    いったいこの時代に子を持つというのはどういうことなのか。「子どもたちの暴走」にどう対処すればいいのか……。思春期の子どもたちと日々向き合う精神科医と、「成熟」や「学び」について考えつづける仏文学者が徹底的に語り合う。役割としての母性、「子どもよりも病気な」親たち、「ためらう」ことの大切さ、脳と身体の関係など、意外な角度から親子の問題を洗いなおす。少しだけ元気の出る子育て論。

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  • 16歳のデモクラシー
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    「高校での勉強は、人生に役立つ教養だ――」 民主主義を根源的に考える世界レベルの教養ゼミ。ファシズムに対抗しうる知の力とは。 「君たちが社会で活躍するころには、 日本のファシズム傾向は今より強まっているかもしれない。 過去の歴史を知ることは、現在を読むために必要だ――」 インテリジェンスの泰斗が高校生たちに呼びかけ、学校での授業内容をベースに世界と社会の見方を伝える。 デモクラシー論の古典であるラインホールド・ニーバー『光の子と闇の子』をテキストに、 ときに英語原文にもあたりながら、デモクラシーの本質を探究していく。 高校での勉強や大学入試のさらにその先を見据えた、たしかな教養を身につけるための全4講義。 力強く歩みだすための知力とはなにか。学びはじめ、学びなおし、学びつづける知的メソッド。 【目次より】 第1講 歴史の年号はなぜ重要なのか 第2講 デモクラシーの起源 第3講 世界戦争が起きるメカニズム 第4講 未来を見通す力をつける
  • 受援力
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    受援力(じゅえんりょく)とは、困ったときに誰かに助けを求めることができる力のこと。介護に直面したときに大切なのは、この「受援力」を発揮することです。 ある日突然、介護に直面すると、生活が一変してしまい、どうしていいかわからない状況に追い込まれ、精神的に追い詰められてしまう人も少なくありません。 介護はプロの力を借りることができますし、利用できるサービスもいろいろあります。すべてを自分で抱え込む必要はないのですが、「人に助けてもらう力」が弱いと、自分で何とかしようとしてしまいます。一時的なことなら、それでもいいかもしれませんが、介護は終わりが見えません。潰れてしまうことなく、「仕事や学業や家事」と「介護」を両立させながら乗り切っていくためには、周りにある資源を有効に活用し、頼っていくことが必要なのです。 本書は元日本テレビのアナウンサーであり、 “元祖ヤングケアラー”とも呼ばれる著者・町亞聖さんが、介護に追い詰められてしまわないために、すべてのケアラーに伝えたいことを詰め込んだ渾身の書き下ろしです。 自身の介護経験を述べつつ、大変な状況に置かれているケアラーを慮りながら、「突然直面する介護への心構え」や「介護と仕事・学業との両立」など様々な切り口から介護生活を乗り切るためのヒントを熱く語ります。 著者自身が大変な介護を乗り越えたからこそ発せられる言葉には、抜群の説得力があり、心に響きます。すべてのケアラーの心にしっかりと寄り添ってくれるに違いない1冊です。

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  • 授業・校務が超速に! さる先生のCanvaの教科書
    4.4
    1巻2,090円 (税込)
    Canvaが教師の仕事を変える! 配布物や掲示物、さまざまな学級ツールが超カンタンにつくれるようになる!  授業で子どものアウトプットにも使える!  このCanvaを使った超時短な仕事ノウハウを一挙公開! いま、先生たちの間で人気の高いアプリ「Canva」。 本書はCanvaを使ってどんなことができるのか、 どんなものを作れるのか具体的にたくさんの事例を紹介。 とても素敵なデザインのものがすぐ作れる Canvaの魅力、使い勝手がこの1冊でわかる!

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  • 受験と進学の新常識―いま変わりつつある12の現実―(新潮新書)
    3.9
    激変を続ける受験の世界。国公私立に海外進学、幾多の塾・予備校……親子の目の前に広がる選択肢は多様化の一方だ。いま勢いのある学校や塾は? 東大生の3人に1人が小学生でやっていたこととは? 受験に勝つ子の「3条件」とは? 東大医学部合格者の6割超が通った秘密結社のような塾がある……? 子供の受験・進学を考えるようになったら真っ先に読むべき入門書、誰も教えてくれない“新常識”が明かされる。
  • 10年で激変する!「公務員の未来」予想図
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    公務員の副業解禁、従来の公務員試験廃止、基礎自治体では応募者数日本一といったニュースで話題の生駒市。その仕掛け人であり、自治体のトップランナーとして先端をひた走る生駒市長が、最新の自治体政策をふまえつつ「公務員の未来」を大胆予測する!

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  • 寿命を自分で決める時代 (Hanada新書 009)
    3.0
    アメリカでは「老化=病気」が常識に!! 2035年に実現する「若返り」の最新科学を慶應大学医学部特任講師・気鋭の若手老化研究者が具体的に解説 衝撃の近未来!世界はなぜいま「若返り」に莫大な投資をするのか? 「若返り科学」の最前線 ●細胞は完全にリセットできる! ●突き止めた老化を制御する仕組み ●エビやホタテやアスピリンも寿命を延ばす ●糖尿病薬がアンチエイジングに ●若返りに寄与する「チョコラBB」 ●老化細胞を除去するワクチン ●五輪で金メダルを獲る人生も選択可能 ●イーロン・マスクの脳インプラントが実現する奇跡
  • 自由 上
    3.8
    アンゲラ・メルケルは16年にわたりドイツ政府の首長としての責任を担い、その行動と態度で、ドイツ、ヨーロッパ、そして世界の政治をリードしてきた。メルケルは本書を通じて、1990年までの旧東ドイツ、そして1990年からの再統一されたドイツというふたつの国家における自身の半生を振り返っている。東ドイツ出身の彼女が、どうやってCDUトップの座に躍り出て、統一ドイツ初の女性首相になれたのか? なぜ西側諸国で最も影響力の強い政府首脳のひとりに数えられるようになったのだろうか? 彼女はいったい何をしたのか? 本書のなかで、アンゲラ・メルケルは首相府での日常に加え、ベルリンやブリュッセルやほかの場所で過ごした、極めて重要かつドラマチックな昼や夜について言及している。国際関係における長い変化の流れを描写し、グローバル化された世界で複雑な問題を解こうとする現代の政治家がどれほどの重圧にさらされているのかを明らかにする。読者を国際政治の舞台裏に招待し、個人間の会話がどれほどの影響力をもち、どこに限度があるのかを示す。 アンゲラ・メルケルは対立が激化する時代における政治活動の条件を振り返る。彼女の回顧録を通じて、読者はほかにない形で権力の内側を垣間見ることができるだろう。本書は「自由」への重要な意志表明だ。
  • 自由か、さもなくば幸福か? ──二一世紀の〈あり得べき社会〉を問う
    4.3
    日本でも犯罪不安が高まり、監視が強化されている。幸福な人生への私たちの欲望が、こうした社会を生み出した。しかしそこでは、言われなき差別が助長されかねない。ならば、どのような社会が望ましいのか? この問いに応えるべく、本書はまず「個人」の自律性が夢見られた一九世紀システムにまで遡り、それが機能不全を起こし、個人の能力不足を社会システムが補うようになった二〇世紀の苦闘と幻滅を描き出す。「自由」と「幸福」という両立し難い価値のうち、私たちは、どちらをどのような理由で優先させるべきなのか。二一世紀の〈あり得べき社会〉を、正義という観点から構想した社会哲学の書である。
  • 自由主義の危機―国際秩序と日本
    -
    過去70年間、日本はアメリカ主導の自由で開かれた国際秩序から、最も利益を得てきた国の一つである。中国も1970年代以降、この秩序の最大の受益国の一つに加わり、数億人の市民を貧困から救い出すことができた。  アジア太平洋地域の発展を支えた、このような自由で開かれた国際秩序とは、アメリカが保証するハードパワーを背景に、開かれた形で国家間の関係を治める一連のルール、規範、そして制度をいう。それは安全保障秩序、経済秩序、人権秩序という三つの柱から構成される。ところがアメリカのトランプ政権はこの秩序を自ら破壊しつつあり、それは国際秩序をめぐって日本が抱える根本的なジレンマを露呈させることになった。  本書は、安倍政権下の政策を分析・評価し、政治的・社会経済的な制約を考慮しつつ、アジア太平洋地域における自由で開かれた国際秩序を守り、 それを改革するために日本はどうすべきかを提案する。
  • 自由という牢獄 責任・公共性・資本主義
    4.7
    現代社会を覆う閉塞感は,どこからくるのか.大澤自由論の理論的な輪郭が最もクリアに提示される主著が文庫に.「自由の牢獄」「責任論」「〈公共性〉の条件」の三つの章と,ドストエフスキーも援用しながら自由の困難の源泉を探り当て,〈自由〉の新しい概念を提起する章とで構成.河合隼雄学芸賞受賞作.

