あらすじ
「撃つときは必殺でなくてはならない 仕留め損なえば次に狙撃されるのは自分なのだ」 山猫VSロシアンスナイパー、狙撃手たちの日露戦争、延長開戦! 眠るのは、どっちだ!!? そして、尾形、ウイルク、キロランケ、それぞれの過去の暗部が照らされる。超絶好調! 樺太闇鍋ウエスタン・キレ味鋭い第17巻!!!!!!!
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バトル!ロマン!グルメ!アイヌ?
明治末期の北海道を舞台にした、莫大な埋蔵金をめぐるサバイバルマンガ!!
マンガ大賞2016 大賞!
手塚治虫文化賞 マンガ大賞!
アニメ第3期 決定!
本作は、数々の賞を受賞している、今最もノリに乗った作品のひとつです!!
舞台は北の大地・北海道。時は激動の明治末期。
日露戦争を生き抜き、「不死身の杉元」の異名を持った元兵士・杉元佐一は、
一攫千金を求め、北海道へ砂金探しに出向いていた。
しかし、杉元を待っていたのはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりであった!!!
そんな杉元に立ち塞がるは残酷で雄大な大自然や凶悪で変人?な死刑囚たち。
そして、純真無垢なアイヌ少女・アシㇼパとの出逢い。
様々な願い・思惑・目的が複雑に絡みあった「黄金を巡る生存競争」が今始まる!!
本作は、ただの冒険活劇ではなく、アイヌ文化の深い知見、明治末期の詳細な歴史観、
様々な言語形態への監修があるため、世界観の重厚さ・奥深さがヒシヒシと感じられる
作品となっております!!
また、キャラクター一人一人がしっかりと際立っており、そんなキャラクター同士の
コミカルな掛け合いは物語の清涼剤・面白さとしてしっかりと機能しています!
マンガの面白い要素がこれでもか!という程詰め込まれた作品となっておりますので、
どうぞご一読ください!!!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
待って…尾形が格好いいよ…格好いい…
あと鯉登少尉におしっこかけようとして追いかけっこしてる佐一くん可愛い
灯台の灯りの前で杉元達を探してうろうろしちゃう鯉登少尉も可愛い
灯台であったかい所に丸まってる佐一くんと谷垣も可愛い
一抜けしようとした所で佐一との約束思い出しちゃって舞い戻ってくる白石ホンマ好き尊い
全体的に先遣隊が好きでな……
所で尾形の「ヒンナ」は杉元のオソマ=杉元にこだわるアシリパの中で杉元に取って代わって懐柔するために媚び売ったって感じと解釈。
それに気付いてのキロちゃんと白石のドン引き顔かなー
尾形の生い立ちに関して「くだらねぇ」で終わる佐一と「(生まれはともかく)性格が嫌い」な鯉登少尉はさっぱりしていて気持ち良いですね。鯉登少尉はきっと良い上官になると思う。
勇作さんはなー……良くも悪くも「お坊ちゃん」で、人の気持ちを量れない子だったんでしょうね。あの人はもう妾腹の兄貴の事なんか無視してりゃ良かったんですよ。その方が尾形も楽だったろうし、ここまで捻くれずに済んだだろうに。
尾形の闇、キロランケの闇
尾形とキロランケ、いろいろ闇あるなぁ〜〜〜こんな奴らでも金塊目当てとはいえ、アシリパには暴力や暴言を使わないのは人間ができてると言えるのか言えないのか…笑
杉元の闇も垣間見えつつ、樺太での戦いと追跡劇は続く。
氷食べて凌ぐ尾形がスナイパーっぽさ満載でめちゃくちゃかっこいい。
尾形の回想ターンもあるから罪悪感についてのもこの辺り読むと尾形の内側知れる。
兄とアシリパ重ねてるのも目が覚める瞬間で分かるね…
「け」の回収きたー!谷垣と杉元一度会ってるもんな…
雪の中の遭難からの灯台の話もかなり好き。
それからなんと言っても尾形のヒンナが聞けるのがな…たまらない。
ソフィアも登場。インパクトが強い。
メコオヤシ
尾形とヴァシリの戦いかっこよかった。
ここから尾形は勇作さんの亡霊を見るようになります。これから尾形の話がどのような展開になるのか楽しみです。
尾形の過去
尾形の生い立ちには道場するけど、弟めちゃ良い子過ぎるのが逆にダメだったのかな…にしても絶対に許さない。人として何かが欠落している。でもあぁしてねつをだしているときに夢に立つということは罪悪感を持っている証拠。うーむ難しいキャラです。ヒンナとか言っちゃうしさ!
キロランケの仲間がとにかく強烈!!
今回も細かいところまで何回読み直してもとても面白かったです!
尾形の勇作さんとの過去も垣間見れてシリアスな場面とギャグを入れるのが毎度のことながら本当に面白い!
中でも尾形がアシリパさんに勇作さん重ねてるシーンはゾクッとしました。また、それが今後どう繋がるのかとても気になりました。きっと伏線で今後に繋がるに違いない!と勝手に思っています。
尾形を兄と慕い、闇の中から助けたいと思いながら言った勇作さんの一言は尾形のことを全否定してるんだなぁと改めて思うと辛かったです。
杉元一行はこの間まで敵どうしだった鯉登少尉や月島が助け合ったり、皆でワイワイやっている姿を見るとこのままずっと仲間でいて欲しいなと思いますが、この先どうなっていくのか展開がとても楽しみです。
杉元!早くアシリパさんを見つけて!!
尾形回
樺太編尾形回が収録された巻です。
数多の敵兵はもちろん父や仲間をも殺しきた尾形ですが、人を殺した罪悪感を抱かない人間は人ではないと言われ、弟をも殺してしまいます。尾形は人ではないのでね。
同じ血を引きながらも父親からの全く異なる扱いを受け、高貴な考え方をする弟が慕ってくるのはさぞ鬱陶しかったでしょう。
しかし高熱にうなされた際に弟のことを思い出すということは、少なからず印象的な出来事だったんですよね。
Posted by ブクログ
あー、ここにきてようやく、杉元組とアシリパ組の話が繋がってきたー!
次巻で再会できるだろうか?
尾形はサイコパス気味ではあるが、そこまで悪い奴とも思えないんだが……。
一体、何が目的でどこを目指してるんだろう。
Posted by ブクログ
今巻は、表紙も中身も尾形が主役。とはいえ、過去が一部明らかになっても、心の底は未だ見えず。
過去話も、時折挟まれる場違いなギャグも面白いけれど、中々話が進まずやきもきする。