ブロンズ
レビュアー
  • S級ギルドを追放されたけど、実は俺だけドラゴンの言葉がわかるので、気付いたときには竜騎士の頂点を極めてました。 1

    竜の性格が丁寧に描かれている。

    中世風ファンタジー、追放ものです。お話としては、シリルが S ランク竜騎士ギルド『リントヴルム』から追放されたところから、無所属のまま数々の依頼をこなして、バラウール種のルイーズを仲間に加えて、姫様救出クエストをこなしたところまでです。

    面白いし、竜の性格と姿が丁寧に描かれていていいですね。ちょっと顔が人間ぽいけど。目のせいかな?髪型のせいかな?まぁ、そんなに気にならないです。そもそもマンガが読みやすい。文字を詰め込みすぎず、特にルイーズの表情でシリルとの会話の感情が補完されているような感じがしました。

    話で気になるのは、やはりシリルの能力の出どころですね。これからフォーカスされるのでしょ...続きを読む

    0
  • 張り合わずにおとなしく人形を作ることにしました。1

    面白いけど、設定モリモリ。

    中世風ファンタジー、異世界転生、悪役令嬢ものです。お話としては、アルティリアが 9 歳で転生を思い出すところから、父がロゼレム公爵に唆されてクーデターを画策していることが分かり、ロゼレム公爵に取り憑いたアスクラスアを退けたあと、帝国に彷徨える伯爵が戻ってきたことが分かるところまでです。

    絵は良い感じなのですが、アルティリアとエルスはどう見ても 9, 10 歳には見えないです。特にアルティリアは、精神が大人びているので、見た目はちゃんと年相応に描いて欲しかったですね。大人の男性陣はかっこいいので、成人男性以外を描くのが苦手なのかなと思いました。

    内容は、うん、まぁ、いろいろな設定がモリモリで...続きを読む

    0
  • 占い師には花騎士の恋心が見えています【単行本】2

    二人の関係で重要な場面。

    お話としては、薬屋の定休日にエクトルと会うところから、お忍びのカイオス殿下と知り合い、エクトルの初恋相手がシルル自身だと分かり、エクトルの所属する騎士団による魔物討伐が完了するところまでです。

    早くも二人の関係の重大な場面がきましたね。シルルからはエクトルの初恋相手が自分だと分かり、同時にエクトルも自分が恋をしたことを自覚しました。今回のはマジでいい場面でした。しかも、シルルはほぼ心が読める能力があるので、少女マンガでは定番の勘違いのすれ違いみたいなのがないです。ここまでヒロインが落ち着いていて冷静で安定感がある作品は、ほとんど見たことないかも。すごく安心して見れます。エクトルと友達以上にな...続きを読む

    1
  • 占い師には花騎士の恋心が見えています【単行本】1

    絵が綺麗で読みやすい。

    中世風ファンタジー、クールな薬屋とイケメン騎士のやつです。お話としては、シルルがエクトルを予測線で危機から救うところから、エクトルの魔障を治すために二人で薬草を取りに行ったり、定休日に会う約束をしたりして、港町に買い物に行って帰ってきたところまでです。

    ヒロインは感情の起伏があまりない面倒ごとに関わりたくないクール系の薬屋、ヒーローは超イケメンで本人もそれを利用して第一王子のために情報収集している感じで、なんか中華風のアレで見たことあるなと思いました。二人の間の会話の雰囲気もやや似ている気がします。まぁ、話のジャンルは全然違うので気のせいです。

    まず、絵が綺麗で読みやすい(やや字が多い)し...続きを読む

    0
  • パーティーメンバーに婚約者の愚痴を言っていたら実は本人だった件(コミック) : 2

    後半は怒涛の正体バレ展開。

    お話としては、ロゼリーがソロでパワーレベリングするところから、14 歳になってリュートとラインハルトに出会い、何年も囚われていたシャルティアーナ姫を助けて、ついでにルイが王太子であることが判明するところまでです。

    今回も面白かったですね。話の展開が早く、特に後半はシャルティアーナ姫を助けるところからルイとカインの正体が判明するのは、かなり怒涛の展開だったと思います。15 歳で社交デビューということで、次くらいにはルイに正体がバレてしまうのか、気になります。というか、展開が早い。

    今回のツッコミどころで言うと、リュートとラインハルト(特にラインハルト)は、前巻の最後でかなり闇属性を忌み嫌って...続きを読む

    0
  • パーティーメンバーに婚約者の愚痴を言っていたら実は本人だった件(コミック) : 1

    設定も属性もモリモリ。

    中世風ファンタジー、異世界転生、悪役令嬢、冒険者ものです。お話としては、ロゼッタが 3 歳で転生を自覚するところから、ルイスリーズ殿下と婚約して、12 歳で冒険者になって、ルイとカインとパーティを組むところまでです。

    絵についてはかなり良いと思います。人物はたまに微妙ですが、背景やエフェクトがしっかり描いてあり、コマ割りも工夫してあって読みやすいです。あとは、キャラの魅力があればなぁって感じですね。いまのところ、ビジュアルにしろ性格にしろお気に入りキャラがいないので残念。ついでに言うと、ロゼッタの私服がニットセーターなのはどうにかならなかったんでしょうか。異世界感が急になくなって、なんでやね...続きを読む