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  • 自由と解放を求める人びと
    -
    共感し、葛藤する闘い――公民権運動の多面性! 多様に展開された公民権運動の側面を四人の女性の生き方から見る第一部、非黒人のカトリック教徒とユダヤ教徒、同性愛者が関係する運動との繋がり方を探った第二部、そして人種という「創られた」概念で差別化されたアメリカ社会の歩みを概観する第三部により構成される。 目次 はしがき  第一部  第一章 公民権運動の祖母たち──メアリ・C・テレルと     ナニー・H・バロウズの場合……岩本裕子(浦和大学教授) 第二章 アトランタの黒人女性を動員した草の根公民権運動         ──ルビー・パークス・ブラックバーンの     有権者登録活動を通して…………西崎 緑(熊本学園大学教授) 第三章 「誰のための民主主義か」──ロスアンジェルスにおける     長い黒人自由闘争とシャーロッタ・バス……土屋和代(東京大学准教授)  第二部  第四章 カトリック教徒による人種平等を求める闘い         ──マーガレット・ “ ペギー”・ローチを     事例として…………………………佐藤千登勢(筑波大学教授) 第五章 ユダヤ人の公民権運動への参加とホロコースト     ──マリオン・イングラムを中心に……北 美幸(北九州市立大学教授) 第六章 警察暴力とマイノリティ間の連帯         ――ハリー・ヘイのゲイ・アクティビズムと黒人自由闘争、     1930 年代~1969 年………………………兼子 歩(明治大学専任講師)  第三部 第七章 「社会的構築物としての人種」概念に基づく通史的展望の意義     ──五つの設問を媒介に駆け足でアメリカ史を     概観する試み………………………………川島正樹(南山大学教授) あとがき 索引(人名+歴史事項)
  • 自由とセキュリティ
    3.0
    安全への渇望か――。 それとも、多様性の重視か――。 私たちはいったい何を望んでいるのだろうか? ミルやホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の思想家の名著から“今”を読む 【推薦コメント】 人権か、覇権か。究極の難問に答える先人たちのエッセンスが詰まっている。 政治学者・姜尚中氏より 一流の思想を学ぶことは、三流の思想に囚われないためのセキュリティになる。 憲法学者・長谷部恭男氏より 【内容】 新型コロナ・ウイルス感染症の蔓延やロシアのウクライナ侵攻以降、人々が強く欲したセキュリティ。しかし、それと引き換えに脅かされたのは、自由と多様性だった――。 本書は、権力論・自由論研究の第一人者である著者が、ミルやホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の政治思想家の名著をアクチュアルに読解。 権力の一元化への衝動が強まる昨今の状況に一石を投じる。 真偽不明な情報や言説が飛び交う中、よりよく生きるための羅針盤は、古典の言葉にこそある。 【目次】 第1章:ミル『自由論』を読む 第2章:ホッブズ『リヴァイアサン』他を読む 第3章:ルソー『社会契約論』他を読む 第4章:バーリン「二つの自由概念」他を読む 第5章:シュミット『政治的なものの概念』を読む 第6章:フーコー『社会は防衛しなければならない』を読む
  • 自由とは何か 「自己責任論」から「理由なき殺人」まで
    4.2
    「自由に倦んだ」時代に問う、渾身の論考! 自己責任や援助交際、殺人を巡る議論など、自由にまつわる問題に様々な角度から切り込み、現代社会・思想が陥っている「自由のジレンマ」を乗り越える方法を探る。(講談社現代新書)
  • 自由と民主主義をもうやめる
    3.7
    アメリカの金融破綻は、自由と民主主義の名の下に個人の飽くなき欲望を肯定し、グローバル化を強引に主導してきたアメリカ的価値の破綻でもあった。それに追随し、経済だけでなく政治、人心のあらゆる局面で崩壊の危機に瀕する日本。もはやアメリカとの決別なくして再生はありえない。今こそ、「私」ではなく「義」を、「覇権」ではなく「和」を是とする日本的価値を、精神の核に据え直すときなのだ。今日の危機に早くから警告を発してきた思想家があらためて問う「保守」という生き方。
  • 「自由な国」日本「不自由な国」韓国~韓国人による日韓比較論~
    -
    《累計70万部突破!》書きたいことが書ける。反論の場がある。オタク文化、軽自動車、整体、ビジネスホテル、コタツがある。桜と富士山を同時に眺められる…… 新書版のための新章【道徳も法律も、「自由な国」のために存在する】加筆! 日本での日常、ときどきラムザイヤー教授の論文 「日本で暮らせて幸せです」 ・韓国では「異なる主張」は学問の価値なし・『鬼滅の刃』が日本でウルトラスーパーデラックスなヒットを記録した理由・日本の「手指消毒剤」の成分で騒ぎが起きないことに感嘆・日本のコロナ対策は「都市封鎖のZENアートだ」・日本の「軽自動車」と韓国の「軽車(ギョンチャ)」・韓国のオタク文化が成熟しないのは「愛が足りない」から・日本の整体インフラは天国・韓国人は「自分」より「韓国人らしさ」が優先される……ほか ※本書は、2021年5月に刊行された『「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国』に新章を加え、改題し、新書化したものです。
  • 自由の限界 世界の知性21人が問う国家と民主主義
    3.6
    エマニュエル・トッド、ジャック・アタリ、マルクス・ガブリエル、マハティール・モハマド、ユヴァル・ハラリ……。世界の知性21人は混迷を深める世界と人類の明日をどう見るのか。民主主義のあり方も、米中の覇権競争の行方も、グローバリズムの帰趨も、いずれも答えは一つではない。そして、一つではないからこそ、耳を傾ける価値があり、考える価値があるのだ。 第1部 「予言者」であることは難しい――エマニュエル・トッド 第2部 それでも欧州に期待する 第3部 「アラブの冬」と「帝国」の再興 第4部 世界の軸はアジアに 第5部 コロナ以後
  • 自由のこれから
    3.7
    人間がテクノロジーに管理される、暗い未来を乗りこえる―― ベストセラー『マチネの終わりに』著者が挑む、人間×自由の可能性とは。 人工知能、自動運転、ドローン、ビッグデータとレコメンド機能…… 技術の進化によって、私たちの生活からは「自分で選択する機会」が失われつつある。 人間の自由意志はどこへ向かうのか? 予測不可能な未来と、その過渡期を乗りこえるための、新しい自由論。 田川欣哉氏(Takram代表)、 大屋雄裕氏(慶應義塾大学法学部教授)、 上田泰己氏(東京大学大学院医学系研究科教授)―― 現代の「自由」をめぐる三人の専門家との対談を収録。
  • 自由のジレンマを解く グローバル時代に守るべき価値とは何か
    3.0
    1巻880円 (税込)
    人間関係が固定的で、個人の責任とは集団の中で与えられた役割を果たすこととみなされる「武士道型」の社会から、グローバル化によって人間関係が流動的な「商人道」型の社会に移行している現代においては、個人の責任は自らの自由な選択に対して課されるようになる。このような時代にフィットすると思われる思想はリバタリアンの自由至上主義であるが、リバタリアンは福祉政策にも景気対策にも公金を使わないことを主張することが多い。これらの政策はいかにして正当化されるのか。また、様々な文化的背景を持つ個々人の「自由」の対立は解決できるのか。かつてマルクスは、文化の相違をもたらす、人間のさまざまな「考え方」による抑圧を批判し、単純労働者による団結・調整により自由は現出すると考えたが、労働の異質化が進んだ現代ではその展望は実現しない。しかし、アマルティア・センの提案が大きなヒントになる――。俊英の理論経済学者が、現代の新たな自由論を構築する。

