あらすじ
前世で貴族に騙され、不幸な死を遂げたリズは、今世こそ好きなように生きるため、聖女になることを決意する。
黒髪黒目の者だけが魔力を持つとされているなか、白髪赤目のリズは、聖女候補として選定試験を“自己流”で次々とクリアしていく。
そんな折、前世で自分を裏切った婚約者・ユージンの生まれ変わりであるキーファ王太子から、前世で起こった真実を聞かされたリズは……。
「小説家になろう」発の大人気作品のコミカライズ!
前世の因縁を吹っ飛ばす、爽快ファンタジー第2巻!!
感情タグBEST3
セシルとユージンの真相。
お話としては、クレアから聖なる種の相談を受けるところから、セシルとユージンの真相が語られ、リズの聖なる実から竜が生まれたところまでです。
リズとキーファのすれ違いが続いていましたが、とうとう誤解が解けました。思ったより早かったなという感想。こういうすれ違いはしばらく引っ張るものだと思っていました。リズがもっと早くキーファの話を聞いていればとも思いますが、こればっかりはセシルの心情を考えると冷静ではいられないことでしょう。むしろ、キーファの話を冷静に聞けてすごいと思いました。
また、二人の他に転生者と思われる人物が現れました。こいつが当面の敵ということになるのでしょうが、転生しても自分の目的を達成しようというのはよほどの執念だと思うので、相応の理由があるのでしょうか。ひとつどうしても気になる点は、老人がみんな一緒に見えることですかね。アイグナー公爵と神官長の違いが分かりませんでした。
そして、グレースと 500 年前のグルド家の令嬢が似ているのは偶然?必然?と気になります。ただ、思ったより直接的でカスな嫌がらせをするなという印象でした。もっと貴族然として堂々とするものだと思っていたので。
ナタリーについては、ただの腰巾着キャラかと思いきや、最後には成長する様子が見えたので、何か救いがあるといいなと思います。展開が面白いので、次巻も楽しみにしたいと思います。
おまけページに共感
「レビューに何を書こう?コレがいいかな?アレがいいかな?」と考えながら読んでいたら、まさかの2巻ラストの衝撃!
オマケページに「○とリズの大きさ比較。」がありますが、これは途方に暮れます…。3巻がスゴく気になります。
電子限定特典の可能性があるので、紙のマンガでは読めないかもしれません。
考えていたレビューは吹き飛びました。
緊張と弛緩
本人の持ち前のぬけぬけとした性格と何が起こるかわからない聖女試験の行方のバランスがおもしろい。前世のすれ違いも明らかになり、互いにひかれ始める主人公とキーファー。この先何が起こるのか楽しみだ。
ユージンとセシルに起こった真相がわかり、憤る2人。
まさかその元凶となった人も同じく転生していた?!
このまま終わらず一波乱ありそう。
お花から生まれた生き物はまさかのー!!サイズ!
誤解がとけて良かった
お互いに異なった認識のまま数百年がたち二度目の人生。みんなが前世の記憶があって驚きましたが、今後の展開が楽しみです。