きいろさんのレビュー一覧
レビュアー
-
ネタバレ
何度も読んでる。
一見、攻の真城くんより受の奏くんの方が、(想いが)重いのかな、と思ってたら違ってた。
なかよしっぷりが可愛く描かれてて、ほっこりするし笑えるしで楽しい感じなんだけど、真城くんの抱えてる家の事情とか、彼自身の歪みが物語のベースにあって内容は割と深い。
でもそれを明るくさらっと描かれているとこが先生らしくて好きです。明るく晴れたあとの2人を応援したくなりました。
エチはソフトだけど(でも真城がなにかとイチャつこうとするとこは好き)2人の初めてエチは同人版の「ふたりだけのはなし」でめっちゃ堪能できます。そちらも併せておススメ。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
ネタバレ 購入済み
まだ続いて欲しい
個性強めの2人がそれぞれ大人のバージョンアップしつつ、(コメントで仰っていましたが)一対一から2人一緒のかたちにアップデートしていく恋する2人のお話。(なので一巻読んだ方が良いです)ラブコメ色強めの中にちゃんとそこら辺も滲み出てて、いつもながら面白がっているうちにほっこり幸せな気分になってるパターンにはめられました。
イチャコラは多くなりましたが、この作家さんの最中にする2人の会話が好き(上質な男とH、俺の胸でおやすみなんかの)なので少し残念、でも艶かしいのは相変わらず健在です。
どのお話も終わらないで欲しい、ずっと続きを読んでいたいものばかりなんですよね…ほんと困る、ほんと好き。 -
ネタバレ 購入済み
日常感がいい。
表紙をみて、この2人がcpで最後幸せになるんだろうと布石をした状態で読み出しましたが、そんな読みも忘れて久しぶりに引き込まれました。
どこにでもいる、どこにでもある日常、のトーンがずっと崩されず丁寧に描かれていて、恋愛というより少しずつ成長しながら変わっていく彼らにすごく惹かれました。とっても面白かったです。
人を好きになること、好きになったからといって、すぐ恋に発展する訳でもなく、気持ちさえ伝えずに終わることだってある。ゲイバレの辛さも、そこからの展開も、それぞれの葛藤がよく伝わってきて、読み終えた今はすぐに読み返せないくらいのボリュームで余韻に浸っているので精一杯ですが、出会えて良 -
-
-
ネタバレ 購入済み
ゆっくり楽しみます
ハッピーバースデーが好きで、思い出したようにまた読みたくなって最新作のこの作品を購入。
原作者は別の作家さんだけど、違和感なく馴染んでいて楽しめました。
話のなかでもパンデミックにより外ではマスクをして自粛して生活するのが日常になっているという設定で、思えば2年近くになるのにこういった話読んだの初めてだなぁと新鮮、だけど、現実でも日常化してしまってる意識が不思議と違和感なくただ神妙な気分にさせる部分もあって、ちょっと複雑な気持ちで読みました。
世界中の誰もが同じだけ自由を奪われてる普通じゃない状況のなかで、でも相変わらずそこには人の気持ちはちゃんと存在していて、それをどう扱うのか、忘れら -
ネタバレ 購入済み
舞台は男子校の映画部。3D映像を取り込んだり、作った作品をSNSに投稿したりと活動はかなり真面目で本格的。このくらいの年頃って、自分は何者なのか?といった問を誰もが多かれ少なかれ持ち始めていくと思うんですけど、そういった不安や危うさを胸にしまいながら部活に熱中するそのひとときの濃密な時間…なんかそういうことを、シリーズの他のお話もそうだったんですが、眩しくて、切なくて、でも幸せな気持ちを感じながら読んでいました。
それとシリーズ史上、個人的にいちばんじゃないかと思うくらいエモい場面が際立つ今作。
特に攻くんがねだるように甘えてながら告白するところ。あと初めてのエッチの時の眼鏡の使い方もすご -