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  • 自由の奪還 全体主義、非科学の暴走を止められるか
    4.0
    ●コロナ禍で揺らぐ民主主義、デジタル化で広がる経済格差…… ●「社会の分断」に対処し、信頼ある社会を築くことができるか? ●世界の知性9人が説く「自由と民主を取り戻す」ための提言! 新型コロナウイルスは、民主主義国家における政治指導者たちのリーダーシップの欠如を容赦なく露呈させ、同時に、デジタル経済の発展と絡むかたちで、世界の格差拡大を著しく助長した。さらには「個」の孤立が新たな不安を引き起こし、巷には陰謀論の数々があふれた。インターネットやSNSでいくらつながっていても、それだけでは「信頼感のある社会」を築くのは難しい。これから人類は、国際的連携や信頼ある社会を、どのように取り戻していくべきだろうか? 本書は、国際ジャーナリスト・大野和基氏が9人の「世界の知性」に、「自由と民主の危機」の解決のヒントを訊ねた論考集である。多様な背景を持つ彼ら彼女らの最先端の知見には、我々が未来への希望や目的を失わないようにするための答えがあるはずだ。 【著者】アンデシュ・ハンセン、ロルフ・ドベリ、ジャック・アタリ、ネイサン・シュナイダー、ダニエル・コーエン、ダグラス・マレー、サミュエル・ウーリー、ターリ・シャーロット、スティーヴン・マーフィ重松 【インタビュー・編】大野和基(敬称略)
  • 自由民権から初期社会主義へ
    -
    1巻4,180円 (税込)
    「村落社会主義」の思想と行動 著者の「初期社会主義」の〈中央〉でなく〈地域〉からの検討は、資料不足で困難をきわめた。しかし、21世紀を迎えた前後に〈第一次資料〉の発見があり研究は進展する!
  • 自由民主党の深層
    5.0
    政界は一寸先闇である。戦後、自民党独占政治をなぜ、日本人は望んだのか。保守合同の仕掛け人・三木武吉は、がんに冒されながらもあらゆる権謀術数を使い、吉田茂独裁政権から鳩山一郎政権を樹立。保守合同が叶った翌年に天に旅立った。晩年の三木武吉の気迫は、まさに謀将であった。安倍晋三総理の祖父・岸信介の安保改定の裏側にあったものとは何か。帝国ホテル光琳の間の密約。そして自民党を二分した「角福戦争」、ロッキード事件後も「闇将軍」として君臨した田中角栄の光と影。角栄の時代は、日本の高度成長期そのものであった。田中角栄の築いた自民党権力構造の中で覇者となった風見鶏・中曽根康弘、竹下登、愛弟子・小沢一郎。剛腕・小沢と経世会分裂。変転する90年代を経て、登場した変人宰相・小泉純一郎の政局勘は、小泉に見出され現出した安倍晋三に受け継がれる。2000年以降、現在に至る清和会支配。結党60年を迎えた凄まじき自民党史の深層を、自由民主党三役の谷垣禎一幹事長、二階俊博総務会長、稲田朋美政調会長はじめ安倍政権の中枢、自民党首脳の独占取材から描き出す。
  • 自由をいかに守るか ハイエクを読み直す
    3.7
    ハイエクの謦咳に接した著者が、その主著『隷従への道』全一五章を丹念に読み解く。一九四四年に発刊されたこの書物は、すでにベルリンの壁崩壊という歴史的大転換の要石となる思想を提供していた。にもかかわらず、日本ではその意義がまだ十分に理解されずにいる。いまこそハイエクを読み直すべきである。「自由主義こそが経済繁栄を生む」「自由は民主を凌駕する」「統制と保護は発展を阻害する」「権力者は未来を見通せない」「福祉国家という罠」――経済が統制されることは、自由そのものが奪われることに等しかった。