    0
  • 氷の侯爵様に甘やかされたいっ!~シリアス展開しかない幼女に転生してしまった私の奮闘記~@COMIC 第2巻

    主要キャラっぽいのが続々登場。

    お話としては、ユリアーナが持つビアン国の王族としての力について話があり、本来の展開でのパーティメンバーであるクリスティアとオルフェウスに出会い、フェルザー家で管理する森で精霊王が誕生したことが分かるところまでです。

    今回は、ビアン国の王族の力に関する説明と、主要キャラっぽいクリスティアとオルフェウスとの出会いがメインでした。個人的にはちょっと物足りなかったかなと思います。事件らしい事件があまりなかったからでしょうか。

    あと、冒頭でビアン国の王族の力の話が出てきたのに、それ以降全く触れていないので、せっかく面白そうな話が出てきたのにもったいないなぁと。加えて少し不満を言うと、説明が結構抽象的...続きを読む

    0
  • 婚約破棄されたのでお掃除メイドになったら笑わない貴公子様に溺愛されました(コミック) : 1

    前向きで明るいヒロイン。

    中世風ファンタジー、婚約破棄から始まるラブコメ?です。お話としては、ミスリルが婚約破棄されて魔法士団のお掃除メイドに就職するところから、メイドの初仕事や他のメイドからのいじめを華麗にいなして、お休みの日に帰ってきたところまでです。

    絵柄は概ね安定していて、マンガとしても読みやすいです。ミスリルが表情豊かで可愛いのと、何よりアルフリードがめっちゃかっこいい(+可愛い)です。ミスリルのような直球の良い子こそ、アルフリードの心を溶かしてくれるのでしょう。二人のこれからが楽しみです。

    話の内容は、とにかく王道少女マンガな感じがあります。ヒロインのミスリルがかなり前向きで明るい子なので、あまりハラハ...続きを読む

    0
  • 悪役令嬢ですが攻略対象の様子が異常すぎる@COMIC 第1巻

    絵がずっときれい。

    中世風、異世界転生、悪役令嬢ものです。お話としては、ミスティアが 10 歳の誕生日に転生を自覚して、ノクター夫人襲撃事件を全員無事で切り抜け、レイドとエリーの問題を無自覚に解決するところまでです。

    まず、絵が美しいです。表紙絵から美しいのですが、このクオリティでマンガ全編読めます。非常に良い。人物はもちろんのこと、全体的に背景にもこだわっていて、エフェクトも邪魔にならない程度に細かく入っています。

    また、お話は王道の悪役令嬢がシナリオを改変していくやつですが、話が良く組み立てられていて納得感があり、テンポも良いので次へ次へと気になって読み進めてしまいます。そして、良い裏切りだと思ったのはヒ...続きを読む

    0
  • 氷の侯爵様に甘やかされたいっ!~シリアス展開しかない幼女に転生してしまった私の奮闘記~@COMIC 第1巻

    異世界転生、溺愛系。

    中世風ファンタジー、異世界転生、冷徹系ヒーローに溺愛されるやつです。お話としては、ユリアーナが魔力暴走を機に転生して目覚めるところから、ペンドラゴンの妻の危機を助けて、ユリアーナをビアン国に引き渡すよう要求されたランベルトが魔力暴走を起こして、ユリアーナが止めるところまでです。

    絵もお話も良い感じで、今のところ唯一の難点としては、ユリアーナの「でしゅ」みたいな赤ちゃん言葉が鬱陶しいくらいです。絵はたまに崩れる(顔や頭身がたまに変だったりする)ものの、マンガとしても読みやすいし問題ないです。ユリアーナは可愛いし、ランベルトもヨハンもかっこいいです。お話も、ユリアーナの悲劇的な出自から始まって重...続きを読む

    0
  • 薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ 1

    こちらは内容と雰囲気重視。

    自分はアニメからこの作品に入り、この作品の世界観をより深めるためにコミカライズを読み比べました。個人的にはこちらの小学館版を購入したいと思います。決めた理由はスクエニ版の方のレビューに書きました。

    この作品は、中華風後宮ミステリー(じゃないかも。事件解決もの)です。内容としては、ここしばらく流行りの異世界ものを女性向けにしてファンタジー要素を無くした感じでしょうか。主人公が、優秀な能力(この場合は、薬の知識や洞察力といった頭の良さ)を隠して生活していたが、身分の高い人などにバレて認められていくという、割と良くある感じです。中華風を題材にするのはまだそんなに多くないですが、薬師ものは中世風異世...続きを読む

    1
  • 薬屋のひとりごと 1巻

    こちらはビジュアル重視。

    アニメから入り、原作小説は未読、コミカライズが両方(小学館版・スクエニ版)とも 1 巻が無料期間だったため、購入を見据えて読み比べさせていただきました。

    個人的な結論としては、こちらのスクエニ版ではなく小学館版の方を購入しようかなと思いました。

    先に断じておくと、こちらのスクエニ版ももう片方の小学館版も、内容に遜色はないどちらも良いコミカライズです。従って、どちらかを選ぶのであれば優劣ではなく、何を求めているかだと思います。

    自分はアニメからこの作品に入ったため、この作品の世界観をより深めるためにコミカライズに手を出すことにしました。アニメがスクエニ版をベースにしていることは、この 1 ...続きを読む

