国内ホラーの検索結果
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幽落町おばけ駄菓子屋 異話 夢四夜
優しかった飼い主が死に保健所に連れて行かれそうになったところを逃げだした、一匹の黒猫。空腹で街をさまようも家の中の飼いネコだった彼にエサも居場所も見つからない。心ない人間たちの投石の的にされ大けがを負い行き倒れるが、優しい声に導かれるように目を覚ましたのは、古びた日本家屋の中だった。そこは、「幽落町」といい彼を助けたのは、水脈と名乗る美しいひとだった。「幽落町」シリーズの人気キャラクター猫目ジローと水脈さんとの出会いを描いた『第一夜 であいのはなし』『第二夜 だれかのために』。浮世で罪を重ね普通の生活には戻れなくなった、元医師の続きは方相氏の忍とともに全国人助けの旅に出た。その旅先で遭遇した恐怖の一夜『第三夜 あつまったもの』。水脈はジローや真夜と誘い合わせ“ある人”に会うため「華舞鬼町」にやってくるが、持参したお土産をカワウソの子どもにあげてしまう。そこに声をかけてきたのは、新聞記者だという怪しい男だった『第四夜 かぶきちょうへ』。 -
貴女が好きだから、私の為に死んで?
ある高等学校にて、悲しい事件が起きた。 それは、二年A組に在席していた叶基乃と言う少女が誰もいない早朝の教室内にて、首から血を流して死んでいたからだ。 それを最初に目撃したただの男子生徒はすぐにそれを職員室まで言いに行き、その問題は公になった。 事件になって三日経ったある日、叶基乃の親友であった九条綾香に警察は様々なことを訊く。 だが彼女の逆鱗に触れたことにより、彼女の事情聴取は一旦終わった。 怒りを抱えたまま彼女は自分の教室に戻り、Aクラスのクラスメイトと話すこともなく、自分の席に着き、そこで静かに涙を零す。 その隣にはいつも明るく話しかけて来てくれた親友の叶基乃の席があった――だがそこには何やら違和感が。 不思議に思った彼女は親友の席に座り、そこで回収されたはずの彼女の机の中に手を入れてみた。 するとそこから、人の髪の毛で出来たであろう、人型の人形が出てきたのだ。 それを机の上に置き、誰かの悪戯だと思った。だがクラスメイト達は、それを九条綾香の度が過ぎた悪戯だと決めつけた。 反論する九条綾香だが、三十八名がそう言っている以上、何を言っても無駄だと分かり、拳を強く握った為に爪が皮膚に食い込んで血が流れた。 流れ出た血が髪の毛で出来た人形に付着し――爆音とも呼べるような奇声が、その人形から発せられた。 耳を抑え、うずくまった彼ら――そこから地獄の始まりだった。 何の前触れも無く、首を一文字に切り裂かれた生徒――それに怯えて逃げ出そうとした彼らの前に立ち塞がったのは、教室の扉。 閉じ込められた彼らに、ある言葉が伝えられた。 誰かが生き残る、と。 -
最後まで生き残った者へ
怖くて面白い、怪奇小説、ホラー短編集。六人の作家による怖い話。それぞれ趣向の違う恐怖を味わってください。絶体絶命のピンチ。不幸にも最後まで生き残ってしまったあなたは最悪です。誰よりも恐怖を味わうことになるからです。こんなことならいっそあの時……と思ってももう遅いのです。迷いが生じたら最後、巧妙にそれは心の弱いところを突いてきます。ほんのちっぽけなもやもやが徐々に広がり、やがて恐怖が全てを覆ってしまいます。ならばどうするか。すべてを受け入れましょう。そうです、あなたは弱い人間なのだから。最後の派遣「佐和島ゆら」館山さんの綺麗な姉妹「有栖川飴璃」二つの穴「烏丸飛鳥」願いが叶う杖「ロシアスキー」住処「松元千春」公園の中の廃病院「朧塚」 -
モニター越しの飼育