購入済み
その後
「俺しか知らないカラダ」で結ばれた2人のその後のお話。時間はそんなに経っていない、まだ新鮮な気持ちをお互い噛み締めてる感じがゆっくりと丁寧に描かれてます。受の初々しい感じは相変わらず可愛いのですが、なんといっても攻くんの好きが止まらない自分に戸惑ってるところとか甘く変わっていく様が堪りません!アクシデントや他に誰かが出てきて掻き回すというより、(今回は気配だけありますが)2人のなかで起こる心情や機微を官能的に描かれている先生らしいエモーショナルな作品で、その独特の味わいが堪能できます。なので本当は一気に読んだ方が没入できるのでしょうが、そこまで待てないのがファンの心情…続きも楽しみです。
-
ネタバレ 無料版購入済み
書き下ろしも良かったー
単話読み済みだったんですが、書き下ろしに辻氏の過去の話が載るというので、やっぱり購入。先生の書き下ろしは何話もあって、内容もいつも楽しいんですが、今回はこのボーナストラックを読んで辻氏の気持ちがよく分かってより話に感情移入できた感じで本当に良かったです。
彼は先生のお気に入りのキャラだそうですが、今回次々と明かされる彼の魅力が仕草や気持ちの揺れのリアル感で溢れててヤバかったです。三森さん〜のCPもそうでしたが、攻がほんといいんですよね、人間的で大好きです。
いま三森さん〜の番外編が始まってますが、そちらにまた辻智CPが登場するとかあるといいなぁ。とっても満足してますが、期待してしまいます。 -
ネタバレ 購入済み
惜しい
試し読みで続きが読みたくなって購入。
絵がいいです。表情とか作家さんの熱を感じます。なので敢えて惜しい、と思う。主人公の2人はどちらも複雑な境遇を抱えていて、お互いに支えながらそれを乗り越えていくというストーリーはいいし、その上でリバというのもかなりいいと思うんですが、展開は予想範囲内で気持ちが揺さぶられる程良かったというとそうでもない。画力と設定が良かっただけに惜しい気がしました。ページ数かなぁ、あと一目惚れもいいけど本気で気持ちが動いてるのが伝わる何かが欲しかったです。
もしかしたら何冊も読み過ぎて素直に喜べないのかもしれません。なので普通に良かったのと次も楽しみということで★4で。 -
-
ネタバレ 購入済み
フラグ整理中…
作家さん買いです。どうしてもTLのイメージがあって期待して読んだあと、あれ?これ違うんだ。と気付きました。でも相変わらず、絵が綺麗で読みやすいです。
他のレビューにもありましたが、TLっぽい展開が多いです。霊感がある主人公は、なぜか霊を祓うこともできるんですが、霊媒体質の部長と一緒のベッドで寝ることで霊を寄せつけない(ペンダントの効果ってこと?)とか、過去にトラウマがありそうな部長は、なかなか恋愛に前向きになれないのに、嫉妬を自覚した途端、いきなり主人公にキスしちゃうとか。読者としてはエロ味強めの嬉しい展開ではあるんですが、ちょっと強引な感じが否めませんでした。自分からキスして、やきもち焼い -
ネタバレ 購入済み
ドラマチック!
さまざまな性愛を描かれている座裏屋先生の本格的長編ラブストーリー。いつもながら世界観が素晴らしく、ドラマチックであっという間に引き込まれました。
悲惨な生い立ちから気持ちの拠り所が見つからないまま、ストリートチルドレンとして、今は男娼として性を切り売りしてきた受。奔放にみせているけれど、本心は人を信じられずに寂しさを持て余していたところに、離婚調停中で現実にすっかり疲弊した攻がやってくるところから物語は始まります。
今回は2人のなかにフラグが立っていく過程が描かれているんですが、シーンひとつひとつがほんと印象的。特に手はウソをつけないと信じる受が、攻の手に惹かれるものを感じる出会いの下りは -
ネタバレ 購入済み
読んで良かったー!