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  • 常識から疑え! 山川日本史 近現代史編 下 「研究者もどき」がつくる「教科書もどき」 (Knock the Knowing)
    -
    1巻1,188円 (税込)
    歴史の教養なくして、世界のなかで自国がどんな立場に置かれているかを知ることはできません。ということは、世界のなかでどうやって自国がサバイバルしていくかを考えることもできません。歴史教育が機能していないということは、そういうことになるのです。 そもそも、日本はなぜ中国大陸に進出して行ったのか?/当時の中国は国際法違反の常習犯、まともな国家にあらず/日本に「軍部」は実在しなかった/日本の政権中枢でもコミンテルンが暗躍→こんな基本のことさえ 絶対に書けない山川日本史!その明快な理由がズバリ分かります!! その他にも本書で明らかになる歴史の真実の数々。 ◎ ロンドン海軍軍縮条約は、実は日本の外交上の大きな成果 ◎ 絶対に「満洲」という正しい表記はしない、というのが教科書のルール。政治的配慮から不正確な表記をするのも、ある意味ではいかにも教科書的 ◎ 満洲事変という日本の運命を決めた大事件に関して、はたして日本の教科書は、日本人が反省するための素材を提供できているのか。まずはその点が問われなければならないはず ◎ ソ連はもう前世紀になくなった国だというのに、未だに批判的なことを書けない ◎ 当時の日本が侵略戦争を行ったなど、褒めすぎ。本当に侵略だったら、もう少しまともな計画があるはず。同じ時代のヒトラーやスターリンがどれだけ開戦前に緻密な陰謀を巡らせているかを知れば、比較にすらならないとわかる 山川教科書の罪は嘘を書いていることではない。重大な本当のことを書いていないことなのだ 歴史教科書問題の根源を見事に暴ききった倉山先生の戦中、戦後史の決定版! 教科書づくりを支配している実にお粗末な法則 一、教科書の編纂者は、とにかく文句をつけられるのがイヤ。 二、二十年前の通説を書く。 三、イデオロギーなど、どうでもいい。 四、書いている本人も何を言っているのか、わかっていない。 五、下手をすれば書いていることを信じていない。 六、でも、プライドが高い権威主義的記述をする。 七、そして、何を言っているのかさっぱりわからない。

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  • 常識的で何か問題でも? 反文学的時代のマインドセット
    4.0
    先の見えない時代をどう生き抜くか? 判断力、教育、政治、グローバル資本主義など「人間の生き方」をめぐりウチダ節が炸裂! キケロ、トクヴィル、カミュ、カントら古典的至言も随所にちりばめる。「AERA」連載を新書で一気読み!
  • 常識ではあり得ない中国の裏側
    -
    1巻1,320円 (税込)
    中国で、アメリカで、そして日本で戦い続ける 気鋭の民主化運動リーダーが命がけで明かす、 暴走する隣国の不都合な真実=60項目の「リアル・チャイナ」!★なぜ皆、中国認識を間違えるのか? ★2000年にわたり培われてきた諸悪の根源「厚黒術」とは何なのか?★中国一のアジテーター羅援の正体とは?★孫文、蒋介石、毛沢東が本当にしてきたこととは?★なぜ「反日」なのに日本旅行が大ブームとなっているのか?などなど、知られざる隣国の知られたくない真実が面白いほどよくわかる!!
  • 常識として知っておきたい 核兵器と原子力
    3.7
    例えば、あなたは原爆と水爆の違いを言えますか?基礎知識から兵器開発、核保有国の現状、そして原発まで「核」にかんするさまざまな疑問をやさしく解説!

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  • 常識として知っておきたい 日本の問題点 いま私たちが直面している課題が2時間でわかる本!
    -
    靖国、北朝鮮、消費税、年金、少年犯罪……。今、日本で何が起きているのか? ニュースの中身がわかる本です。

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  • 「常識」としての保守主義
    4.3
    保守主義とは何か。頑迷に旧いものを守る思想ではない。右翼やタカ派とイコールではない。ましてや、特定の国や人種を排除する偏狭な姿勢でもない。伝統を尊びつつも、柔軟かつ大胆に新しいものを取り入れ、中庸を美徳とする――その本質を、成立の歴史や、ド・ゴール、吉田茂等の代表的保守政治家から学び、これからの可能性を探る。混迷を極める政治状況を考えるうえで必要な視点を提示する、濃厚かつ刺激的な一冊。

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  • 常識と非常識――世界から孤立する日本人へ
    -
    「今こそ、タブーを乗り越え日本の立場を考えたい」SF作家にして大型二輪を転がす熟年ライダー、そして日本有数のコリア・ウォッチャーでもある著者が、政治・経済・環境問題・国際情勢…マクロからミクロまで、現代日本の“聖域”を斬りまくる!!

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  • 上司に一発で通る! 公務員の報連相ルール
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    上司への報告、トラブル対応、資料作成、他部署との相談調整、あらゆるシーンでもう困らない! 仕事の手戻りがなくなり、自分もまわりもうれしい!役所ならではの報連相の攻略法を教えます! 【こんなことはありませんか?】 ・了承済だったはずなのに、上司から「なぜ報告しなかったんだ」と怒られる ・頑張って指示通りに資料を作成したはずなのに、上司の反応がイマイチ ・異動で上司が替わり、求める報告の仕方が変わって混乱している ・他の部署への問い合わせの際、うまく意思疎通できず相手を困惑させてしまう 本書ではこのようなお悩みを抱えた公務員のみなさんに、ちょっとしたことですが、驚くほど仕事がスムーズに回り出す方法を伝授します! 【この本で紹介する報連相のルール(抜粋)】 ・報告の出だしで「例の件です」はNG! ・首長案件や議会案件は些細なこともとりあえず報告 ・電話+協議録で「言った・言わない」の水掛け論防止に 1年目の人はもちろん、入庁してある程度経ち「報連相なんてわかってるよ」と思った人にも読んでほしい1冊です。

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  • 上昇(アップスウィング) アメリカは再び〈団結〉できるのか
    -
    緻密な統計分析とダイナミックな論理展開で米国における格差拡大の背景と社会関係資本〈ソーシャルキャピタル〉の重要性を論じてきたR・D・パットナム。『孤独なボウリング』『われらの子ども』などのベストセラーに次ぐ本書では、米国の過去100年におけるコミュニティ志向の上昇・下降について政治、経済、社会、文化、人種、ジェンダーの各領域から検証。危機的状況にある現在の米国が再び〈上昇〉するためのヒントを探る。
  • 冗談か悪夢のような中国という災厄
    3.7
    1巻880円 (税込)
    まぐまぐ!有料メルマガ『石平の中国深層ニュース』が待望の書籍化! より濃い内容の中国情勢を思う存分堪能していただけます! 捕まるぞ、もう中国には行くな! 中国共産党資本主義に明日はない 中国の権力闘争の度合いはますます深まるばかり。7月には孫政才が失脚させられた。 しかしこれには習近平の深謀遠慮があったと著者の石平は言う。 「中国共産党内の権力闘争の習わしからすると、江沢民派は習近平氏の後押しだったからこそ、権力を握った習近平氏はまず潰さなければならないのは、まさにこの江沢民派である。 さもなければ、習氏は永遠に江沢民一派に首を押さえつけられて自前の政治を展開することができない。 その際、「恩人」とはすなわち最大の邪魔なのである。 こうして2013年以来の4年間、習近平・王岐山コンビは江沢民派の旧部だった周永康や徐才厚などを次から次へと摘発して刑務所に送り、党と政府と軍から江沢民勢力を一掃することに全力を挙げた。」と。 つまりは恩人を裏切り、対立候補を逮捕させる、そのあたりが中国らしい、といえばらしいのである。 これらを題材に今後の中国の政局を占う一冊が登場! 【日本人よ、全員中国から帰還せよ!】 胡錦涛の逆襲、盟友の反目、中国が危ないこれだけの理由 習近平に仕掛けられた巧妙な罠! 内から崩れる中国は危険水域にある
  • 城南信用金庫の「脱原発」宣言
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地域に根ざした信用金庫の使命と役割とはなにか、企業として「脱原発」をかかげるにいたった信念や、実際に取り組んできた試みを紹介する。さらに、いきづまった経済や社会とお金のかかわりまでをも考える。多大な危険をはらむ原子力への依存はやめよう、という視点からはじまった城南信用金庫の挑戦が心強く、企業の社会的責任についても考えさせられる。また個人として、自分の預けたお金に責任をもつことの重要性にも気づかされる。

