作品一覧 2024/03/29更新 張り合わずにおとなしく人形を作ることにしました。【単行本】 試し読み フォロー 張り合わずにおとなしく人形を作ることにしました。 続巻入荷 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 雨宮皐季の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 張り合わずにおとなしく人形を作ることにしました。1 雨宮皐季 / 遠野九重 / みくに紘真 面白いけど、設定モリモリ。 中世風ファンタジー、異世界転生、悪役令嬢ものです。お話としては、アルティリアが 9 歳で転生を思い出すところから、父がロゼレム公爵に唆されてクーデターを画策していることが分かり、ロゼレム公爵に取り憑いたアスクラスアを退けたあと、帝国に彷徨える伯爵が戻ってきたことが分かるところまでです。 絵は良い感...続きを読むじなのですが、アルティリアとエルスはどう見ても 9, 10 歳には見えないです。特にアルティリアは、精神が大人びているので、見た目はちゃんと年相応に描いて欲しかったですね。大人の男性陣はかっこいいので、成人男性以外を描くのが苦手なのかなと思いました。 内容は、うん、まぁ、いろいろな設定がモリモリでちょっと疲れますね。ちゃんと読もうとすると、何回か読み返さないと大変です。これなら悪役令嬢要素あたりは削っても良かったのでは?と思いました。以下、自分用のメモ。 魔法は、固有能力より汎用能力の方が世間的には重要視される。魔法の位階は、魂域(エーテル) → 霊域(コーザル) → 神域(アートマ) と上がっていき、魂域 → 霊域には(本来は)十年近い修練が必要。絶世の才は、先天的に備わっている固有能力。現時点では、アルティとエルスの他、アルティの母であるシュアラが未来視の力を持っていた。 アルティリアの絶世の才は、人形魔法。魂域では、人形に命を与える。9 歳で霊域に達したので、人形に精霊が降ろせるようになった。一方で、アルティリアとは別に、黒川透子も転生したことを思い出した直後に絶世の才が開花。内容は、人の意思を奪って人形のようにする、人形魔法・箱庭の女王。こちらは、現時点では魂域。あと、エルスの絶世の才は、時間操作。魂域では、瞬発力の向上と夢の中での未来予測。 で、たぶん合っていると思う。たぶん。 個人的なメモを兼ねるヤツ 張り合わずにおとなしく人形を作ることにしました。 第1話 雨宮皐季 / 遠野九重 / みくに紘真 誤植がぁ‥林檎の「園」です原作 荒れ果てた林檎の闇、じゃ変じゃない?陳腐だよと思ってたので…。せっかくのキャラの初登場シーンなんだから早く直してあげてほしい。 『~誤謬は許されず、ゆえに長を伸ばすより短を補うべし』作中にこんな言葉入れてくる作家さんのことですから言葉は選んでるはずです。 、という感じで例えば執事長さんの台詞...続きを読むでも内容に厚みと深みが加わってそう、表紙から受ける幼稚っぽさ(失礼)よりずっと読み応えありました。前世での主人公の悩み方も共感出来るものだったし、絵も文句なしに綺麗です。お父様のスタイルの良さときたら、眼福です―。 mahotyaro 雨宮皐季のレビューをもっと見る