作家さんの作品は初めてではないので、すぐ買わずに迷っていたんですが、レビューをみて決め、読んでみたら思ってた以上。良かったです〜嬉しいよぅ。
攻めの長年の片想いを実は拗らせてるという設定はツボだったので、そこに期待して読んでいったんですが、優しくて男らしい、そして受けに弱い攻め君が爽やかに描かれていてほんと魅力的でした。2人のモノローグも良かった、読んでてキュンキュンしました。
あと、先生のじっくり描いたエロは初めて読んだんですが、セリフが少なめで絵で魅せる、カットとか絶妙で良かった、2人の気持ちが伝わってきたしエロかったです。
-
-
-
-
-
ネタバレ 購入済み
ずっと続きをよんでいたい
前回は可愛かった豪くんのちょっと男らしい一面が見られたり、ライバルだった響くんといつの間にか仲良し(阿久根くんに女子会と呼ばれるほど)になったり、阿久根くんのナイーブな事情が分かったりと更にキャラたちの魅力がパワーアップしていてファンとして楽しく盛り上がりました。
響くんのシリアスな場面もありましたが、最後まで優しくてほのぼのした雰囲気のなか、可愛らしいキャラ達に笑い、癒されました。
先生の作品は、ラストなんかも押し付けがましくないので余韻のある読後感が心地いいです。
でもまた響くんの話とかも読んでみたいです。日々、みたいなお話でもいい、大好きな作品です。 -
ネタバレ 購入済み
幸せになる
絵津鼓先生のファンになるきっかけになった作品。先生の他のお話もいいんですが、やっぱりこの作品が一番好きです。
特にセリフでしょうか。言葉のチョイスが好き。
豪くんの可愛らしいとこ、阿久根くんの男らしいとこがありつつも、絵津鼓先生ならではの味わいがあって堪らなく幸せな気持ちにさせてくれます。先生自身も可愛らしいひとなんでしょうね、きっと。とかいい作品に会うと思ってしまう。
両片想いとか、年下攻めとかはめようとすればいろんなカテゴリーが当てはまるんですが、先生のお話は自然な味わいがあってこれだと言いたくない気分になります。とにかく好きになっちゃったんですね。 -
-
ネタバレ 購入済み
大人の恋愛
真面目で繊細なゆえに傷付くのが怖くて必要以上に踏み込まれることが苦手な男。自分と外とを隔てる肌、私というカタチを語るこの肌に気付いて触って欲しい…恋愛を通して人と深く結ばれることで初めて知った悦びと幸せ。そこから自分を赦し向き合い、解放していくまでをうっとりと情感豊かに描かれています。
2人の他はほとんど登場しません。
そして話の大半が2人の情事(というのが合う気がする)という設定です。でもこれが逆に濃密で官能的な情景がすごく伝わってきてぞくぞくしっぱなしでした。特に色気が増して魅力的になっていく受けがほんと良かった。
大人の恋愛ですね、ハラハラドキドキみたいなのはないけど、物足りなさは -
購入済み
描写が上手い
細部まで丁寧に描かてれる、絵が綺麗な作家さんはたくさんいらっしゃると思いますが、エロの描き方がとにかくうまい。情緒や機微がよく出ています。例えば攻めの視線をコマ割りしてみせるとか、カメラワークの上手い動画を観てるみたいでほんとドキドキしました。画力はもちろん、カットのセンスもいいし、どのアングルからの絵も上手いからコマ割りしても分かりやすいんですよね。
あとエロのシーンてお決まりのような絡みポーズがいきなり出てきたりすることが多くて食傷気味だったんですが、徐々に煽られてく過程をゆっくりじっくり堪能できました。とってもよかったです。(自分の性癖、行為に入る前の服を脱いで脱がされてってやっていく -
-
ネタバレ 購入済み
あとからじわじわきました
「三森さんのやらしいおくち」で当て馬になった辻英司氏が主人公のおはなし。正直なところ、このCP、かっこいいのか?どんな魅力があるの?最初は分かりにくかったんですが、何度も読み返しているうちに、攻のナイーブで大人の魅力が堪らないとか、受の一途でかわいいとこ、幸せいっぱいなカオとか刺さってきて結果たまりませんでした。
辻氏はハーフだったのかな、(この話でやっと確信)日本人には真似できないジェントルマンで恋人ファーストっぷりが半端なくて、酔いそうでした。特に英語で囁くあそこはヤバいでしょ~。智くん、良かったね。
おくちCPも出てきます。おくちの話と同時進行で展開していた裏ストーリー(実は -
-
-