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  • 情報隠蔽国家
    4.0
    警察・公安官僚の重用、学術会議任命時の異分子排除、デジタル庁による監視強化、入管法による排外志向、五輪強行に見る人命軽視……安倍・菅政権に通底する闇を暴く。最新の情報を大幅増補した決定版。
  • 情報オープン・しがらみフリーの新勢力
    -
    地域のことは地域で決める 金融業界に例えると、国政政党はメガバンク、地域政党は地銀や信金に近い。国政政党は図体が大きく、小回りが利きにくい。最終決済が本部のある東京というのもデメリット。 地域政党は、地域のことは地域で決める身近な存在。そして、少数派が政治を動かすために世論に働きかけるテコの原理を使う。テコは重心が「ブレない・曲げない・崩れない」ことが大事。本書の議員達はその不撓不屈の精神を持って、しがらみも忖度も無く地域の政策を提案し実現しているお手本である。 【目次】 【著者】 森かれん 平成2年生まれ、京都市上京区出身。同志社大学政策学部卒業、㈱堀場製作所へ入社。第一回京都党政治塾へ入塾。京都市の危機的な財政状況を目の当たりにし、平成27年京都市会議員選挙にて、京都市会史上最年少(25歳2か月)当選。平成29年の市議選では初回を上回る得票を頂戴し再選。現在は議会・政治活動と3児の母を両立しながら活動。党内では総務会長、政調会長を歴任。全国の超党派の議員で活動する「出産議員ネットワーク」にて地域政党担当を拝命、2021年マニフェスト大賞でグランプリ受賞。 土屋由希子 1982年生まれ。神奈川県湯河原町出身。中央大学理工学部、舞台芸術学院別科卒業。ワハハ本舗にて演出助手を務め、舞台演出や製作に関わりクラシックデュオ「スギテツ」のマネージャーを務める。出産後は二児の母として子育て支援活動や虐待防止活動に従事。おむつなし育児アドバイザー。2020年3月の湯河原町議会議員選挙にて新人トップ当選。 上田令子 1999年保育園待機児童問題に直面し江戸川発子育て応援団「江戸川ワークマム」設立。2007~2012年江戸川区議(2期目は史上最多 1 万2千票でトップ当選)。2013年~東京都議3期目(江戸川区初の国政政党無所属当選)。2014年地域政党自由を守る会 結党 香川しんじ 広島県立保健福祉短期大学卒。理学療法士。神戸大学大学院修士課程、兵庫医科大学大学院博士課程で学び、兵庫医療大学専任講師として教育に従事。障がいを持って生まれてきた次男の子育てをきっかけに福祉に関心を持ち、2011年NPO法人リハケア神戸設立。児童発達支援事業、放課後等デイサービス、重症心身障害児対応の放課後等デイサービス、訪問看護ステーションを運営。2019年3度目の選挙で当選。合同会派を結成し2021年から団長。神戸志民党代表、2022年から地域政党サミット代表。障害福祉、特別支援教育が専門
  • 情報参謀
    3.7
    これが新時代の情報戦だ! 2009年の下野からわずか4年で政権を奪還した自民党。その水面下では、テレビとネットのメタデータを縦横無尽に駆使した政治情勢分析会議が行われていた。1461日間、自民党をデータ分析で導いた人物が初めて明かす、政権奪還の深層に迫る。
  • 「情報社会」とは何か? : 〈メディア〉論への前哨
    -
    1巻3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万物がネットワークでつながり、他の存在者と感応関係にある情報社会。「あらゆる存在はメディアである」という汎メディア論の立場から、その本質を映画、小説、テレビ、写真、事件などを素材に、多角的なアプローチによって解明する。
  • 「情報自由法」で社会を変える! 情報開示最強ツールの実践ガイド
    -
    国や地方自治体など公的機関が作成した公文書を,誰もが手に入れ活用できる(パブリック・アクセス)の権利を保障した米国「情報自由法」.日米地位協定の強固な壁を越えて,在日米軍基地の環境汚染をはじめ画期的な調査報道を続けてきたジャーナリストが,自身の体験を例に効果的な使用法をガイドする.請求レターのテンプレートなど付録も充実.

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  • 情報戦争を生き抜く 武器としてのメディアリテラシー
    3.8
    ネットの「市井の意見」は本当に世論か、それとも 業者 によって作られたものか──。いまや、情報を読み解く力(メディアリテラシー)こそ必須の時代。メディア・アクティビストの著者が説く、情報社会を生きる術。
  • 情報戦の教科書
    5.0
    戦前の日本人に読まれていた『防諜講演資料』を、参政党党首・参議院議員の神谷宗幣がわかりやすく 現代語に書き記し、今の日本社会と照らし合わせて解説と提言を加えました。情報、経済、メディア工作、スパイの実態など、目に見えない戦いは今も昔 も変わっていないことに驚きを隠せません!

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  • 情報と国家 憲政史上最長の政権を支えたインテリジェンスの原点
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ★前国家安全保障局長 退官後、初の著書! 激突する米中の狭間で日本が生き抜く鍵 それはインテリジェンス 我が国の情報機関や安全保障機構が抱える弱点と課題とは何か。警察官僚から官邸官僚へ。内閣情報官を経て、安倍晋三総理肝入りで創設した国家安全保障局(NSS)のトップを務め9年半もの長きにわたり歴代政権の官邸舞台回しを担った著者が、我が国のインテジェンスが抱える課題を多角的視点から論ずる。 緊張が高まる米中対立の狭間で我が国が生き残る鍵、そして、経済安全保障の要諦は何か。それは正鵠を射たインテリジェンスに他ならない。
  • 情報の強者
    3.5
    溢れるニュースに溺れてしまっては、「情報弱者」になってしまう。情報を思い切って捨て、ループを作る思考を持つことが、「強者」となる条件なのだ。「夜のテレビニュースは見ない」「大事件とは距離を置け」「新聞は“浮気”して読め」「ネット記事は『自己メール』で管理する」「情報は放出してこそ価値を増す」……多方面で発信を続ける著者が、具体的なノウハウを公開しながら示す、情報氾濫社会の正しい泳ぎ方。 ※新潮新書に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
  • 情報は人にあり
    -
    錯綜する社会の中で、いかに深い真実の情報を得るか。何気ない会話から核心の事実をつかみだしたり、複数の話が貴重な情報にまとまるのも、出会いのすばらしさだ。そこには生き生きとした手応えのたしかな、第一次情報がある。情報は人にあり! 人に会おう! 人との出会いが生む豊かな情報こそ宝なり!
  • 情報フィールドノート 激動の世界を読む
    -
    中国といえば天安門事件、ソ連といえばペレストロイカの行方というように、国際政治を流行のアラカルトでしか見られない視野の狭さが、日本人の悪い癖。ベルリンの壁崩壊に象徴される、1989年以後の世界の歴史的大変動・大転換をどう読むか? 視野狭窄の日本外交の問題点を明かし、複雑に絡みあう国際政治を、複眼的に鋭い洞察力で、考察・分析する。
  • 情報武装する政治
    -
    インターネット登場以後、さらなる技術革新とその利活用により、政治家、政党のメッセージは、よりスマートな形で我々の生活に入り込みつつある。自民党を中心に各政党のメディア戦略の実態を解き明かす。
  • 情報文明論
    4.0
    1巻4,697円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「社会システム論」とその「文明論」への発展。日本の近代文明の特質を明らかにしつつ、文明の進化の諸層と、来たるべき「智識文明」の在り様を探る。著者多年の理論的考察の集大成。
  • 情報亡国の危機 インテリジェンス・リテラシーのすすめ
    4.0
    1巻1,408円 (税込)
    情報立国への道を示す提言の書、インテリジェンス・リテラシーのすすめ 「外交とは情報戦争である」「情報なき国家は、頭脳なき国家」との認識が世界の常識となっている。外国による情報操作や世論工作が横行し、国家機密や先端技術情報の漏洩も止まらないなか、情報史の権威が、日本の危機と今後の国家情報戦略のあり方を提示する。 2009年、日本で初めてとなる「インテリジェンス学会」を立ち上げるた著者による、一般向けの啓蒙書・入門テキスト。