    1
  • 転生王女は今日も旗を叩き折る 2(アリアンローズコミックス)

    ルッツ編が無事に解決。

    お話としては、ニクラスがヒルデを始末しようとするところから、ルッツとテオの誘拐事件が発生して無事に解決して、ローゼマリーの懸念を予知夢としてレオンハルトに打ち明けるところまでです。

    今回でルッツ編が無事に解決しました。思ったより長かったですね。1 巻のテンポが良かっただけに、途中で少し冗長に感じました。一方で、最後にはレオンハルトと二人きりのやりとりがあり、今まで関わりが希薄だっただけに「やっとか」と満足感がありました。続きも楽しみです。

    0
  • 転生王女は今日も旗を叩き折る 1(アリアンローズコミックス)

    フラグを淡々と折っていく爽快感

    中世風ファンタジー、異世界転生、乙女ゲーのバッドエンド回避ものです。お話としては、攻略対象の闇落ちフラグを折るために、ヨハン、ゲオルク、クラウス、ルッツと対処していき、ルッツの対処中に内通者疑惑のニクラスとヒルデの問題に立ち向かうところまでです。

    絵柄は少女マンガ系かと思いますが、青年キャラの頭が少し大きい気がしました。逆に、ヒロインのローゼマリーはめっちゃ可愛いです。男性キャラがもっとカッコ良ければなお良いですが、マンガとしても読みやすいので問題ないです。

    お話は、乙女ゲーのバッドエンド回避ものとして王道ですが、ヨハン、ゲオルク、クラウスと闇落ちフラグを淡々と折っていく様子は、テンポ良く...続きを読む

    0
  • 塔の管理をしてみよう 8

    塔の神殿の落成式。

    お話としては、狼の層の移動や火と風の妖精石を設置するところから、フローリアに危険が迫っているという神託を受けて、塔の神殿の落成式で神の召喚を成功させるところまでです。えっちシーンは、なしです。

    今回は、前半が塔の管理で、後半が神殿の落成式でした。前半では、久々に飛龍のコーが登場しました。1 巻以来?新たな設置物として妖精石なんてものも出てきたので、これから妖精が登場するのでしょうか。今から楽しみです。そして後半では、神殿の落成式がありましたが、また外部との政治的なやりとりが必要になってきそうですね。今回は特に神殿との関係が重要でしたが、ローレル神殿長がいるのはエリサミール神殿なので、他にもジ...続きを読む

    0
  • 塔の管理をしてみよう 7

    フローリア分からせ回。

    お話としては、ミツキがフローリアと決闘を行うところから、管理層のメンバーが神力の扱いについて訓練して、スピカと交神するところまでです。えっちシーンは、なしです。

    今回は、前半がフローリア分からせ回、後半が交神回でした。調子に乗っているフローリアを分からせる決闘は、程よくスカッとして良いですね。コウスケが侮られるときは、どうやって相手に分からせるか個人的に気になっています。実際、塔を攻略したときにコウスケは戦闘をほぼしていないので。あとは、後半ではしょっちゅう神と交神して、三大神の最後であるスピカとも交神しました。また、他にも神がいることがほのめかされていたので、今後登場するのか期待です。

    0
  • 塔の管理をしてみよう 6

    新キャラがいっぱい出てきた回。

    お話としては、塔の新たな機能「階層合成」でエセナが成長したところから、ミクセンの神殿に牽制したり、神社に新たに妖精ユリが現れたりして、フロレス王国からフローリアがやってきたところまでです。えっちシーンはピーチでした。

    今回は、新キャラがいっぱい出てきた回でした。世界樹の妖精のエセナが成長したことに加えて、アスラの力添えで妖精ユリが現れて、月の祭壇でジャルが正式に登場して、代官になったアレクの娘フローリアが登場しました。続々と新キャラが増えて良い感じです。今回で言うとユリが好きですね。あとは、新登場ではなく再登場ですが、ローレル神殿長も結構好きです。最後に出てきたフローリアはハーレムメンバーに...続きを読む

    0
  • 塔の管理をしてみよう 5

    ワンリの人化。

    お話としては、古の世界樹の枝から精霊ドリーが復活したところから、妖狐のワンリが人型に変身できるようになり、コレットと仲を深めるところまでです。えっちシーンはコレットでした。

    今回は、塔とクラウンの管理回でした。まずは、古の世界樹の精霊が復活して良かった。あの身体のボリューム感は少し抑えられましたが、ドリーという名前ももらって再登場でなにより。そして、ワンリの人化は予想外でした。このままハーレム入りとか?あとは狼のヒイとナナもワンチャンあるかな?とか期待してみたり。

    ストーリーとしては大きく動きませんでしたが、塔の管理は順調にいっているようで、特に狼と妖狐の成長が楽しみですね。そして、新たに...続きを読む

    0
  • 塔の管理をしてみよう 4

    ピーチ登場回。

    お話としては、転移門の増設のために聖職者の街ミクセンに行き、神殿といざこざがあった後、サキュバスのピーチと出会って、塔にデフレイヤ一族を迎えるところまでです。えっちシーンは、シュレインとシルヴィアです。

