くまおばさんさんのレビュー一覧
レビュアー
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残念です
訃報を聞いた時、残念でなりませんでした。
これから田中さんと周りの皆が、どんどん変わっていくのが楽しみだったのに、続きは永久に読めなくなってしまったのですね。
サブカルチャーともてはやしながら、作り出す人への敬意がどこか欠けて使い捨てしているように感ずることが、今後無いことを祈ります。
実写ドラマの原作を漫画に求めるのは、個人的には元々あまり好きではありません。
漫画は二次元で、ほかの感覚から切り離した表現手段ゆえの自由さがあると思っています。
実写ドラマは、リアルに近いのですから、別の方向性であることを自覚して原作を考えるべきではないでしょうか?
そして最近は脚本家をも大事にしていない部分も -
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想像の斜め上加減がすごい
人の心が読めてしまう、という設定は例えば筒井康隆の「七瀬シリーズ」などを連想します。
筒井康隆の場合だと陰鬱な部分や人間のドロドロした部分の描写が描かれて、人間を描くとそうなることは必然かなぁ、とは思います。しかし、この作品はその陰鬱な部分が童話のような空想に置き換えられて、かつその部分が面白くて、雰囲気を180度か160度くらい違う方向に持っていくのが魅力ですね。
実際人の心の中には想像の斜め上くらいの強さや強かさがある、と信じたい部分が作品になった気がします。漫画は自由であるべきだと思うので、こういう作品も好きです。 -
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購入済み劇場版は飛び入りだから
劇場版は設定自体が飛び入りで、本編は話が継続していく、という縛りがあり、かつ、ほとんどの既存の登場人物が出て来なくてはいけない、となると、どうしても無理無理の部分がありますね。
だから星4つ。
個人的には、シリーズの中では9巻のカタリナとマリアが港町のレストランで潜入捜査の為に働く話が好きです。登場人物が少なめだけど、カタリナとマリアが一番生き生きと活躍していたのは、あのレストランの場面かなぁ?と思います。
まだ隠し玉を持っているかもしれないソラが結構魅力的なのも9巻かなぁ?
その代わりいつもの登場人物は少ししか出ませんが。
つまり、沢山の登場人物を濃く描写するのは困難なので、薄くなって大変だ -
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絵が美しい
原作のWeb版の文章がとても長いと感じてしまうので、ばっさり切ってこれくらいにしてコミック版にした方が読みやすく感じました。
コミックにしては文章が多いと思いますが、原作はもっともっと長く独特の世界観なので、ずいぶん読みやすくなっています。
人ならざる美しいモノである魔物がキーパーソン?なので、魔物が美しく描かれているところがいいですね。『悪役令嬢は推しが尊すぎて・・』の絵も魅力的だったのですが、こちらの絵も素敵ですね。
この小説は魔物の魅力がミソだと感じているので、ツボにはまっていると思います。
また新しい魔物が登場して、物語が進んで行きますね。
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どうなるこの先?
漫画で笑えるシーンが多いのですが、ふと気がつくと登場人物のほとんどが可哀想だったり、残酷な運命を背負っていたり、悪い環境に苦しんでいたり、と大変です。
特に主人公と皇帝は頑張っても周囲にほぼ認めてもらえていません。
そんな主人公が生き延びられるのは皮肉なことに逃げたいと思うほど怖いお父さんが仕込んでくれた暗殺技術、唯一慰めてくれるのは皇帝、その皇帝の数少ない救いは主人公、この救いの少ない設定はこの先どうなるんだ?と思って読んでいますが、この先どうなるでしょうね?
続刊をこれから読みますが、とこまでこの鬱設定は続くかな? -
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読み返しました
懐かしいですね。
アカデミックで、飄々としていて、ユーモアがあって、登場人物がそれぞれみんな自分があって自由で。この漫画の効果もあって当時のH大の偏差値がますます上がってしまったのはおまけ?でした。
この時代に買った紙の本は、もう傷みが来てしまって、最近は読み返したいものだけ買い直しています。紙とペンとトーンなどで書かれた漫画は最近のと少し違って少し素朴な手書き感があります。
それが味でもあります。
もう紙の本の置き場所が家に無くなったので、デジタル化して(少し綺麗になって?)再版してもらえると嬉しいです。紙もいいのですが、多くなりすぎると家が歪みます(木造だからですが)から。
この作品のよう -
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購入済み全部読むには人生は短い?
昔B級映画だ??けれども何故か忘れられないと思った映画の原作がキングだとわかり(車が人格を持ってドライバーの少年のストーカーになる話!)、妙に納得した記憶があります。この作家の作品は面白いので、メディア化された作品がこんなにも多いのですね。
面白くて何回も見直した『ショーシャンクの空に』の原作もキングでした。もっとも映画化するためにかなり改変してあるようですが。
これだけあると死ぬまでに全部読み切れるかなあ?と思えてしまいます。
でも、とてもうまくメインの作品が紹介してある一冊で、さっそくまだ読んでいない作品をいくつか読みはじめたい、と思わせる一冊です -
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変わらないことと変わっていくこ
今がとても居心地が良くても、どうしても世の中は変わっていってしまうことは分かっています。でも心の中に変わらず持っていたいものもあります。このヒロイン?はそんな何かがあって、それが周囲を幸せにしてくれるので、友達が入れ替わり立ち替わり居てくれるのですね。
そんな癒し系のお話で、ヒロインに結果的に振り回されてしまっても、幸せそうな周りの人たちのあれやこれやが笑えます。
多分、何があっても最終的に全力で自分の信念に素直に生きてしまう、そんな生き方をしてみたい、そう思わせてくれる作品です。これからどう変わっていくのか、楽しみです。
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タブーも明るくポジティブに
TL小説ですが、文化的には性の問題はタブー扱いされるものですね。タブー扱いされてかえって誤解や間違いが広がって、結局それは皆が楽しくない、悲しいということになります。
ギャグ?場面も大多く笑えるこの作品ですが、一番いいところは無茶な?問題を何とかしなくてはいけなくなったヒロインが、前向きに正面からタブー視されている問題を取り上げて、周囲を慌てさせているところです。
本当に、このくらい開けっぴろげに正々堂々問題に取り組めるといいんですけどね。
世の中、結構タブー視されていることは沢山ありますが。
また、ヒロインと弟子?のメンタル最強なところが魅力的ですね。 -
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