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  • 情報モラルを身につけよう! 最新 ネットのキーワード図鑑
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    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中高生の多くが専用のスマホを持ち、いつでもどこでもネットに接続できる現代。 それは常にリスクと隣り合わせということでもあります。 「炎上」「フィッシング」から、近年広がりはじめた「ルッキズム」「トーンポリシング」等の用語まで、 ネット社会を生きていくうえで外せない重要キーワードをイラスト図解。 あなたはどれだけほんとうに理解していますか? ありそうでなかった“ネットのことばの図鑑”です。
  • 条例づくりのための政策法務
    -
    1巻1,540円 (税込)
    政策法務に関して実務上の手法を解説するだけでなく、より応用力のある政策法務を身につけていく上で必須条件となる法理論・法哲学についても解説。自治体の課題解決・政策実現のための必読書。

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  • 女学校と女学生 教養・たしなみ・モダン文化
    3.9
    旧制高等女学校の生徒たちは、戦前期の女性教養層を代表する存在だった。同世代の女性の大多数とはいえない人数であったにもかかわらず、明治・大正・昭和史の一面を象徴するものだったことは疑いない。本書は、彼女たちの学校教育、家庭環境、対人関係の実態を検証する試みである。五〇年弱しか存在しなかったにもかかわらず、消滅後も、卒業生たちの思想と行動をコントロールし続けた特異な文化の再発見。
  • 女教師たちの世界一周 ――小公女セーラからブラック・フェミニズムまで
    4.0
    『小公女』に登場するミンチン先生といえば、意地悪で醜い独身女。女教師に対してこんな冷たい眼差しが注がれていた19世紀イギリスで、男子校に引けを取らない教育を行う、教師養成のための女子校が誕生した。女教師は女教師を育て、やがて活躍の場を求めてイギリス本国を飛び出していく。インドやカナダ、アフリカ、そして西インド諸島――。大英帝国にイギリス式女子教育を広める冒険の旅は、各地に何を残したのか。その旅路の果てに、知られざる「ブラック女教師」の物語が立ち現れる。
  • 『女工哀史』は生きている 細井和喜蔵と貧困日本
    4.7
    「機械鍛治の技術を放棄して,文学の道へ志そう.芸術は僕にとっての再生の救いであった」(細井和喜蔵).「女工哀史」といえば「悲惨な労働」のイメージ.でも読めば働く人たちの息遣いが聞こえ,「古典」のイメージが覆る! 当時無名の若者による渾身の内部告発は,現代にこそ有効だ.刊行から100年,作品の魅力を読み解く.

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  • 女子高生の裏社会~「関係性の貧困」に生きる少女たち~
    -
    児童買春や犯罪の温床になるような仕事に就く少女たちについて、「特別な事情を抱えた特別な子どもが働いている」とイメージする人は少なくないだろう。しかし、将来の夢もあって受験を控えているような「普通の」女子高生が、「JKリフレ」や「JKお散歩」の現場に入り込んできている。「居場所のない高校生」や「性的搾取の対象になりやすい女子高生」の問題を社会に問い続ける著者が彼女たちの本音を通して、その実態を報告。
  • 女子校礼讃
    3.0
    辛酸なめ子が、女子校の謎とその魅力にせまる!女子校育ちは「あるある」と頷き、受験生とその親はモチベーションがアップする、ポジティブな一冊。卒業生・在校生へのインタビューや、文化祭等への潜入記も充実。 登場する女子校 女子学院/広島女学院/聖心女子学院/東京女学館/慶應義塾女子/日本女子大学附属/雙葉/神戸女学院/学習院女子/東洋英和女学院/豊島岡女子学園/十文字/横浜雙葉/聖霊/桜蔭学園/普連土学園/吉祥女子/玉川聖学院/同志社女子/白百合学園 and more!
  • 女子大生がヤバイ!
    3.6
    「キレる」心理を鋭く分析したかと思えば、奔放に性体験と性的妄想を描き出す。親への違和感を吐露し、友だちのウザさにむかつく――東京郊外のさる女子大で文章創作の講座を受け持つ著者が、その作品を通じて、女子大生の頭の中を解剖。予想を遥かに超えて表現されるその作品からは、彼女たちの思考とライフスタイルが生々しく浮かび上がってくる……。フツーの女子大生たちの本音は、ヤバイほどに面白い。

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  • 女子と愛国
    完結
    3.8
    全1巻1,650円 (税込)
    彼女たちはなぜネットで愛国的発言をし、、靖国で日の丸を振るのか―。「右翼といえば男」のイメージを覆し、OL、学生、主婦など、20~30代のごく普通の女性たちの間で「愛国女子」が急増中。気鋭のジャーナリストが、保守化、右傾化する若い日本人女性の実態と心理にせまった入魂のルポ!
  • 「女子」の時代!
    3.3
    女子力、女子会、大人女子、カメラ女子、山ガール、森ガール…。ウェブやマスコミをにぎわせて2000年代に爆発的に広まって定着した「女子」は、少女や女の子、女性などの言葉とは違った意味合いで使われている。生物学的な性差やジェンダーなどの視点からだけでは捉えられないそのような「女子」の実態を、ファッション誌の大人女子、女子写真、オタク女子、働く女性を描く女子マンガなどを具体例にして多角的に観察・紹介する。そして、男性からの性的な視線や社会的な規範から軽やかに抜け出した女性たちが「女子」という言葉を積極的に引き受けて楽しみ、他者とのネットワークを作り上げている状況を、「かわいい」や「萌え」などの視点から分析して新たな女子文化論を提示する。