    今回は、ミクセンの神殿とのいざこざとピーチ登場回でした。そして、やっとシュレインとの仲に進展がありました。シルヴィアとまとめてだったのはアレですが、良しとしましょう。ミクセンの神殿については、ほとんど初めてとなる塔外部とのいざこざではないでしょうか。今までは塔内部のことにのみ構っていましたが、これから外部との政治も必要になってくる序章になることでしょう。どうやって渡り合っていくのか、見もので...続きを読む

    0
  • S級鑑定士なのにパーティー追放されたので猫耳娘と農業スローライフしようと思います。(2)

    ゾーイはツンが軽めのツンデレ。

    お話としては、ドラッグ・スムージー事件について歓楽街で聞き込み調査するところから、ソルトが一時的にギルド流通部の顧問になり、ゾーイを引き取ったところまでです。

    前回はゾーイの処分が甘いと思っていましたが、まさか命をもって償うか記憶消去までいくとは思っていませんでした。特に、記憶消去はなかなかエグいというか、処刑の方がまだ温情のような気がします。ソルトなら、そこまで聞いてしまうと助けたくなっちゃいますよね。相変わらずのお人好し具合ですが、そこまで不快感はなかったです。

    そして、相変わらずキャラが可愛いのに加え、ミーナさんが良い。出番も多くて満足です。サブキャラかと思っていましたが、この分だと...続きを読む

    0
  • アラフォー冒険者、伝説となる ~SSランクの娘に強化されたらSSSランクになりました~(2)

    ここからヴォルフがメイン。

    お話としては、ヴォルフがワイバーンを討伐し始めるところから、最終的にマザーバーンを討伐して、一方でレミニアがグランドドラゴンを討伐して、ヴォルフが単身で盗賊団のアジトに潜入したところまでです。

    今回のお話も面白かったです。前回はヴォルフとレミニアが半々くらいで行ったり来たりしていましたが、今回からはヴォルフがメインになりました。そのためか、主人公であるヴォルフの人の良さや善性が前面に出ており、主人公として魅力的だなと思いました。

    レミニアによる身体強化でどこまで通用するのかわかりませんが、ここからヴォルフがどうやって SSS ランクになっていくのか、楽しみに読み続けたいと思います。

    0
  • アラフォー冒険者、伝説となる ~SSランクの娘に強化されたらSSSランクになりました~(1)

    絵柄がめちゃめちゃ安定感。

    中世風ファンタジー、おっさん冒険者ものです。お話としては、主人公のヴォルフの娘レミニアが王都に旅立つところから、ヴォルフはベイウルフに襲われたりアンリ一行と知り合ったり、レミニアは猛将グラーフと一騎打ちしたりして、ヴォルフがワイバーン退治に掛かるところまでです。

    絵柄にめちゃめちゃ安定感があり、戦闘もかっこいい。人物も背景も、戦闘シーンもギャグシーンも、とても満足です。お話も良い感じで、ヴォルフの話とレミニアの話が交互に挟まるのですが、読んでいても混乱しないよう上手く描かれています。

    少し気になる点があるとすれば、冒険者ランクの「大勇者」とか「超越者」みたいな二つ名だったり、魔法の名前とか...続きを読む

    0
  • 公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます (2)

    ゴスロリいいね。

    お話としては、ドールのゴスロリ衣装が届くところから、マーガレット侯爵令嬢と交流を深めてゴスロリブランドを展開して、王子殿下のお茶会が始まったところまでです。

    今回のお話も面白かったです。やはり内容自体は異世界転生者の王道で、女性向けだと定番である服飾や小物でブランドを立ち上げるやつがありました。そして、ゴスロリのマーガレット様が可愛かったですね。ゴスロリの女の子がもっと見たい。甘ロリのミランダも待ってます。

    意外だったのは、ファンタジーな異世界なのに天体が普通に太陽系だったことですね。この辺はちゃんと理由の説明とかそのうちあるのでしょうか。あとは、性転換ものでは必ず立ちはだかる、同性に抱か...続きを読む

    0
  • 塔の管理をしてみよう 2

    世界樹と城を設置。

    お話としては、塔 Lv. が 2 に上がって灰色狼召喚陣を設置するところから、二つのユニークアイテムの設置とその管理者としてリストンとシュレインを召喚して、能力を表示するカードを出力する神具を作成したところまでです。えっちシーンは、ミツキのみと、コウヒとミツキがあります。

    今回から、淡々と塔運営が始まっていきます。大きいところで言うと、世界樹の設置とシュレインの登場でしょうか。シュレインは管理層に出入りするようになってハーレム入りですが、えっちシーンはまだです。楽しみですね。また、身体のボリューム感が半端ない古の世界樹の精霊さんも登場しましたが、さすがにハーレム入りはないか。巻末のイラストで...続きを読む

    0
  • 塔の管理をしてみよう 1

    塔運営を開始するところまで。

    中世風ファンタジー、異世界召喚でハーレムもの、ダンジョン(塔)運営シミュレーションものです。お話としては、主人公の考助が異世界召喚を選択するところから、コウヒ・ミツキと共に街で冒険者をしたのち、セントラル大陸の一番大きい塔を攻略して、その管理者になったところまでです。あと、コウヒとのえっちシーンがあります。