美しい女性教師・加納凛は両親に厳しく育てられた影響で普段は控えめな生活を送っているが、たまにエロティックな下着をつけ自撮りをするという密かな気晴らしを楽しんでいた。しかし突然、凛のパソコンに、見知らぬ人物から、密かに撮りためていた自分の淫らな写真が送られてくる。さらに淫らな自撮り画像を送るよう命じる【鈴木】と名乗る男にいやいやながら従いつつも、次第に凛は心を許してゆく。そんなある日、凛は学校で携帯を紛失してしまい、同僚の石黒という男に携帯の中の写真を見られてしまう。脅されて何回か関係を持った凛だったが、ついに関係を拒否すると、逆上した石黒は、凛の写真を全世界へ発信してしまう。すべてを失った凛から鈴木へ送った『会いたい』というメッセージ。凛が彼のもとを訪れると、そこに待っていた人物は意外な姿で……。切ない男女の思いが交錯する、エロティックホラーサスペンス! -
BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子
連ドラ化された大人気シリーズ第7弾! 病院で起きた大量殺人! 比奈子らが追う犯人の目的は? 12月25日未明、都心の病院で大量殺人が発生との報が入った。死傷者多数で院内は停電。現場に急行した比奈子らは生々しい殺戮現場に息を呑む。そこは特殊な受刑者を入院させるための特別病棟があり、狙われたのはまさにその階のようだった。相応のセキュリティがあるはずの場所でなぜ事件が? そして関連が疑われるネット情報に、「スイッチを押す者」の記述が見つかり……。 大人気シリーズは新たな局面へ、戦慄の第7弾! 【電子版特別付録】次巻『MIX(ミックス)』プロローグ原稿 -
出会うヒト<異>
ゼミの旅行で訪れた「ペンション・トワ・エ・モア」 スキー旅行だとはしゃぐ友人と、いつもどおり控えめな先輩。 オーナー夫婦は誠実そうで、高校生の娘さんが馴れ馴れしいことを覗けば、ボクはこの旅に満足して帰ることができた……はずだった。 深夜、ボクは不自然な物音に目を覚ます。それはまるで吹雪の中、雪を掘り続けるかのような……。--(掘る音) 誰もいないペンションでボクらは料理をすることにした。キッチンの中で見た出来事は、幻か現実か。ボクたちは吹雪の中に閉じ込められた。--(キッチンの怪異) 雪のちらつく山道で、ボクらは「何か」に追われていく。繰り返し繰り返し抜いていくアレはて……。--(抜いていく車) 教授から聞かされたことの顛末。ボクと先輩は互いを求め、全てを忘れようとしたが……。--(憑いてきたモノ) BL×ホラーのシリーズ3作目。 今回はペンションに焦点を当てたロングストーリー。 結ばれる二人。背徳の感情と浸透する恐怖。 --先輩がボクを受け入れてくれたように、ボクもこの恐怖を受け入れよう。だってボクはもう……。 -
出会うヒト<明>
先輩と時を過ごすようになって半年。母が末期がんであることを知らされる。 心配し、ボクの面倒を見てくれる先輩。そんな先輩とボクの前に怪異は次々と現れる。 母を見舞う病院で、ボクら奇怪なものを目にする。それは、病室から頭を出し入れする奇妙な男--(出入りする男) 母の着替えを取りに戻った我が家には、あるものが繁殖していた--(シデムシ) 一人暮らしを始めるボク。安さに引かれて墓地の前の古いアパートを借りるも、その晩から奇妙な出来事が--(墓地の前の家) 試験に終われ、深夜の自販機にコーヒーを買いに行っただけのボク。だが、ボクが迷い込んだのは……--(真夜中の自販機) BL×ホラーの怪談耳袋の2作目『明』。 進む恐怖。決まる覚悟。 --ボクは先輩の目を見つめて言いました。 「キスとはこういうものです」-- -
波長
突然……見えるべきものではないものが見えてしまった。それがこの世のものではないことを知り、自分に何かを訴えているとしたら? ある日、部活指導の終わりに、運動場で自校の生徒らしからぬ少年の姿を見てしまった新任教師の木村。 それからというもの、その少年は、思わぬところで木村に姿を見せる。 もし、あなたなら、彼らの訴えを聞き入れますか? それとも……? この世のものと、この世のものではないものの【波長】が合ってしまったとき、生者は受け身になるだけなのか……? 夢に見る数字、体に残る感触、スマホに録音されたもの……多くの「点」が一気に「線」となり謎が解けたとき、壮絶な結末を迎える。 そして、誰も予想だにしない終結が……。 -