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  • 女子の貧困―週刊東洋経済eビジネス新書No.118
    -
    格差の進む日本。2012年の相対的貧困率は過去最悪を更新して16.1%と、国民の6人に1人が貧困状態。さらに子育て中の一人親世帯では54.6%にも達する。  特に厳しいのが母子家庭だが、若い女性の貧困も問題だ。  元AV女優・日経記者という異色の経歴を持つ著者が書く「セックスワーカーの貧困」、子どもの貧困に取り組む大人たちの取り組み、生活保護の実態など女子の貧困に迫った。  本誌は『週刊東洋経済』2015年4月11日号掲載の22ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 元AV女優・日経記者が歩く女性の貧困最前線 6世帯に1世帯が貧困。困窮する子育て家庭 column「2分の1成人式がえぐる心の傷」 住民の「おせっかい」が子どもを貧困から守る 生活費も家賃もカット。改悪続く生活保護制度 column「カード支給は違法? 揺れる大阪市」 はびこる生活保護への誤解 厚労省が物価を偽装? 揺らぐ保護費削減の根拠 国際比較で見た「生活保護」。日本の特徴は家族まかせ 自立支援法は機能するか Interview 私ならこうする! 慶応義塾大学教授 竹中平蔵/首都大学東京教授 阿部彩/ビッグイシュー日本代表 佐野章二
  • 女子の本懐 市ヶ谷の55日
    3.8
    2007年7月、著者は自衛隊を含めると日本最大級となる組織、防衛省のトップに就任した。古来、男子の世界とされる国防分野に突然、史上初の女性大臣として乗り込んで奮闘しながらも、「大物官僚」と官邸を巻き込んだ攻防の末に、みずから防衛省を去った。その激動の日々と胸のうちを振り返る。 また当時の回顧のみならず、政治の世界へ飛び込むまでの経験や、政治家として、トップとしての覚悟、さらには巨大組織のマネジメント論など、新党「希望の党」で注目をあつめる著者みずからの言葉で語った一冊。
  • 女女格差
    3.7
    1巻1,584円 (税込)
    日本社会で格差が広がる中、女性の間でも格差は広がっているのだろうか。教育、結婚、子供の有無、就業形態、就業の持続、美人か不美人かに至るまで、各種各様の格差を徹底検証。
  • 女女問題のトリセツ イラつく女への7つの対処法
    3.7
    動物界最長の子育て期間を余儀なくされる人類の女性たちには、「わかる、わかる」で繋がって互いを守り合おうとする本能がある。 そんな中、一人勝ちする美人も、価値観の違う相手も危険なので、脳に赤信号が灯る。それが「イラつく」の正体だ。 いわば女性脳が健全な証拠。女の友情は、ちくりと痛いのが当たり前なのである。 その「イラつく」をうまく飼い慣らして、女の友情を全うするためのトリセツ。全女性必読の書。「脳科学」×「女子の人間関係」をテーマに、「トリセツ」シリーズでおなじみの著者が実践的アドバイスをする一冊
  • 女性移住者の生活困難と多文化ソーシャルワーク――母国と日本を往還するライフストーリーをたどる
    -
    1巻3,344円 (税込)
    日本には、貧困、DVなどの深刻な生活困難を抱え、社会で孤立している女性移住者が多く存在するが、本書では、母国での成育歴を含めた人生の内実と当事者本人の声を丁寧に拾うことで、固有の脆弱性と強みに即した多文化ソーシャルワークのあり方を明らかにする。
  • 女性解放史人物事典
    -
    平易に楽しく読める「読むフェミニズム事典」。女性の選挙権の由来をさぐる副産物多き知的冒険。アン・ハッチンソン、メアリ・ウルストンクラフトからマドンナ、アンジェリーナ・ジョリーまで全五〇章。人物事項索引付き。フェミニズム研究入門の基礎図書として。または女性史研究の新しい可能性を見通す航海図として。
  • 「女性活躍」に翻弄される人びと
    3.9
    管理職への昇進を拒む深い葛藤、やりがいと低賃金の狭間に生きる姿、「勝ち組」の敗北感、認められない家庭生活での活躍、そして男をも襲うプレッシャー。「女性活躍」推進の期待が高まる一方、女たちは規範の押し付けに悩み、苦しみ、怒っている。等身大の本音を長年に及ぶ定点観測ルポで掬い上げ、時代ごとの生き方トレンドに翻弄される人びとの生きづらさの本質を解き明かし、それぞれが希望の光を見出せる社会を考える。
  • 女性から虐待されている男性へ――女性はなぜ傷つけ、男性はなぜ留まってしまうのか
    5.0
    社会的な沈黙や「男らしさ」という呪縛もあり、男性自身が問題解決や相談を避けるため、実態がみえにくい女性から男性に対する虐待。 女性は、なぜ、どのように虐待や支配をおこなうのか、男性はなぜ、そのような関係に陥ってしまうのかを、虐待の形態と具体的な事例に基づき解明する。虐待されている男性とその家族、そして虐待している女性に実践的な解決策を提示する一冊。
  • 女性が活きる成長戦略のヒントvol.1 ─ 20/30(にぃまる・さんまる)プロジェクト。
    4.0
    現在たった1%。 2020年までに日本の女性リーダーを30%にします! 2012年現在、日本の上場企業取締役に占める女性比率は約1%と世界最低水準。 そして国会議員の女性比率は7.9%、管理職員の女性比率は11%。 [20/30(にぃまるさんまる)プロジェクト]は、 2020年に日本のあらゆる分野で、指導的地位の女性の割合を30%以上にする自民党の公約。 小池百合子、上野通子、小渕優子、片山さつき、金子恵美、佐藤ゆかり、 島尻安伊子、野田聖子、三原じゅん子、宮川典子、森まさこが論じる 日本版ウーマノミクスの入門と実践。 【目次より抜粋】 ■小池百合子:女性が暮らしやすい国はみんなにとっていい国だ ■上野 通子:何回泣かされても、前例をつくっていく。それが私の仕事 ■小渕 優子:「男性」とは、意外に繊細で、なかなか立ち直れない生き物なんです ■片山さつき:どうすれば「男社会」で圧倒的なキャリアを築けるか? ■金子 恵美:何をしても「女のくせに」。私は戦う、それが絶望的な勝負であっても ■佐藤ゆかり:適切な実力の評価こそが、「女性リーダー」を増やす道 ■島尻安伊子:なぜ、台所の発想なら、政治を変えられるのか ■野田 聖子:「社会人として、母として」多様性のある社会での女の生き方 ■三原じゅん子:「三原じゅん子に抜かれるくらいなら……」と車で体当たりされた ■宮川 典子:あなたにとって、何が優先なの?いま、何を一番したいの? ■森 まさこ:なぜ、日本では子育てと仕事が両立しないのか
  • 女性議員が永田町の壁を砕く!
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「自民党のオッチャン政治をぶち壊す!」──世界経済フォーラム(WEF)の2020年報告書で「ジェンダーギャップ(男女格差)世界121位」と過去最低の日本。 この現状を打破するため、「自民党を変えて、日本を変える! それができるのは女性」をスローガンに活動する、自民党内の議員連盟「女性議員飛躍の会」のメンバー10人による、女性活躍への道筋を示す政策提言書
  • 女性議員は「変な女」なのか(小学館新書)
    4.6
    男社会で働くすべての女性たちへ! 祖父が国会議員の野田聖子と 実家はうどん屋の辻元清美。 生まれも育ちも正反対なのに、 なぜか仲の良いふたり。 「家に帰っても冷蔵庫は空っぽ(涙)」(辻元) 「いい人がいたら紹介するから」(野田) などと、本音トークが炸裂! そんな彼女たちは、 約30年もの間、超男社会の国会の中で、 「女のくせに変な人」と指差されながら、 己の信念に従って、議員を続けてきた。 それゆえ、対談は、 郵政民営化選挙や連立政権での造反など 乗り越えてきた政局や 党派を超えた協力によって成立した NPO法や児童ポルノ禁止法……、 そして現在進行中の選択的夫婦別姓の裏側、 また、次世代の女性議員のために作った塾や 若い議員に寄せる期待にまで話はおよぶ。 セクハラ・パワハラ、 おひとり様の悲哀、 育児・介護に老後など、 働く女性に共通に降りかかる悩みについても 深くえぐってくる。 後半はジャーナリストの長野智子氏をファシリテーターに、 政治家や企業重役の 一定の定数を女性に振り分ける クオータ制についての鼎談。 どう働き、どう政治にコミットしていくかを 改めて考えさせる 元気あふれるふたりのかしまし対談。 (底本 2025年6月発売作品)
  • 女性研究者支援政策の国際比較――日本の現状と課題
    -
    研究者に占める女性の割合、まだ17%! 日本の科学技術分野のジェンダー平等が進まないのは、本気度が足りないからである。 日本と欧米諸国の女性参画拡大政策の事業展開と課題を統計データをもとに掘り下げ、さらに個々の女性研究者の口述史、インタビュー等の質的データにより当事者の困難さの実態を可視化し政策の諸側面を考察。 これからの日本の科学技術・学術分野におけるジェンダー平等推進のための諸政策へ有益な示唆を与える一冊。
  • 女性公務員のリアル なぜ彼女は「昇進」できないのか
    4.6
    1巻2,310円 (税込)
    仕事で悔しい思いをした。頑張りたいのに気持ちが折れそう。そんな気持ちに、自治体の現役課長兼研究者の著者が贈る1冊。自治体仕事の実態と、多様な事情の狭間で苦しむ女性職員のための、一生ものの仕事の見方・考え方が分かる!