    絵はそこそこですが、内容は王道の異世界召喚でハーレムものです。すでに結構先まで読んでいて、思い出しも兼ねて読み返しているところですが、主人公がどんどん上位存在になっていき、ハーレムメンバーも増えていくので、王道好きにはぜひって感じですね。また、主人公は良い意味で個性ゼロのただの良い人なの...続きを読む

    0
  • 勇者様、湯加減はいかがですか? 5

    今回は個人的に当たりでした。

    お話としては、ミノタウロスのセリ、月狼族の妹分、人魚のメイと魚人のギン、ケットシーのチャトラ、といった感じです。

    今回は個人的に当たりでした。人外の特殊属性はほぼなかったのですが、フェンリルのケモミミロリからロリ爆乳と、チャトラのメスガキ分からせからの服従は、かなり好きなジャンルなので良かったです。特に、フェンリルはまた登場してほしいですね。

    そういえば、キャラの再登場回はそのうち来たりするのでしょうか。どんどん新キャラを出してほしいのもありますが、良かったキャラがまた出てきてくれるといいなぁと思いました。

    0
  • 公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます (1)

    独特な雰囲気の作品で新鮮。

    中世風ファンタジー、異世界転生ものです。成人男性から幼女への性転換転生ですが、いやらしい感じは全くありません。また、一応ループものっぽいです。お話としては、ミランダとして転生して目覚めるところから、6 歳の誕生日を迎えて淑女教育が始まり、魔法の実技の勉強が始まったところまでです。

    他の異世界転生ものとはちょっと違う独特なスタイルで、新鮮な良い趣だと感じました。まず、絵柄があまり萌えとかに走りすぎていない(ミランダはちゃんと可愛い)、偉人の伝記マンガとかにありそうな落ち着いた雰囲気です。また、背景美術や貴族の服飾・小物類が丁寧に描かれていて、非常に良いと思いました。この作品の世界観の作り込みと...続きを読む

    0
  • 絶滅危惧種 花嫁 虐げられた姫ですが王子様の呪いを解いて幸せになります 1

    絵も綺麗で、話も面白い。

    中世風ファンタジーで、ヒロインが虐げられている系のやつです。お話としては、エレナがロデニウム国に嫁ぐところから、ユーリ殿下の離宮の人たちやユーリ本人と仲を深め、カボチャパーティーをしたところまでです。

    絵も綺麗で、話も面白いです。まず、ヒロインのエレナが純真天然系で可愛いですね。線が細く儚い感じもあるので、まさに守ってあげたくなるタイプのヒロインです。そして、ユーリ殿下の離宮の人たちが良い人ばかりで良かった。お話の導入になる 1 巻ですが、世界観説明が最小限に抑えられ、エレナの可愛さと離宮の人々の暖かさを全面に描いているので、スムーズに作品に入り込むことができました。

    ユーリ殿下の呪いのこ...続きを読む

    0
  • 魔物を狩るなと言われた最強ハンター、料理ギルドに転職する~好待遇な上においしいものまで食べれて幸せです~(ノヴァコミックス)3

    新キャラのラフィナが良い感じ。

    お話としては、S ランクの魔物であるリヴァイアサンが出現したところから、公爵令嬢であるラフィナと対面して、リヴァイアサンの卵の依頼を受けて、現地を訪れているところまでです。

    今回は、新キャラのラフィナが良い感じでした。単純に可愛いし、魔物食にうっとりするところとか、キャッスルアントが B ランクと知って青ざめるところとか、ヒロイン?にあるまじき顔芸もあって、面白いキャラです。そして、水着回でちゃんとオリヴィアがいるのもありがたいですね。でも、受付の仕事しなくて良いのか?と思いました。

    話自体は、リヴァイアサン編の導入というか前編みたいな感じなので、ほどほどかと思います。でも、新キャラが良か...続きを読む

    0
  • 魔物を狩るなと言われた最強ハンター、料理ギルドに転職する~好待遇な上においしいものまで食べれて幸せです~(ノヴァコミックス)2

    三つ首ワイバーンの回。

    お話としては、ゼレットが三つ首ワイバーンの依頼を受けて仕留めるところから、回収して解体を見学して、美味しくいただくところまでです。

    1 巻はそんなに特筆することもなかったのですが、この 2 巻は思ったより全然面白かったです。1 巻で脱落せずに 2 巻も購入しといて良かった。

    まず、主人公のゼレットが良いキャラしていますね。チート級の有能ハンターでありながら、安全のために魔物の情報を公開しようと提案する(ハンターギルドではできなかった)あたり、合理主義ってだけでなく基本的には良いやつなんだろうなと思いました。あと、受付嬢のオリヴィアがめっちゃ可愛いですね。出番も多く、番外編でも優遇されていて...続きを読む

    0
  • 異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思います 3

    婚約破棄編が完結。

    お話としては、聖イレーネ祭が始まるところから、魔物を浄化する薬の開発に着手して、テオドールが使者としてシャンゼルにやってきたところまでです。

    今回の 11 話の聖イレーネ祭までで、乙女ゲーのエンディングと同時にフェリシアとウィリアムが結ばれたので、第一部の婚約破棄編が完結。次の 12 話のトレマ公会議からが教会編で第二部開始といったところでしょうか。