出会うヒト<幽>
「先輩に出会ってから、不可解な現象が起こるように……」 大学に入って暇なサークルで出会った『先輩』彼と共に遊びに行くたびに、「ボク」は今だかつてない心霊現象に見舞われる。 地元で有名な幽霊トンネル。幼い頃にそこを通ったことがあるという先輩と共に訪れたボクは、矢継ぎ早に恐怖に襲われて――(あるはずのないトンネル) 先輩の親戚の別荘へ泊まりに行ったボクは、そこでありえないモノを見てしまう――(猫の家) 夏祭り。先輩と暗がりで休んでいたボクは、奇妙なお面を被った人達に囲まれて――(夏祭りのお面) 先輩の付き添いで広大な霊園に入ったボク。行けども行けども目的の場所へはつかず、やがて日が暮れ――(迷い参り) オムニバス形式で進んでいく「先輩とボク」の百物語。 ゆっくりと進んでいく「ボクと先輩」の恋事情。 BL×ホラーの怪談耳袋の1作目『幽』。 ――ボクは思いました。「一番怖いのは、それでも先輩の側に居たいと思ってしまうボクの気持ちです」―― -
わたしの調教師
生真面目な女子大生の水沢琴音は、青年実業家・白石周平の秘書のアルバイトを始めた。恋愛経験がない琴音は、優しく無邪気な周平に惹かれ、やがて愛人となる。そして初めての夜、周平は言った――「君を性的に調教したい」。戸惑いつつも、淫乱な「もう一人のわたし」に気付いていた琴音は彼を受け入れ、「調教」はエスカレートしていく。しかし、欲望と愛情で結ばれた二人を待ち受けていたのは、あまりにも残酷な運命で――。「躾けられたい」改題。 ※本作は二〇一三年五月にTO文庫より刊行された『躾けられたい』を改題の上、加筆修正し、再文庫化したものが底本です。 -
27時の怪談師
事故物件から事故物件へと移り住み、事故履報告義務のない物件に変える棲師(すみし)を生業としている、霊能力者の亜嵐。 だが本当の姿は、生きた人間より幽霊の方がマシだという、ただの引きこもり。 今回依頼を受けて引っ越すことになったのは〈住むと不幸になる呪いのマンション〉と呼ばれていて、 しかも女性が自殺したマンションの一室。 このマンションに住んでいた人は不気味がり、怯え、とうとう皆出て行ってしまった。 そこにオッドアイの怪談師・ナイトが現れる。 明夜行われるトークライブでこの呪いのマンションの〈真実〉を語りたいので、真実探しの協力をしてほしいとのこと。 どうやら先日あった怪談ライブで、呪いのマンションの話をした怪談師が話し終えた途端、 血を吹いて倒れてしまうという怪奇現象が起きたのだという。しかも2人も――。 その理由は〈真実〉が語られていないからだと推測し、 2人は協力して真実を探しだそうとするが、ライブまでは残り34時間を切っていて……。 引きこもりの〈棲師〉×美形オッドアイの凸凹コンビが 怪奇現象の裏に隠された真実を浮かび上がらせていく! -
サンマイ崩れ
熊野本宮に近い山村が大水害で多くの死傷者を出したと聞き、僕は精神科の病院を抜け出した。奇妙な消防団員二人と老人とともに熊野古道を進み、崖崩れで崩壊した隣村の墓地にたどりついた僕が見たものとは? 熊野山地の集落で台風による山崩れが起こった。パニック障害と離人症性障害のため入院中だった僕は、いてもたってもいられなくて、病院を抜け出した。現地対策本部で出会った不思議な老人ワタナベさんと二人の消防団員とともに、土砂崩れで流された墓地の応急処置に向かうが…。第13回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した表題作のほか、書き下ろし中編「ウスサマ明王」を併せて収録する。