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  • 女性政治家のリアル
    4.0
    昨今、さまざまな問題が噴出し報道される“伏魔殿”東京都議会。タレント、放送作家から政治家に転身し、本会議中に受けた「セクハラ野次」によって当時渦中の人物となった著者が見た都議会とは、一体どういうところなのか。女性かつ一人会派というマイノリティだからこそ見えてくる、いま女性が政治家になることの“リアル”がここにある。巻末に、「社会を変えること」をめぐってNPO法人フローレンス代表・駒崎弘樹氏との特別対談掲載。
  • 女性総理という選択
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕政治の「危機」で聞こえ始めた待望論 自民党の救世主か、終わりの始まりか 安藤優子×中北浩爾 ●最年少女性市長の次なる挑戦 自治体も企業も多様性なくして成長なし 越 直美 ●「土井たか子ブーム」はなぜ続かなかったのか 岩本美砂子 ●サッチャーとメイ ――イギリスの女性宰相に何を学ぶか 池本大輔 ●日本、中国は例外的 アジアに女性指導者が多い理由 岩崎育夫 ●シミュレーション「トランプ・小池会談」の衝撃 海野素央 ●〔座談会〕毎日・日経・読売の元政治部長が語る 気になるあの人の実力と個性 佐藤千矢子×吉野直也×伊藤俊行
  • 女性たちの貧困 “新たな連鎖”の衝撃
    3.9
    大反響を呼んだ「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」、待望の書籍化 やがて母となる若い女性が不幸な社会に、未来はない 放送後に番組サイトのページビューが通常の約70倍となる大反響を呼んだ、 NHKクローズアップ現代『あしたが見えない~深刻化する“若年女性”の貧困~』(2014年1月放送)、 続編のNHKスペシャル『調査報告 女性たちの貧困~“新たな連鎖”の衝撃~』(2014年4月放送)の書籍化。 働く単身女性の3人に1人が、年収114万円未満といわれる日本。 中でも深刻化しているのは、10代、20代の貧困だ。 本書では、親の世代の貧困が、子の世代へと引き継がれ、特に若い女性に重くのしかかっているという衝撃の現実を丹念に取材。 2年以上もネットカフェで暮らす10代姉妹とその母、 奨学金返済で500万円の借金を背負った四大卒・24歳アルバイト、 家事を担い家計を支え通信制高校から進学を目指す19歳……。 厳しい生活にあえぐ若い女性たちの、決して「他人事ではない」実態とは? 膨大な取材とデータに基づいた、現代の階層化社会に警鐘を鳴らす一冊。
  • 女性天皇の時代
    5.0
    日本の一部には、なぜ皇位継承は男系男子のみと主張する者がいるのか? 「125代の天皇はすべて男系で継承されている」 「女性天皇は中継ぎにすぎない」 彼らは男系こそが日本の伝統のように偽装する。しかし、かつて日本には母から娘へ皇位が継承された実例があり、男帝より有能な女帝もいたのだ。女性天皇、皇位継承の真実とは何か? 『天皇論』の著者が8人10代の女性天皇の時代から、女帝・女系継承の正当性を示す。
  • 「女性天皇」の成立
    4.5
    古来、女性天皇は推古(第33代)以下、皇極(35代)=斉明(重祚37代)、持統(41代)、元明(43代)、元正(44代)、孝謙(46代)=称徳(重祚48代)、明正(109代)、後桜町(117代)天皇の10代8人。とくに古代では、強烈な存在感を放つ。女性君主を徹底的に排除するシナとは異なり、日本の皇統は男女双系(父方母方両系)で、女性の地位が高かった。だが令和の現在、皇室典範改正の停滞から大きな可能性が閉ざされ、政府は女性・女系天皇の議論すらせず、安定的な皇位継承の実現を放棄している。もっとも象徴的な国柄である天皇および皇室と日本の未来があぶない。
  • 女性と闘争 雑誌「女人芸術」と一九三〇年前後の文化生産
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 モダニズムと左翼思想が隆盛する一方、恐慌や戦争によって不安定な時代に突入した1930年前後。男性の知識人や表現者の活動がこれまで注目されてきたが、同時代の女性たちもまた、多様な闘いの声を上げていた。    1928年から32年まで発行された雑誌「女人芸術」に集結した女性知識人やプロ・アマを問わない表現者に光を当て、彼女たちの自己表現、階級闘争、フェミニズムとの複雑な関係を浮き彫りにする。 東アジアにおける展開も視野に入れ、文学・批評・論争などの文化実践、また政治運動における表現活動をとおして、女性の闘争主体/文化生産者としての一面を明らかにする。
  • 女性と人間開発 潜在能力アプローチ
    5.0
    地球上で,どれだけの女性が人間らしい生活をする自由を持っているのだろうか――アマルティア・センと共に「生活の質」の研究に従事してきた著者が,主に南アジアの女性たちを対象にした綿密なフィールドワークを基にして,開発問題の根底に存在する「人間の善き生き方とは何か」という哲学的課題に真正面から答える.

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