    婚約破棄編を総括すると、フェリシアが徐々に自分の気持ちに気づき、目を背けながらも少しずつ向き合う過程が、とても可愛くいじらしく描かれていて、そこが一番の見どころだったのではないでしょうか。フェリシアは、賢く達観していながらも恋愛には疎く鈍感、...続きを読む

    0
  • 唯一無二の最強テイマー~国の全てのギルドで門前払いされたから、他国に行ってスローライフします~(ノヴァコミックス)2

    親子愛の回。

    お話としては、レゾン鉱脈の奥で強い魔物と遭遇するところから、鍛治職人のザッカスの事情を聞いて、鍛治職人に復帰したところまでです。

    今回は、鍛治職人のザッカスを中心にバトルギルドの内情なんかも知れた回でした。ついでに、コハクのお人よし具合も。優しくて誠実なやつだとは思っていましたが、初対面の相手(ザッカス)にここまで入れ込めるのは、本当にいいやつなんだなと。内容的にバトルものを予想していましたが、戦闘は省略されていることが多いので、主軸はそこじゃなくて人間ドラマとかそっち系かなと思いました。それとも、前巻でスフィアが他の幻獣種たちと通信していたので、チート能力で無双系?

    また、今回も幻獣種の...続きを読む

    0
  • 逆行した悪役令嬢は、なぜか魔力を失ったので深窓の令嬢になります3【電子限定特典付き】

    ラシェル誘拐事件が完結。

    お話としては、ラシェル誘拐事件がルイ殿下に知らされるところから、無事解決するところまでです。

    これで、ラシェル誘拐事件編は完結といったところでしょうか。アロイスが家族の言う通りにはしないんだろうと思っていましたが、まさか禁術の跡を匿名通報までしていたとは、わざとバレるためにかなり用意周到だったんですね。アロイスがどこまで家族の呪縛から逃れられるか気になっていましたが、良きところに落ち着いたと思います。完全に振り切って通報してしまうのがベストだったのでしょうが、実際、よくない家族であっても 100% 悪い思い出のみというケースの方が少ないわけで、そう簡単に振り切って逃れられるものではないと思い...続きを読む

    0
  • 逆行した悪役令嬢は、なぜか魔力を失ったので深窓の令嬢になります2【電子限定特典付き】

    改心してからはほぼ聖女。

    お話としては、ラシェルとルイの街デートから、マルセル領での生活を経て、アロイスに襲われたところまでです。

    前巻からそうですが、ラシェルの改心ぶりが凄まじいですね。ここまでくると、やはり逆行前のラシェルはシナリオに踊らされていただけという説はあると思います。感情の揺れ動き方がもはや聖女です。そういえば、本来の聖女らしき人物が行動を始めているようですが、エルネストはすでに堕ちた模様。他の攻略対象っぽい人は、ルイとテオドールとシリルなので、ルイとテオドールは堕ちなそうだし、シリルが堕ちるのかどうか気になります。

    また、アロイスの件や教会の動きから、闇の精霊について重大な隠し事がありそうな感じです...続きを読む

    0
  • 逆行した悪役令嬢は、なぜか魔力を失ったので深窓の令嬢になります1【電子限定特典付き】

    ラシェルは幸せになって。

    中世風ファンタジーで悪役令嬢の時間逆行ものです。お話としては、ラシェルが時間逆行して目覚めてから、ルイ殿下と親交を深めなおして、精霊クロの力を借りて歩けるようになったところまでです。

    絵も綺麗で話も面白いです。今のところ明言はされていませんが、おそらく聖女ものの乙女ゲーで聖女が転生者なのでしょうね。この手の展開では、同じ学園に通ってバッドエンドを回避する展開が定番ですが、そもそも学園に通わないというのは新鮮で良かったです。

    また、ラシェルについても健気で好感が持てました。悲惨な最期を遂げるほどの悪役令嬢が改心するのか?と思っていましたが、そもそも逆行前の断罪された時点で自分を省みることがで...続きを読む

    0
  • 聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます 5 ~王太子は、前世で私を振った恋人でした~

    半分は回想、半分は魔石事件。

    お話としては、エミリアがシーナに変わるまでの回想から、謎の魔石をリズが破壊するところまでです。

    やはり、話の進みが遅くなったような感じがします。半分がシーナの回想なのは、さすがに長いような気が。展開が面白いだけに、もう少しテンポ良くなると嬉しいですね。内容的に、半分は回想、半分は魔石事件なので、そんなに感想はないです。次に期待。

    0
  • 聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます 4 ~王太子は、前世で私を振った恋人でした~

    シーナの話のみ。

    お話としては、シーナがしつこくキーファに絡むところから、シーナの正体について明かされ始めるところまでです。

    正直、ここにきて急に話の進みが遅くなったなと思いました。この間ではずっとシーナの話が続き、おそらく次巻の最初でシーナの正体が明示されることになるのでしょう。とはいえ、この巻でレベッカかオリビアの話があるのかと思いきや、全くなくシーナの話のみでした。確かに気になる展開ではあるものの、少し同じような話が続くなぁと感じてしまいました。

    0
  • 聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます 3 ~王太子は、前世で私を振った恋人でした~

    話の進みが予想より早い。

    お話としては、リズが聖竜と相対するところから、最終選定が始まって、コロドの聖女と対面するところまでです。

    まず、グレースが思ったより早く断罪されたことに驚きました。アイグナー公爵の娘だし、最初の方から突っかかってきていたので、選定の後半までバチバチにやり合うのかと。とりあえず、断罪の内容は良かったと思いました。あと、ナタリーの心身の傷をリズが癒やしてくれたので、そこも良かったです。

    一方、最終選定が始まりましたが、マノンの登場がやけに唐突だったような気がします。敵か味方か分かりませんが、今のところ味方寄りに見えます。また、他の候補者の顔と名前が紹介され、アナのエピソードが消化されたので、残...続きを読む

    0
  • 聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます 2 ~王太子は、前世で私を振った恋人でした~【電子限定特典付き】

    セシルとユージンの真相。

    お話としては、クレアから聖なる種の相談を受けるところから、セシルとユージンの真相が語られ、リズの聖なる実から竜が生まれたところまでです。

    リズとキーファのすれ違いが続いていましたが、とうとう誤解が解けました。思ったより早かったなという感想。こういうすれ違いはしばらく引っ張るものだと思っていました。リズがもっと早くキーファの話を聞いていればとも思いますが、こればっかりはセシルの心情を考えると冷静ではいられないことでしょう。むしろ、キーファの話を冷静に聞けてすごいと思いました。

    また、二人の他に転生者と思われる人物が現れました。こいつが当面の敵ということになるのでしょうが、転生しても自分の目的...続きを読む

    0
  • 聖女になるので二度目の人生は勝手にさせてもらいます 1 ~王太子は、前世で私を振った恋人でした~【電子限定特典付き】

    今の所、ザ・少女マンガ。

    中世風ファンタジー(異世界じゃない)転生で聖女ものです。お話としては、リズが聖女候補と認められるところから、次期聖女を決める選定試験が始まり、リズの聖なる種から芽が出たところまでです。

    今のところ、絵柄はいい意味でザ・少女マンガって感じですね。話はまだ、ヒーローとのラブロマンス感が控えめなので、よくある聖女ものという感じでしょうか。ヒロインは芯の強い(少し達観した?)良い子で、こちらもいい意味でザ・少女マンガな感じで好感が持てます。

    早速、次期聖女を決める選定試験が始まりましたが、他の聖女候補のあたりは強いですね。この手の話だとよくある展開なのですが、他を蹴落とす暇があるなら自分の心配をし...続きを読む

    0
  • 聖女の魔力は万能です 8

    第二部が終了。

    お話としては、宮廷魔道師団の応援が早かった理由についての説明から、スライムの森に討伐に向かい、クラウスナー領から王都に帰るところまでです。

    これで、第二部のクラウスナー領編が終了です。やや短い感じがありますが、面白かったです。欲を言えば、大きな山場みたいなのがなく、予定通りに瘴気の沼を浄化して終わりって感じだったので、ちょっと物足りなく感じました。代わりにセイとホークの場面を増やして欲しかった。

    また、宮廷魔道師団の応援が早かった理由ですが、まさかの第二騎士団の強行遠征とは思いませんでした。ドレヴェス師団長はもはやそういうキャラだと思うので分かりますが、第二騎士団の面々が独断で王都を離れる...続きを読む

    0
  • 聖女の魔力は万能です 7

    聖女の術の発動条件が判明。

    お話としては、昔の聖女の手記を読むところから、聖女の術の発動条件が判明して、スライムの対応のため派遣された宮廷魔道師団と会うところまでです。

    今回はセイとホークの話が多くて、特に良かったです。とうとう判明した聖女の術の発動条件は大方の予想通りですが、あそこまで明確になるとまぁ恥ずかしいよね。ただ、発動条件が判明したことで聖女としての役割を果たすことに対しても自信を持てるようになったんじゃないかなと思います。いざという時に発動しないのは怖いので、とりあえず一安心。

    また、幕間としてクラウスナー領側の本当の目的が語られましたが、さもありなんという感じ。そんなに悪いことをしているわけでもないし。...続きを読む

    0
  • 聖女の魔力は万能です 6

    第二部開始。

    お話としては、薬草の産地であるクラウスナー領からの出荷が減っているという話から、セイと第三騎士団がクラウスナー領に来るところまでです。

    今回は、第二部開始ということで導入的な話が主でした。第一部をセイが聖女であることを受け入れるまでの話だとしたら、第二部は聖女としての使命と成長とかになるのでしょうか。

    薬草不足ということでクラウスナー領にやってきましたが、とりあえずホークと一緒で良かった。もともとセイとホークの場面が足りないので、これでさらに二人の場面が減ったら悲しかったので良かったです。まぁでも、そろそろもう少し進展しても良いのではと思いました。

    聖女の術が自在に使えるようになる日は来...続きを読む

    0
  • 聖女の魔力は万能です 5

    アイラ良かったね。

    お話としては、セイが聖女の術らしきもので薬草を変質させたところから、西の森での討伐を終えて、リズとアイラとお茶会をするところまでです。

    今回は特に後半で話が大きく動きました。とうとうセイとアイラが再会し(そのタイミングで会話はできなかったけど)、カイル第一王子の暴走に制裁が下りました。国王がセイを聖女と明言したことと、カイルの一派を処分したことで、いよいよセイが聖女として認められたようなものですね。

    カイルに関しては、もしかしたら操られていたり魅了されていたりということを疑うような暴走っぷりでしたが、どうやらそういうわけではなさそう。前巻の通り、アイラの涙を見たことで罪悪感から周りが見えな...続きを読む

    0
  • 聖女の魔力は万能です 4

    とうとうアイラの話が語られる。

    お話としては、回復魔法の訓練のために第三騎士団を訪れるところから、エリザベスとのお茶会を経て、セイが聖女としての力に目覚めた?ところまでです。

    とうとうアイラの話が出てきましたね。エリザベスは、初登場時からどう考えても爵位が高いところの令嬢だとは思っていたけど、まさかカイル第一王子の婚約者として話に絡んでくるとは。そして、アイラは男癖が悪いのではなく、自己主張がなくて自我がないといった感じでしょうか。確かに考えてみれば、知らない環境に急に身を置くことになって頼れる人もほとんどいないとなれば、手を差し伸べてくれる人に頼りっきりにもなるでしょう。特に、年端も行かない未成年なら尚更。対照的に、セイ...続きを読む

    0
  • 聖女の魔力は万能です 3

    もう聖女だとほぼバレてきた。

    お話としては、セイが騎士の怪我を治してまわるところから、人物鑑定を経て、ドレヴェス師団長から魔法の講義を受けるところまでです。

    今回も面白かったです。いよいよ聖女であることがバレるかと思いきや、そう簡単にはバラされないものですね。とはいえ、騎士の怪我を治したことで状況証拠が揃いつつあるというか、外堀が埋められて行っている様子。

    そして、前巻に引き続き、王宮に向かうために着飾るセイが綺麗ですね。ホークとの仲はなかなか深まらないですが、もうちょっと二人の展開が欲しいところ。そして、今更ながら宮廷魔道師団のホークの親族っぽい人が、エアハルトという名前でアルベルトの兄であることが明かされました。自...続きを読む

    0
  • 聖女の魔力は万能です 2

    ホーク騎士団長がかなり紳士。

    お話としては、セイとホークの街デートから、セイの魔法付与実験を経て、セイが失った腕を復活させる聖属性魔法に成功したところまでです。

    セイとホークの恋愛は、大人な感じがして良いですね。ホークからすれば、重症だった怪我を治してくれた命の恩人だから、好きになったのも納得がいきます。そして、ホークの方からデートに誘って、自分の瞳の色の贈り物もするし、かなり紳士だなと思いました。

    また、セイがどんどん綺麗になっていくのが良いですね。髪留め効果もあるのでしょうが、恋する乙女という感じで回を追うごとに綺麗になっています。

    あとは、今回も人伝にしか話が出ませんでしたが、カイル殿下と聖女アイラの評判がだい...続きを読む

    0
  • 聖女の魔力は万能です 1

    絵も丁寧だし、話も面白いです。

    異世界召喚中世風ファンタジーで、聖女とか調薬のヤツです。お話としては、セイが現代から聖女召喚の儀で呼び出されてから、薬用植物研究研究員になり、ホーク騎士団長と街へ出かける約束をするところまでです。

    絵も丁寧だし、話も面白いです。ヒロインのセイは、召喚時の地味な感じから自作の化粧品の効果で綺麗になっていっている様子が自然で、ちゃんと美人になってきている感が良いです。また、他の登場人物が異世界感ある美男美女に描かれていて、特にホーク騎士団長がカッコよくて良いですね。

    お話としては、理不尽な聖女召喚にセイが激昂するところとか、ステータス見るとレベル上げたくなるところとか、すごい分かるなぁと思いな...続きを読む

    0
  • ある日、お姫様になってしまった件について 3

    デビュタント直前まで。

    お話としては、7 歳のアタナシアがルーカスのおかげで魔力の暴走から回復したところから、14 歳のアタナシアのデビュタント直前までです。

    この巻ではクロードだけでなく、イゼキエル、ジェニットについて掘り下げがありました。最初はクロードの葛藤で、まだダイアナと何があったかは明かされていませんが、その憎悪とアタナシアの愛情の間で揺れ動き、アタナシアが 14 歳に至るまでに徐々に傾きつつあります。

    次にイゼキエルですが、なんか距離の詰め方が雑じゃない?と思いました。本人の前に転移魔法で飛んで、会話してまた魔法で戻ってくるだけという、仲を深めるシチュエーションとしては雰囲気も何もあったもんじゃないな...続きを読む

    0
  • ある日、お姫様になってしまった件について 2

    進行は相変わらずゆっくり。

    お話としては、フィリックスがアタナシアの仮の護衛騎士になるところから、アタナシアが突然の吐血から回復するところまでです。

    今回のお話も良かったです。アタナシアがどんどんきれいに成長しています。この巻では、アタナシアの魔力についていろいろ展開がありました。とはいえ、進行は相変わらずゆっくりです。その関連で、ルーカスと神獣のクロが出てきましたが、クロに関してはまぁほとんど出番なしでした。

    話の主体は、当面はクロードとダイアナの関係についてを中心に進むと思われますが、本来のヒロインとそろそろ出会いそうな雰囲気も出てきているので、ここからどのような展開になっていくのか、楽しみです。

    0